谷川主脈縦走・紅葉彩る天空の稜線歩き
群馬県
新潟県
ぐろ
体力度について
- GPS
- 12:06
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 2,683m
- 下り
- 2,360m
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- 山行
- 11:05
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 12:06
| 天候 | 晴れ時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 自家用車
自転車
・自動車：土合駅に駐車。JR利用者のみ駐車可。登山のみは不可。積雪期は駐車不可。 ・電車：JR上越線越後湯沢駅→土合駅420円。水上行き最終越後湯沢駅17：52。自転車を分解し輪行バックで手荷物にすれば無料。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・西黒尾根の濡れた蛇紋岩、主脈の泥濘部は滑りやすい。 ・早朝の朝露で足がかなり濡れた。 |
| その他周辺情報 | ・JR越後湯沢駅西口の足湯でリフレッシュ。 https://www.town.yuzawa.lg.jp/soshikikarasagasu/chiikiseibibu/kensetsuka/2/3248.html ・JR越後湯沢駅構内のぽんしゅ館でお土産を買う。 https://www.ponshukan.com/ |
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感想
秋の彼岸。昼と夜が同時間。今年も2/3が終わり残り三か月。月日の経つのは早いが、次の休みまでを長く感じるのは、私だけではないはず。秋の行楽シーズン、緊急事態宣言も解除される見通し。ワクチン打って確り感染対策して出かけよう。
巻機山を予定していたが、好天予想なので少し早いが谷川主脈縦走することにした。10月11日にも予定しているので、紅葉の進捗状態の偵察を兼ねる。
前橋を1時に出発。三国峠を越えて平標元橋駐車場のトイレ裏に自転車をデポ。再び戻って仏岩峠経由で土合駅に到着。元橋駐車場から土合駅までは約1時間。
3時半に土合駅を出発。ほぼ満月の月明かりに照らされる道を歩いていく。南の空にはオリオン座が見えていた。霊園地駐車場は閉鎖されていた。新しいビジターセンターはコロナのため休業中。
西黒尾根登山口から入る。気温12℃だが高湿度で蒸す。前日降ったのか泥濘で滑りやすかった。ラクダのコブ手前に出ると素晴らしい朝の景色。コルの手前で日の出を見る。今日の山行の無事を祈願した。
蛇紋岩帯に入ると濡れてさらに滑りやすく。ここは積雪期の方が歩きやすいと思った。かなりの急坂だが。ザンゲ岩を経て山頂へ。日の出待ちしていたので、やや遅く3時間で到着。トマノ耳には先行トレランの方が一名。記念撮影して肩の小屋へ。
谷川の鐘を鳴らして主脈へ足を踏み出す。開放的で紅葉彩る稜線、美しい景色を前にこの瞬間が一番心躍る。オジカ沢ノ頭までの北斜面の紅葉が最盛期。谷川岳、一ノ倉岳茂倉岳方面はあと1週間後くらいが良いと思う。
紅葉の稜線を歩いてオジカ沢ノ頭に到着。珍しく微風。俎�瑤伴臾�に囲まれた阿弥陀沢の景色が美しい。ゆったりと景色を楽しみながら下っていく。朝露でかなり足が濡れ、泥濘で滑りやすかった。
主脈の草紅葉もあと10日後くらいが最盛期だろう。小障子ノ頭から大障子ノ頭とアップダウンを繰り返す。雄大な万太郎山と万太郎尾根の紅葉が素晴らしい。ここも神の絨毯と呼んでも過言ではない美しさ。
万太郎山山頂に到着。二名先行者が居り、写真を撮って頂いた。小休止してコーラとチーズケーキでエナジーチャージ。周辺の美しい景色を堪能する。
