阿弥陀南稜


- GPS
- 07:28
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,389m
- 下り
- 1,383m
コースタイム
天候 | 曇りだったり、晴れだったり、雨になったり、晴れになったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
P3直登ルート以外は完全に登山道 P3直登は出だしだけ少し窮屈、ホールドは全てガバ、濡れていても安心して登れた 鏑木で支点をとる 1p以降はコンテですすんだが、ルンゼルート合流手前が4m程の岩峰があるため、簡易の支点を作ってセカンドビレイで引き上げた P4トラバースから山頂は脆いため落石注意 |
その他周辺情報 | レストランペチカ 大盛頼んだらすごい量が来た、腹が減ってたらよいと思う。味も良い |
写真
感想
⚫︎6年前
赤岳初登頂(これが山にハマる決定打となった)で、快晴の赤岳山頂から、カッコよく聳え立つ阿弥陀岳を見て以来、いつか登りたいと思っていた。しかし南北に走る八ヶ岳主稜線から外れているため、他の八ヶ岳主峰の方ばかり登り、阿弥陀がずっと残っていた(あるある)。
⚫︎2年前
カモに入会し、1リクエストでバリを希望していた私に、当時の会長Wさんにマッチングしていただいたのが、kudanさんだった。そのkudanさんからの提案が阿弥陀南陵だったのだから、願ったり叶ったりだったのだ。しかし一度雨で流れてしまい、その後は子供達の受験圧力が高まり、山行を断わざるを得なくなる。2年目も受験終わらずで、3年目にして再び声をかけてみると、快く承諾していただけた。感謝。
⚫︎当日
土曜日は雨で翌日曜日に変更。日曜日の天気もあまり思わしくなかったが、雨予報の合間を狙ってなんとか行けそうだと判断し、土曜の夜結構な雨の降り頻る中、船山十字路の駐車場に向かう。
朝3:30起床の4時出発。出発時は予報通り雨は止んでいたが、11時頃から再び雨が降る予報だったため、出来る限りのスピードで先を急いだ。三つ峠クライミングとほぼ同じ装備のザックの重さで、急騰の連続はしんどかった。。
立場山を過ぎ青ナギへ。天候と風での撤退判断ポイントを通過する。ガスが少し晴れて権現岳がちょろっと顔を覗かせたが、展望はもともと期待してはいない。
P3基部に到達して、kudanさんのリード開始。地形のせいと思うが、この場所だけ(と後で分かった)下から風が強く吹き上げできて非常に寒く、ガスの中で2人ともガクガク震える羽目に。やはり撤退判断すべきだったのかと、ビレイしながら頭をよぎった。それでも1ピッチ登って、2ビッチ目以降山頂までコンテ。コンテの意味は知っていたが、実際にやるのは初めてだったので、ロープのまとめ方をその場で教わった。事前勉強が不足ですみません。
P4前で、ガスが急に消えて晴れ間が出て、日差しの暖かさを感じた。一瞬ではありましたが、歩いてきた青ナギや赤岳・中岳が見えて、やはり来て良かったと思いました(その後は再びガスガス。山頂でも何も見えず)。
朝9時に阿弥陀山頂につくと、意外に人が多くてびっくり。登山道ではないところから、山頂に這い上がるのは、入会前の筑波女体山ダイレクトルート以来の2回目。この時の気分は病みつきになるなぁ。
今回の山行は小さな一歩ですが、私にとっては大きな一歩。まだ力不足を痛感するも、これが今後の基準となっていくことは間違いないと思う。kudanさん、2年越しの約束を果たしていただきまして、ありがとうございました。
阿弥陀南稜に行きました。
前回計画したときはルンゼルートで、ロープワークはできないので、先輩に頼んで計画したもお流れ。
どこかつれてってくださいといわれたので、改めて計画した。
南稜だけだと物足りなさそうなので北稜も含めてどうかと思ったが継続登攀は欲張りすぎかなと思い、南稜だけに絞ることにした。中央稜は別段面白くなさそうだったので御小屋尾根から下山することとした。
登攀の対象はP3、P4だが実情はP4は脆いためあまり記録がない。あわよくばP4登攀と思い、一通りの登攀具をもって望んだ。
道中歩いている時はひたすら岩が乾いてるがどうかを気にしながら登っていた。普通の登山道というか、むしろその辺の里山より完全に歩きやすい。恐らくこの辺の管理者が整備しているらしく、たくさん進入禁止のロープが見られた。
P3取り付きにいってからは登れそうだったので、ルンゼルートを見る間もなく登り始めた。
5.6くらいの簡単なルートでした。出だしだけ少し窮屈で悪い。
P4まで行くと晴れてきたが、P4の壁は滴っていたため諦めた。明らかにこちらの方がすい壁でたっている。いくなら中央チムニーから右にひたすらバンド上をいくかな、真ん中にスリングあり
一番左から行くのも良さそうだが薄利したあとがたくさんありやはりもろそう。
その後山頂につき、無事に下山。
割とお手軽で面白いルートだった。P3、P4併せて登って。北稜も上ればプチバリ的な感じに楽しめそう。
なんだかんだ初八ヶ岳登頂となりました。お誘いいただきまして、ありがとうございました。
これからもがんばってください〜
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