三ツ石山【松川温泉BS→源太ヶ岳→三ツ石山→松川温泉BS】


- GPS
- 07:25
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 974m
- 下り
- 975m
コースタイム
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 8:05
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/uploads/030501_mo_ha.pdf |
写真
感想
早い山では、もう紅葉が始まる時期になりました。
これから12月にかけて、南下する紅葉を追いかけましょう。
今年のスタート地点は、岩手の三ツ石山にしました。
栗駒山を擁しながらも、東北随一と呼ばれる紅葉の実力や如何に。
■松川温泉BS→源太ヶ岳→三ツ石山
台風14号は何とか逸れてくれたので、予定通り松川温泉に前泊します。
都内から日帰りは無理だし、コロナ禍で避難小屋泊は怖いので松川荘へ。
2食付きのプランにしましたが、前日までに申し出れば朝食を弁当に変更できます。
結果から言えば早立ちする必要はありませんでしたが、心の余裕は大事ですね。
三ツ石山の最短ピストンでは面白くないので、源太ヶ岳から周回します。
標準CTを積み重ねると、およそ8時間にもなるので終バスに合わせて6:30の出発に。
水場は地図によっては丸森川や稜線上にあるように書かれていますがフェイクです。
登り坂の途中、1,180m付近に湧いているのが正しいので注意です。
大深山荘への分岐を過ぎると、森林限界を越えて眺望が良くなります。
地図でも眺望の良さのコメントが3つ続くように、一気に景色が変わります。
源太ヶ岳まで登ると八幡平や秋田駒ヶ岳も見えるようになります。
紅葉に色づく三ツ石山へのルートも俯瞰できて、一気にテンションが上がるのを感じました。
しばらく稜線歩きを楽しんだ後に、大きく下って樹林帯へと潜り込みます。
地図には紅葉のトンネルとあるものの、時期尚早なのかそこまででは。
紅葉が波状攻撃の準備をしているなんて知る由もなく、色づく小畚山の山肌を愛でるばかり。
雫石側から登ってきたらしき人たちで賑わう小畚山の山頂で、初めて三ツ石山の実力を見せつけられます。
三ツ石山へと嫋やかに伸びる稜線は、まだ9月半ばだというのに紅葉の最盛期のようでした。
錦秋と呼ぶには至らないほどに感じますが、スケール感としては申し分ありません。
雫石側から登ってきたと思しき人たちが増えて、人通りが多くなります。
これだけ歩きやすくて紅葉が綺麗なルートなので、足を伸ばしたくなるのは分かります。
三ツ石山に近づくと更に人は増えて、山頂に至っては山でありながら密状態に。
東北の方の性格なのか、マスクもせずに大声で喋るので長居せず引き上げます。
でも、山頂の岩稜地帯から見渡す紅葉は確かに一件の価値がありそうです。
さすがに栗駒山には及ばないものの、全方向に紅葉が広がる様子は圧巻でした。
■三ツ石山→松川温泉BS
少し下った場所の岩の上でランチにしますが、いかんせん賑やかで居た堪れません。
大抵の人は息も絶え絶えで、とても小畚山にまで足を伸ばせる様子ではありませんでした。
三ツ石山荘までの下りは離合が激しく、下りのこちらは待つ一方です。
泥濘で歩きにくい場面も多く、離合しにくい場面も散見しました。
テラス席が人気の三ツ石山荘を過ぎたら、途端に静けさが戻ってきました。
網張温泉まで行っても路線バスは廃止されているので、松川温泉に下山します。
地図上では終盤まではなだらかで、なんら問題ないように見えるのが罠です。
松川大橋分岐のあたりまで続く、怒涛の泥濘地獄に集中力を削られます。
このルートを知っているであろう人たちは、長靴で歩いていましたが納得です。
この日は前日が雨だったので、泥濘度が高くて靴も裾も泥まみれは不可避でした。
最後に、やや急峻な木の階段を下りると松川荘の近くに出てきます。
そのまま松川荘で日帰り入浴を使いましたが、早い時間帯はハイカーより観光客で賑わう印象でした。
バス停に近い松楓荘の方が利便性に優れていますが、より混んでいるのでしょう。
あと、松川荘に前泊したので日帰り入浴を無料にしてもらったのは内緒です。
帰路のバスは4名ほどの乗車と、バス運行の存続が気になってしまう乗車率。
特に東北は登山に使える路線バスの廃止が顕著なので、頑張って欲しいところ。
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