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Yamareco

記録ID: 334678
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳【北沢峠BS→甲斐駒ヶ岳→仙丈ヶ岳→北沢峠BS】

2013年08月15日(木) 〜 2013年08月17日(土)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
17:31
距離
21.5km
登り
2,407m
下り
2,390m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

■15日
北沢峠BS1300→長衛小屋1315→仙水小屋1350

■16日
仙水小屋0420→仙水峠0455-0530→駒津峰0700→六方石0730→甲斐駒ヶ岳0825
甲斐駒ヶ岳0845→摩利支天0925→六方石1010→駒津峰1055-1130→双児山1205→長衛荘1325

■17日
長衛荘0405→大滝ノ頭0550→小仙丈ヶ岳0655→仙丈ヶ岳0800
仙丈ヶ岳0840→仙丈小屋0900→馬の背ヒュッテ0950→大滝ノ頭1040→北沢峠BS1135
天候 ■15日→晴れのち夕立
■16日→晴れのち夕立
■17日→晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
■山梨交通 甲府駅・市営芦安駐車場〜夜叉神峠登山口・広河原線、奈良田〜広河原線
http://yamanashikotsu.co.jp/noriai/2013hirogawara.htm
予約できる山小屋
仙丈小屋
馬の背ヒュッテ
北沢峠 こもれび山荘
■写真1 - 北沢峠BS
今日は1時間しか歩かないので遅い時間に到着。
仙水小屋への指導標は少なく、取り敢えず長衛小屋へと歩きます。
2013年08月15日 13:02撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/15 13:02
■写真1 - 北沢峠BS
今日は1時間しか歩かないので遅い時間に到着。
仙水小屋への指導標は少なく、取り敢えず長衛小屋へと歩きます。
■写真2 - 長衛小屋
建て替えたばかりで綺麗です。
同時に名前も以前のものに戻したので、長衛荘と混同しがちに。
2013年08月15日 13:16撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/15 13:16
■写真2 - 長衛小屋
建て替えたばかりで綺麗です。
同時に名前も以前のものに戻したので、長衛荘と混同しがちに。
■写真3
長衛小屋を横切って沢沿いを歩きます。
甲斐駒ヶ岳からの下りに利用する人も多いようです。
2013年08月15日 13:29撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/15 13:29
■写真3
長衛小屋を横切って沢沿いを歩きます。
甲斐駒ヶ岳からの下りに利用する人も多いようです。
■写真4 - 仙水小屋
予約者以外は立入禁止の徹底ぶり。
ロープの前に立つと小屋の関係者たちの鋭い視線を感じます。
2013年08月15日 13:48撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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8/15 13:48
■写真4 - 仙水小屋
予約者以外は立入禁止の徹底ぶり。
ロープの前に立つと小屋の関係者たちの鋭い視線を感じます。
■写真5 - 仙水小屋
今日の酒盛りセット。
先ずは缶ビールでも買おうかと思った矢先に夕立。
外に出るのが億劫になりウィスキーとワインだけで時間を潰します。
2013年08月15日 15:43撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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8/15 15:43
■写真5 - 仙水小屋
今日の酒盛りセット。
先ずは缶ビールでも買おうかと思った矢先に夕立。
外に出るのが億劫になりウィスキーとワインだけで時間を潰します。
■写真6 - 仙水小屋
何故か刺身が出てくるとの噂どおりの夕食。
意外とフルーツが充実していたのには驚きます。
2013年08月15日 16:37撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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8/15 16:37
■写真6 - 仙水小屋
何故か刺身が出てくるとの噂どおりの夕食。
意外とフルーツが充実していたのには驚きます。
■写真7 - 仙水小屋
日付は変わりまして翌日です。
朝食は山小屋では珍しい納豆が付きます。
取り敢えずご飯おかわりしてエネルギーを蓄えます。
2013年08月16日 03:35撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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8/16 3:35
■写真7 - 仙水小屋
日付は変わりまして翌日です。
朝食は山小屋では珍しい納豆が付きます。
取り敢えずご飯おかわりしてエネルギーを蓄えます。
■写真8
ヘッデンを装着して暫く暗闇の樹林帯を歩きます。
途中から開けたガレ場に移り踏み跡が目立たなくなりますが、鞍部を目指していけばいいので大きくルートを外れることはありません。
2013年08月16日 04:42撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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■写真8
ヘッデンを装着して暫く暗闇の樹林帯を歩きます。
途中から開けたガレ場に移り踏み跡が目立たなくなりますが、鞍部を目指していけばいいので大きくルートを外れることはありません。
■写真9 - 仙水峠
ご来光スポットです。
皆さんご存知のようで、日の出待ちの方が何人もいました。
