北横岳【山頂駅→北横岳→縞枯山→山頂駅】


- GPS
- 04:40
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 512m
- 下り
- 517m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
http://www.alpico.co.jp/access/suwa/pdf/kitayatsugatake20131105.pdf ■北八ヶ岳ロープウェイ http://kitayatu.jp/ropeway/ |
写真
感想
仕事の気晴らしにヤマテンで週末の天気予報をチェック。
土曜は…八ヶ岳で晴れ予報が!
前日は三十槌の氷柱を見学に行ったばかりなので、始発電車に乗るとなると自宅の滞在時間が6時間程度に…。
でも、待ち焦がれた晴天予報なので、そこは頑張りどころでしょう。
◼︎山頂駅→北横岳
ヤマテンで晴れ予報が出たものの、茅野駅からの始発バスに乗ったのは10名程度。
車で行かれる方が圧倒的に多いようですね。
バスは片道1,200円ですが、往復する場合は蓼科高原ラウンドバス一日券を買うと2,000円なのでお得です。
ラウンドバスが運行していない時期でも買える謎のチケットです。
ロープウェイは始発からスキーヤーで混み合います。
もしかしたら、乗り切れないこともありそうです。
遠望が効かない日で、山頂駅からはギリギリ南八ヶ岳が見えた程度でした。
この時期は天候が荒れやすいので、完璧を求めてはダメですね。
出発時にアイゼンを履いてしまいましょう。
半分くらいの人はスノーシューを装着した印象です。ブルジョワだ。
銀世界と化した坪庭を半周して、北横岳へと踏み入って行きます。
トレースは完璧で、特に迷うことなく樹林帯へと突入します。
最初の樹林帯は急勾配ながら、大きな九十九折で息が上がるほどでもありません。
北横岳ヒュッテには雪上に休憩用のベンチが作られていました。有難いことです。
ヒュッテの裏手から山頂を目指しますが、ここから少し傾斜が増します。
スノーシューは外した方が良いかと。パウダーで急勾配なので歩きにくそうでした。
森林限界を超えると、途端に強風が吹き荒れます。
この日は、10〜15m/s程度だったでしょうか。まるで台風ですね。
やっぱり遠望が効かない日で、蓼科山の他は薄っすらと見える程度でした。
体温が奪われる前に、次の目的地の縞枯山を目指します。
下りは、遅れて登ってきた人との怒涛の離合が発生します。
登り優先の原則で、こちらが譲ることになるので路肩の踏み抜きには注意です。
踏まれていないところは太ももまで踏み抜く恐れがあります。
スノーシューなら、こういう時は便利なのかも知れませんね。
◼︎北横岳→縞枯山
はるばる北八ヶ岳まで来て、1ピークだけじゃ寂しすぎます。
ロープウェイの時間との兼ね合いもありますが、縞枯山もセットで踏みたいですよね。
三ッ岳から雨池峠は踏み跡が繋がってなさそうだったので、坪庭まで戻って縞枯山荘を経由します。
このルートなら踏み跡は完璧でした。
雨池峠から縞枯山の間は踏み跡が交錯します。
スノーシューで、どこでも歩けてしまうからでしょうか。
恐らく正規ルートであろう道も見事な直登で、アイゼンでもずり落ちて行くコンディション。
喘ぎながら登り切った頃には、茶臼岳への寄り道は諦めていました。
ここは逆回りの方が良かったか?
縞枯山の北側は傾斜がキツく、南側は緩いので、得意な方から攻めるのが良さそうです。
◼︎縞枯山→山頂駅
縞枯山の山頂を華麗に見過ごし、展望台へと平坦な山頂部を歩きます。
吹きっ晒しの展望台には長居できず、五辻へと下山を開始します。
樹林帯に入ってしまえば楽勝モードと思いきや、罠に引っ掛かります。
スノーシューのトレースしかないと、アイゼンで突入したら踏み抜きます。太ももまで。
踏み抜いたら泳ぐように足掻いて脱出して、また踏み抜いて…を繰り返します。
こんな無様な姿をスノーシューツアーに見られなくて本当に良かったです。
五辻の東屋は麦草方面に少し歩いたところにあります。
が、寄り道するのが億劫になってしまって山頂駅に直帰です。
地味に緩い登りが続きます。
途中に展望地があるので、少し休みました。
山頂駅は相変わらずスキーヤーで賑わっています。
ロープウェイは20分おきに満員御礼を山頂駅へと送り込んできます。
下りのロープウェイを使うのはハイカーくらいなので、余裕で乗り込めます。
登りのすし詰めでは見られなかった、周りの景色を楽しむことができました。
ロープウェイを使う場合、帰りのバスの時間を考慮した下山が必要です。
例えば、山頂駅を15:00に乗ったら山麓駅には15:07着になるので、15:05発のバスには間に合いません。
SuSE さん
秩父のレコを拝見したら、今度は八ヶ岳・・
hamburg
私のレコへのコメントありがとうございました
hamburgさん、こんにちは。
自由の利かない手でのコメントありがとうございます。
住んでいる場所柄、秩父も八ヶ岳も公共機関で日帰り余裕ですよね。
ただ、八ヶ岳はちょっと財布に優しくないですが…。
お手軽に行ける厳冬期の2,500m級という事で、前から行ってみたいと思っていました。
天気との相談になりますが、機会あったら他の山にも行ってきます
いや〜歩いてますねぇ、行ってますねぇ
雪山、羨ましい限りです!
実はこの辺り、お友達と狙っているのですが
日帰りでも十分に往復できちゃうんですね!?
情報量豊富なスーさんのレコなので間違いないですね
是非山行の参考にさせていただきます
仕事が落ち着いたらまた是非ご一緒させて下さいm(__)m
いろいろと聞きたいコトもあるのでねぇ、ウフフッ
masabowwさん、相変わらず多忙ですねぇ。
あ、その、言いにくいのですが…公共機関の日帰りだと制約があってですね。
高尾発の始発(05:14)に乗れないと、茅野からの始発バス(07:55)に乗れないです。
その次のバスだと10:25なので北横岳だけになっちゃいます。
どこかで工夫しないと日帰りは厳しいっす
いっそ、晴天の確率が上がる残雪期に山小屋お泊りしちゃったらいいじゃないですか
2度目のコラボ、いつでもお待ちしていますのでお声かけください
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