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Yamareco

記録ID: 3706484
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ハイキング
京都・北摂

天狗岳(登山道整備 滝谷林道Pより往復)

2021年11月04日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:52
距離
6.2km
登り
541m
下り
529m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:46
休憩
0:06
合計
7:52
距離 6.2km 登り 542m 下り 541m
8:53
279
スタート地点
13:32
13:33
35
天狗岳-三国岳稜線出合
14:08
14:12
60
15:12
15:13
92
天狗岳-三国岳稜線出合
16:45
ゴール地点
上り下り共に、登山道整備を行っています。コースタイムは、参考にならないと思います。
天候 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2021年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
今回、久し振りに、滝谷林道駐車場まで、車で入りました。しかし、帰りには、路上には、枯れ木が、3本程ありました。入口には、コーンが置かれ、白い紐が張られていました。
コース状況/
危険箇所等
 滝谷林道駐車場から、滝谷を少し遡上、右の谷に入り、杉林を戻る様に、トラバースして、古い杣道を復活させた滝谷左岸の稜線ルートに入っています。
 今回、滝谷左岸崖上の危険個所には、トラロープを設置しました。急斜面二ヵ所にも、滑り止めのロープを設置しました。
 三国岳・天狗岳稜線ルートに乗ってからは、倒木・藪を迂回しながら、尾根を大きく外さない様に進みます。
 天狗岳までは、標識等はありません。この辺りに、最初に入られる方は、GPS機器で、確認しながら進まれた方が安全です。GPS機器の無い方は、天狗岳周辺には、入られない方が良いと思います。迷った時に、復帰出来ず、かなり危険な状況になると、考えられます。
久多のトイレの壁に、案内板があります。
2021年11月04日 07:41撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/4 7:41
久多のトイレの壁に、案内板があります。
この日、コーンや白い紐が無く、滝谷林道駐車場まで、入りました。
2021年11月04日 08:59撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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11/4 8:59
この日、コーンや白い紐が無く、滝谷林道駐車場まで、入りました。
出発して、近くのカツラの巨木です。裏は空洞状態です。ワイヤーが巻き付いたままです。
2021年11月04日 09:03撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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11/4 9:03
出発して、近くのカツラの巨木です。裏は空洞状態です。ワイヤーが巻き付いたままです。
右へ、谷を渡渉します。対岸に、中くらいのカツラの木があります。
2021年11月04日 09:08撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/4 9:08
右へ、谷を渡渉します。対岸に、中くらいのカツラの木があります。
谷を少し遡上し、左に折れる様にして、トラバースして、高度を上げて行きます。
2021年11月04日 09:20撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/4 9:20
谷を少し遡上し、左に折れる様にして、トラバースして、高度を上げて行きます。
三国岳-天狗岳間稜線ルート出合に出会う迄、この「天」の印のテープが巻いてあります。
2021年11月04日 09:25撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/4 9:25
三国岳-天狗岳間稜線ルート出合に出会う迄、この「天」の印のテープが巻いてあります。
台状のヒノキの巨木の近くです。此処は、滝谷左岸の急斜面の上なので、転落防止のトラロープを張ります。
2021年11月04日 09:52撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/4 9:52
台状のヒノキの巨木の近くです。此処は、滝谷左岸の急斜面の上なので、転落防止のトラロープを張ります。
トラロープ設置が終わりました。上方に向かって写しています。
2021年11月04日 11:24撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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11/4 11:24
トラロープ設置が終わりました。上方に向かって写しています。
ヘルメットを外し、キャップに替え、厚手鎌を出します。
2021年11月04日 11:41撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/4 11:41
ヘルメットを外し、キャップに替え、厚手鎌を出します。
直ぐ傍の台状ヒノキの巨木です。3番目の写真のカツラの巨木との間を、林業用索道のワイヤーで結び、木材を運んでいた様です。未だ、ワイヤーが巻き付いたままです。
2021年11月04日 11:47撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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11/4 11:47
直ぐ傍の台状ヒノキの巨木です。3番目の写真のカツラの巨木との間を、林業用索道のワイヤーで結び、木材を運んでいた様です。未だ、ワイヤーが巻き付いたままです。
台状ヒノキにブナが巻き付いています。
2021年11月04日 12:37撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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11/4 12:37
台状ヒノキにブナが巻き付いています。
急斜面で、これ迄使っていた杉の木が枯れてしまったので、黒のナイロンロープを張りました。ピンクのテープを目印にしています。
2021年11月04日 13:07撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/4 13:07
急斜面で、これ迄使っていた杉の木が枯れてしまったので、黒のナイロンロープを張りました。ピンクのテープを目印にしています。
此処も、急斜面です。トラロープの余った分を設置します。
2021年11月04日 13:24撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/4 13:24
此処も、急斜面です。トラロープの余った分を設置します。
三国岳-天狗岳間稜線ルートの傍に上がって来ました。
2021年11月04日 13:30撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/4 13:30
三国岳-天狗岳間稜線ルートの傍に上がって来ました。
三国岳-天狗岳間稜線ルート上の大き目の杉です。此処から、西へ、天狗岳に向かいます。
2021年11月04日 13:31撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/4 13:31
三国岳-天狗岳間稜線ルート上の大き目の杉です。此処から、西へ、天狗岳に向かいます。
恐らく、根上がりの芦生杉が折れ、生き延びた分身が成長したものの様です。
2021年11月04日 13:47撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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11/4 13:47
恐らく、根上がりの芦生杉が折れ、生き延びた分身が成長したものの様です。
天狗岳分岐の風景です。南への尾根は、撮影場所位から、左に入ります。
2021年11月04日 13:50撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/4 13:50
天狗岳分岐の風景です。南への尾根は、撮影場所位から、左に入ります。
天狗岳分岐のテープです。GPS機器が無い場合、現在位置を確認出来るものは、これだけです。
2021年11月04日 13:51撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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11/4 13:51
天狗岳分岐のテープです。GPS機器が無い場合、現在位置を確認出来るものは、これだけです。
直ぐ西の、芦生杉の巨木です。傍に立つと、圧倒されます。
2021年11月04日 13:52撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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11/4 13:52
直ぐ西の、芦生杉の巨木です。傍に立つと、圧倒されます。
恐らく、古い枯れ木の株に、育った松とヒノキが作り上げた造形です。
2021年11月04日 13:58撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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11/4 13:58
恐らく、古い枯れ木の株に、育った松とヒノキが作り上げた造形です。
天狗岳への入口に聳える、巨大な芦生杉です。この形になるには、長い年月と成長過程に於ける、様々なイベントがあったものと思われます。此処で、西の谷で亡くなられた「K氏」の為に祈ります。
2021年11月04日 13:59撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/4 13:59
天狗岳への入口に聳える、巨大な芦生杉です。この形になるには、長い年月と成長過程に於ける、様々なイベントがあったものと思われます。此処で、西の谷で亡くなられた「K氏」の為に祈ります。
天狗岳に着きました。新しい天狗峠(天狗岳)のプレートが増えています。有難う御座います。
2021年11月04日 14:07撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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11/4 14:07
天狗岳に着きました。新しい天狗峠(天狗岳)のプレートが増えています。有難う御座います。
天狗岳の最高地点です。中ぶりのブナがあります。
2021年11月04日 14:10撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/4 14:10
天狗岳の最高地点です。中ぶりのブナがあります。
山頂の北に、良い色の木がありました。
2021年11月04日 14:11撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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11/4 14:11
山頂の北に、良い色の木がありました。
巨大な芦生杉の近くに戻って来て、少し食事をします。
2021年11月04日 14:22撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/4 14:22
巨大な芦生杉の近くに戻って来て、少し食事をします。
南西に下る尾根です。遭難された「K氏」が下られたと推測しています。折しも、小雨が降り始めました。「K氏」の涙でしょうか?でも、濡れながら食事を続けます。
2021年11月04日 14:23撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/4 14:23
南西に下る尾根です。遭難された「K氏」が下られたと推測しています。折しも、小雨が降り始めました。「K氏」の涙でしょうか?でも、濡れながら食事を続けます。
帰る前に、再度、撮影をします。
2021年11月04日 14:43撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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11/4 14:43
帰る前に、再度、撮影をします。
捜索時、滝谷に降下した地点です。カエデが色付いています。
2021年11月04日 15:00撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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11/4 15:00
捜索時、滝谷に降下した地点です。カエデが色付いています。
トラロープを設置した場所です。確認をしながら下ります。安心度が、かなり上がりました。
2021年11月04日 16:01撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/4 16:01
トラロープを設置した場所です。確認をしながら下ります。安心度が、かなり上がりました。
駐車場の手前で、渡渉します。
2021年11月04日 16:37撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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11/4 16:37
駐車場の手前で、渡渉します。
駐車場を出て、暗くなって来ています。枯れ木が、点々と、3本あります。落下して来たと云うより、置いてある感じです。不思議です。
2021年11月04日 17:14撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/4 17:14
駐車場を出て、暗くなって来ています。枯れ木が、点々と、3本あります。落下して来たと云うより、置いてある感じです。不思議です。
岩屋谷口です。帰りには、コーンと白い紐がありました。
2021年11月04日 17:19撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/4 17:19
岩屋谷口です。帰りには、コーンと白い紐がありました。
撮影機器:

