記録ID: 330383
全員に公開
沢登り
八幡平・岩手山・秋田駒
葛根田川遡行〜県境稜線縦走〜ナメあり滝ありイワナあり〜
2013年08月04日(日) 〜
2013年08月05日(月)
岩手県
秋田県
Junjapa
その他3人 - GPS
- 32:00
- 距離
- 27.7km
- 登り
- 1,524m
- 下り
- 1,514m
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標高グラフを拡大コースタイム
◆8/4
蟹場湯06:15-07：10蟹場分岐07：25-08：25ナメ滝08：35-09:30 870m無名沢合流点09：40-10:20戸繋”ナイアガラ”美瀑10:40-11:30葛根田川出合[大休止]12:15-13:05葛根田大滝13：15-14：15滝ノ又沢出合[岩魚釣り1時間]15:45-16:45二俣16:55-17：4520m大滝通過-20:00八瀬森山荘着 22:00就寝
・行動時間計：10時間15分／休憩時間計：3時間30分
◆8/5
04：30起床 八瀬森山荘06：15-07：35八瀬森・曲崎山鞍部07：45-08：35曲崎山08:45-09:45大沢森10:00-11:10大白森山荘[大休止]11:50-12:30大白森12:45-13：40鶴ノ湯分岐13：50-14：45蟹場分岐14：55-15:25蟹場湯周辺P着
・行動時間計：7時間20分／休憩時間計：1時間50分
蟹場湯06:15-07：10蟹場分岐07：25-08：25ナメ滝08：35-09:30 870m無名沢合流点09：40-10:20戸繋”ナイアガラ”美瀑10:40-11:30葛根田川出合[大休止]12:15-13:05葛根田大滝13：15-14：15滝ノ又沢出合[岩魚釣り1時間]15:45-16:45二俣16:55-17：4520m大滝通過-20:00八瀬森山荘着 22:00就寝
・行動時間計：10時間15分／休憩時間計：3時間30分
◆8/5
04：30起床 八瀬森山荘06：15-07：35八瀬森・曲崎山鞍部07：45-08：35曲崎山08:45-09:45大沢森10:00-11:10大白森山荘[大休止]11:50-12:30大白森12:45-13：40鶴ノ湯分岐13：50-14：45蟹場分岐14：55-15:25蟹場湯周辺P着
・行動時間計：7時間20分／休憩時間計：1時間50分
| 天候 | 8/4 晴れ 8/5 曇り〜晴れ〜雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
8/3 東伏見＝深谷[MY宅集合]＝花園IC＝[東北道]＝松尾八幡平IC＝[八幡平アスピーテライン]＝宝仙湖周辺幕営地点 8/4 宝仙湖周辺幕営地点＝乳頭温泉・蟹場湯付近P ◆復路 8/5 乳頭温泉・蟹場湯付近P＝大館市内・日景温泉（泊） ＜以下参考＞ 8/6日景温泉＝嶽温泉＝鰺ヶ沢＝岩木山神社＝大鰐温泉（泊）（弘前ねぷた見物） 8/7大鰐温泉＝碇ヶ関IC＝[東北道]＝花園IC＝深谷＝東伏見 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■コース状況 ◆乳頭温泉・蟹場湯〜蟹場分岐（県境尾根） ・全く問題がなく、よく踏まれている。 ・この時期は蚊の発生が多く、防虫剤や虫さされ軟膏などが必須。タイガーバームもいいらしい。 ◆県境尾根〜葛根田川・大石沢出合 ・尾根上の合流点から50m程度下ったあたりから適当に根曲り竹のヤブに突入。低いところを目指して15分ほど歩くとやがて戸繋沢の源頭に至る。途中に通せんぼするようにビニールのテープがあったが、タケノコ採りの遭難防止のものだろうか。 ・戸繋沢は次第に水量を増していくが歩行には問題がない。 ・途中で5m程度の滝があり左岸を巻く。フミアトありロープも張られている。 ・金堀沢の出合は注意していたが不明。涸れた小沢が左から合流してきたが、金堀沢か不明。 ・大石沢の手前に沢幅いっぱいに広がる美瀑があり右ラインを下るがロープが張られておりそれを利用する。 ・ゴーロとなる大石沢出合で右から大石沢が流入。葛根田の出合まで近い。 ・葛根田川の出合は恰好の幕営地点。 ◆葛根田川〜八瀬森山荘（やせもりさんそう） ・美しいナメが続く。遡行に問題になるところはない。 ・左（右岸）から沼ノ沢が10mの緩やかな滝を懸けて流入する。 ・中ノ又沢の合流地点で葛根田川は北ノ又沢に名前を変える。北ノ又に入る。 ・葛根田大滝は2段15m。まとめて右（左岸）から巻く。登りと下りにそれぞれ1本ずつ細引きが張られていた。落ち口への下りはドロ壁で滑りやすい。特に最後の3mは落ち口を下に見て緊張する。右よりに下るとホールドが豊富であり安全。細引きが残置されていない場合にはロープを張った方が安心。 ・滝ノ又沢：北ノ又沢＝1：1で出会う。右の北ノ又に入る。 ・出合の手前の左岸には幕営適地がある。周囲は大フキが群生している。 ・右岸から8mのくの字形美瀑で沢が流入。本流はまっすぐ続くがここでこの支流に入る。滝は右から登り流芯を横切って左壁を登るが横切る際に濡れる。 ・やがて水のない左又と水のある右又に出会う。ここは水のある右を採る。 ・さらに両方から1:1で出会う二俣に出会うがそこも右を選択した。 ・20mの大滝が現れる。滝壺から下流側に少し離れて左から合流する小沢が巻道かと思い詰めるが、ドロ壁に阻まれた。その小沢と滝の左のルンゼとが作る小尾根上に登るとフミアトが現れた。正しくは滝のすぐ左のルンゼにフミアトがあるようだ。 ・フミアトは明瞭だが、直登する部分までのトラバースが高度感が出る。荷物が重いためロープを出した。巻道は相当急だが木の根をつかめる巻道で落ち口わきに導かれる。 ・次に途中にテラスをもつ8m滝が現れた。右壁にフミアトがあるが悪い。下段は右上するクラック沿いに登り、そこからドロドロの草つきを直上する。上部は樹木があるのでそれを利用する。今回はトップが空身で登り荷物をあとで吊り上げたが、滑りやすく要注意。右（左岸）からでも巻けるかも知れないが未確認。左はずるずるだが途中まで巻道の痕跡は確認した。 ・さらにナメ状の滝が現れる。右に巻道がありそうだが未確認。左のナメと根曲り植生のコンタクトラインを強引に植生をつかみながら登るがヤブに苦労する。 ・最後に3mの滝が登場したところで本流から離れ左から流入する小沢を詰める。明確なフミアトは確認できず、根曲り竹のヤブ漕ぎ・腐った樹木・草の落とし穴にしばしの間、悪戦苦闘する。意外に遠い。 ・傾斜が緩み沢状を右に離れて数分行くと縦走路となる。 ・縦走路を西に向かい・1168（縦走路にサインあり）を超えて下ると大場谷地。谷地を横切って少し登ったところに八瀬森山荘（やせもり）がある。水場は山荘への登りはじめのところに流れている沢。 ・八瀬森山荘は清潔な布団も準備された小ぎれいな避難小屋。大切に使いたい。モットーは「来たときよりもキレイに」だと思う。 ◆八瀬森（やせもり）山荘〜大白森 ・全般に刈り払いや倒木の整理が不十分な縦走路。両側からかぶさった笹を漕いだり、ところどころの倒木をくぐったり乗り越えたり迂回したりといったアルバイトが要求される。 ・八瀬森は展望のないとりとめのないピーク。 ・曲崎山は近いようでなかなか着かないが、ピークへの途中には花畑がありヤマギボウシがたくさん咲いていて心が和んだ。頂上は展望がない。標柱があってその5歩先の左側に三角点が埋設されている。 ・曲崎山の下りも朝が早いと露がついたヤブっぽい滑りやすい道を下ることになる。 ・湿気の多いぬかるんだ場所をいくつか通りこして大沢森。大沢森から内大沢森への道はヤブに覆われている。道形はありそうだが入口はヤブに覆われている。 ・大沢森と大白森の鞍部付近にある・999地点で小和瀬林道経由玉川ダム方面への下山路が分岐する（指導標なく要注意。フミアトは明瞭。テープある。1/25000地形図上でルートの記載がない） ・大白森山荘はガマンの登りをしのぐと縦走路から分岐した右手にある。2階建てで雪の多い時期は2階からはいれるようにもなっている（八瀬森山荘も同様）。トイレあり。水場は山荘への分岐点を左にいくと10秒。おいしい水だ。（ただし他の記録によれば涸れることもあり要注意） ・しばしの登りでポッカリと草原に出て木道の素晴らしい湿原が始まる。 ・池塘はほとんどない乾燥した高層湿原（確認できたのは木道左の1カ所だけ） ・頂上は平らで三角点の近傍の一地点を頂上としている。厳密な頂上ではない。 （三角点は木道から外れて草原のフミアトを行くようだったが草原保護を考え、踏み入れず） ◆大白森〜蟹場湯分岐〜蟹場湯 ・小白森は縦走路から少し外れたところに湿原があり、遠くに池塘がひとつ確認できた。地形図によれば左奥にもう少し大きな池があると読めるが、不明。 ・小白森の下で鶴ノ湯に下る明瞭な道を分ける（指導標あり） ・分岐から蟹場湯までは指導標どおり30分はかかる。 ■温泉情報 最寄りでなく1時間半ほど車で走る必要がある。（参考まで） ・日景温泉 〒017-0001 秋田県大館市長走三七 電話：0186-51-2011 FAX：0186-51-2013 ・秋田の秘湯。 ・創業者の名をとっている。今のマスターは5代目。 ・硫黄泉お湯は白い。飲用もOKだが塩辛い。浴槽は総ヒバづくり。 ・料理も良く対応もよい。 http://www.geocities.jp/nara_no_daibutu2/spa-touhoku/13-hikage.html |
写真
＜8/3＞
八幡平アスピーテラインの見返峠の手前で休憩しました。熊沼が見えています。それにしてもすばらしい原始森ですネ。
八幡平アスピーテラインの見返峠の手前で休憩しました。熊沼が見えています。それにしてもすばらしい原始森ですネ。
＜8/3＞
裏岩手連峰の畚岳。畚（もっこ）とはモノを運ぶ円いカゴのことです。まさにモッコを伏せたような形をしていますね！
裏岩手連峰の畚岳。畚（もっこ）とはモノを運ぶ円いカゴのことです。まさにモッコを伏せたような形をしていますね！
＜8/3＞
宝仙湖の近くでテントを張りました。さー、米を炊いて野菜を刻んで…そして岩魚を釣って！
宝仙湖の近くでテントを張りました。さー、米を炊いて野菜を刻んで…そして岩魚を釣って！
＜8/3>MY氏の田んぼでできたコメを炊きました。が、ビールを飲みながら雑談をしていたらオコゲごはんに！ ちょっと食べてあとは捨てました（泣）。
8/3 18:09
＜8/3>
MY氏の田んぼでできたコメを炊きました。が、ビールを飲みながら雑談をしていたらオコゲごはんに！ ちょっと食べてあとは捨てました（泣）。
MY氏の田んぼでできたコメを炊きました。が、ビールを飲みながら雑談をしていたらオコゲごはんに！ ちょっと食べてあとは捨てました（泣）。
＜8/3＞
カレーを作りますよ。MY氏の畑で採れた野菜ばかりです。畑で採れたナスも。
カレーを作りますよ。MY氏の畑で採れた野菜ばかりです。畑で採れたナスも。
＜8/3＞
1時間ほど過ぎてMY氏が岩魚を釣って帰ってきました。2匹も 短い時間だったのにさすが〜！
1時間ほど過ぎてMY氏が岩魚を釣って帰ってきました。2匹も 短い時間だったのにさすが〜！
＜8/3＞
さっそく岩魚汁に。岩魚のぶつ切りと玉ねぎと味噌といった簡単なものですが、これがちょーおいしい！
