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Yamareco

記録ID: 413319
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥秩父

大菩薩嶺【大菩薩峠登山口BS→大菩薩嶺→大菩薩峠→大菩薩峠登山口BS】

2014年03月08日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:20
距離
16.7km
登り
1,316m
下り
1,299m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

大菩薩峠登山口BS0805→ゲート0825→千石茶屋0840→上日川峠1015→福ちゃん荘1050-1105→雷岩1245→大菩薩嶺1300
大菩薩嶺1310→雷岩1320→賽ノ河原1345→大菩薩峠1400→福ちゃん荘1440→上日川峠1500→千石茶屋1600→ゲート1610→大菩薩峠登山口BS1620
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
■甲州市民バス 大菩薩峠登山口線
http://www.city.koshu.yamanashi.jp/kurashi/files/20131107/大菩薩峠登山口線.pdf

■甲州市民バス 二本木経由大菩薩の湯線
http://www.city.koshu.yamanashi.jp/kurashi/files/20131107/201311二本木経由大菩薩の湯線.pdf
■写真1 - 大菩薩峠登山口BS
番屋茶屋のお母さんが出てきました。
雪害で軒先をやられたのだとか。
2014年03月08日 08:07撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/8 8:07
■写真1 - 大菩薩峠登山口BS
番屋茶屋のお母さんが出てきました。
雪害で軒先をやられたのだとか。
■写真2 - ゲート
満車状態です。
丸川峠へ向かった人が多いようです。
2014年03月08日 08:27撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
3/8 8:27
■写真2 - ゲート
満車状態です。
丸川峠へ向かった人が多いようです。
■写真3
上日川峠への道も踏み跡があるので、取り敢えず進んでみます。
2014年03月08日 08:30撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/8 8:30
■写真3
上日川峠への道も踏み跡があるので、取り敢えず進んでみます。
■写真4
ちょっとした雪崩のデブリの上を越えていきます。
雪は締まっているので踏み抜くことはありません。
2014年03月08日 08:35撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
3/8 8:35
■写真4
ちょっとした雪崩のデブリの上を越えていきます。
雪は締まっているので踏み抜くことはありません。
■写真5 - 千石茶屋
ゲートの先の林道も除雪されていました。
もしかして、上日川峠まで除雪されているのか?
2014年03月08日 08:40撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/8 8:40
■写真5 - 千石茶屋
ゲートの先の林道も除雪されていました。
もしかして、上日川峠まで除雪されているのか?
■写真6
展望地から南ア北部オールスターズ。
美しい雪化粧が施されています。
2014年03月08日 09:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
3/8 9:11
■写真6
展望地から南ア北部オールスターズ。
美しい雪化粧が施されています。
■写真7
一旦、林道に出ます。
淡い期待を嘲笑うかのように、積雪が放置されていました。
2014年03月08日 09:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/8 9:48
■写真7
一旦、林道に出ます。
淡い期待を嘲笑うかのように、積雪が放置されていました。
■写真8
再び登山道に戻った辺りから、トレースが明瞭になり歩きやすくなりました。
2014年03月08日 10:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/8 10:08
■写真8
再び登山道に戻った辺りから、トレースが明瞭になり歩きやすくなりました。
■写真9 - 上日川峠
この辺まで登ってくると林道のガードレールすら見えません。
2014年03月08日 10:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/8 10:16
■写真9 - 上日川峠
この辺まで登ってくると林道のガードレールすら見えません。
■写真10 - 上日川峠
ロッヂ長兵衛は玄関先だけ除雪されています。
頑張って営業しているっぽいですね。
2014年03月08日 10:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/8 10:17