装備

個人装備
ヘルメット ハーネス ザイル30m・10m スリング カラビナ ゴム付き軍手 携帯用鋸 携帯用鉈 ナイフ ザック45L ストック ヘッドランプ 予備電池 地図(地形図) コンパス GPS2台 筆記用具 携帯 予備バッテリー 雨具 タオル ファーストエイドキット 昼ご飯 非常食 飲料 レジャーシート 山仕事用手鋸 厚手鎌
備考 持って行って良かった物は、ヘルメット,ハーネス,ザイル,スリング,カラビナの安全確保用具と、手鋸・厚手鎌の登山道整備用具です。

感想

 今回は、滝谷左岸尾根の、開き直した古い杣道の整備でした。
 気になっていた、標高640〜650m位の急斜面上の縁にある部分にトラロープが設置出来ました。滑り落ちると、滝谷左岸の急斜面を滑落する可能性がありましたので、これで、かなり安心です。
 後、二ヵ所、手持ちのロープで、急坂に滑り止めが設置出来ました。伸びて来た枝や、倒木も各所で処理出来ました。
 天狗岳の手前の芦生杉の巨木の前で、簡素ですが、追悼も出来ました。急に、小雨が降り始め、亡くなられた方の「涙」では?と感じました。
 最後に、いつもの様に、天狗岳周辺では、GPS機器は、必携です。宜しくお願い致します。

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