大雪山(赤岳・旭岳・白雲岳・緑岳)


- GPS
- 12:40
- 距離
- 34.4km
- 登り
- 1,982m
- 下り
- 1,985m
コースタイム
- 山行
- 7:44
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 9:23
天候 | 13日 晴れややガス 14日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 層雲峡黒岳の湯に入りました。クーポン使用で\500。 1階のレストランは休業中ですが、周辺に飲食店があります。 |
写真
感想
6日目。観光で訪れたことがある層雲峡を通過して、銀泉台へ向かいました。ここからなら登山者しか入らないし、ロープウェイの制約もなく行動できるからです。そして赤・白・緑の山を登れます。
砂利道の終点は広い駐車場。水場もあって助かりました(帰りはなぜか枯れていた)。雲間に天塩岳、ニセイカウシュッペ山、北見富士を眺めながら、広大なお花畑に上がり、赤岳へ。岩の上に上がると大展望が待ってました。まったくすごいとしか言いようがありません。
白雲岳避難小屋でテントを張ったら、(破れた)アタックザックで旭岳へ。さっき見た大展望の中を歩いていきます。なんという幸せ!北海岳からは御鉢平カルデラの周囲を回って、その大きさを堪能します。そしてガスの中の旭岳へ。V字登り返しとまさかの残雪急登に、ひいひい言いながら登頂しました。
残念ながらガスが晴れることはありませんでしたが、にぎやかな山頂でラーメンを食べて、まったりしました。帰りは少し雲間が広がって、旭岳や北鎮岳を見ることができました。白雲岳も山頂まで見えていたので登りましたが、なぜか登山口側からはガスで何も見えませんでした。これも自然の驚異かな。
広い天場の周囲ぐるりがテントで埋まってました。向かい合わせのテントの間で乾杯し夕食にしましたが、とにかく風が冷たくて早々に中に引っ込みました。
7日目はきれいに晴れ渡って、今日下山するのがもったいないくらいでした。撤収したら小屋裏の大きな残雪を渡って緑岳へ登頂。なだらかなハイキングコースですが、やっぱりここまでが長い。山頂からの眺めも最高で、トムラウシへ延びる登山道には、また北海道に登りに来たいと思わせるものがありました。
あっという間に下山して、層雲峡の黒岳の湯へ。露天風呂からは層雲峡の景色が見れました。隣のレストランで山菜ラーメン+ミニ豚丼セットをいただき、旭川の宿へ移動しました。夕食はいいお店を見つけられてラッキーでした。
というわけで、登山行程は無事終了しました。翌日新千歳空港で、待ちに待ったジンギスカンを食べ、またの機会を約束してyutak25さんとお別れしました。
初めての、そして憧れの北海道登山を文字通り満喫した7日間でした。道中いろいろありましたが、お互いに協力して効率よく行動できたので、最後まで気持ちのいい旅になりました。
yutak25さん、大変お世話になりました。ご一緒させていただき本当に良かったです。ペテガリ・神威も他の山もいろいろご一緒できそうですので、またよろしくお願いします。ありがとうございました。
前夜、白銀温泉キャンプ場のテントで爆睡している間に、BBCさんがテン場のことなど懸念事項を沢山調べてくれて、当初予定していた黒岳ベースの計画から変更、ヤマレコの山行計画も作成いただいて感謝です。私はというと毎日連続で長時間睡眠…。早朝、テントを撤収して銀泉台へ。最後はダートだけどここはバスが通るようなフラットなダート道、3日前の元浦川林道でのパンクがちょっと後遺症になっているので慎重に走りました。準備をして出発!初日に重を置いた今回の山行、避難小屋に水場はあるが、一応3.9L担いで赤岳登山道を上っていきます。第一花園、第二花園、雪渓の通過、コマクサ平からグイっと上ると赤岳に到着です。赤岳の岩の上によじ登って景色を見ました。この日は旭岳を望むことはできませんでしたが、それでもいい景色です。小泉分岐を通過し次の白雲分岐を左へ下り白雲岳避難小屋へ。小屋で受付けをし、テン泊\500、整備協力金\1000の計\1500をお支払いし、手拭いをいただきました。ベストポジションのマップで、いい幕営場所を教えてもらいました。撤収しようとされていた方が、ここいいですよと教えてくれたのでそこに張りました。幕営後、10:20にアタックザックで出発です。ちょっと遠いけど旭岳まで行って、白雲岳を上って帰ってくるという行程、まずはさっきの白雲分岐までもどって乗り越えます。下って雪渓を通過し、白雲岳を左手に見ながら北海岳へ上ります。登山道はゆるやかなアップダウン、とても歩きやすい上、景色も最高です。北海岳の次は荒井岳を左へ。右前方に見える山の雪渓が笑うセールスマンみたいに見えました。ここを少し下って右前方に旭岳を見る景色になります。裏旭岳キャンプ指定地を右手に見てどこを上るんだ?と近づいていきます。やっぱりあの雪渓を少し上るんだねと、雪渓を上ります。後半は土をかぶせてくれていたので歩きやすかったです。だけど雪渓後もめっちゃ急坂…。これを頑張って上れば山頂です。たくさんのハイカーで賑わう旭岳山頂に到着。私は7年ぶり2度目になります。あの時見た景色の方向、いつか歩いてみたいな~って思っていたところを今日こうやって歩いてここに到着しました。なんだか嬉し(^^)
山頂で写真を撮ってラーメンを食べて休憩です。来た道を戻るときに振り返ってみた旭岳が綺麗でした。さっき上るときはガスがかかっていたけど、こうやって見れて良かった。昨年のニペソツ山でも同じように下山時に見れたんだよな~。だんだんとガスが入ってくる感じでしたが、白雲分岐を右へ折れ、白雲岳へ。山頂はガスで眺望は残念…。分岐から意外に近かったのも疲れた体には優しかった。テントに戻り、まずは寒かったのでコーヒーとお茶を飲んで休憩、手が冷たくてぱんぱんに膨れていました。落ち着いてから晩御飯、今日はガラナサワーで乾杯です。BBCさんから頂いた牡蠣のスモークも美味しかったです。寒くて眠れないのではないかとの心配通り、寒さで何回か目を覚ましました。二日目は下るだけなので朝はゆっくり出ましょう。と言っていましたが、早朝から目が覚めていたので撤収して予定より早く出発、今日の方が天気がよく、緑岳へ向かう登山道から見るトムラウシ、それへ続く縦走路がとてもきれいでした。いつか歩いてみたい!とまた思うのでした。緑岳からは石狩岳、トムラウシ山、右奥に十勝連峰も見えました。ここからも旭岳が見えるんですね。ほんといいお天気で、暖かさもうれしく、赤岳からは旭岳も見えるし、山座同定して景色を眺めました。そして登山口へ下っていきました。下山後は層雲峡の黒岳の湯で汗を流し、また味噌ラーメンを食べて、今日は旭川のビジネスホテル泊です。夜ご飯にと出かけたお店が大ヒット!何食べても美味しかったです。昨年からは、こうやって外食してお酒を飲むこともなくなっていましたが、ずいぶんと久しぶりに外食でお酒を飲み、いい時間を過ごせました。翌日お昼に新千歳空港へ戻り、ランチは私の新千歳空港打ち上げ定番になっている松尾ジンギスカンでジンギスカンを食べて解散です。BBCさん、9日間もですが、それ以前の計画の段階からも大変お世話になりました。いろんなことがあった山旅でしたが全般とても楽しく過ごせて良かったです。また次回、ご一緒させていただくことを楽しみしてます。ありがとうございました。
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