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Yamareco

記録ID: 3423235
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

剱岳 早月尾根日帰り兼TJAR見学

2021年08月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
crz4649 その他1人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
11:33
距離
16.3km
登り
2,460m
下り
2,453m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:23
休憩
2:11
合計
11:34
距離 16.3km 登り 2,461m 下り 2,458m
0:13
25
スタート地点
0:38
59
2:30
44
3:14
3:30
54
4:24
41
5:05
5:11
18
5:29
5:40
8
5:48
6:48
3
6:51
7:07
34
7:41
7:42
53
8:35
42
9:17
9:34
31
10:05
44
10:49
10:52
37
11:29
11:30
17
11:47
ゴール地点
天候 晴れ(ガス気味)
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
馬場島の無料駐車場を利用
コース状況/
危険箇所等
良く整備されている。早月小屋以降は岩場となるが3点支持を心がければ問題なし。
金太郎温泉 日帰り温泉カルナの湯。ETCカード提示で1,050円。硫黄がしっかり効いた泉質で露天風呂が広い!食堂は良心的な値段で味も良し。リクライニングチェアーで仮眠を取って、23時にチェックアウト。
2021年08月06日 04:35撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
8/6 4:35
金太郎温泉 日帰り温泉カルナの湯。ETCカード提示で1,050円。硫黄がしっかり効いた泉質で露天風呂が広い!食堂は良心的な値段で味も良し。リクライニングチェアーで仮眠を取って、23時にチェックアウト。
番場島登山口。0時過ぎに登山開始。TJARの選手30名とほぼ同じ時間にスタート。TJARの選手達は、はるか30キロも北の日本海(標高0m)スタートである。
2021年08月08日 00:16撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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8/8 0:16
番場島登山口。0時過ぎに登山開始。TJARの選手30名とほぼ同じ時間にスタート。TJARの選手達は、はるか30キロも北の日本海(標高0m)スタートである。
早月尾根は標高差2,240mを8kmで登る登山道。日本3大急登のひとつ南ア・甲斐駒ケ岳の黒戸尾根が標高差2,200mを10kmなので、急登度はこちらが上。深夜の登山道、まさに登りっぱなし。
早月尾根は標高差2,240mを8kmで登る登山道。日本3大急登のひとつ南ア・甲斐駒ケ岳の黒戸尾根が標高差2,200mを10kmなので、急登度はこちらが上。深夜の登山道、まさに登りっぱなし。
午前3時過ぎに早月小屋(2,224m)に到着、長めの休憩を入れる。TJARの選手の動きを確認すると、既に馬場島の登山口に到着している。速い。4時を過ぎると東の空がだんだんと明るくなってきた。
2021年08月08日 04:42撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
8/8 4:42
午前3時過ぎに早月小屋(2,224m)に到着、長めの休憩を入れる。TJARの選手の動きを確認すると、既に馬場島の登山口に到着している。速い。4時を過ぎると東の空がだんだんと明るくなってきた。
雪渓が表れる標高まで登ってきた。その先で・・・
2021年08月08日 04:57撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
8/8 4:57
雪渓が表れる標高まで登ってきた。その先で・・・
警戒心の乏しいライチョウ出現。(撮影者:H氏)
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警戒心の乏しいライチョウ出現。(撮影者:H氏)
2,800mまで登ってきた。山頂ももうすぐ。H氏が撮影しているのは・・・
2021年08月08日 05:07撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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8/8 5:07
2,800mまで登ってきた。山頂ももうすぐ。H氏が撮影しているのは・・・
日本海方面の雲海。竜の巣(天空の城ラピュタより)みたいな雲も浮かんでいる。
2021年08月08日 05:13撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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8/8 5:13
日本海方面の雲海。竜の巣(天空の城ラピュタより)みたいな雲も浮かんでいる。
多分チンマギキョウ。イワギキョウと似ている。
2021年08月08日 05:22撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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8/8 5:22
多分チンマギキョウ。イワギキョウと似ている。
最後のクサリ場、カニのはさみ。ここは落ちたらヤバイところだが、慎重に進めば問題なし。ただし、鉄筋1本に全体重を預ける個所は、そのうち風化でもして折れたら危ない・・・
2021年08月08日 05:27撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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8/8 5:27
最後のクサリ場、カニのはさみ。ここは落ちたらヤバイところだが、慎重に進めば問題なし。ただし、鉄筋1本に全体重を預ける個所は、そのうち風化でもして折れたら危ない・・・
劔岳登頂。『劒岳 点の記』で案内人宇治長次郎が、日本陸軍測量官柴崎芳太郎に初登頂を譲ったように、筆者も先輩H氏に初登頂をお譲りしました。
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劔岳登頂。『劒岳 点の記』で案内人宇治長次郎が、日本陸軍測量官柴崎芳太郎に初登頂を譲ったように、筆者も先輩H氏に初登頂をお譲りしました。
TJARの撮影の為と思われるドローン。雲海には虹🌈が見えた。
2021年08月08日 05:53撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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8/8 5:53
TJARの撮影の為と思われるドローン。雲海には虹🌈が見えた。
TJAR1位の土井氏が劔岳山頂に笑顔で到着。30kmの登りロードを3時間+馬場島から山頂まで3時間弱。驚異的。レジェンド望月氏が2016年に5日切りをした時よりも30分くらい速い劔岳到着らしい。
2021年08月08日 05:57撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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8/8 5:57