2013年08月16日 05:08撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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■写真9 - 仙水峠
ご来光スポットです。
皆さんご存知のようで、日の出待ちの方が何人もいました。
■写真10 - 仙水峠
太陽と雲の織り成す世界って何でこんなに綺麗なんだろう。
もう少し視界が開けていたら良かったんですが…。
2013年08月16日 05:16撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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8/16 5:16
■写真10 - 仙水峠
太陽と雲の織り成す世界って何でこんなに綺麗なんだろう。
もう少し視界が開けていたら良かったんですが…。
■写真11 - 仙水峠
始発バス組に比べて格段のアドバンテージがあるので、ゆっくりとご来光を堪能します。
2013年08月16日 05:28撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/16 5:28
■写真11 - 仙水峠
始発バス組に比べて格段のアドバンテージがあるので、ゆっくりとご来光を堪能します。
■写真12
朝日が差し込むようになったのを確認して、駒津峰への急登をゆっくりと攻略し始めます。
2013年08月16日 05:48撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/16 5:48
■写真12
朝日が差し込むようになったのを確認して、駒津峰への急登をゆっくりと攻略し始めます。
■写真13
なすび?
いいえ、ヒメシャジンです。
2013年08月16日 06:31撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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8/16 6:31
■写真13
なすび?
いいえ、ヒメシャジンです。
■写真14 - 駒津峰
んー、ピラミダルな勇姿が格好いい甲斐駒ヶ岳。
青空に映えます。
2013年08月16日 07:04撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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8/16 7:04
■写真14 - 駒津峰
んー、ピラミダルな勇姿が格好いい甲斐駒ヶ岳。
青空に映えます。
■写真15
下りた後に見上げて。
ロープか鎖が設置されていてもいいような岩稜ですが、三点確保で通過します。
2013年08月16日 07:22撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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■写真15
下りた後に見上げて。
ロープか鎖が設置されていてもいいような岩稜ですが、三点確保で通過します。
■写真16
六方石から少し進むと、直登と巻き道の分岐が現れます。
直登は赤破線路、いわゆるバリエーションルートなので選択は慎重に。
2013年08月16日 07:31撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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■写真16
六方石から少し進むと、直登と巻き道の分岐が現れます。
直登は赤破線路、いわゆるバリエーションルートなので選択は慎重に。
■写真17
巻き道とは言っても急峻でキツいです。
特に砂礫の序盤は踏み跡が分かりにくいので、頻繁に目印を探しながら登ります。
2013年08月16日 07:47撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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■写真17
巻き道とは言っても急峻でキツいです。
特に砂礫の序盤は踏み跡が分かりにくいので、頻繁に目印を探しながら登ります。
■写真18
視線のすぐ先に山頂が見えているようで、なかなか着きません。
気は逸りますが、足元が悪いので集中力を切らすと危険です。
2013年08月16日 08:07撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/16 8:07
■写真18
視線のすぐ先に山頂が見えているようで、なかなか着きません。
気は逸りますが、足元が悪いので集中力を切らすと危険です。
■写真19 - 甲斐駒ヶ岳
登頂!
祠の格子に奉公されている草鞋は、旅の安全を祈願するものだとか。
2013年08月16日 08:24撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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8/16 8:24
■写真19 - 甲斐駒ヶ岳
登頂!
祠の格子に奉公されている草鞋は、旅の安全を祈願するものだとか。
■写真20 - 甲斐駒ヶ岳
南方、駒津峰の奥には南アルプスの女王と称される仙丈ヶ岳。
明日は、あっち側に立つ予定です。
2013年08月16日 08:24撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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■写真20 - 甲斐駒ヶ岳
南方、駒津峰の奥には南アルプスの女王と称される仙丈ヶ岳。
明日は、あっち側に立つ予定です。
■写真21 - 甲斐駒ヶ岳
西方、鋸岳方面。
全てがバリ道で、要クライミング装備。
どんな二百名山だ…。
2013年08月16日 08:29撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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■写真21 - 甲斐駒ヶ岳