南斜面も美しい紅葉。その中を歩いていく。右手にはエビス大黒ノ頭と仙ノ倉山。左手には俎�瑤醗ぬ鐶紡堯�秋の美しい景色に囲まれる。最低鞍部へと急下りしてエビス大黒ノ頭へ登り返す。
気温23℃と暑くなり、持って行った水3.5ℓが残り1ℓを切ってしまい、節水しながら歩く破目になった。主脈上は水場が無いため苦労する。ただ最悪平標山の家で補給できる。
激坂を征してエビス大黒ノ頭で昼食。トマトと海鮮の冷製パスタと旬のサンマの押し寿司。トマトの塩っぽさと海鮮がとても美味かった。サンマも脂がのって美味かった。
休憩を20分ほどで切り上げて出発。せっかく登ったエビス大黒ノ頭を下る。コルにある避難小屋を過ぎて仙ノ倉山へ登り返す。曇り始めた空。山も紅葉も鈍く輝いていた。仙ノ倉山山頂には、今日始めて見る大勢の登山者。20人以上いた。
仙ノ倉山山頂から谷川方面を眺める。谷川岳は遥か東に見えていた。スタートから17キロ歩いてきた、紅葉の素晴らしい稜線を。平仙鞍部へ下る。草紅葉もまだ色付き始め、点在する紅葉が美しい。平標山へ主脈縦走最後の登り返し。
13時半で登山者もまばら。みな周回するので山の家方面へ下っていた。水の補給は大丈夫なので、松手山方面へ。一ノ肩の美しい紅葉を眺めながら下っていく。7合目付近の紅葉はまだまだ2週間後だろう。
松手山、鉄塔と過ぎていく。ソロで単調な道歩きは、何にも考えず無心で歩く。いつかは登山口に着くので、あとどれくらいなどと時間を計算しない。予定通りに歩くだけ。
そう思っていると、平標山登山口に到着。16時下山の予定より20分早く着いた。暑くて足が遅くなったが、何とか水も足りて歩きとおせた。
自転車を回収して、自転車装備に換装。自販機でコーラとアクエリを購入。秒殺で二本やっつけた。1.1ℓ。その場所で準備していると、駐車場の管理人さんと新潟県警の警察官の方と会話。「すごいね、土合駅から歩いてきて、越後湯沢駅まで自転車」「電動なら三国峠から仏岩峠経由で水上まで帰りますけどね」など。
元橋から三俣までダウンヒル、その後八木沢トンネルまで2kmヒルクライム。これが登山靴と山の装備で坂道を登らない。いつも自分の回し足らなさにがっかりする坂道。トンネルを抜けると再びダウンヒル。脇道に入り越後湯沢駅に到着。約17kmを40分で駆け抜けて来た。
祝日木曜の夕方で、観光客も少ない。西口の足湯で汗をかいてふやけた足をリフレッシュ。ただ替えの靴下が無いので、再び履かなければならず気持ち悪い。電車発まで1時間あるので自転車を停めて、ぽんしゅ館で買い物。
入口に入ると右手に利き酒ブース、相変わらずアルコールの香りにむせてしまう。情けない。せんべいとご飯パックをお土産に購入。券売機で420円を買い改札。1番ホームのベンチで自転車を分解し輪行バッグに入れて、電車が来るまで待つ。
17時52分水上行きの最終に乗る。手荷物が大きいのでマナーとして最終車両の最後部へ。すっかり日も落ちて暗い湯沢の町を電車が走る。ループを抜け土樽駅に。一人若い方が乗ってきた。足元がかなり汚れているので吾策下山だろう。
発車しすぐさま真っ暗と騒音の清水トンネルへ。コロナ対策で窓が開いているのでかなりうるさい。アナウンスがまもなく土合駅到着を伝える。踏切の音が過ぎ去り滑るようにホームに停車。
ホームに降り立つと北側に白毛門のシルエット。改札を出ると今朝と同じようにパジェロが停まっていた。暗い時に出発し暗くなって帰って来た。15時間の山旅。
見上げると夜空に宵の明星。色のない世界に眩い星。谷川主脈の紅葉彩る稜線と青空の素晴らしい風景を想い出して帰った。
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こんにちは
今年も恒例の谷川岳主脈の紅葉山行おめでとうございます。
暑い中でしたが紅葉の最盛期にドンピシャリ。
流石です。
このコースも私も歩きたいがもう無理です。
代わりにgrowmonoさんのレコの写真を自分が歩いたかのようにして
楽しみました。
有難う御座います。growmonoさん
