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Yamareco

記録ID: 335456
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

一年ぶりの友達と♪伊奈川ダム〜空木岳〜南駒ケ岳〜仙涯嶺〜越百山周回

2013年08月15日(木) 〜 2013年08月16日(金)
 - 拍手
kyom4 その他1人
GPS
33:15
距離
24.8km
登り
2,549m
下り
2,533m

コースタイム

【第1日目】
07:00駐車場
08:10金沢土場
13:30木曽殿山荘
15:10空木岳
15:20駒峰ヒュッテ
【第2日目】
05:45駒峰ヒュッテ
06:00空木岳
08:00南駒ヶ岳
09:30仙涯嶺
11:25越百山
12:15越百小屋
16:15駐車場
天候 第1日目 曇り後雷鳴、小雨
第2日目 雲海上快晴
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
長野自動車道「塩尻IC」降車、国道19号線を名古屋方面に向かい
須原駅入口標識で左折し、道なりに伊奈川ダムを目指します
ダム管理事務所を行き過ぎて、左側に二段に渡って駐車場があります
コース状況/
危険箇所等
【第1日目】
駐車場を出てすぐの橋手前にゲートがあり、橋を渡るとT字路、
左に行くと木曽殿山荘を経て空木岳へのコース、
右に行くと越百小屋を経て、仙涯嶺、南駒ヶ岳、空木岳へ向かうコースです
木曽殿山荘コースの方が少し林道歩きが長くなります

金沢土場を過ぎ(以前左脇に小屋があった気がしたのですが撤去されたようです)
林道終点「うさぎ平」からようやく登山道に入ります
登山道を覆う笹を刈っていただき、道幅が広がって、歩きやすくなっていました
とはいえ、急坂が続き、尾根に出るとやや平坦になり、
また樹林帯の急坂が始まるといった繰り返しです
特に危険箇所はありません
木曽殿小屋までに水場は二箇所、いずれも豊富に流れ出ていました

木曽殿山荘からは急峻な岩稜帯を登ります
赤ペンキでコースがはっきり示されています
途中で、小雨が降り出し、雷が鳴り出して焦りました
こんな場所で雷が落ちたら逃げ場がありません
幸い、雷鳴は数回、雨も止み、無事駒峰ヒュッテに到着

駒峰ヒュッテには管理人が居て(期間限定)、飲み物の販売もありました
お盆で混み合っているかと思いましたが、ゆったり泊まれました
シュラフを持参すると宿泊費が500円安くなります

【第2日目】
ヒュッテから空木岳に登り返すと、越百山まで大展望の稜線歩きです
南駒ヶ岳へ登る岩稜帯で一箇所ペンキが薄く、
踏み跡のはっきりしない場所がありました
浮石等による転落にご注意ください

仙涯嶺迄、岩場、ザレ場、樹林帯のトラバースが繰り返します
コースがやや不明瞭な場所もありますので、気を付けてください
仙涯嶺の下りからは天気が良ければずっと越百山山頂が見渡せ
快適な尾根歩きです

越百小屋は越百山からかなり下った場所にあり、遠く感じました
小屋を過ぎてやや登り返し、福栃山脇から針葉樹林帯の長い激下りが待っています
途中に水場もあり、休憩すると美味しい水に癒されます
おかげで水場毎に随分休憩を長く取ってしまいました

