オオカサモチを見に釈迦新道、おまけで四塚山。
石川県
岐阜県
pattatta
体力度について
- GPS
- 10:30
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 2,198m
- 下り
- 2,220m
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- 山行
- 9:54
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 10:32
| 天候 | 終始快晴でした |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
運賃は往復1600円‼まあ、色々大変なのは分かるのですが・・・。数年前と比べ倍ですね。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
釈迦新道はもう3年以上閉鎖中です。整備はほぼされていないので歩くときは自己責任で。今回歩いた感じでは、 ・トラバース区間に数か所谷側が崩れているところがありました。ササに隠されているところもあったので注意が必要です ・トラバース区間を過ぎた九十九折以降はササやなんかの下草が伸びていて足元は見えないです。そこそこ急な下りを目隠し状態で下らないといけないところもあります って感じでした。ただ、トラバース区間の崩壊地高巻き道はササ刈してくれているようですので、一応自己責任で入る人のことを考慮してくれているのだと感じました いつか全面開通してほしいですね。 |
写真
シャトルバスは4時半ごろから運航開始していました。2台目に乗れたので5時に出発できました。吊り橋を渡ると噂通りのあの花が咲いていましたが、写真は帰りに。
青空に一直線に伸びる！
やっぱこの花、テンション上がるわ〜
最初はハクサンフウロ
そして七倉山から下りてくるハイカーも。白山北部も大分メジャーになってきているようです。このお二人とお話もしてみたいのですが、目的地に向かいます
このお二人とお話もしてみたいのですが、目的地に向かいます
まあ、ササや木の枝なんかは張り出してきているところもありますが
って、実は別当出合でいきなり出オチだったんですがまあいいでしょうw
何とか降り切りました。この斜面はニッコウキスゲで黄色になっているイメージなのですがほぼゼロです。高山植物園では当たり年だったニッコウキスゲですが、山ではいまいちのようです
って、ほんとにこんなに咲いていたっけ、て感じです。
ミネウスユキソウなんかが咲いていました湯谷のコルまで行くつもりでしたが、八村パワーも空しくもう草ぼうぼうは沢山、って感じなので帰ります
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湯谷のコルまで行くつもりでしたが、八村パワーも空しくもう草ぼうぼうは沢山、って感じなので帰ります
この後殺伐としたトラバース路を過ぎ
まだ時間は大丈夫そうなので、空身で四塚に向かいます
積石塚から望む大汝。大汝の本地仏は極楽浄土を司る阿弥陀如来です。この積石塚は、麓でトラブルを起こしたために不幸にして亡くなった方々の霊を鎮魂するために造られたものだと思います。
で、ガンガン下ります
オオハナウドですね。予測変換ミスです
で、問題のオオカサモチ。釈迦新道での状態から考えると今年はコバイケイソウ並みの大当たり年のような気がします。2年前の下山専用路入り口のものも含め分布を広げつつあったのが、大当たり年に出てきたのではないでしょうか？ってのが私の仮説です
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釈迦新道での状態から考えると今年はコバイケイソウ並みの大当たり年のような気がします。2年前の下山専用路入り口のものも含め分布を広げつつあったのが、大当たり年に出てきたのではないでしょうか？ってのが私の仮説です
感想
2年ぶりの釈迦新道に行ってきました。2年前は7月上旬、一般的にオオサクラソウの最盛期で釈迦新道の旬とされている時期だと思いますが、行った感想としては「早すぎた」でした。私の釈迦新道のイメージは7月中旬でニッコウキスゲや各種せり科、グンナイフウロとかクガイソウなんかが咲き乱れる高径草原なんですよね。で、過去の山行を調べると7/14辺りがよさそうだということで計画したのですが、午後の大気が不安定な感じだったので諦めこの日にしました。ただ、7/14は水曜なので早出可能なのに比べこの日はマイカー規制があり出発が遅くなるので、全ピークスルーのピストンにしました。
釈迦新道は3年以上通行止めなのですが、なんだかんだ言って問題なく歩ける感じは保たれてます。が、ササやなんかの成長が進んでいるせいで以前より花が減っているように思いました。例えばミヤマクワガタなんかは株数は多いのですが草陰にあるせいか、観光新道のものなんかと比べ勢いがなく、一株に精々10個ほどの花しかつけていませんでしたし、ノウゴウイチゴの群落ポイントなんかも草ぼうぼうで葉っぱも見つけられませんでしたし、ミヤマイワニガナやカンチコウゾリナなんかももっと蔓延るイメージだったのですが一株ずつしか見つけられませんでしたしササが伸びた環境に適応できない種は淘汰されていくんじゃないかという不安を感じました。
で今回の最大の目的のオオカサモチですが、これはこれで「こんなに咲くんだっけ？」ってくらい爆咲きでした。斜面を埋め尽くす背の高いセリ科の9割7分はオオカサモチで、あとは咲きかけのオオハナウドとかミヤマシシウドでしたが。自分のイメージでは、オオカサモチはせいぜい3割くらいだったので正直面くらいました。時期の問題なのでしょうか？まあ、自分の仮説では今年はオオカサモチの大当たり年で、その余波で別当出合まで進出したんじゃないかってことですがどうなんでしょうかね。今後の別当出合に注目ですね。
この日は、思ったより早く下山出来たとはいえ帰宅は6時を過ぎました。この週の休みは世間と異なり水、木です。月曜に仕事から帰宅後水曜の北ア遠征の準備をし、火曜は帰宅後速攻で前のりしたのでこの日のレコは全く手つかずのまま今日、木曜まで放置されましたが、何とか今日あげられそうでよかったです。が、昨日の北アレコはいつ上げられるのか・・・。
ヤマレコに追われる某Mさんの気持ちが分かったような気がしますw
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この調子でオオサクラソウにも生息地を拡げて貰いたいですね。鳥さんお願い！
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