■写真10 - 上日川峠
ロッヂ長兵衛は玄関先だけ除雪されています。
頑張って営業しているっぽいですね。
■写真11 - 上日川峠
ベンチの雪を払ってパンでも食べようかと思って近付いたら、そこには予期せぬ光景が…。
いつになったら下界に降りられるのだろうか。
2014年03月08日 10:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5
3/8 10:17
■写真11 - 上日川峠
ベンチの雪を払ってパンでも食べようかと思って近付いたら、そこには予期せぬ光景が…。
いつになったら下界に降りられるのだろうか。
■写真12 - 上日川峠
福ちゃん荘方面へ向かいます。
登山道はノートレース。林道を歩くようです。
2014年03月08日 10:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/8 10:21
■写真12 - 上日川峠
福ちゃん荘方面へ向かいます。
登山道はノートレース。林道を歩くようです。
■写真13
普段は足元にある標識じゃないです。
2014年03月08日 10:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/8 10:22
■写真13
普段は足元にある標識じゃないです。
■写真14
冬晴れの気持ちが良い林道。
天気予報を入念にチェックした甲斐がありました。
2014年03月08日 10:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/8 10:26
■写真14
冬晴れの気持ちが良い林道。
天気予報を入念にチェックした甲斐がありました。
■写真15 - 福ちゃん荘
大菩薩峠へは引き続いて明瞭なトレース。
唐松尾根は、1〜2人のワカンの跡といったところ。
2014年03月08日 10:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/8 10:50
■写真15 - 福ちゃん荘
大菩薩峠へは引き続いて明瞭なトレース。
唐松尾根は、1〜2人のワカンの跡といったところ。
■写真16 - 福ちゃん荘
なので、今シーズン大活躍のワカンを投入します。
イマイチ紐の結び方の要領を得ていません…。
2014年03月08日 11:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
3/8 11:04
■写真16 - 福ちゃん荘
なので、今シーズン大活躍のワカンを投入します。
イマイチ紐の結び方の要領を得ていません…。
■写真17
先行者のトレースを拝借しながら詰めていきます。
結局、誰を追い越すことも、追い越されることもありませんでした。
2014年03月08日 11:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/8 11:21
■写真17
先行者のトレースを拝借しながら詰めていきます。
結局、誰を追い越すことも、追い越されることもありませんでした。
■写真18
ちょっとバランスを崩してストックを突いたら、気前良く刺さっていくじゃないですか。
ストックの長さは110cmに調節しています。
2014年03月08日 11:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/8 11:55
■写真18
ちょっとバランスを崩してストックを突いたら、気前良く刺さっていくじゃないですか。
ストックの長さは110cmに調節しています。
■写真19
まるで森林限界を抜け出したかのような光景。
同時に横殴りの風が襲い掛かってきます。
2014年03月08日 12:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
3/8 12:10
■写真19
まるで森林限界を抜け出したかのような光景。
同時に横殴りの風が襲い掛かってきます。
■写真20
大菩薩では定番のスナップショット。
どの季節を撮っても画になります。
2014年03月08日 12:13撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/8 12:13
■写真20
大菩薩では定番のスナップショット。
どの季節を撮っても画になります。
■写真21
…?
トレースが消えたぞ。そんな馬鹿な。
2014年03月08日 12:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/8 12:15
■写真21
…?
トレースが消えたぞ。そんな馬鹿な。
■写真22
取り敢えず南ア北部オールスターズを撮って気持ちを落ち着けます。
そうだ、ここへ来る途中に別ルートへの踏み跡があったはずだ。
2014年03月08日 12:18撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
3/8 12:18
■写真22
取り敢えず南ア北部オールスターズを撮って気持ちを落ち着けます。
そうだ、ここへ来る途中に別ルートへの踏み跡があったはずだ。
■写真23
あったあった。
少し下り気味だったので、てっきり登りの何処かで分裂したのが合流したものとばかり思っていました。