二泊三日なら余裕あり過ぎ?のコースですが、一泊ですと二日目が長く辛く
疲れ切って林道に出て、まだ林道歩きの長さにぐったりでした
さあ出発。左に行って右からこの場所に戻ってきます。
2013年08月15日 06:57撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 6:57
さあ出発。左に行って右からこの場所に戻ってきます。
こんな標識も
2013年08月15日 06:57撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 6:57
こんな標識も
林道は晴れ
2013年08月15日 07:48撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 7:48
林道は晴れ
金沢土場
2013年08月15日 08:10撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 8:10
金沢土場
うさぎ平
ここからようやく登山道
2013年08月15日 08:31撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 8:31
うさぎ平
ここからようやく登山道
吊橋
間もなく6合目です
2013年08月15日 09:38撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 9:38
吊橋
間もなく6合目です
仙人の泉
冷たい水で喉を潤し、大満足
2013年08月15日 11:02撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 11:02
仙人の泉
冷たい水で喉を潤し、大満足
八合目
前回ここから苦戦しました(暑さとビールのせい)ので、今回は空木岳まで禁酒(T_T)
2013年08月15日 11:45撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 11:45
八合目
前回ここから苦戦しました(暑さとビールのせい)ので、今回は空木岳まで禁酒(T_T)
地味なカニコウモリの花満開
2013年08月15日 12:08撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 12:08
地味なカニコウモリの花満開
見晴らし台
雲が大分出てきて先行き不安
2013年08月15日 12:18撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 12:18
見晴らし台
雲が大分出てきて先行き不安
木曽殿越から空木岳への稜線
2013年08月15日 12:43撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 12:43
木曽殿越から空木岳への稜線
トリカブト
2013年08月15日 12:46撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 12:46
トリカブト
義仲の力水
美味しくて力が出そう。ゆっくり昼食休憩♪
2013年08月15日 12:50撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 12:50
義仲の力水
美味しくて力が出そう。ゆっくり昼食休憩♪
南駒方面だと思うのですが山頂付近はもう雲に覆われて何も見えません
2013年08月15日 12:52撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 12:52
南駒方面だと思うのですが山頂付近はもう雲に覆われて何も見えません
あと僅かで木曽殿山荘
2013年08月15日 13:16撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 13:16
あと僅かで木曽殿山荘
ウメバチソウ
2013年08月15日 13:17撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 13:17
ウメバチソウ
シモツケソウ
2013年08月15日 13:24撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 13:24
シモツケソウ
木曽殿山荘が見えました
2013年08月15日 13:29撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 13:29
木曽殿山荘が見えました
ヤマハハコ
2013年08月15日 13:30撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 13:30
ヤマハハコ
シャジン
2013年08月15日 13:31撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 13:31
シャジン
翌日出会った方に聞いたら、結構混んだそうです。
2013年08月15日 13:36撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 13:36
翌日出会った方に聞いたら、結構混んだそうです。
東川岳からの急斜面に付けられた登山道
2013年08月15日 13:36撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
8/15 13:36
東川岳からの急斜面に付けられた登山道
残念です。宝剣岳方面の稜線が眺められるはずなのですが…
2013年08月15日 14:11撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 14:11
残念です。宝剣岳方面の稜線が眺められるはずなのですが…
頭上の岩場もぼんやり
2013年08月15日 14:13撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 14:13
頭上の岩場もぼんやり
赤ペンキがはっきりしていて助かりました
2013年08月15日 14:28撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 14:28
赤ペンキがはっきりしていて助かりました
こんな足場や鎖場があります。重いザックが辛いです。一泊二日なのに三日分位食糧持ってきてしまいました(T_T)
2013年08月15日 14:45撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 14:45
こんな足場や鎖場があります。重いザックが辛いです。一泊二日なのに三日分位食糧持ってきてしまいました(T_T)
ここにもはっきりした赤ペンキの方向指示があり、視界がなくても安心です
2013年08月15日 14:49撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 14:49
ここにもはっきりした赤ペンキの方向指示があり、視界がなくても安心です
一瞬雲の切れ目に見えたのは空木山頂?そしてまだあんなに登るの?
2013年08月15日 14:55撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 14:55
一瞬雲の切れ目に見えたのは空木山頂?そしてまだあんなに登るの?
険しい(T_T)
そして時折雷鳴、非常に怖いです。諏訪湖花火大会が雷雨で中止になったと後で聞きました。桑原桑原
2013年08月15日 14:56撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 14:56
険しい(T_T)
そして時折雷鳴、非常に怖いです。諏訪湖花火大会が雷雨で中止になったと後で聞きました。桑原桑原
滑らないようにこんな足場も付けられていました
2013年08月15日 15:00撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
8/15 15:00
滑らないようにこんな足場も付けられていました
近付いた空木岳
雨が止み、少し明るくなりました
2013年08月15日 15:01撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 15:01
近付いた空木岳
雨が止み、少し明るくなりました
熊沢岳、檜尾岳方面
2013年08月15日 15:02撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 15:02
熊沢岳、檜尾岳方面
本日の宿、駒峰ヒュッテ
その先は池山尾根
2013年08月15日 15:06撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 15:06
本日の宿、駒峰ヒュッテ
その先は池山尾根
池山尾根、南駒ケ岳分岐
2013年08月15日 15:10撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 15:10
池山尾根、南駒ケ岳分岐
視界はありませんが、空木岳山頂。明朝晴れることを期待して早々に下ります。
2013年08月15日 15:10撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
8/15 15:10
視界はありませんが、空木岳山頂。明朝晴れることを期待して早々に下ります。
好きな小屋です。また来れて嬉しいです♪
2013年08月15日 15:20撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
8/15 15:20
好きな小屋です。また来れて嬉しいです♪
空いていそうな感じで、ますます嬉しくなります。
2013年08月15日 15:21撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/15 15:21
空いていそうな感じで、ますます嬉しくなります。
第2日目朝
2013年08月16日 05:23撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/16 5:23
第2日目朝
雲の下に伊那谷
2013年08月16日 05:23撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/16 5:23
