大岳〜呼子岳 忘年会の2日酔いで登る雪がたっぷり藪こぎ地図読みデンジャラスルート


- GPS
- 08:45
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 802m
- 下り
- 803m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
忘年会の二日酔いで頭がゆらゆらのまま登山開始。いきなり一般ルートではない所からスタート。だんだん汗をかいてきてアルコールが抜けていくのがわかる。前を行く先輩が「温泉、温泉」と言い出すので何かと思ったら少し外れた所に穴があり、そこには温かい空気あった。雪がかなり積もってもここは融けているそう。
ほどなく大岳到着。ここから呼子岳方面は現在廃道になっている。崩落がひどいようだ。そして今日はここを行く。しかも雪!!!大丈夫なのだろうか。この方面には足を踏み入れた事がないので全然状況がつかめない。いったん鞍部まで下って呼子岳をめざすかっこう。
下りでちょっと危なっかしい所があって2度ほどザイルを出して下降した。危ない所はこの2箇所かと思っていたら、なんのなんの、序章だった。
その後ちょっとしたピークをトラバースして行くのだが、ヤバイのでザイルをはりプルージックで結んで進む事になった。リーダーがザイルを張り、一番手でyukkoさんが行く。何とか渡りきり、次の女性が渡っていた時に踏み外した。ドサッと大量の雪が落ちていった。ザイルのおかげで何とか吊ら下がっている。そこから体勢を取り直し渡りきった。大勢渡っていくと足場の雪が崩れて渡りにくくなってくる。私の後ろの最後尾のIさんがザイルを回収しながら渡る。大変な作業だ。
そして、またヤバイ所が現れた。少し下って鞍部に降りそこから上り返す。皆が「結構しょっぱいコースだなあ」と言っていたコースは本当にしょっぱかった。リーダーがルートを探しザイルを張っている間や皆が行く間はセルフビレーをとって待っているのだが、結構寒い。そしておなかもすいてきた。先程落ちた女性がビビッてしまい身動きが取れなくなってしまい、リーダーが上から降りてきた対応した。結構スリリングで緊張した登りだった。背の低い女性には足の置き場等でつらいものがあったと思う。そこをクリアすれば呼子岳山頂はすぐだった。頂上で皆で握手をして健闘をたたえあった後に軽く昼食をとった。リーダーが「yukkoさんは見込みがある。楽しみだ。」と言ってました。
下山は一般ルートなので問題なし。積もった雪の感触を楽しみながら下った。高場所から50Mほど高度を下げた所からは地図読み開始。尾根を探し尾根沿いに下った。尾根は急くだりで久しぶりに膝にきそうだった。長いくだりをこなし、林道に到着。今までの登山と少し違う登山と巡り合った感じ。違う疲れ方をした一日だった。
前日は個人宅で山岳会の忘年会があり、2時間で山の歌を大合唱
ジャンケン大会で勝利し。高級象牙耳かきをゲットした。
師匠様は、先輩に歌をリクエルトされ、「エーデスワイス」を英語で熱唱
面白すぎて超ウケた。
師匠は、大きいテントの中で2次会で盛り上がり1時に就寝して、寒くて眠れなかったそう。
ノリの悪い私は前会長に車で駅まで送って頂き電車で帰って自宅で暖かくぐっすり就寝。
して、一昨日たっぷり雪が積もりまして、愛鷹連邦も北斜面はガッツリ雪山
今回の装備は
ヘルメット、ハーネス、環付きカラビナ、シュリンゲ×2、と超上級者向け
共同装備はザイル40m
チャームポイントは「大岳から呼子岳はナイフリッジ(雪だよ!)とキレット(雪のよ!)岩場(雪付いてるのよ!)があり、高場所尾根からの下降はバランストレーニングに適しています」
して、今回は装備をレンタルして私のザイルワークデビュー戦だったわけで
結果は正直、自分の事でいっぱいいっぱいだった。
紐を手繰り寄せるのとカラビナを通すのがイマイチよくわからなかった。
滑った事を考えると、あった方が安心。有り難い。
が、実際落ちた時にどのくらいキクがわからない、あまり頼りすぎるものでもないと思う。
岩は上半身もよく使うので、腕力も鍛えなくては。
凍った岩ほど恐ろしいものはない。
怖くなってビビって、動けなくなっても、もうそこは引き返せない
登るしかないのだ。
怪我したくないので、
雪の時期に岩トレにそもそも私の様などシロウトがノコノコ付いてきてはイケない。と反省した。
いざ、というとき、(凍った岩でここで滑ったら落ちで大けがする)
なーんて緊迫した現場で
「わたし、今日ハーネス初めて付けまぁ〜す!」
「自己確保(セルフなんとかって言ってた)ってなんですかぁ?」
「ザイルに紐通し方わかりませ〜ん」なんて言ってる私は来ちゃ行けないんだ。
やっぱり登山は安全第一で危ない所は無しで、登山道を楽しく歩きたいなぁ。
地図も印刷してこないで、コンパスも忘れて来て、
反省点がいっぱい。今後の山行にこ生かせるのだろうか。
例会や講習会に参加しないで、
地図読みできない駄目会員のまま来年も継続して、大丈夫か?
あともう一つ、忘年会は前日じゃなくって、
登ったあとの方が絶対いいと思いまぁす。
コメント
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私も密かに計画していた大岳から呼子岳のコース。ここしばらくは雪が積もってしまったので雪溶けまであきらめていましたが、積雪時にすごいです。
これで冬のバリエーションルートも大丈夫ですネ。
Fujinohideさん、コメントありがとうございました。
それが、私ピッケルも持っていない冬山超初心者なのです。
コンパスも買いましたが、まだ一度も使ったことがないので、バリエーションなんて、正直とんでも無いのです。
今回も他力本願でしたので、反省しております。
これからいっぱい勉強したいし、
色んな山にチャレンジしたいです。闘志はメラメラ燃えております。
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