iiyuさんの仙ノ倉山レコを拝見して、また当日は好天予想でしたので、偵察を兼ねて行ってきました。10月11日が本命山行です。やはり西黒尾根や天神尾根、主脈の草紅葉が美しいのは10月中旬頃ですよね。今回はピーク上部の紅葉散策です。
やはり標高が高い仙ノ倉山、特に万太郎山は素晴らしかったです。どこの登山口から行っても5時間はかかる山ですから、行った者しか見られない美しい紅葉がありました。神の絨毯でしたね。大障子から万太郎山まで足が動きませんでした。暑さではなくあまりにも美しすぎて。良い山行でした。
いつもの足慣らし的に歩く谷川主稜線、今回は色取りも鮮やかになっていましたね、特に仙ノ倉から平標迄凄いですね、日帰り歩きは難しいですけどいとも簡単にやってのけるんは日ごろの筋力保持訓練かな、俺は何もしていませんね、ただ毎週山へ出向くことぐらいですよ。
お疲れさまでした。
紅葉の旬が早いと思いまいしたが、行ってきました。今回は稜線上部の紅葉偵察ですね。今年は若干遅いと思います。やはり暖かい日が続いており、寒暖の差が激しくないからですね。ただ明日以降は平年の気温となり、週末に色付きが加速するかもしれません。
今回の山行も、全く疲れず筋肉痛などにもならず、翌日も普通に生活し勤務しています。最近は早朝に歩く広瀬川沿いの清々しさは、秋を感じさせます。
紅葉前線が北から下りてきました。台風も発生し次はどこへ行こうかなと思案しています。
天気、紅葉、展望のそろった素晴しい谷川主脈縦走しましたね。きれいな写真で読んでいると行きたくなります。でもレコで行った気分になるより仕方ないこの頃です。ありがとうございました。
谷川方面は天候が不安定ですので、少し紅葉が早くても予定変更して行ってきました。9月から10月中旬まで台風シーズンですからね。本番は11日の予定ですので、その偵察も兼ねました。
花時期も良いですが、紅葉から初雪にかけての谷川の景色は一番季節の移ろいを感じます。自宅から1時間でこんな素晴らしい自然があることに感謝します。
オジカ沢ノ頭付近でお会いしたものです。西黒尾根から登ると素晴らしい日の出が見えたんですね。今度は西黒尾根から登ってみようと思います🏔ロードバイクでの2キロヒルクライムはなかなか堪えそうですが、自分も今度やってみようと思いました🚴♂️
お疲れ様でした！
ヤマップの方でコメントさせて頂きました。新潟側からの周回は茂倉尾根から主脈で吾策新道下りが定番です。蓬新道から平標新道も良く聞きますね。今度挑戦してみてください。群馬の人間は新潟から登るという気にはなかなかならないので、馬蹄で満足してしまいます。
サイクリングですが、ほとんどダウンヒルなので車並みに速度がでます。車輪の大きいロードバイクなどないと転倒する恐れがありますので、ご注意ください。こんどは水沢山でお会いするかも知れませんね。
松手山手前で八合目の先ですれ違った方ですね。松手山方面で今から登られてくる方は、避難小屋泊まりだなと思いました。エビスの避難小屋は比較的きれいだったと思います。
万太郎山先の吾策新道分岐の方位柱は、一昨年の台風で倒れてしまい、その年の主脈縦走時に起し直しておいたのですが、すぐに倒れてしまいました。ガスで視界が悪いとはいえ、地図とコンパスで確認するべきでしたね。
ただ吾策新道も晴れていれば素晴らしい眺望と紅葉がありますので、機会があれば再訪してみてください。
行かれたレコを拝見しました。お子さんとご一緒だったのですね。あいにくの天気でしたが、分水嶺と不安定な天候で有名な谷川ですから、逆のパターンも時々あります。
私はここ10年で41回谷川岳トマノ耳に行っております。良い時もあれば悪い時もあります。悪い時の方が記憶に残りますね。特に厳冬期。登頂せず撤退したことも数回ありました。
私も登山を始めた頃は、主脈縦走など憧れでしたが、鍛錬し経験を積んでから行ってみると案外すんなりと行けました。夢を実現するために日々少しずつ努力されると敵うと思います。
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