635 剣山(北海道十勝地方)


- GPS
- --:--
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 857m
- 下り
- 840m
コースタイム
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 5:00
天候 | ガスのち快晴。 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
復路タクシー:剣山神社→芽室駅 20分5030円 芽室の「こばとハイヤー」は6時から24時の営業。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道の整備は良好。剣山山小屋はトイレ、電灯付。水場は蛇口の握りがなく使えなかった。 |
その他周辺情報 | 帯広市内銭湯を利用。天然温泉温泉たぬきの里(帯広市西5条南12丁目11−3)・・・帯広駅南口から公園通り右側歩道を徒歩15分。12時から営業。自販機多数あり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図(ブック)
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
補助ロープ10m
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感想
今回の北海道シリーズ最終回の剣山(北海道十勝地方)。
計画では3回目だが、いずれもメインの後の予備日を埋める山であったため、今までは登れなかったが、今回は無事登れる。
21日に武佐岳(北海道中標津町)に登ってから、午後のバスで釧路へ。釧路に泊まって、22日はJR花咲線乗車〜普通列車で芽室へとやってきた。
芽室駅トイレで水を補給(これ大事!)してから、駅前常駐のタクシーに乗車して剣山神社へと向かう。
徐々に近づく剣山は立派である。乗車時間25分弱、約5000円で到着。
神社付近波形チアが入るので、下山したら電話する旨運転手さんに行って帰りの予約はしない。
剣山神社は四国の剣山から分社したそうで、まずはお参り。そして神社の正面から見て右手にある避難小屋に入る。
小屋は平屋で部屋は大きく3つに分かれている。30人くらいは泊まれそうだ。入口のある中央には薪ストーブもあり、薪もしっかりと準備されていた。
トイレはすぐ隣。室内は電灯もつく(ブレーカーは建物右手)
水が残念ながら、神社の御手水を利用しているが、こちらの蛇口が開かないので補給は出来ない。芽室駅で汲んでおいて正解であった。
釧路で買った弁当で夕食にし、就寝。訪れる人もなく、静かに過ごせた。
翌朝、起きるとガスで視界が悪い。まるで釧路付近のようだ。
朝露で濡れることを覚悟して、スパッツに雨具ズボンを付ける。
4時半前に出発。
雑木林の中の良く刈り払われた道を進む。刈り払いのお陰で、あまり濡れないが、ガスが気について水滴となってぽたぽたと落ちてくる。
一の森までは所々に石碑が立ててある。
北海道では珍しい信仰の山だ。
標高570m付近でガスから抜けた。上は快晴である。これは雲海が見えるなと期待していると、一の森の展望地では見事な雲海が広がっていた。(一の森展望地からは南東方面が開けているので、遠くに山がなく、本当に雲平線といった感じ。こちらの山際は波打ち際のようであった。)
一の森からは尾根が狭くなり、帰る岩を過ぎ、二の森、三の森と急登が続く。
三の森の少し先の展望地で、剣山の頂上が見えた。
本当にとんがっていてあれが登れるのかという感じ。
胎内くぐりは巻道もあるが、往路は膝をついてくぐる。
そしていよいよ、本日の核心部。梯子地帯だ。
一番初めのハシゴの下部が崩れていて、横に渡されたハシゴを踏み外さないように進んで取りつく。高度感もあってここが一番の難所だ。
4つほどはハシゴを登ると、岩に剣が刺さっている剣山頂上に到着。
360度の展望が広がる。
ただ、ちょっとかすんでいて遠くの山はよく同定できない。
少し休憩したのち、三の森の展望地で追加休憩をとることにして下山開始。
いい加減足が疲れてきていて、どんどん追い抜かれる。トホホ。
ま、今日はあとはお風呂に入って夜の飛行機に乗れればいいので慌てることはない。
ゆっくり下山していくと、一の森の下でやはりまたガスに入る。
後でタクシーの運転手さんに聞いたら、朝はガス、その後ガスは取れてきて日中は日が照って暑くなるとのこと。そして日が暮れるとまた涼しくなる。昔の日本の夏は、朝晩は涼しかったですよね。それと同じような感じでしょうか。
9時半頃下山し、避難小屋にデポした荷物を回収してタクシーを呼んだ。
逆に団体さんなどが来て登り始めて行った。これから登ると相当暑いと思うけど・・・
芽室駅前でビールで喉を潤し、ラーメンを食べ11:59発の列車で帯広へ。
帯広では駅から徒歩15分の天然温泉温泉たぬきの里(帯広市西5条南12丁目11−3)・・・帯広駅南口から公園通り右側歩道を徒歩15分。12時から営業。自販機多数あり)で入浴。帯広名物のモール泉で汗を流す。
その後は夕方まで市内をぶらぶら。でも、あまりに暑いのであまり歩く気が起きない。藤丸デパートに行ったり、バスターミナルで涼んだりしていた。
夕食にビール&ジンギスカンを食べ、20時の飛行機で帰京した。
今回の山旅では、体力不足と暑さでオプタテシケ〜トムラウシ山を断念したほか、ウペペサンケ山も断念したが、士幌線跡サイクリングや武佐岳、剣山も登れて、まあ満足の山行であった。
来年の北海道山行はどこに行こうかな?
大雪山〜トムラウシ縦走もいいし、神威岳&ペテガリ山なんかもいいなぁ。
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