黒斑山【高峰高原ホテル前BS→黒斑山→鋸山→高峰高原ホテル前BS】


- GPS
- 06:14
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 713m
- 下り
- 697m
コースタイム
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 6:11
天候 | 晴れ一時ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.jrbuskanto.co.jp/bus_etc/cntimep01.cfm?pa=1&pb=1&pc=j0460011&pd=0&st=1 |
写真
感想
平日は晴天続きなのに、週末だけ崩れるサラリーマン殺しの無慈悲な天気予報。
遊びになんか行かないで、家で休んでいろと言うことなのでしょう。
でも紅葉の盛りは順調に南下しているのに、家で休んでいるなんて無理です。
SCWによると東信あたりが晴れそうなので、浅間山の外輪山を日帰りで歩きましょう。
■高峰高原ホテル前BS→中コース→黒斑山→鋸山
高峰高原へのバスは、佐久平駅と小諸駅からの乗客を合わせても5名ほどの利用。
廃線になってしまわないか、余計なお世話ながら気になります。
バスタ新宿との直行便もあって安くて便利なのですが、高速の渋滞に巻き込まれがち。
とは言っても前泊や下山後といった、時間に囚われにくい場面での利用になるかと思います。
前掛山への標準CTを単純に積み上げると、日帰りバス利用で行くのは厳しいようです。
浅間山側から裾野と外輪山の紅葉を見たかったのですが、無理せず諦めます。
でも単純に外輪山のピストンでは面白くないので、中コースと表コースを使い分けます。
もちろん中コースをピストンするのが楽だと付け加えておきます。
表コースと合流して賑やかになると、ザレ場をひと登りしてトーミの頭に至ります。
意外にも、時間のかかる表コースを登りで使う方が多い印象でした。
稜線に出ると同時に、ガスが吹き荒れて視界を塞がれます。
あれ、この日は昼頃まで天気が持つのでは無かったのか。。。
目の前に浅間山が聳えていることを感じさせないほど、ガスで視界が塞がれます。
なんかもう歩く意欲が湧きませんが、バスの制約で下山しても仕方ないので先へと進みます。
時間が遅いからか、前掛山へと行く人は居なくて皆さん黒斑山が目的のようです。
確かに外輪山の最高峰なので、ピークハントっぽい山行になりますね。
黒斑山の山頂は浅間山方面だけ切り開かれて、樹林帯の中でありながら眺望あります。
噴火時の案内設備の脇などで、風を避けながら休憩する人が多数の状況でした。
前述の通り外輪山の最高峰は黒斑山なので、その先は下りがちのルートになります。
浅間山側はスッパリと切れ落ちていますが、滑落を感じさせる危ない場面はありませんでした。
蛇骨岳に着く頃にはガスが晴れて天候が持ち直したので、粘り勝ちと言えるでしょうか。
ここから鋸山へと至る稜線歩きは、期待を上回るパノラマが待っていてくれました。
なにせトーミの頭から蛇骨岳の間は稜線を辿ると言っても、樹林帯の割合が多いです。
時折りオマケのように浅間山側への眺望が開けますが、パノラマとは言い難いほどでした。
その点、蛇骨岳から鋸岳の間の区間はチョコたっぷりじゃなくてパノラマたっぷりです。
日本アルプスや四阿山などの堂々たる顔ぶれも、ここから初めてお目にかかります。
多少のアップダウンはあるものの、概ね迷うこともなく歩きやすい稜線歩きが楽しめます。
ただ鋸岳まで下り基調なので、ピストンで体力に不安があれば程々にしましょう。
■鋸山→黒斑山→表コース→高峰高原ホテル前BS
Jバンドの分岐を過ぎて、鋸山の小さな山頂標識を確認したら元来た道を引き返します。
だいぶ標準CTを巻いたので、Jバンドを下りて浅間山荘まで行けそうでしたが計画に従います。
黒斑山まで小さな登り返しが小刻みに襲ってくるので、足を休めるならお早めに。
この日は風が強かったので、ピークに拘らず無風地帯を選んでランチ休憩にしました。
あとはピストンなので、思い返しても特筆することは無いように感じました。
蛇骨岳から先へのルートが分かりにくいのですが、崖側をトラバースするとトレースが見えます。
往路と同じく崖と樹林帯の際を歩き、黒斑山に至る頃には再びガスに閉じ込められた世界に。
限られた時間帯でも稜線歩きと紅葉が楽しめたので、今回の山行は素晴らしいものに。
トーミの頭からは、時間調整を兼ねて表ルートで下山します。
バスの制約があるので、少しばかり早くゴールしても時間が余るだけで辛いです。
まとまった時間があれば、高峰高原ホテルの日帰り入浴で汗を流すこともできます。
が、ワクチン2回接種したもののノーガードは怖いので今回は遠慮しました。
今回の行程で初めて知ったのですが、ビジターセンターの1階に靴洗い場が用意されています。
マイカー利用でない限り1階から出入りすることは無さそうなので、これはいい情報です。
復路のバスは相変わらず10名程度の利用と、やはり存続を心配させる利用者数でした。
新宿直行のバスですが、早く帰りたいので佐久平駅から新幹線に乗り換えて帰路に就きました。
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