西方、鋸岳方面。
全てがバリ道で、要クライミング装備。
どんな二百名山だ…。
■写真23 - 甲斐駒ヶ岳
北方、奥院方面。
ガスが上がりつつあったので、下山を開始します。
2013年08月16日 08:46撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/16 8:46
■写真23 - 甲斐駒ヶ岳
北方、奥院方面。
ガスが上がりつつあったので、下山を開始します。
■写真24 - 奥院
その前に、ちょっと寄り道。
祀られているのは大国主神ですが、開山したのが不動明王なので象徴である剣が刺さっているのが目立ちます。
2013年08月16日 08:50撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/16 8:50
■写真24 - 奥院
その前に、ちょっと寄り道。
祀られているのは大国主神ですが、開山したのが不動明王なので象徴である剣が刺さっているのが目立ちます。
■写真25 - 奥院
黒戸尾根はガスに飲み込まれようとしています。
この山は早い時間帯からガスが上がってくる印象があります。
2013年08月16日 08:50撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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8/16 8:50
■写真25 - 奥院
黒戸尾根はガスに飲み込まれようとしています。
この山は早い時間帯からガスが上がってくる印象があります。
■写真26
でも、折角なので摩利支天(通称マリちゃん)に寄り道します。
訪れる人は少なく、急に踏み跡が心許なくなるので注意が必要です。
2013年08月16日 09:10撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/16 9:10
■写真26
でも、折角なので摩利支天(通称マリちゃん)に寄り道します。
訪れる人は少なく、急に踏み跡が心許なくなるので注意が必要です。
■写真26 - 摩利支天
石仏越しに甲斐駒ヶ岳の山頂が臨めます。
前衛峰らしく、甲斐駒ヶ岳に背を向けて石仏などが設置されています。
2013年08月16日 09:26撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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■写真26 - 摩利支天
石仏越しに甲斐駒ヶ岳の山頂が臨めます。
前衛峰らしく、甲斐駒ヶ岳に背を向けて石仏などが設置されています。
■写真27 - 摩利支天
東方は、ちょっとした広場に。
静かで広いし、大きく休むには調度いい感じです。
が、ガスがどんどん上がってきているので下山します。
2013年08月16日 09:26撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/16 9:26
■写真27 - 摩利支天
東方は、ちょっとした広場に。
静かで広いし、大きく休むには調度いい感じです。
が、ガスがどんどん上がってきているので下山します。
■写真28
んー、あれを登り返すのか…。
2013年08月16日 09:55撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/16 9:55
■写真28
んー、あれを登り返すのか…。
■写真29 - 六方石
サイコロのような六面体を模した巨岩です。
すぐ左の人間の大きさと比較すると、そのスケールが伝わるかと思います。
2013年08月16日 10:10撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/16 10:10
■写真29 - 六方石
サイコロのような六面体を模した巨岩です。
すぐ左の人間の大きさと比較すると、そのスケールが伝わるかと思います。
■写真30 - 駒津峰
あとは2時間くらい下るだけなので、ランチにして足を休めます。
こんなガスの中でもゾロゾロと山頂を目指して登っていきますが、みんな勇気あるなぁ。怖くないのかな。
2013年08月16日 11:31撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/16 11:31
■写真30 - 駒津峰
あとは2時間くらい下るだけなので、ランチにして足を休めます。
こんなガスの中でもゾロゾロと山頂を目指して登っていきますが、みんな勇気あるなぁ。怖くないのかな。
■写真31
そうこうしているうちに双児山にも少しガスが掛かってきました。
初めて歩くルートなので少し焦ります。
2013年08月16日 11:41撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/16 11:41
■写真31
そうこうしているうちに双児山にも少しガスが掛かってきました。
初めて歩くルートなので少し焦ります。
■写真32
粛々と下って中間地点に。
この辺から傾斜が若干ながら緩くなり歩きやすくなったような気がします。
2013年08月16日 12:50撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/16 12:50
■写真32
粛々と下って中間地点に。
この辺から傾斜が若干ながら緩くなり歩きやすくなったような気がします。
■写真33
とは書かれていますが、普通に歩いても10分程度で北沢峠に到着できました。
2013年08月16日 13:15撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/16 13:15
■写真33
とは書かれていますが、普通に歩いても10分程度で北沢峠に到着できました。
■写真34 - 北沢峠
ちょうどバスの発車時刻だったようで、バス停には行列が出来ていました。
2台口で満員くらいなので、約50人くらいでしょうか。
2013年08月16日 13:24撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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■写真34 - 北沢峠
ちょうどバスの発車時刻だったようで、バス停には行列が出来ていました。