さっそく岩魚汁に。岩魚のぶつ切りと玉ねぎと味噌といった簡単なものですが、これがちょーおいしい！
＜8/4＞
登山道わきにキノコがありました。乳茸と書いてチタケ。乳のような白い液が出ています。ダシがよく出るキノコだそうです。
登山道わきにキノコがありました。乳茸と書いてチタケ。乳のような白い液が出ています。ダシがよく出るキノコだそうです。
＜8/4＞1時間ほどで蟹場分岐に着きました。ここで沢登りのいでたちに着替えます。みなさんしっかり設備投資をして足回りもいい渓流シューズを履いていますね！
8/8 0:08
＜8/4＞
1時間ほどで蟹場分岐に着きました。ここで沢登りのいでたちに着替えます。みなさんしっかり設備投資をして足回りもいい渓流シューズを履いていますね！
1時間ほどで蟹場分岐に着きました。ここで沢登りのいでたちに着替えます。みなさんしっかり設備投資をして足回りもいい渓流シューズを履いていますね！
＜8/4＞
蟹場分岐からわずか30mほどくだったところで戸繋沢を目指してヤブ入りです。さ〜いくぞぉ！
蟹場分岐からわずか30mほどくだったところで戸繋沢を目指してヤブ入りです。さ〜いくぞぉ！
＜8/4＞
根曲り竹のヤブをしばしこぐと沢状となりすぐに水が出てきました。わくわくするなー！（笑)
根曲り竹のヤブをしばしこぐと沢状となりすぐに水が出てきました。わくわくするなー！（笑)
＜8/4＞
5m滝を巻いてから撮りました。滝に向かって右側（左岸）をフィックスドロープを伝って降りてきました。
5m滝を巻いてから撮りました。滝に向かって右側（左岸）をフィックスドロープを伝って降りてきました。
＜8/4＞
いい感じの小滝が出てきます。丹沢の葛葉川本谷を思い出しました。
いい感じの小滝が出てきます。丹沢の葛葉川本谷を思い出しました。
＜8/4＞MY氏はマタギにして釣りの名人。釣り餌をとりながら下ります。右はトーホクサンショウウオだそうです。左はカワゲラ。イワナのごちそうです。
1
8/4 8:26
＜8/4＞
MY氏はマタギにして釣りの名人。釣り餌をとりながら下ります。右はトーホクサンショウウオだそうです。左はカワゲラ。イワナのごちそうです。
MY氏はマタギにして釣りの名人。釣り餌をとりながら下ります。右はトーホクサンショウウオだそうです。左はカワゲラ。イワナのごちそうです。
＜8/4＞
770m（推定）の合流点。左の沢を下りてきました。1/25000地形図では水線のない沢が右側から流れ込んでいます。
770m（推定）の合流点。左の沢を下りてきました。1/25000地形図では水線のない沢が右側から流れ込んでいます。
＜8/4＞
戸繋沢ナイアガラの滝（勝手に命名！）でも美しい滝がこんな小沢に隠されているなんて！滝をバックにMY氏。
戸繋沢ナイアガラの滝（勝手に命名！）でも美しい滝がこんな小沢に隠されているなんて！滝をバックにMY氏。
＜8/4＞
22世紀に残したい風景。富士山よりこちらが世界遺産じゃね？
22世紀に残したい風景。富士山よりこちらが世界遺産じゃね？
＜8/4＞
キレイなポットホールを見つけました。なかに石はありませんでした。
キレイなポットホールを見つけました。なかに石はありませんでした。
＜8/4＞
大石沢の合流点に着きました。明るい沢ですね。素晴らしい！
大石沢の合流点に着きました。明るい沢ですね。素晴らしい！
＜8/4＞
ここで大休止。コーヒーを沸かします。「岳人」のスナップショットで使ってくれないかなー。ナメと瀬と珈琲と・・・・。
ここで大休止。コーヒーを沸かします。「岳人」のスナップショットで使ってくれないかなー。ナメと瀬と珈琲と・・・・。
＜8/4＞
こんな感じのナメが延々と続きます。来てよかった〜！！
