記録ID: 3624872
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
東北
森吉山（中村登山道、戸鳥内登山道 周回）
2021年10月10日(日) [日帰り]
秋田県
shopikuma
その他1人 - GPS
- --:--
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 1,346m
- 下り
- 1,334m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大| 天候 | 晴れ時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
よって下山には戸鳥内登山道を使用し下山しました。 駅の近くには綺麗な水洗トイレ、案内所などがあります。 案内所は朝が早いと無人かもしれません。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【中村登山道】 阿仁マタギ駅から舗装路を歩き、中村集落に向かいます。 駅前広場に近くに、かかしコンテストが行われている広場があります。 1 集落の横から林道に入り山に入っていきます。 林道は舗装と砂利を繰り返しますが、整備されているので普通車でも普通に走る事 ができると思いますが、勾配が15.6パーセントの区間もあるのでご注意を。 林道の傾斜が落ち着いてくると、標高490mの中村登山道入り口はすぐそこです。 2 中村登山道入り口は下草がうるさく、道標はありますが、熊に破壊されています。 進むにつれ、杉林の中や下草がかなりうるさい箇所も出てきます。標高510mあた りが藪が濃いです。よおく見ると道があります。焦ってはいけません。 3 藪道を抜けると中村打当コース分岐に着きます。ここから比較的、道がしっかりし てきますが、まだまだ杉が主体の登山道です。 途中に大規模伐採後があります。視界は開けますが下草が伸びているので足元には 注意してください。またズボンに雑草の種が多くつきます。 4 大規模伐採地を過ぎると左手に大岩とトラロープがありちょっとした急斜面を登ります。ここでオオスズメバチがいました。ちなみに大岩に行く踏み跡もあり、何か祀っているかもしれません。 急斜面を登ると再び平坦になり、カラ松林になります。傾斜はかなり緩やかでブナ林も出てきます。 5 ブナの大木が混ざる、傾斜が緩やかな登山道を歩くと、標高1056mピーク付近に出て、前方に森吉山の大山腹と、右手に八幡平まで続くような原生林の眺望地に着きます。 ここを過ぎると、中村登山道の難所？と言われる区間に突入します。 6 眺望地から数メートル下り、登り返すと水の音が聞こえてきて、左前方に岩壁が出てきます。この区間は沢のトラバースの道で道幅は狭く、滑落には注意ですが、傾斜は緩やかです。ちなみにここの沢は水場としても利用しました。トラバースが終わり尾根を変えると山頂まで直登です。ここは刈り払いがされていました。笹の茎が出ていてステップを刻みにくいですが、ゆっくり登りましょう。 【戸鳥内登山道】 1森吉山に頂上を後にし、阿仁スキー場のゴンドラ方面へ向かって下山をしていきま す。阿仁スキー場のゴンドラ乗り場が見えてきたら観光客とも別れ、ブナ帯キャ ンプ場方面へブナ林の広い登山道を下っていきます。 登山道は階段やステップなどができているのでゆっくり下っていけば問題なしで す。途中水場がありますが、期待しないほうがいいでしょう。 2左手にキャンプ場用のトイレがありこれを過ぎ、緩やかな傾斜の中をひたすら下り ます。ブナ帯キャンプ場を過ぎたあたりのブナ林は巨木もあり見ごたえ抜群です。 ※3このコースは2回林道と交差します。 一回目の交差は林道を横断して向かい側の林に向かってください。明瞭な登山道 があります。 二回目の交差が問題です。 地形図の688.3mピークを通り、林道にぶつかります。ここは「幸屋」というとこ ろです。数メートル林道を下ると正面に藪（旧登山道）がなんとなく見えてます が廃道なので注意しましょう。看板等や案内板が一切ないので注意してください。 旧登山道を無視して林道をだいぶ下ると新しい登山道がでてきます。 ※新しい登山道を使用してくださいの看板もありませんのでご注意を。 4自分たちは道を見つけられず、旧登山道の藪を突っ切っていきました。 地形図の標高点594mピークを過ぎるといきなり作業道にぶつかります。 ※新登山道はこの作業道にぶつかるように作られているみたいです。 作業道を南南東の方角に進むと登山道が復活します。付近は杉林なので日没時に は真っ暗です。 このまま登山道を下り沢を二回渡ると戸鳥内登山口に到着します。 |
| その他周辺情報 | http://www.mataginoyu.com/ 打当温泉 |
写真
拍手
登山口へ向かう林道はすぐ砂利道になりますが、整備されているため車で登山口へ向かってもいいと思います。
中村登山道に着きました。ここまでで、熊の糞は一か所のみ。
