餓鬼岳 -美しく険しい剣ズリの岩峰-


- GPS
- 56:00
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 2,200m
- 下り
- 2,649m
コースタイム
- 山行
- 9:50
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 10:10
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1 北燕岳分岐から東沢乗越方面に行く道標を見落としやすい。 北燕岳へ行く方は、注意。北燕岳は直進しました。(北燕岳で行き止まりです。) 2 (朝露対策) 雨具とスパッツを使用 北燕岳分岐〜東沢岳 餓鬼岳小屋〜水場 3 餓鬼岳展望台 行き止まりでした。 |
予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
装備
備考 | 次は機会があれば、餓鬼岳〜唐沢岳を歩いてみたい。 |
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感想
中房温泉から燕岳に登り、餓鬼岳まで縦走する2泊3日の計画でした。
初日は穂高駅から相乗りのタクシ−でお昼前には中房温泉に到着しました。
中房温泉からはすぐに出発し、腹が減ったら途中で食事をすることとしました。
途中第二ベンチで小休止をし、合戦小屋には順調に14時ごろ到着。小屋自慢のスイカをいただきながら、ゆっくり食事をしました。
燕山荘には15時過ぎに到着。荷物を降ろし、時間があるのでヘリポ−トになっている小屋の展望台の方に行きました。しばらく眺めているとブロッケン現象が現れました。ここで見られるとは思っていなかったので、驚きました。
さらに小屋近くの岩場に猿の集団が現れ、小屋の前を横断してゆきました。
夕食で御一緒した女性とお話をすると、昨日まで前穂高の北尾根を登り、下山したとのこと。これから、こちら(燕山荘)から餓鬼岳に行く予定だとのことでした。
すごいクライマ−の女性でした。また、行く先も、私と同じようです。
翌日は、早朝5時ごろ出発。燕岳に登り、ついでに北燕岳に登りました。その後、餓鬼岳方面に向かおうと思いましたが、分岐点がなかなか見つかりません。何度か行ったり来たりし、見つからなかったら諦めて帰ろうかと思ったときに、最初の北燕岳方面の登り口付近で、すぐ右下のところに分岐の標識があるのに気づき、安どしました。
そこから、朝露に濡れながら、草花の覆いかぶさった斜面を下りながらトラバ−スしてゆきました。東沢乗越辺りまでは、笹薮や草の覆いかぶさったところが多くありました。(雨具とスパッツは着ていました。)
東沢岳の登り口のところまでくると、先行者が休憩していました。昨日、燕山荘で御一緒した女性でした。それから餓鬼岳まで同じような歩調で、同行するようなかたちになりました。
剣ズリ付近は縦の梯子の登りや岩壁に沿っての桟橋など、危険な箇所でしたが、さすがクライマ−の女性。怖がることなく、上手に登り降りしていました。
この日、餓鬼岳小屋に宿泊したのは5人。1人は、昨日この小屋に泊まり、唐沢岳まで今日行ってきたが長かったと言っていました。2人はグル−プで中房温泉から東沢乗越を経てきたと言っていました。そして私ども2人。3人は唐沢岳へは行かず、明日、早朝白沢登山口に下山する予定だとのことでした。
私は、明日「唐沢岳までピストンし明日中に下山できないか、試しに餓鬼岳展望台までゆきどの位かかる見込みなのか」それを確かめて予定を考えようと思い、餓鬼岳から展望台まで往復してみました。想像以上に時間がかかったので、諦めて、皆と行動を共にすることとしました。
翌日は、早朝に下山しました。タクシ−を餓鬼岳小屋で予約しておりましたので、予約時間にあわせて早めに下山しました。予約時間は10時でした。朝露に濡れると思いましたので、雨具を着て、スパッツを履いてから行動開始。私を先頭に4人で笹薮の中を下ってゆきました。餓鬼岳小屋から大凪山には、1時間半で到着。しばらく休憩しました。
休憩後、さらに下って行って沢に到着。最終水場です。大凪山から最終水場まで1時間半かかりました。ここでしばらく休憩しました。
休憩後、最終水場から魚止めの滝、紅葉の滝を経て、白沢登山口に到着しました。最終水場から2時間でした。下山開始から、5:20でした。途中、沢の中を歩くような場所もありました。下山時刻は10時半。予定の時間に遅れましたが、登山口下におりてゆくと、しばらくしてタクシ−が到着しました。遅くはなかったようでした。
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