こんな感じのナメが延々と続きます。来てよかった〜！！
＜8/4＞
キレイな滝が右から流れ込んできていました。葛根田大滝のすぐ南に東から流入してくる滝。
キレイな滝が右から流れ込んできていました。葛根田大滝のすぐ南に東から流入してくる滝。
＜8/4＞沢で会った単独の人に撮ってもらいました。彼は今日は大滝まで。明日の遡行の下見だそうです。阿仁の森もいいですよーって言ってくれました。そうマタギの森です。ちなみに今回の山で会ったのはこの方ひとりだけ。
3
8/4 13:10
＜8/4＞
沢で会った単独の人に撮ってもらいました。彼は今日は大滝まで。明日の遡行の下見だそうです。阿仁の森もいいですよーって言ってくれました。そうマタギの森です。ちなみに今回の山で会ったのはこの方ひとりだけ。
沢で会った単独の人に撮ってもらいました。彼は今日は大滝まで。明日の遡行の下見だそうです。阿仁の森もいいですよーって言ってくれました。そうマタギの森です。ちなみに今回の山で会ったのはこの方ひとりだけ。
＜8/4＞
葛根田大滝の巻道の下り。下からだとどうってことないですが右側に落ち口があるとちょっと恐怖感も出てきますね。
葛根田大滝の巻道の下り。下からだとどうってことないですが右側に落ち口があるとちょっと恐怖感も出てきますね。
＜8/4＞滝ノ又沢の少し下で「どこで釣りしよーか」「時間はどのくらい取れる」相談しています。この段階でツメに必要な時間を少し甘く見ていました。本当は釣りができる時間はゼロだったのですが、1時間釣りを楽しんでしまいました。
8/4 14:11
＜8/4＞
滝ノ又沢の少し下で「どこで釣りしよーか」「時間はどのくらい取れる」相談しています。この段階でツメに必要な時間を少し甘く見ていました。本当は釣りができる時間はゼロだったのですが、1時間釣りを楽しんでしまいました。
滝ノ又沢の少し下で「どこで釣りしよーか」「時間はどのくらい取れる」相談しています。この段階でツメに必要な時間を少し甘く見ていました。本当は釣りができる時間はゼロだったのですが、1時間釣りを楽しんでしまいました。
＜8/4＞ひとり2匹。4人で8匹程度と決めました。食べる量以上の釣りは必要ありません。結局、全部で9匹。釣りのプロMY氏が6匹。ワタシが3匹でした。マンゾク！
5
8/4 15:26
＜8/4＞
ひとり2匹。4人で8匹程度と決めました。食べる量以上の釣りは必要ありません。結局、全部で9匹。釣りのプロMY氏が6匹。ワタシが3匹でした。マンゾク！
ひとり2匹。4人で8匹程度と決めました。食べる量以上の釣りは必要ありません。結局、全部で9匹。釣りのプロMY氏が6匹。ワタシが3匹でした。マンゾク！
＜8/4＞
釣れた岩魚はさばいて味噌をつけてフキの葉で包みました。うまそー！
釣れた岩魚はさばいて味噌をつけてフキの葉で包みました。うまそー！
＜8/4＞
H2O氏が時間がない！（その通り！）と一生懸命岩魚を巻いていました。
H2O氏が時間がない！（その通り！）と一生懸命岩魚を巻いていました。
＜8/4＞左側（右岸）から逆Z字の8m滝が流入してきました。本流は真っ直ぐですが、この支沢に入ります。折れ曲がったところを斜上し左壁を登ります。
8/4 15:57
＜8/4＞
左側（右岸）から逆Z字の8m滝が流入してきました。本流は真っ直ぐですが、この支沢に入ります。折れ曲がったところを斜上し左壁を登ります。
左側（右岸）から逆Z字の8m滝が流入してきました。本流は真っ直ぐですが、この支沢に入ります。折れ曲がったところを斜上し左壁を登ります。
＜8/4＞
すぐ上で左から水のない沢が合流してきますが、右を行きました。
すぐ上で左から水のない沢が合流してきますが、右を行きました。
＜8/4＞
さらにその上で今度は両方水がある二俣にぶつかりました。ここも右を選択しました。