2台口で満員くらいなので、約50人くらいでしょうか。
■写真35 - 長衛荘
ここで2日目の全行程を終えます。
宿泊は予約で満員のようでしたので、飛び込みで来ない方が賢明かと思います。
2013年08月16日 13:26撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/16 13:26
■写真35 - 長衛荘
ここで2日目の全行程を終えます。
宿泊は予約で満員のようでしたので、飛び込みで来ない方が賢明かと思います。
■写真36 - 長衛荘
今日の酒盛りセット。
見たら頼まずにいられない生ビールを添えて。
缶ビールが500円で生ビールが700円だったら、迷わず後者をオーダーしますよね。
2013年08月16日 14:09撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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8/16 14:09
■写真36 - 長衛荘
今日の酒盛りセット。
見たら頼まずにいられない生ビールを添えて。
缶ビールが500円で生ビールが700円だったら、迷わず後者をオーダーしますよね。
■写真37 - 長衛荘
心地よい疲労感と酒酔いに身を委ねながら、ぐだぐだと外で飲んでいたら、今日も雷鳴とともに夕立が。
それでも屋根つきのベンチで飲み続けるも、吹き込んでくるようになったので小屋内に避難します。
2013年08月16日 15:59撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/16 15:59
■写真37 - 長衛荘
心地よい疲労感と酒酔いに身を委ねながら、ぐだぐだと外で飲んでいたら、今日も雷鳴とともに夕立が。
それでも屋根つきのベンチで飲み続けるも、吹き込んでくるようになったので小屋内に避難します。
■写真38 - 長衛荘
夕食は豚の角煮。奥の小鉢は茄子の煮浸しです。
ご飯が美味しいと明日への活力に繋がるような気がしてきます。
2013年08月16日 17:03撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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8/16 17:03
■写真38 - 長衛荘
夕食は豚の角煮。奥の小鉢は茄子の煮浸しです。
ご飯が美味しいと明日への活力に繋がるような気がしてきます。
■写真39 - 長衛荘
寝室は狭いながらも驚きの半個室。
しかも読書灯つき。
気付けば消灯前に眠りに就いていました。
2013年08月16日 19:12撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/16 19:12
■写真39 - 長衛荘
寝室は狭いながらも驚きの半個室。
しかも読書灯つき。
気付けば消灯前に眠りに就いていました。
■写真40 - 長衛荘
更に日付は変わりまして翌日です。
朝食は前日に配られるので、いつ食べても自由です。
普通の量に見えますが、ちょっとご飯の深さが寂しいかな…。
2013年08月17日 03:28撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/17 3:28
■写真40 - 長衛荘
更に日付は変わりまして翌日です。
朝食は前日に配られるので、いつ食べても自由です。
普通の量に見えますが、ちょっとご飯の深さが寂しいかな…。
■写真41 - 長衛荘
今日もヘッデン装着で出発します。
ピストンする場合は、不要な荷物を預かってくれるようです。
2013年08月17日 04:07撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/17 4:07
■写真41 - 長衛荘
今日もヘッデン装着で出発します。
ピストンする場合は、不要な荷物を預かってくれるようです。
■写真42
木々の間から朝日。山間なのでご来光は見えません。
序盤の登りは緩やかですが、徐々に勾配を増してきます。
2013年08月17日 05:16撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/17 5:16
■写真42
木々の間から朝日。山間なのでご来光は見えません。
序盤の登りは緩やかですが、徐々に勾配を増してきます。
■写真43 - 大滝ノ頭
やけに馬の背に誘導するような指導標の配置です。
小仙丈ヶ岳へは直進なので注意です。
2013年08月17日 05:50撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/17 5:50
■写真43 - 大滝ノ頭
やけに馬の背に誘導するような指導標の配置です。
小仙丈ヶ岳へは直進なので注意です。
■写真44
思ったよりも急登で疲れましたが、6合目で森林限界を突破します。
甲斐駒ヶ岳方面には雲が。午前中は晴れの予報だったので、徐々に消えていくのでしょう。
2013年08月17日 06:15撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/17 6:15
■写真44
思ったよりも急登で疲れましたが、6合目で森林限界を突破します。
甲斐駒ヶ岳方面には雲が。午前中は晴れの予報だったので、徐々に消えていくのでしょう。
■写真45
そして目の前には小仙丈ヶ岳とハイマツ帯を縫うように付けられたアプローチ。
開放感も手伝って、何故かテンションが上がります。
2013年08月17日 06:16撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/17 6:16
■写真45
そして目の前には小仙丈ヶ岳とハイマツ帯を縫うように付けられたアプローチ。
開放感も手伝って、何故かテンションが上がります。
■写真46
左端は甲斐駒ヶ岳、右端は鳳凰三山です。
場所によっては長衛小屋のテン場も目視できました。
2013年08月17日 06:34撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/17 6:34
■写真46
左端は甲斐駒ヶ岳、右端は鳳凰三山です。
場所によっては長衛小屋のテン場も目視できました。
■写真47 - 小仙丈ヶ岳
無残にも墜落した山頂標。
