下権現堂山〜上権現堂山〜唐松山プチ縦走登山 錦繡の稜線歩きと黄金のブナ林♪
新潟県
クライムジャンキー
体力度について
- GPS
- 07:59
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,441m
- 下り
- 1,432m
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| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
一部細尾根あり、権現堂三山主脈稜線に取り付くまでの間の急斜面にトラロープ7本あり。このトラロープは古くなって劣化していて、針の様になっている物もありますので、必ず丈夫な手袋が必要です。因みに今回僕はチョット使い古した手袋を持っていってしまい、上りは問題無かったんですが、下りでは、ボロボロになって穴もあき、左手に2箇所針の様な物が刺さってしまいました。一つは直ぐに抜けましたが、もう一つは中々抜けなくて帰宅後、刺抜きでやっと抜けました。 上権現堂山への上り下りの急斜面が滑りやすいのと、唐松山への稜線上に崩落個所と細尾根がありますが、どちらも 注意して対応すれば問題ありません。また クマがいる所ですので、熊鈴やラジオや笛などのクマ避け対策を万全にしておいて下さい。登山ポストはありませんので、WEB等で登山届を提出して下さい。 |
| その他周辺情報 | 下山後は 日帰り温泉｢ゆ〜パーク薬師｣(650円)、「神湯温泉俱楽部」（700円）がお勧めです。どちらもタオル無しです。 |
写真
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ナラハヒラタマルタマフシ。ルビーの様な…宝石の様にみえますが、ナラハヒラタマルタマバチの幼虫がナカニ入っています。「食べると美味しい…」と言う先輩はいますが、僕は遠慮しておきます。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
|---|
感想
【山に感謝、自分に称賛を、この景色を見る為に生まれて来た・・・】
【山に登るたびに新たな発見や新しい学びがあり、山の魅力は尽きる事がありません】(by 今上天皇、元平成皇太子殿下)
クライムジャンキー（登山中毒者）でございます。
本日は今春新規開拓した❝超コスパの良いルート❞を使って紅葉の権現堂三山プチ縦走を敢行致しました。登山口から僕の鈍足で上りが苦手な僕でも1時間そこそこで下権現堂山山頂まで到着し、先ずは360度の大パノラマを拝めることが出来ます。今日はまずは、下権現堂山へ、予定通り約1時間で到着。曇り空ですが、山頂からの眺望は良く見えて刈羽三山、火打山、妙高山、苗場山、飯士山、坂戸山、金城山、六万騎山、長森山、坊谷山、巻機山、越後三山、大力山、鳴倉山、笠倉山、荒沢岳、会津駒ケ岳、未丈ヶ岳、会津朝日岳、毛猛山塊、浅草岳、御神楽山、守門岳、粟ヶ岳、角田山、多宝山、弥彦山、鋸山etcが良く見えました。
写真を撮ったら、上権現堂山山頂まであるいて、最初の休憩。バナナ(小)を2本食べて、直ぐ唐松山に向かいます。ここで まだ今日の行程の1/4です。激下り手前まで行くと唐松山方面が見えて来ます・・・、毎回の事ですが・・・あまりの遠さに「あしたのジョー」の主人公の有名なセリフ・・・「燃え尽きたぜ…真っ白にな…」の様に・・・灰になって・・・気を失いそうになります。この時点では猫岩の先に見えるのはニセ唐松山です。最初は騙されましたが・・・今は分かっているので巻機山のニセ巻と同じ様にダダの通過ポイントです。そして、激下りを何とかコケずに下り、唐松山登山道との分岐に到着。ここから更に下り、登り返して唐松山稜線に取り付きます。この登り返しには6本のロープがあり助かります。稜線出でてからもいくつかのアップダウンを繰り返し、猫岩を右に巻いて（ここにもロープ2本あり）、ニセ唐松山（ニセ唐松山手前にもロープ2本あり）を越え、唐松山に到着。因みに 僕はチャレンジしませんでしたが、猫岩は直登も出来るみたいです。僕は高所恐怖症なので遠慮しますが、興味のある方は是非チャレンジして下さい。