さらにその上で今度は両方水がある二俣にぶつかりました。ここも右を選択しました。
＜8/4＞
ツメのナメがまた現れた。きれい・・・・なんですが、早く上に上がらないと真っ暗になっちゃうぞ！
ツメのナメがまた現れた。きれい・・・・なんですが、早く上に上がらないと真っ暗になっちゃうぞ！
＜8/4＞この滝の右壁を登りました。下部は右上するクラックを、そのあと上部は悪い草付きを直上。谷川岳登攀の経験もあるMY氏が空身でリード。あとで皆がザイルを使って上がりました。
8/8 0:09
＜8/4＞
この滝の右壁を登りました。下部は右上するクラックを、そのあと上部は悪い草付きを直上。谷川岳登攀の経験もあるMY氏が空身でリード。あとで皆がザイルを使って上がりました。
この滝の右壁を登りました。下部は右上するクラックを、そのあと上部は悪い草付きを直上。谷川岳登攀の経験もあるMY氏が空身でリード。あとで皆がザイルを使って上がりました。
＜8/4＞ということでこの前の滝からさらに1つ滝を左でへつったあと、次の滝（3m程度）でそれを避けて左側の小沢に入りました。ヤブだったのでこの間、写真なし。夜20時にほうほうの体で着きました。それでさっそく岩魚の味噌蒸しです。
8/8 0:09
＜8/4＞
ということでこの前の滝からさらに1つ滝を左でへつったあと、次の滝（3m程度）でそれを避けて左側の小沢に入りました。ヤブだったのでこの間、写真なし。夜20時にほうほうの体で着きました。それでさっそく岩魚の味噌蒸しです。
ということでこの前の滝からさらに1つ滝を左でへつったあと、次の滝（3m程度）でそれを避けて左側の小沢に入りました。ヤブだったのでこの間、写真なし。夜20時にほうほうの体で着きました。それでさっそく岩魚の味噌蒸しです。
＜8/4＞
宴会だぞー！すべてがゴゾーロップに滲みわたりました。はい。
宴会だぞー！すべてがゴゾーロップに滲みわたりました。はい。
＜8/5＞
小屋のわきにはブナが実をつけていました。MY氏によると落ちていない実は珍しいそうです。
小屋のわきにはブナが実をつけていました。MY氏によると落ちていない実は珍しいそうです。
＜8/5＞
コシアブラの葉っぱです。この若芽の天ぷらはうまいんだよなぁ。
コシアブラの葉っぱです。この若芽の天ぷらはうまいんだよなぁ。
＜8/5＞サンカヨウの実。たくさんなっていましたね。これ甘いらしい。食べればよかった。ちなみにサンカヨウは山荷葉、山のハス。（Satwo3さん名前を教えて戴きありがとうございました）
8/8 0:09
＜8/5＞
サンカヨウの実。たくさんなっていましたね。これ甘いらしい。食べればよかった。ちなみにサンカヨウは山荷葉、山のハス。（Satwo3さん名前を教えて戴きありがとうございました）
サンカヨウの実。たくさんなっていましたね。これ甘いらしい。食べればよかった。ちなみにサンカヨウは山荷葉、山のハス。（Satwo3さん名前を教えて戴きありがとうございました）
＜8/5＞
色あざやかなカエルがいました。何ていうカエルなんだろう。
色あざやかなカエルがいました。何ていうカエルなんだろう。
＜8/5＞
曲崎山との鞍部あたりは素晴らしいブナ林です。いつまでも残って欲しいな。こんな林は。
曲崎山との鞍部あたりは素晴らしいブナ林です。いつまでも残って欲しいな。こんな林は。
＜8/5＞
花の名前はコバギボウシ（yamabitoさん、ありがとうございました）
花の名前はコバギボウシ（yamabitoさん、ありがとうございました）