好展望ながら風が冷たく、気温も手元の温度計で12℃程度でした。
2013年08月17日 06:55撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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■写真47 - 小仙丈ヶ岳
無残にも墜落した山頂標。
好展望ながら風が冷たく、気温も手元の温度計で12℃程度でした。
■写真48 - 小仙丈ヶ岳
美しい小仙丈沢カール。
仙丈ヶ岳のピークは最奥に見えている?
2013年08月17日 07:01撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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8/17 7:01
■写真48 - 小仙丈ヶ岳
美しい小仙丈沢カール。
仙丈ヶ岳のピークは最奥に見えている?
■写真49
稜線を登ったり下りたりしながら8合目。
途中には岩稜もあるので通行は慎重に。
2013年08月17日 07:20撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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■写真49
稜線を登ったり下りたりしながら8合目。
途中には岩稜もあるので通行は慎重に。
■写真50
階段のぼりに疲れて一息入れながら振り返って撮影。
今日は朝イチから青空が晴れ渡って欲しかったな。ちょっと残念。
2013年08月17日 07:33撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/17 7:33
■写真50
階段のぼりに疲れて一息入れながら振り返って撮影。
今日は朝イチから青空が晴れ渡って欲しかったな。ちょっと残念。
■写真51
丹渓新道方面を望みます。
なだらかな稜線が気持ち良さそうです。途中の馬の背まで寄り道しても良かったかな。
2013年08月17日 07:36撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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■写真51
丹渓新道方面を望みます。
なだらかな稜線が気持ち良さそうです。途中の馬の背まで寄り道しても良かったかな。
■写真52
中央アルプスと北アルプス方面。
遠ざかるほどに緑から青へ変遷するグラデーションが美しいです。
2013年08月17日 07:37撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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■写真52
中央アルプスと北アルプス方面。
遠ざかるほどに緑から青へ変遷するグラデーションが美しいです。
■写真53
甲斐駒ヶ岳と連なる鋸岳。
その奥には見間違えるほど似たような山容の八ヶ岳。
2013年08月17日 07:38撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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■写真53
甲斐駒ヶ岳と連なる鋸岳。
その奥には見間違えるほど似たような山容の八ヶ岳。
■写真54
そして、急峻な藪沢カールの中央に位置する仙丈ヶ岳を捉えます。
2013年08月17日 07:48撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/17 7:48
■写真54
そして、急峻な藪沢カールの中央に位置する仙丈ヶ岳を捉えます。
■写真55
日本で第1位と第2位。
遠近法の関係で高さが逆転して見えますが、逆に富士山の突出した高さが際立つようにも感じます。
2013年08月17日 07:51撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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8/17 7:51
■写真55
日本で第1位と第2位。
遠近法の関係で高さが逆転して見えますが、逆に富士山の突出した高さが際立つようにも感じます。
■写真56
大仙丈ヶ岳と南アルプス南部方面。
幾重にも連なる山脈に、改めて懐の深さを目の当たりにします。
2013年08月17日 07:55撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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■写真56
大仙丈ヶ岳と南アルプス南部方面。
幾重にも連なる山脈に、改めて懐の深さを目の当たりにします。
■写真57 - 仙丈ヶ岳
登頂!!
お約束の中央アルプスを背景に山頂標。
なかなか雲が消えませんが、充分に遠望が利いています。
2013年08月17日 08:05撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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8/17 8:05
■写真57 - 仙丈ヶ岳
登頂!!
お約束の中央アルプスを背景に山頂標。
なかなか雲が消えませんが、充分に遠望が利いています。
■写真58 - 仙丈ヶ岳
眼下には藪沢カールと仙丈小屋。
奥にはお馴染みとなった光景。
2013年08月17日 08:09撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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8/17 8:09
■写真58 - 仙丈ヶ岳
眼下には藪沢カールと仙丈小屋。
奥にはお馴染みとなった光景。
■写真59 - 仙丈小屋
どんどん人が登ってきて賑やかになったので下山します。
この立地条件の良さは反則じゃないだろうか。水は枯れてるけど。