2014年03月08日 12:19撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/8 12:19
■写真23
あったあった。
少し下り気味だったので、てっきり登りの何処かで分裂したのが合流したものとばかり思っていました。
■写真24
ちょっと強引にトラバースして軌道修正します。
下のほうで4人PTが降りてきた時に情報収集しておけば良かった。
2014年03月08日 12:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/8 12:20
■写真24
ちょっと強引にトラバースして軌道修正します。
下のほうで4人PTが降りてきた時に情報収集しておけば良かった。
■写真25
夏道に合流しました。
これで、取り敢えず一安心です。
2014年03月08日 12:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/8 12:22
■写真25
夏道に合流しました。
これで、取り敢えず一安心です。
■写真26
この辺りでは初めて見る樹氷です。
今年の冬は、いつもと少し違いますね。
2014年03月08日 12:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/8 12:33
■写真26
この辺りでは初めて見る樹氷です。
今年の冬は、いつもと少し違いますね。
■写真27
今日はバテるのが早いようです。
無雪期なら1時間で歩けるところを、倍も掛かっています。
2014年03月08日 12:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/8 12:34
■写真27
今日はバテるのが早いようです。
無雪期なら1時間で歩けるところを、倍も掛かっています。
■写真28
アイスモンスターになりかけの樹氷たち。
ここはホントに大菩薩なんだろうか…。
2014年03月08日 12:40撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/8 12:40
■写真28
アイスモンスターになりかけの樹氷たち。
ここはホントに大菩薩なんだろうか…。
■写真29 - 雷岩
到着したことに気付くまで少し時間が掛かりました。
指導標の頭だけが辛うじて雪の上に出ています。
2014年03月08日 12:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
3/8 12:46
■写真29 - 雷岩
到着したことに気付くまで少し時間が掛かりました。
指導標の頭だけが辛うじて雪の上に出ています。
■写真30 - 雷岩
撮らずにはいられない1枚。
見惚れていたいけど風が冷たいので移動します。
2014年03月08日 12:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/8 12:47
■写真30 - 雷岩
撮らずにはいられない1枚。
見惚れていたいけど風が冷たいので移動します。
■写真31
大菩薩嶺への樹林帯は、枝の近さがいつもと明らかに違います。
今年の冬道は少し遠回りなので時間が掛かります。
2014年03月08日 12:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/8 12:50
■写真31
大菩薩嶺への樹林帯は、枝の近さがいつもと明らかに違います。
今年の冬道は少し遠回りなので時間が掛かります。
■写真32 - 大菩薩嶺
もう、何がなんだか。
登頂の証拠写真ですが、信じて頂けるかどうか。
2014年03月08日 12:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/8 12:59
■写真32 - 大菩薩嶺
もう、何がなんだか。
登頂の証拠写真ですが、信じて頂けるかどうか。
■写真33
唐松尾根をピストンしても面白くないので、大菩薩峠へと向かいます。
時間的には、余裕なしといったところ。
2014年03月08日 13:18撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/8 13:18
■写真33
唐松尾根をピストンしても面白くないので、大菩薩峠へと向かいます。
時間的には、余裕なしといったところ。
■写真34
樹氷越しの富士山。
構図を考える余裕がないほど寒いです。
2014年03月08日 13:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/8 13:25
■写真34
樹氷越しの富士山。
構図を考える余裕がないほど寒いです。
■写真35
さながら大菩薩雪原といったところ。
思わずテンションが上がります。
2014年03月08日 13:27撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/8 13:27
■写真35
さながら大菩薩雪原といったところ。
思わずテンションが上がります。
■写真36
シュカブラも綺麗に出来上がっていました。
稜線のコンディションはパウダーとアイスバーンの混合でした。
