八ヶ岳【桜平→天狗岳→稲子湯BS】


- GPS
- 08:56
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,177m
- 下り
- 1,553m
コースタイム
- 山行
- 4:21
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 6:04
- 山行
- 3:31
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 3:47
天候 | ■8月8日→曇り時々晴れ ■8月9日→雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
■小海町営路線バス 松原湖線 https://www.koumi-town.jp/office2/archives/files/pdf/50b5ebccc545df432a59ca7a5a7f60394117480f.pdf |
予約できる山小屋 |
オーレン小屋
|
写真
感想
山の日と合わせた三連休。
お盆休みとも相まって、長期縦走を計画した人も多かったでしょう。
そして、タイミングを見計らったかのように襲いかかる台風の3連荘。
まるで緊急事態宣言に忖度したかのような、家に引き篭もれとの圧を感じます。
■桜平→オーレン小屋→東天狗→オーレン小屋
そんな台風に翻弄されて、前日の夜にルートを変更する慌ただしい山行。
まさか台風上陸の当日が、最も天気が良いとは誰が予想できただろうか。
根石岳のコマクサ鑑賞が必達なので、ルートは幾つか考えられます。
が、渋の湯や麦草峠からの縦走はオーレン小屋の到着が遅くなるので止めました。
結局、茅野駅からタクシーで桜平ゲートに乗り付けるという荒技を強行します。
駅で相乗りを探しましたが、そんな美味しい話はありませんでした。
小雨が降る桜平ゲートで身支度を整え、先ずは夏沢鉱泉を目指します。
荷揚げにも使われるので、急勾配ながら舗装されていました。
夏沢鉱泉から先は登山道の様相ですが、歩荷に使われる歩きやすいルート。
小一時間ほどでオーレン小屋に着き、丁寧な説明を受けてテン場へ。
テン場はスノコが20枚ほど点在していて、早い者勝ちです。
とは言え崩壊したスノコも幾つかあるので、利用可能数としては減ります。
この日は台風の影響か、昼時でも選びたい放題でした。
紅葉の時期の週末あたりは、昼前には埋まりそうな勢いです。
テントを設営して、根石岳山荘の周辺に群生するコマクサ鑑賞に出発です。
7月8日辺りから咲き始めたとの事でしたが、何とか間に合いました。
花の大きさは2cmほどと、道端に咲いていても見落としてしまいそうなサイズ。
高山の砂礫帯という過酷な状況に咲く、気高ささえも感じる花です。
その多くは保護された柵の中で咲いていたのは、盗掘対策でしょうか。
見頃は過ぎたようで、葉だけ残ったような状態を多く見かけました。
根石岳でUターンしても良いのですが、時間に余裕があるので天狗岳へ。
多様に咲く高山植物を愛でながら、軽微な鎖とハシゴを経て山頂に至ります。
濃いガスで眺望が効かないながらも、多くのハイカーが訪れていました。
西天狗まで足を伸ばそうとも考えましたが、何も見えそうにないのでパス。
あとは来た道を引き返して、小屋の受付で酒類を買い込んでテン場に戻ります。
翌日は雨予報でしたが、テン場はそれなりに賑わっていたように見えました。
■オーレン小屋→しらびそ小屋→稲子湯BS
翌日、5時頃は晴れ間が見えるものの、疑似好天だったようで雨に。
雨に降られるのは致し方なしとして、稲子湯へと下山します。
夏沢峠まで登り返して、緩やかな下り坂で本沢温泉に至ります。
ここはトイレとテン場の距離が遠く、用を足すのに苦労した記憶が。
林道を経由して、稲子登山口バス停に下山するのが最短ルートでしょうか。
さらに松原湖バス停まで歩けば、リエックス経由のバスでも駅に行けます。
でもバス停付近に何もないので、稲子湯に下山することにしました。
稲子湯のバス待合所なら、雨でも労せずパッキングできますので。
稲子湯のお風呂に入るなら建物内でパッキングできますが、今回は利用せず。
小海町営バスの経路が変わり、八峰の湯に寄りやすくなったので行ってみます。
林道を縫うように粛々と下山して、稲子湯でゴールです。
映画・岳の谷村山荘でのシーンにも使われたので有名ですね。
八峰の湯は開店直後から賑わうも、風呂は広く密は回避できています。
ただ子供連れが多い印象で、静かに疲れを癒すには不向きか。
食堂も完備で、湯上がりの生ビールや一品料理も楽しめます。
バス経路の変更はファインプレーなので、もう少し登山者向けに発信しても良いのでは?
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