2013年08月17日 09:02撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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■写真59 - 仙丈小屋
どんどん人が登ってきて賑やかになったので下山します。
この立地条件の良さは反則じゃないだろうか。水は枯れてるけど。
■写真60 - 仙丈小屋
反対側を向けば、ベンチからこの光景。
2013年08月17日 09:03撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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■写真60 - 仙丈小屋
反対側を向けば、ベンチからこの光景。
■写真61
…ん?
2013年08月17日 09:09撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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■写真61
…ん?
■写真62
会えないと諦めかけていたライチョウ!
子どもたちを見守る母親。周囲を警戒しているようですが人間には興味なし。
2013年08月17日 09:13撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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■写真62
会えないと諦めかけていたライチョウ!
子どもたちを見守る母親。周囲を警戒しているようですが人間には興味なし。
■写真63
母親の近くで自由に遊びまわる子どもたち。
植物の防護ロープの奥だったので近距離で撮影は出来ませんでしたが、どのみち人間から無闇に近付かないようにしたいものです。
2013年08月17日 09:17撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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■写真63
母親の近くで自由に遊びまわる子どもたち。
植物の防護ロープの奥だったので近距離で撮影は出来ませんでしたが、どのみち人間から無闇に近付かないようにしたいものです。
■写真64
北沢峠から約4時間、標高差1,000mと敷居が低いのに、日本百名山、標高3,000m越え、展望よし、おまけにライチョウ生息。
これなら確かに人気な訳ですよ。
2013年08月17日 09:28撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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■写真64
北沢峠から約4時間、標高差1,000mと敷居が低いのに、日本百名山、標高3,000m越え、展望よし、おまけにライチョウ生息。
これなら確かに人気な訳ですよ。
■写真65
おまけに頑張れば日帰りも出来るし、頑張らなくてもお洒落な山小屋はあるし。
また登りたくなる山です。
2013年08月17日 09:37撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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■写真65
おまけに頑張れば日帰りも出来るし、頑張らなくてもお洒落な山小屋はあるし。
また登りたくなる山です。
■写真66 - 馬の背ヒュッテ
仙丈小屋の水場は枯れているので、ここで給水するようにとの事です。
生ビールに後ろ髪を引かれるも、下山完了まで我慢します。
2013年08月17日 09:48撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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■写真66 - 馬の背ヒュッテ
仙丈小屋の水場は枯れているので、ここで給水するようにとの事です。
生ビールに後ろ髪を引かれるも、下山完了まで我慢します。
■写真67
まだ、僅かながら雪渓が残っていました。
足を止めて冷たい雪解け水で顔を洗います。
2013年08月17日 10:07撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/17 10:07
■写真67
まだ、僅かながら雪渓が残っていました。
足を止めて冷たい雪解け水で顔を洗います。
■写真68
大滝ノ頭までの巻き道には幾つかの渡渉と、ロープと、仙丈藪沢小屋を支えるワイヤー跨ぎなど、ちょっとしたアトラクションが散りばめられていて飽きませんでした。
2013年08月17日 10:27撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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■写真68
大滝ノ頭までの巻き道には幾つかの渡渉と、ロープと、仙丈藪沢小屋を支えるワイヤー跨ぎなど、ちょっとしたアトラクションが散りばめられていて飽きませんでした。
■写真69 - 北沢峠BS
結局、色々と端折って下山してきました。
一緒に喋りながら下山してきた方と生ビールで乾杯してバスを待ちます。
2013年08月17日 11:37撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/17 11:37
■写真69 - 北沢峠BS
結局、色々と端折って下山してきました。
一緒に喋りながら下山してきた方と生ビールで乾杯してバスを待ちます。
■写真70 - 広河原BS
このバスロータリー、最近作られた割に分かりにくいです。
ロータリー沿いに放物線を描く歩道の内側から外側に向けて3分割して、北沢峠行き、甲府駅行き、奈良田行きの順に並びます。
2013年08月17日 13:34撮影 by  EX-H20G , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/17 13:34
■写真70 - 広河原BS
このバスロータリー、最近作られた割に分かりにくいです。
ロータリー沿いに放物線を描く歩道の内側から外側に向けて3分割して、北沢峠行き、甲府駅行き、奈良田行きの順に並びます。