雲の下に伊那谷
空木岳山頂までひと登り
2013年08月16日 05:44撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/16 5:44
空木岳山頂までひと登り
尾根越しに宝剣岳
2013年08月16日 05:45撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/16 5:45
尾根越しに宝剣岳
期待通りの青空(*^^)v
2013年08月16日 05:55撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/16 5:55
期待通りの青空(*^^)v
南駒ケ岳、仙涯嶺
これから行きますよ、待っててね♪
2013年08月16日 05:57撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
8/16 5:57
南駒ケ岳、仙涯嶺
これから行きますよ、待っててね♪
さようなら駒峰ヒュッテ。下って行く方々は池山尾根に向かうのでしょう。
2013年08月16日 05:58撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/16 5:58
さようなら駒峰ヒュッテ。下って行く方々は池山尾根に向かうのでしょう。
岩峰越しにこれから歩く稜線
2013年08月16日 06:08撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
8/16 6:08
岩峰越しにこれから歩く稜線
イワギキョウ?
2013年08月16日 06:19撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/16 6:19
イワギキョウ?
赤椰(あかなぎ)岳山頂
前回見落としていました
2013年08月16日 07:07撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/16 7:07
赤椰(あかなぎ)岳山頂
前回見落としていました
摺鉢窪避難小屋
小屋の周辺のお花畑が見事でしょうが、登り返しが大変そうなので止めました。
2013年08月16日 07:23撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
8/16 7:23
摺鉢窪避難小屋
小屋の周辺のお花畑が見事でしょうが、登り返しが大変そうなので止めました。
南駒ケ岳への登り返し
2013年08月16日 07:33撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/16 7:33
南駒ケ岳への登り返し
小屋分岐
2013年08月16日 07:34撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/16 7:34
小屋分岐
岩だらけの稜線が続きます
2013年08月16日 07:57撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/16 7:57
岩だらけの稜線が続きます
南駒ケ岳山頂
駒峰ヒュッテにザックを預けて、往復している方も何人かいました。
2013年08月16日 08:01撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/16 8:01
南駒ケ岳山頂
駒峰ヒュッテにザックを預けて、往復している方も何人かいました。
遥か奥に宝剣岳、左下に木曽殿山荘が見えています
2013年08月16日 08:04撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/16 8:04
遥か奥に宝剣岳、左下に木曽殿山荘が見えています
尖っている仙涯嶺、緩やかに下って登り越百山に至る尾根道
2013年08月16日 08:04撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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8/16 8:04
尖っている仙涯嶺、緩やかに下って登り越百山に至る尾根道
南駒ケ岳からの空木岳はしとやかな感じがします
2013年08月16日 08:17撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4
8/16 8:17
南駒ケ岳からの空木岳はしとやかな感じがします
岩だらけ、正にゴジラの背中を連想
2013年08月16日 08:21撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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8/16 8:21
岩だらけ、正にゴジラの背中を連想
摺鉢窪の先は崩壊が進んでいます
2013年08月16日 08:31撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/16 8:31
摺鉢窪の先は崩壊が進んでいます
三角点がありました♪
2013年08月16日 08:33撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/16 8:33
三角点がありました♪
良い眺めです。奥に見えるのは安平路山でしょうか?
2013年08月16日 08:35撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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8/16 8:35
良い眺めです。奥に見えるのは安平路山でしょうか?
顔岩と名付けました
2013年08月16日 08:36撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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8/16 8:36
顔岩と名付けました
あのピークに登り返すのですね(T_T)
2013年08月16日 08:40撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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8/16 8:40
あのピークに登り返すのですね(T_T)
フウロソウ
2013年08月16日 08:41撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/16 8:41
フウロソウ
下ってきた道を振り返ると、何だか気力が湧いてきます
2013年08月16日 09:13撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2
8/16 9:13
下ってきた道を振り返ると、何だか気力が湧いてきます
絶壁
2013年08月16日 09:20撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/16 9:20
絶壁
絶壁だらけ
2013年08月16日 09:26撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/16 9:26
絶壁だらけ
ずるずると谷底まで落ちて行きそうなザレ場
2013年08月16日 10:00撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/16 10:00
ずるずると谷底まで落ちて行きそうなザレ場
越百山へと続く尾根道は燕岳の様な雰囲気があります。花崗岩の山だからでしょう。
2013年08月16日 10:00撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/16 10:00
越百山へと続く尾根道は燕岳の様な雰囲気があります。花崗岩の山だからでしょう。
越百小屋の赤い屋根
2013年08月16日 11:20撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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8/16 11:20
越百小屋の赤い屋根
仙涯嶺方面
雲がもう湧いてきました。昨日の様にならないと良いのですが。
2013年08月16日 11:30撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/16 11:30
仙涯嶺方面
雲がもう湧いてきました。昨日の様にならないと良いのですが。
林の中に越百小屋
2013年08月16日 12:03撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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8/16 12:03
林の中に越百小屋
あと少しで小屋
2013年08月16日 12:11撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/16 12:11
あと少しで小屋
長い登山道を終え、川の畔に出ました
2013年08月16日 15:32撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/16 15:32
長い登山道を終え、川の畔に出ました
疲れた足には辛い林道歩き
2013年08月16日 15:34撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/16 15:34
疲れた足には辛い林道歩き
澄んだ水に足を浸けたくなります
2013年08月16日 16:05撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8/16 16:05
澄んだ水に足を浸けたくなります
無事戻りました。疲れました。
2013年08月16日 16:14撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
8/16 16:14
無事戻りました。疲れました。
撮影機器:

感想

お盆に二日間の連休が取れました。
どこに行こうかわくわくしていると、一年会っていない友達から
「仙涯嶺」に行きたいとのリクエストがありました。
五年前に周回している山ですが、二日間で五年前のように歩けるかどうか?
でも、懐かしさのあまり、即座に返事をしておりました。

前回は、尾根上の日差しのきつさ(暑さに耐えきれず飲んだビールも手伝って)
に徹底的に参りましたから、道の駅で前泊し、なるべく涼しいうちに高度を稼ぐ計画。
登りのきつさはともかく、ゆっくり水場休憩も取り、快調に飛ばしました。
ところが、木曽殿山荘付近から、思わぬ雷鳴が聞こえ始め、たじたじ。

幸い雨もほんの少し降っただけで、雨具を着るほどにはならず、
とにかく、雷雨が来る前に駒峰ヒュッテに着こうと必死に岩場を登りました。
一泊二日にしては豪華すぎる宴会食料も担いでいて
ザックの重さときたら並大抵ではありません。

駒峰ヒュッテは予想外に空いていて宿泊者全員が二階で泊まれ、本当に幸運。
天水という事ですが、熱いお湯もポットから頂けて、ガスも使わず大助かり。
一人銀マット2枚敷いて下さり、持参したマットは必要なく
下界の蒸し暑さを忘れ、心地よく眠れました。
管理人の居る期間は限られていますけれど、大好きな小屋の一つです。

翌朝は期待通りの晴れ、雲海から登る日の出を見てから出発です。
空木岳への登り返しはちょっと辛いですが、
山頂からは正に、天上の散歩道をそぞろ歩きの至福の時♪
アップダウンあり、岩場があり、花の咲く樹林帯の迂回路もあり
登り返しは身体にきついけれど、その瞬間を楽しもうと
一歩一歩を確実に踏みしめて歩けたような気がします。

越百山から見下ろした小屋の赤い屋根は随分小さく見え、実際急な長い下り。
小屋を過ぎてやや登り返し、激下りが始まると疲れがますます体を重くします。
標高が下がるに連れて、気温も上がり、蒸し暑さが加わり、
おまけに登山道の後の平坦な林道歩き小一時間は
ただ無意識に足を引きずって歩くだけとなりました。

山の景色も、一緒に歩く友達が居ることで、全く印象が異なります。
山が与えてくれるのではなく、山を見る自分が風景を通して
様々な感情を創造しているのではないかと思います。
もう一度同じコースを辿る山行で、新しい発見も沢山あった二日間でした。

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