志倉から公文川・倉床川分水尾根を経て藤無山


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 779m
- 下り
- 779m
コースタイム
天候 | 曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
”藤無の水”の林道から播但国境尾根まで道なし。播但国境尾根から50名山コースは不明瞭な区間少なからず。その下の林道は水害により被害激甚で未修復(2020年時点)。 |
その他周辺情報 | 与井のよい温泉は源泉かけ流しと聞く。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
シュリンゲ
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感想
この1か月で3回目の公文川上流小原地区。今回は志倉集落の駐車スペースに車を置いて、銅山側の尾根から国境尾根へと向かう。“藤無山の水”を過ぎて二つ目の橋の手前から国土地理院地図にある枝沢沿いの分岐作業道を登るつもりだったが、押し出された石片群と伐採ボサに埋もれて道型は消失。そこで、橋を越えてすぐの尾根(当初予定の沢の右岸側)を登ることにする。この尾根の林道横末端は岩場になっているので、そのすぐ横のすり鉢様の窪に入ることにする。窪は1メートル強の岩盤で林道に接し、ちょろちょろと水が落ちている。この手前から斜めに窪に入る鹿道を利用する。窪を少し登ってから左の尾根に乗り、その後は忠実に尾根をたどる。針葉樹の植林はやがて自然林との境界部にかわり、上を見上げれば空が顔を出すようになるころ、公文―倉床の分水尾根上、877メートル独標に飛び出す。ここから分水尾根を北にたどる。マーキングは全くない。思いのほか見晴らしの良い尾根で、行く手正面に須留ヶ岳が大きな山容を見せる。南側に開けたところからは、東山、一山、阿舎利山、三久安山と続く峰々が望まれる。縦走開始後間もなく、明るく開けた頂を896メートル独標と勘違いして左側に伸びる尾根に入り込むがすぐに藪が深くなり、間違いに気づく。頂に戻って見回すと、北側に隣接するピークがあり、これが896メートルピークとみて北に進む。結局ここから二つ目が896メートル独標だった。尾根はすぐに左旋回をするわけではなく、少しさらに北側に進んだところでなめらかに尾根が左にカーブしていくのだった。その先、きれいな尾根型が左右に分かれる。右は暗く樹林内に伸び、左は過去の伐採によって明るく、後者に引っ張られそうになるが、右の暗い尾根が本命とそちらに進む。小さなアップダウンののち、一登りして石柱の立つ山頂に出た。それが946メートルの独標と一旦早とちりするが、地図を見てここが二こぶの緩やかな山稜になっていることを思い出し、もう一つ奥の尾根上に立つと、銅山への標識をそこに見出す。ここが国境尾根だ。わずかに左に歩を進めると、花をつけたヤマボウシの木の向こうに藤無山が大きくそびえていた。ここで昼食とする。藤無山まで、あいまいな道型を拾いながら最後は急登にあえいで登りきる。登ってきたのは、50名山の標柱に向かって右側の急斜面で、到底ここが主尾根とは思えないシダ藪である。よく見ると山頂直下の木の幹に下山路の標識がつけられているが、これに気が付く人はいったい何人いるだろう。下山は来た道を少し戻ってススキの斜面を尾根コースで下る。どこが道なのかわからないまま下り続け、尾根の末端からシダの急斜面を沢に向かって急下降する。相変わらず道型ははっきりしない。マムシが1匹。足を慎重に進めるとすぐ唐突に林道終点に出る。林道はその途中で信じられないほどの崩壊状態となり、谷側の法面の石垣だけが「峻立」するおぞましい地点を通る。ここは山側を巻いて通過したが、降り立たって振り向くと林道あとを突き切って通れるようにロープが配してあった。しかしスタンスのほとんどない箇所もあって、とうてい通る気にならない。あとは単調な林道歩きで出発点に戻った。
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