大谷山



- GPS
- 05:07
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 812m
- 下り
- 797m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ハイクコースとして十分に整備された登山路です。危険な個所や間違いやすい場所も殆どないです。この時期は600mまでは黄色・赤が見事でした。山頂周辺のススキは穂が寂しくなっていました。 |
その他周辺情報 | 下山地にさらさ温泉がありまして、バスで直ぐの所に八王子・白谷温泉があります。 |
写真
感想
マキノ・大谷山へ石庭(いしば)から登って、寒風を越えてスキー場へ下降した。この地域この時期は標高600m程度までが紅黄葉の彩りを見ることが出来る限界のようだ。
石庭の登山口にある害獣除けフェンスガードを明けて中に入ると、落葉樹の樹林と針葉樹がまばらにある陽の光のささない暗い感じの登りであるが、所々に色鮮やかな赤いモミジが見え隠れする。そのうちに杣道風の掘割道となて、右に左に九十九折れの坂道が続く。角を曲がる度に赤や黄色の木々の葉が見えて、メンバーの声が弾む。
外の景色は見えないが、内の木々の見事さに我を忘れるほどだ。尾根状の木の切れた斜面に出ると下のメタセコイヤの並木がすぐそこに見える。山毛欅の木々も出てきて、針葉樹はほぼなくなり、葉の全て落ちた木々ばかりとなって、陽の光が燦燦とさしている。11月と言うのに温かい日である。田屋城跡の分岐を過ぎると、傾斜は緩くなり、道が靴幅ほどの狭いクネクネとして周囲が壁のように背の高さを越えている。
まもなく、谷と尾根の分岐になったので、展望コースなる尾根方面に向かう。尾根の端部に出ると目の下にマキノスキー場やメタセコイヤも見える。スキー場には天幕らしいものや車などがもの凄い数が所狭しとばかりにあるようだ。ススキが全面を覆うようになると高島トレイルで、大谷山山頂は直ぐそこであった。今日は風が強くて寒いくらいなので、寒風寄りの風よけのできる場所でランチとした。比較的近くの山並みは良く見えるが遠くの山並みは霞か靄の中で、特に東方面の鈴鹿や伊吹は何にも見えないほどだ。
大谷山から寒風まではススキの原で緩やかな傾斜の上り下りで実に気持ちの良い高原歩きである。寒風には赤坂山からのハイカーも多いのか、山頂には大谷山より人混みだ。下りも快適な下りであるが、深い掘れた道の脇にショートカット道が出来ている。ここでも600mを切ると木々の色ついたのが見えて来た。周囲の山肌も色づいていて実に気持ちの良い景色が広がっている。
何時の間にか大きなススキの原となって、スキー場上部に着いた。その下の広いスキー場には沢山の人と車とテントで埋まっているのだ。子供がキャッキャ言いながら走り回っていて、そばには、バーベキューのコンロや材料が準備よろしく並んでいる。炭火はこれからのようだ。羨ましいような、こんなに混雑していてもいいのか?など、色んな感情を覚えながら、サラサ温泉バス停に到着した。
”鐘華ハイク6名”
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