＜8/5＞トウゲブキ（峠蕗）の花がきれいに咲いていました！なお、これによく似た花にマルバタケブキ（丸葉岳蕗）があります。マルバには花の下にある苞葉（ほうよう）がありません。http://www22.ocn.ne.jp/~tamukai/tougebuk.html http://www22.ocn.ne.jp/~tamukai/marubada.html （archangelさん、yamabitoさんに多謝！）
8/5 8:15
＜8/5＞
トウゲブキ（峠蕗）の花がきれいに咲いていました！なお、これによく似た花にマルバタケブキ（丸葉岳蕗）があります。マルバには花の下にある苞葉（ほうよう）がありません。http://www22.ocn.ne.jp/~tamukai/tougebuk.html http://www22.ocn.ne.jp/~tamukai/marubada.html （archangelさん、yamabitoさんに多謝！）
トウゲブキ（峠蕗）の花がきれいに咲いていました！なお、これによく似た花にマルバタケブキ（丸葉岳蕗）があります。マルバには花の下にある苞葉（ほうよう）がありません。http://www22.ocn.ne.jp/~tamukai/tougebuk.html http://www22.ocn.ne.jp/~tamukai/marubada.html （archangelさん、yamabitoさんに多謝！）
＜8/5＞やっとのことで曲崎山の頂上へ。今回、一番高いピークですが、期待通り（？）展望なし。そう県境尾根は森の深さを楽しむところ。
8/5 8:31
＜8/5＞
やっとのことで曲崎山の頂上へ。今回、一番高いピークですが、期待通り（？）展望なし。そう県境尾根は森の深さを楽しむところ。
やっとのことで曲崎山の頂上へ。今回、一番高いピークですが、期待通り（？）展望なし。そう県境尾根は森の深さを楽しむところ。
＜8/5＞
三角点は、頂上標識から5歩進んだ左側にありました。H2O氏が教えてくれました。
三角点は、頂上標識から5歩進んだ左側にありました。H2O氏が教えてくれました。
＜8/5＞
次のピークが大沢森。標柱がクマの一撃で損傷している！ おーこわ！
次のピークが大沢森。標柱がクマの一撃で損傷している！ おーこわ！
＜8/5＞
小和瀬川への分岐にたっていた指導標。ただし小和瀬へ・・・・という標示はありません。テープはありましたが。
小和瀬川への分岐にたっていた指導標。ただし小和瀬へ・・・・という標示はありません。テープはありましたが。
＜8/5＞
大白森避難小屋に着きました。写真の階段が二階からの入口へと導くもの。雪深さを想像させますね。
大白森避難小屋に着きました。写真の階段が二階からの入口へと導くもの。雪深さを想像させますね。
＜8/5＞
大白森避難小屋はしっかりした小屋でした。トイレも中にあります。
大白森避難小屋はしっかりした小屋でした。トイレも中にあります。
＜8/5＞
樹林帯がなくなったと思ったら突然、大白森の草原に飛び出しました。その瞬間です！
樹林帯がなくなったと思ったら突然、大白森の草原に飛び出しました。その瞬間です！
＜8/5＞
草原の向こうからやってくるH2O氏・MY氏。向こうの山は曲崎山です。
草原の向こうからやってくるH2O氏・MY氏。向こうの山は曲崎山です。
＜8/5＞
大白森の頂上で。天気はあまり良くありませんが、雨が降るよりはいいかな。左からH2O氏、MY氏、NJ氏。
大白森の頂上で。天気はあまり良くありませんが、雨が降るよりはいいかな。左からH2O氏、MY氏、NJ氏。
＜8/5＞小白森の頂上です。縦走路から盲腸のような木道に入ると行き止まりですが、向こうの方にかわいらしい池塘がひとつ見えました。
8/5 13:20
＜8/5＞
小白森の頂上です。縦走路から盲腸のような木道に入ると行き止まりですが、向こうの方にかわいらしい池塘がひとつ見えました。