TJAR1位の土井氏が劔岳山頂に笑顔で到着。30kmの登りロードを3時間+馬場島から山頂まで3時間弱。驚異的。レジェンド望月氏が2016年に5日切りをした時よりも30分くらい速い劔岳到着らしい。
山頂での食事は定番のカップラーメン。今回はコーヒー付き。2番手以降の選手を待っていたが、なかなか来ない。というか、1位の土井氏が速すぎなのだ。
2021年08月08日 06:27撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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8/8 6:27
山頂での食事は定番のカップラーメン。今回はコーヒー付き。2番手以降の選手を待っていたが、なかなか来ない。というか、1位の土井氏が速すぎなのだ。
山頂で1時間ゆっくりした後に下山開始。後立山連峰方面は終始ガスで展望がはっきりしない。
2021年08月08日 06:52撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
8/8 6:52
山頂で1時間ゆっくりした後に下山開始。後立山連峰方面は終始ガスで展望がはっきりしない。
ブロッケン現象。劔岳でこれが起きるとは、運がいい。
2021年08月08日 06:58撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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8/8 6:58
ブロッケン現象。劔岳でこれが起きるとは、運がいい。
右の尾根は北方稜線ルート。見るからに通行は困難そう。
2021年08月08日 07:33撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
8/8 7:33
右の尾根は北方稜線ルート。見るからに通行は困難そう。
室堂方面
2021年08月08日 07:50撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
8/8 7:50
室堂方面
奥大日岳方面
雪渓渡航個所。問題なし。
2021年08月08日 08:36撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
8/8 8:36
雪渓渡航個所。問題なし。
岩に鉄筋が埋め込まれている上を歩く。頑丈。
2021年08月08日 08:46撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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8/8 8:46
岩に鉄筋が埋め込まれている上を歩く。頑丈。
雲海を望むH氏。
2021年08月08日 08:55撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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8/8 8:55
雲海を望むH氏。
早月小屋が見えてきた。
2021年08月08日 08:56撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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8/8 8:56
早月小屋が見えてきた。
早月小屋着。TJARのスイーパー(最後部のスタッフ)を撮影する早月小屋スタッフの様子。早月小屋までTJAR選手を一人一人見学した関係で、とてもゆっくりな下山となった。
2021年08月08日 09:18撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
8/8 9:18
早月小屋着。TJARのスイーパー(最後部のスタッフ)を撮影する早月小屋スタッフの様子。早月小屋までTJAR選手を一人一人見学した関係で、とてもゆっくりな下山となった。
早月小屋の雨水貯蔵施設。屋根の水を集めているのですね。
2021年08月08日 09:27撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
8/8 9:27
早月小屋の雨水貯蔵施設。屋根の水を集めているのですね。
早月小屋と劔岳。
2021年08月08日 09:39撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
8/8 9:39
早月小屋と劔岳。
標高2,000m付近のひょうたん池。水質はあまり良くない。
2021年08月08日 09:53撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
8/8 9:53
標高2,000m付近のひょうたん池。水質はあまり良くない。
相当降りてきたが、やっと標高1,800m。まだ1,000m以上も下る。因みにこの標高版、200m刻みで設置されているのだが、どの標高板も、筆者のヤマレコアプリの標高と数十メートル相違していたので、参考程度とした方がいいようだ。
2021年08月08日 10:21撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
8/8 10:21
相当降りてきたが、やっと標高1,800m。まだ1,000m以上も下る。因みにこの標高版、200m刻みで設置されているのだが、どの標高板も、筆者のヤマレコアプリの標高と数十メートル相違していたので、参考程度とした方がいいようだ。
標高1,000m付近の展望台。
2021年08月08日 11:35撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
8/8 11:35
標高1,000m付近の展望台。
下山。「試練と憧れ」。劔岳、まさにそんな山でした。
2021年08月08日 11:48撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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8/8 11:48
下山。「試練と憧れ」。劔岳、まさにそんな山でした。
下山後は、立山川のとても冷たい水で全身クールダウン。また汗をかいてしまうことになるので、風呂に入るのはやめて帰路についた。
2021年08月08日 12:22撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
8/8 12:22
下山後は、立山川のとても冷たい水で全身クールダウン。また汗をかいてしまうことになるので、風呂に入るのはやめて帰路についた。
撮影機器:

感想

この先出場する気は全く無いが、トランスジャパンアルプスレース(TJAR
:Trans Japan Alps Race」の見学を兼ねて、高校山岳部時代から憧れの劔岳に登頂。
TJARは10月にNHKで放送予定とのことだが、映像だけではわからない選手の生の様子を間近で見ることが出来て、勉強になった。
早月尾根は深夜にもかかわらず、湿気も相まって暑く、想定以上に水分を消費。逆に山頂は風もあって、長袖ジャージとカッパを着ないと寒くていられない程。流石に3,000m峰で、標高差とともに気温差が激しい。
筆者は29年前にブナ立尾根を踏破してるので、今回の早月尾根踏破で、北アルプス三大急登は2つ経験したことになる。残るは合戦尾根。ラスボスが女王様となるのか…

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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