看脚下「旭岳」


- GPS
- 07:48
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,238m
- 下り
- 1,243m
コースタイム
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 7:48
天候 | 晴れ後曇り後雨 西後南の風 0〜5m 視界は良かった 富良野岳・然別の山を見た 昼頃から雲が増えた 風が冷たく 暑さ知らずだった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
きれいなトイレ(便座ヒーター・シャワー無し)有り RW前の駐車場は夜間閉鎖 旭岳ビジターセンターの駐車場はトイレ無し 3ヶ所の駐車場はいずれも無料 24時間営業のコンビニと道の駅が 29km手前の東川町に有る |
コース状況/ 危険箇所等 |
旭岳を往復した 登りはRW下を歩き 下りはRWを利用した ※ RW下 ※ 巾広く刈払いされた 手入れの行き届いた道 道標とマークは十分有る 誤進入防止のロープも張ってある 緩急の変化が有り ゴロ太の急登はグリップの良い岩で助かる 天女ヶ原の湿原二ヶ所に短い木道有り 始めは広葉樹も有るが すぐに針葉樹と笹藪になる 湿原も笹の勢いが強い 登るほどに樹木が無くなって展望が開ける 入口の100mくらい藪が残してあるのは 観光客の立ち入りを防ぐためか? 登りで追い越していった人は ソロの4人 ※ 旭岳往復 ※ 姿見の池までは チングルマ・ツガザクラ・エゾコザクラが見頃だった 池から先は荒涼の一言に尽きる ガレ・ザレ・ジャミに 点在する岩は噴石なのか? 下りは石車に乗らないように要注意 展望は当然抜群 登るほどに違う景色が展開する 九合目の先 金庫岩から見上げる斜面にキバナシャクナゲが見事に広がっていた 音を立てて吹き上げる噴気も見もの 見るなと言っても見える 会った人はたくさん 同じ人に5回抜かれたって 追い越しては休んでいるだけ・・・若いって素晴らしい |
その他周辺情報 | 旭岳温泉 湯元 勇駒荘を日帰り利用した うんぬんするまでも無い 極上泉 1200円 一帯の温泉の草分け 旭岳温泉と言う前は勇駒温泉と呼ばれた |
写真
感想
看脚下=自分の足元をよく見よという戒め
東大雪の1200mクラスの山ふところの 樹林帯に地味ラン天国がある。
東に有るなら、表にも有るはずと考えるのが人情というもの・・・思い出したのは 旭岳ロープウェイの足元に広がる大樹林帯だった。
RWの下を歩いて旭岳に登ることにした。
RWの看脚下ということになる。
迂闊にも 歩き始めて気が付いたが、樹林は雪が付けば クリスマスツリーのようになる針葉樹林で、下草は笹藪・・・求める花が咲く環境では無い。
スタートの標高が少し 高すぎたようだ。
その代わりに登るほどに展望が開けてきた。
RWの道に合流すると いわゆる高山植物が咲き誇っていた。
派手花もいいものだ。
音をたてる噴気を横目に ガレ・ザレの道を登れば次々に景色が展開する。
山頂に至ると、北鎮岳や黒岳をはじめ 360°の展望に感嘆する。
入れ替わるように、湧き上がった雲がトムラウシを隠し、あっと言う間に黒い雲が広がり 天気予報にもなかった雨が降り出した。
ズルズル滑る下りに、本日ふたつ目の看脚下を発動した。
足元に集中しないと、滑ってコケそうになる、石車に乗ってコケるのは自己責任である。
雨は 次第に本降りになり、ここはひとつ 金の力にものを言わせ、RWで下りることに相成った。
下り片道 2200円であった。
変化に富んだ道と 大展望、咲き誇る高山植物と 予定より早く下山できてヒットの山行となった。
登路の水やぬかるみを警戒して、長靴で臨んだが まったくお呼びでなかった。
と言うより、長靴のフラットなソールは 石車に乗りやすい。
人目には 長靴で歩く変な人に見えたかも?
この春先、残雪の多さが 交わす挨拶の定番になっていたが、ここ最近 北海道の雪解けがずいぶん早いようだ。
二日前に愛別岳に登った人が、意外に雪が無くて、スパイクを使わなかったと言っていた。
例年 7月下旬に見頃の 裾合平のチングルマも早く開花するのだろうか?
コメント
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