登山道入り口は下草が伸びていました。
登山道入り口は下草が伸びていました。
下草が伸び放題の登山道。しかし足下を見れば道がすぐわかります。
迷い箇所。登山道が藪で消えました。何人かの人もここで迷ったような踏み跡がありました。熊だと思いますが、熊はいて当たり前ですので。
10/10 10:31
迷い箇所。登山道が藪で消えました。何人かの人もここで迷ったような踏み跡がありました。熊だと思いますが、熊はいて当たり前ですので。
よーく見ると道が見えてきました。正解は写真左側のやや中央付近に踏み跡がありました。
分岐点を過ぎると、杉の大規模伐採地を登ります。地形図に記載の742mピーク付近を斜めに登っていくあたりの写真です。
大岩がでてきました。下部に向かう踏み跡がありましたが、行きませんでした。何かがあるかもしれません・
1056mピークを廻りこんだ崖から素晴らしい眺望が広がりました。ブナの紅葉です。
紅葉で山が燃えているようです。登山道は正面のピークを登らず、左がの岩が露出したところへ向かいます。
沢のトラバース箇所。登山道が斜面に傾いていて幅は狭いです。確認しながら歩きましょう。
さて山頂に向かう尾根にのり登ります。ここが一番急な箇所かなと思います。道は刈り払いされているので確認はできますが、足が踏ん張れません。
10/10 12:51
さて山頂に向かう尾根にのり登ります。ここが一番急な箇所かなと思います。道は刈り払いされているので確認はできますが、足が踏ん張れません。
ゴンドラで来た人たちとも、ここでお別れ。静かな登山道へ入ります。
ブナ林が綺麗です。中村登山道よりこちらのブナの木が立派なような気がします。
看板がありましたが、倒れてました。一回道に迷い林道を辿ってしまいました。
幸屋に到着。さらに下山します。ここで迷いました。看板がこの先消滅。新しい登山道の案内もありません。林道を数百m歩きましたが案内がありません。
10/10 15:42
幸屋に到着。さらに下山します。ここで迷いました。看板がこの先消滅。新しい登山道の案内もありません。林道を数百m歩きましたが案内がありません。
悩んだ結果、旧登山道を突き進みます。
こうして遭難するのですね。
こうして遭難するのですね。
ここはどこでしょう。素晴らしい眺望地に出ました。作業道もあり正直大変な下山になると覚悟しました。
振り返って撮った写真です。旧登山道は右の杉林から出てきました。作業道らしき道もしっかりしています。もしや登山道か？標高500m付近です。
10/10 16:37
振り返って撮った写真です。旧登山道は右の杉林から出てきました。
作業道らしき道もしっかりしています。もしや登山道か？標高500m付近です。
作業道らしき道もしっかりしています。もしや登山道か？標高500m付近です。
感想
二日連続の森吉山登山。
今回の登山はかなりマイナーな中村登山道と戸鳥内登山道を使い周回する行程で登ることとした。
今回の登山で分かったことは・・
1登山道を見失っても慌てない、地形図とGPSをしっかり読む。
2オオスズメバチが飛んでいても動じない、冷静に。
3熊はどこにでもいる。
4あきらめない心
5日が暮れても慌てない。ヘッドライトがある。
をこの登山で学んだ。
中村登山道、戸鳥内登山道はマイナーなコースであるが、森吉山を麓からじっくりと辿ることができるよい登山道だと思います。また辿りたいコースです。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：292人
拍手
コメント
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山登りをみんなが安全・安心に楽しむために、あなたの貴重な情報が役立ちます。
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
森吉山の最新記録
森吉山 ヒバクラコース
2025年07月17日 (日帰り) [C]
台風くる前に〜森吉山のニッコウキスゲ祭に行ってきた
2025年07月14日 (日帰り) [B]
森吉山（ゴンドラ）
2025年07月13日 (日帰り) [B]
森吉山（ゴンドラ山頂駅からピストン）
2025年07月13日 (日帰り) [B]
オレンジの長靴で初ルート❀✿❀✿❀✿𓇬𓂂𓈒森吉山へ（ヒバクラ岳登山口～）
2025年07月13日 (日帰り) [B]
石森の最新記録
台風くる前に〜森吉山のニッコウキスゲ祭に行ってきた
2025年07月14日 (日帰り) [B]
森吉山（ゴンドラ）
2025年07月13日 (日帰り) [B]
森吉山（ゴンドラ山頂駅からピストン）
2025年07月13日 (日帰り) [B]
森吉山(東北百名山)
2025年07月13日 (日帰り) [C]
森吉山ニッコウキスゲ最盛期でした
2025年07月13日 (日帰り) [C]
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する