2014年03月08日 13:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/8 13:33
■写真36
シュカブラも綺麗に出来上がっていました。
稜線のコンディションはパウダーとアイスバーンの混合でした。
■写真37 - 賽ノ河原
確認はしていませんが、入れそうな感じ。
この辺では数少ない貴重な風よけです。
2014年03月08日 13:45撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/8 13:45
■写真37 - 賽ノ河原
確認はしていませんが、入れそうな感じ。
この辺では数少ない貴重な風よけです。
■写真38
雷岩方面を振り返って。
ここまで積雪した時に登れて、本当に良かったと感じます。
2014年03月08日 13:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
3/8 13:49
■写真38
雷岩方面を振り返って。
ここまで積雪した時に登れて、本当に良かったと感じます。
■写真39
すぐに介山荘が見えてきます。
岩に雪が積もって、少し急峻な下り坂になっているので慎重に。
2014年03月08日 13:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/8 13:53
■写真39
すぐに介山荘が見えてきます。
岩に雪が積もって、少し急峻な下り坂になっているので慎重に。
■写真40
奥多摩の石尾根。
今日は多くの方が登頂したのでしょう。
2014年03月08日 14:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6
3/8 14:00
■写真40
奥多摩の石尾根。
今日は多くの方が登頂したのでしょう。
■写真41 - 大菩薩峠
「大菩薩」の右隣にも山頂標識があるはずですが、綺麗に埋没しています。
介山荘は週末営業していなさそう。
2014年03月08日 14:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
3/8 14:00
■写真41 - 大菩薩峠
「大菩薩」の右隣にも山頂標識があるはずですが、綺麗に埋没しています。
介山荘は週末営業していなさそう。
■写真42 - 大菩薩峠
休憩舎の中まで雪が積もっていますが、辛うじて座れる場所があります。
もう時間も遅いので、休憩なしで下山です。
2014年03月08日 14:01撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
3/8 14:01
■写真42 - 大菩薩峠
休憩舎の中まで雪が積もっていますが、辛うじて座れる場所があります。
もう時間も遅いので、休憩なしで下山です。
■写真43
ここからは、よく踏まれてトレースが明瞭な下り坂です。
トラバースは少し慎重に通過したほうがいいですね。
2014年03月08日 14:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/8 14:03
■写真43
ここからは、よく踏まれてトレースが明瞭な下り坂です。
トラバースは少し慎重に通過したほうがいいですね。
■写真44
有り得ない重量に耐える橋。
まだこんなにも積もっているんですね…。
2014年03月08日 14:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/8 14:31
■写真44
有り得ない重量に耐える橋。
まだこんなにも積もっているんですね…。
■写真45 - 福ちゃん荘
一周してきました。
歩いてきた稜線を見上げます。綺麗ですねぇ。
2014年03月08日 14:42撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5
3/8 14:42
■写真45 - 福ちゃん荘
一周してきました。
歩いてきた稜線を見上げます。綺麗ですねぇ。
■写真46 - 上日川峠
ロッヂ長兵衛のテラスは崩壊しています。
唯一、来客者がアイゼンを脱ぐときに腰掛ける用のベンチだけ設置されていました。
2014年03月08日 14:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/8 14:59
■写真46 - 上日川峠
ロッヂ長兵衛のテラスは崩壊しています。
唯一、来客者がアイゼンを脱ぐときに腰掛ける用のベンチだけ設置されていました。
■写真47
写真6と同じ位置から、シルエットの南ア。
今年も行きたいなぁ。
2014年03月08日 15:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/8 15:41
■写真47
写真6と同じ位置から、シルエットの南ア。
今年も行きたいなぁ。
■写真48 - 千石茶屋
このリースは、去年に見たのと同じですね。
バスの到着20分前に下山できたので、缶ビールを飲みながらバスを待ちます。
2014年03月08日 15:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/8 15:59
■写真48 - 千石茶屋
このリースは、去年に見たのと同じですね。
バスの到着20分前に下山できたので、缶ビールを飲みながらバスを待ちます。
撮影機器:

感想

予定していた起きる時間より1時間も寝坊。
「マジか…」と焦るも、1時間後にも大菩薩峠登山口まで行くバスがあったことを思い出して、急ぎ準備します。

3時半起きは、流石に失敗するときもあります。
早起きしなければならないからって、早く眠れる訳ではありませんよね。


■大菩薩峠登山口BS→大菩薩嶺
バスに乗り込んだハイカーは10名にも満たないほど。
上日川峠への直通バスの人気っぷりに比べたら淋しいものです。

ゲート脇の駐車場まで除雪済みで、車で入っていけます。
この日も満車ほどの盛況っぷりでした。

丸川峠経由は、もしトレースが無ければ厳しいラッセルを強いられるのでパスです。
あのトラバースで滑落しかけたことがあるので少し苦手です…。

上日川峠へのルートは、流石にトレースは完璧でした。
ただ、標高が低いうちは雪質が悪く歩きにくいです。表面が凍っています。

ロッヂ長兵衛は週末営業している模様です。
が、玄関前の休憩所の屋根が倒壊していて、一息つくことは出来ません。

ここから登山道にはトレースは無く、福ちゃん荘まで林道を辿ります。
スノーシューやワカンが頻繁に通ったようで、よく踏まれていて歩きやすいです。

福ちゃん荘から唐松尾根は一気に踏み跡が淋しくなります。
大菩薩峠へは引き続いてよく踏まれているのが窺えます。

ここから唐松尾根の攻略を、アイゼン+ピッケルで行くか、ワカン+ストックで行くか悩み、後者を採ります。
ちなみに、ここまでアイゼンは不要でした。そんなに傾斜もないので。

最初のうちは調子良くスタートした唐松尾根ですが、すぐに直登の冬道が待ち構えています。
樹林帯の中を通り抜け、夏道をなぞるように、また直登の洗礼です。

雷岩に近づくに連れて吹きっ晒しの雪原地帯になるので、風でトレースが消えやすいです。
夏道は完全に雪の下なので、ただの急斜面と化した雪原を詰めて行くことになります。

指導標が雪の下なので、雷岩に着いたことに気付くまで少し時間が掛かりました。
吹きっ晒しで長居できないので、取り敢えず大菩薩嶺を目指してみますか。

樹林帯を縫うように作られた冬道を辿り、お約束の展望なし百名山を拝みます。
丸川峠への道にもトレースが出来ていますが、雪や風で消えてしまう恐れがあるので注意です。


■大菩薩嶺→大菩薩峠登山口BS
たまたま山頂に居合わせたハイカーと少し話しながら、行動食のパンを食べます。
冷たくて美味しくはありませんが、雷岩から吹きっ晒しの稜線を歩くのでお腹に入れておきます。

唐松尾根をピストンしても面白くないので、大菩薩峠を経由してみます。
バッファのない時間ですが、何度も歩いている道だしトレースもあるから大丈夫でしょう。

しかし、ここまで銀世界の大菩薩は初めてです。来て良かった。
特に問題なく稜線を歩ききって大菩薩峠に到着します。介山荘は小屋番が詰めていませんでした。

ここからは、よく踏まれた荷揚げ道を歩くだけです。
トラバース気味の箇所は少し慎重に歩く必要がありますが、そんなに危険では無いです。

福ちゃん荘を通過し、林道の軌道で上日川峠まで戻ります。
アイゼンに履き替えるのが面倒なので、ワカンを履いたまま降りることにします。

雪が腐り始める時間帯で、よく滑るので軽アイゼンは携行した方がいいと思います。
林道は相変わらずトレースが無いので、大人しく登山道をピストンしました。

BS前の番屋茶屋は雪害で店の扉が歪んで開かなくなってしまいましたが、ちゃんと営業しています。
バスまで時間がなくて缶ビールを買っただけなのに、自家製の沢庵を振舞ってくれるとか、おかあさん超いい人。

大菩薩の湯に寄って終バスで帰る選択肢もありましたが、またの機会にします。
いかんせん空腹すぎて、温泉という気分では無かったです。

雪山は余裕を持った行程を計画しましょう。

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