感想

北沢峠を起点にした甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳の踏破。
少し余裕を持たせて、2泊3日の緩めの行程で時間を気にせず楽しめるように考えます。

登頂の順序は、厳しそうな甲斐駒ヶ岳を先に持ってきました。
連日の縦走に慣れていないので、楽そうな仙丈ヶ岳を後に残しておきます。

感想と写真コメントの執筆日が異なるので、同じようなことを書いていますが気にしないでください。


■北沢峠BS→仙水小屋
お盆の最中ながら、甲府駅を10:00のバスは全員着席で1台で事足りました。
広河原から北沢峠も1台で事足りていたように見えましたが、後から後から増発バスが北沢峠に到着していました。

指導標は必要最低限なので少し心細いですが、取り敢えず長衛小屋を目指します。
仙水小屋へは長衛小屋(旧駒仙小屋)の奥から取り付きます。

序盤は沢の右岸を進み、中間地点で渡渉して左岸に移動します。
最後に、再び右岸に戻ると間も無く仙水小屋に到着します。

トイレ利用は宿泊者のみ、立ち寄りの給水は許可を得てからなど、細かいルールがあります。
面倒臭いように思えど、宿泊者には意外と愛想が良かったように感じました。
あと、北沢峠周辺の山小屋組合に加入していないらしく宿泊料金が安いです。

この日の夕食は16:30、消灯は19:00、朝食は驚きの03:30でした。
プレハブの灯かりは18:00まで点きませんでしたが。

寝室は離れの2階建てのプレハブで、収容人数は16名程度でしょうか。
母屋のほうにも泊まれるらしいです。

夕食は普段は外のテーブルで頂くらしいのですが、この日は運悪く夕立に襲われて室内での食事になりました。
山小屋では珍しい刺身や、味噌汁も具だくさんで美味しく、フルーツやデザートまで付きました。

なお、仙水小屋以外には北沢峠から甲斐駒ヶ岳の間にトイレはありません。
ある意味、これが一番の難所でしょうか。


■仙水小屋→甲斐駒ヶ岳
朝食後、まだ暗い中をヘッデンを点けて出発します。
ガレ場に入ると踏み跡が怪しくなりますか、ガレ場の裾近くを目安に歩けば大丈夫です。たまにテープあります。

仙水峠がご来光スポットなので、日の出に合わせた朝食時間との説が有力です。
甲斐駒ヶ岳までCTで3:40というアドバンテージのお陰て、全く急ぐ必要が無いのでご来光を堪能しました。

駒津峰まで急登との事だったので、ややスローな6m/minペースで様子をみながら登ります。
CT通りに駒津峰を通過して、幾つものアップダウンを繰り返して六方石がある8合目に到着します。

少し進むと直登か巻道かの分岐があります。
クライミングの自信がなかったので巻道ピストンを選択しましたが、始発バス組は吸い寄せられるように直登へと進んで行きました。
ただ、巻道だから楽かというと、そんな感じでもなかったようです。キツいです。

甲斐駒ヶ岳の周辺には奥の院と摩利支天の寄り道スポットがあります。
山岳信仰には仏教も神道も何でもありなようで、様々な由来のオブジェが散乱していました。

夏期に限った話かも知れませんが、甲斐駒ヶ岳はガスが登ってきやすいので始発バスで来ると展望は楽しめない場合があります。
時間的には余裕であっても、北沢峠周辺に泊まったほうが楽しみは増えるかと思います。


■甲斐駒ヶ岳→長衛荘
少しでも気を緩めたらスリップは必至の砂礫の急斜面を慎重に降りて行きます。
下りだと踏み跡が俯瞰できるので道筋は容易に分かります。

摩利支天分岐から摩利支天に寄ってみる事にします。
途中の斜面は急峻で歩きにくい所がありますが、摩利支天の東部は意外と開けていてランチスポットです。

ピストンするからには下った分だけ登るのは仕方ないこと。
六方石から駒津峰までの間は十二分に登り返しが出現して辟易とします。
しかも、始発バス組との大量離合が発生するタイミングなので、リスク回避として登りだろうと下りだろうと基本的に自分が待つようにします。

駒津峰で大きく休んだ後、双児山経由で北沢峠へと下山します。
11時を過ぎているのに果敢にも甲斐駒ヶ岳へのアタックを試みる方が居ますが、下山が遅くなるので大丈夫なのか心配になります。