唐松山山頂からも 曇り空でしたが、360度の大パノラマが拝めました。刈羽三山、火打山、妙高山、鳥甲山、苗場山、飯士山、坂戸山、金城山、巻機山、大力山、鳴倉山、笠倉山、荒沢岳、燧ヶ岳、未丈ヶ岳、毛猛山塊、御神楽山、粟ヶ岳、角田山、多宝山、弥彦山etcの山々が良く見えました。おにぎりを一個とバナナ(小)を1本食べて戻ります。上権現堂山への今度は激登りポイント辺りから、晴れ間が広がって来て、紅葉も3割り増しくらいに綺麗に見えます。上権現堂山をスルーして、眺望の良いうらじろ平で最後の休憩。おにぎりを一個とバナナ(小)を1本食べて須川登山口に向かいます。
※結局、権現堂三山プチ縦走もこの須川登山口ルートでのピストンだったら、ノーマルルートの戸隠神社から下権現堂山〜上権現堂山〜唐松山〜中越からの下りを使う一部周回のプチ縦走よりも距離にして1.65�辧∋�間にして約1時間短縮出来ました。弥三郎清水手前のブナ林と中越分岐から下のブナ林を歩けないのはチョット寂しいですが、よく考えたら須川登山口ピストンのプチ縦走は気持ちの良い稜線をずーっと歩けるんで・・・これはこれでとっても楽しい山歩きが出来ました。また 車が二台あれば、北から南に抜ける事も出来ますし、逆に南から北に抜ける事も出来ます。色々なルートが考えられます。今後は 機会があれば西からのルートの清本登山口からもチャレンジしてみます。
まずは 南魚沼市からはR291を北上して城山トンネルを抜けると魚沼市、最初の干溝集落で県道70号線となり、真っ直ぐ進みます。道の駅ゆのたに、湯之谷中学校、湯之谷中学校を過ぎ、次に次の信号を右に進みます。まだ県道70号線です。そして 大倉沢大橋を過ぎ須川集落に入り、集落北の端で林道入り口を左に入ります。そのまま 約6km（車で約15分）進むと林道終点で須川登山道入口となります。登山口の標高は500mを越えていますので、東側には毛猛山塊の一部が見えていますし、少し上れば守門岳や浅草岳も目の前に大きく見えてきます。そして 約1時間の山歩きで360度の大パノラマが待っています。
坂戸山を始め、いつも登っている苗場山 谷川岳 巻機山 越後駒ヶ岳etc から良く見えるこの縦走路は アズマシャクナゲやムラサキヤシオツツジが咲く春とブナの紅葉が見られる秋には訪れるようにしていますが、秋は中々 スケジュール調整が上手くいかず、紅葉が終わったこの時期の冬枯れた景色の中を歩く事が常となってしまいました。ですが・・・今回はドンピシャ紅葉を拝めることが出来ました。
下権現堂山〜中越周遊、下権現堂山〜上権現堂山周遊登山、唐松山単独登山は別々に何回かはありますが 一気に縦走するのは4回目でした。チョット長いですが、気持ちの良い稜線歩きは・・・止められません・・・。また 来年もチャレンジします。
上権現堂山の天気予報はAM6:00の気温は2℃で風速3mで曇り、AM9:00の気温は5℃で風速2mで晴れ、PM0:00の気温は13℃で風速1mで曇り、PM3:00の気温は13℃で風速3mで曇りでしたが、風はほとんど無く、登り始めはヒートテックのシャツにフリースにソフトシェルを着ていましたが、唐松山稜線手前でソフトシェルを脱ぎ、以降 最後までヒートテックのシャツにフリースで凌ぎました。
また チョット気温が高い日が続いているせいか 返り咲いているアカモノと咲き残っていたコメツツジとホツツジも見られました。
尚 以前は上権現堂山〜稜線分岐手前で クマの糞を発見しましたが、今回はクマの糞は須川登山口から登り始めて直ぐに古い糞が一箇所ありました。クマの鳴き声は聞こえませんでした。
このルートで上権現堂山から望む 遥か彼方に見える約3.6km 先の唐松山へは約250m下って、約330m登り返すという 一瞬 絶望感に襲われ、目眩がする位 ドMの方々には超お薦めのコースです。
尚 本日 お会いした方々は上権現堂山先でソロの男性4人、女性の3人組、カップル1組。帰りの上権現堂山山頂に男女5名、うらじろ平先でカップル1組でした。紅葉のピークの日曜日にしては少なく感じました。
皆さんに早く日常が戻ります様に・・・
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