駒津峰から大きく登り返して双児山経由で北沢峠へと下りてみます。
昨日の夕立の影響もあってか、歩きにくい道が更に歩きにくくなっている印象です。

中間地点から北沢峠までは、傾斜も少し緩やかになりますが、だいぶ飽き飽きしている頃合いなので時間が長く感じられます。

この日の夕食は17:00、消灯は20:00、朝食(弁当用の味噌汁)は03:30に用意して貰えました。
布団はカーテンで仕切れる半個室。なるほど、女性客に優しいサービスです。

長衛荘の外のベンチで酒を飲みながらボーっと周りを眺めて過ごします。
北沢峠を取り付きに使える山って基本的に甲斐駒ヶ岳か仙丈ヶ岳くらいしかないのに、ひっきりなしに下山者やバスで到着した人々で賑わう、その人気っぶりに驚かされます。

そして、この日も夕立に見舞われて土砂降りの雨が降りました。
日帰り弾丸登山だと止むを得ないリスクですね。

夕食後、小屋番さんが色々な話をしてくれます。
鹿の食害の話、ストックの石突の話、小屋の新名称の公募の話、仙丈ヶ岳のお勧めルートの話など。


■長衛荘→仙丈ヶ岳
小屋内で朝食を済ませて、ヘッデンを頼りに仙丈ヶ岳を目指します。
序盤は緩やかなアップダウンなので、寝起きの身体で、おまけにヘッデン使用でも何とか歩けました。

04:00程度の出発だと、ご来光を拝むのは難しいです。
展望は森林限界を超える6合目まで我慢です。一気に視界が開けるので溜まっていたストレスから解放されます。

ハイマツ帯の気持ちいいアプローチを通り小仙丈ヶ岳に到着すると、360度の展望と小仙丈沢カールが視界に入ってきます。
実際の仙丈ヶ岳のピークは更に奥に位置するので、壮大な偽ピークが聳えているような感じですが…。

稜線に出ると気温は12℃程度でした。風が吹くと体感温度は更に低くなるので、夏場でもアウターは持ち歩きたいところ。
でも登りという事もあって、無風状態ならシャツ1枚でも問題ない気温です。

雄大な景観に目移りしながら、偽ピークより稜線伝いに仙丈ヶ岳へと渡ります。
この頃から下りとの離合が発生します。殆どが仙丈小屋か馬の背ヒュッテの宿泊者でしょう。

仙丈ヶ岳の山頂は決して広くないので、記念撮影の邪魔にならないように休憩します。
360度のパノラマは見応えがあるのですが、小仙丈ヶ岳から来ると少し食傷気味な展望でもあります。

でも、小仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳を経て丹渓新道分岐の辺りまでは、写真では伝わらないスケールの展望です。人気の理由が分かりました。
秋晴れの日だったら日本百名山の多くが視界に入るのではないでしょうか。


■仙丈ヶ岳→北沢峠BS
色々な山へ登っている方に山座同定して貰いましたが、山名は聞いた事はあれども正直よく分からず。

下りは取り敢えず馬の背ヒュッテを目指します。
薮沢カールを間近に見ながらの下山と、運が良ければ雷鳥の親子も見る事ができます。

馬の背ヒュッテからは薮沢大滝経由か、大滝ノ頭経由で北沢峠を目指す事になります。
特に寄り道したい場所もなかったので、下りやすさを重視して大滝ノ頭へと戻って北沢峠を目指します。

大滝ノ頭からは、長衛荘で隣の布団だった方と駄弁りながら下りてきたので、あっという間でした。
正確に言うと、聞かれてもいないような事を殆ど一方的に喋っていただけですが…。

北沢峠から広河原・戸台口の各方面へのバスは時刻表外の臨時便が運行される事があります。
繁忙度合いにもよりますが、早く下山してバス停に並んでいるといい事があるかも知れません。


頑張れば始発バスで来て1泊2日で両山とも踏破する事はできます。
ただ、それだと初日の山頂の到着が昼になってしまうので、運が悪いとガスで視界が悪くなったり、夕立に襲われたりします。

それを回避するためには北沢峠での前泊が有効だと考えました。
が、仙水小屋で一緒に泊まられた方の情報から、以下の行程であれば両日ともご来光が期待できる事が分かりました。
■1日目:北沢峠→馬の背ヒュッテか仙丈小屋
■2日目:仙丈ヶ岳→北沢峠→仙水小屋
■3日目:甲斐駒ヶ岳→北沢峠

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