小白森の頂上です。縦走路から盲腸のような木道に入ると行き止まりですが、向こうの方にかわいらしい池塘がひとつ見えました。
＜8/5＞
やっと蟹場湯の乳頭山登山口に戻ってきました。お疲れさんでした〜！
やっと蟹場湯の乳頭山登山口に戻ってきました。お疲れさんでした〜！
＜8/5＞弘前在住歴5年のMY氏いち押しの秘湯…日景温泉です。トンコツスープのような真っ白い硫黄泉が売り。3組のみの泊まり客で静かな秘湯ライフを堪能できました。
8/5 18:27
＜8/5＞
弘前在住歴5年のMY氏いち押しの秘湯…日景温泉です。トンコツスープのような真っ白い硫黄泉が売り。3組のみの泊まり客で静かな秘湯ライフを堪能できました。
弘前在住歴5年のMY氏いち押しの秘湯…日景温泉です。トンコツスープのような真っ白い硫黄泉が売り。3組のみの泊まり客で静かな秘湯ライフを堪能できました。
＜8/5＞
当日の夕食で〜す。うま。アユ・キリタンポ鍋・ウド・トンブリ・などなど郷土料理が満載！
当日の夕食で〜す。うま。アユ・キリタンポ鍋・ウド・トンブリ・などなど郷土料理が満載！
＜8/5＞でもってお風呂は乳白色の素晴らしいお湯。アトピー性皮膚炎には薬効があるそうです。天井の梁（はり）はぶっとい秋田杉でできていました。さすが日本秘湯の会会員！
8/6 5:12
＜8/5＞
でもってお風呂は乳白色の素晴らしいお湯。アトピー性皮膚炎には薬効があるそうです。天井の梁（はり）はぶっとい秋田杉でできていました。さすが日本秘湯の会会員！
でもってお風呂は乳白色の素晴らしいお湯。アトピー性皮膚炎には薬効があるそうです。天井の梁（はり）はぶっとい秋田杉でできていました。さすが日本秘湯の会会員！
＜8/5＞その効能書。含硫黄ーナトリウムー塩化物泉。う〜ん、結局、ナンなの？ 化学科出身のH2O氏に言わせるとMg(マグネシウム）が多いんだとか。で？
8/6 5:59
＜8/5＞
その効能書。含硫黄ーナトリウムー塩化物泉。う〜ん、結局、ナンなの？ 化学科出身のH2O氏に言わせるとMg(マグネシウム）が多いんだとか。で？
その効能書。含硫黄ーナトリウムー塩化物泉。う〜ん、結局、ナンなの？ 化学科出身のH2O氏に言わせるとMg(マグネシウム）が多いんだとか。で？
＜8/5＞アトピー性皮膚炎に効くらしい。副腎皮質ホルモンなんて安易に飲んじゃだめだよ！っていうお医者さんの記事。ホントのところどうなんだろ？これを飲みなさいと言われたら副腎皮質ホルモン飲んじゃうんだろーな。きっと。
8/6 5:59
＜8/5＞
アトピー性皮膚炎に効くらしい。副腎皮質ホルモンなんて安易に飲んじゃだめだよ！っていうお医者さんの記事。ホントのところどうなんだろ？これを飲みなさいと言われたら副腎皮質ホルモン飲んじゃうんだろーな。きっと。
アトピー性皮膚炎に効くらしい。副腎皮質ホルモンなんて安易に飲んじゃだめだよ！っていうお医者さんの記事。ホントのところどうなんだろ？これを飲みなさいと言われたら副腎皮質ホルモン飲んじゃうんだろーな。きっと。
***ここからはおまけです***
＜8/6＞
おはようございます。
朝7：30の朝食です。食欲はまだまだあってごはんを御代わり！
＜8/6＞
おはようございます。
朝7：30の朝食です。食欲はまだまだあってごはんを御代わり！
＜8/6＞
しょっつる鍋ときりたんぽ鍋があるあたりが秋田らしい。〜日景温泉のレストランにて。
しょっつる鍋ときりたんぽ鍋があるあたりが秋田らしい。〜日景温泉のレストランにて。
＜8/6＞むかしは材木の切り出しに馬を使っていました。血のにじむような努力があったんでしょうね。当時に苦労を知らず、現在を当たりに思っている自分がいますね確かに。
8/8 0:09
＜8/6＞
むかしは材木の切り出しに馬を使っていました。血のにじむような努力があったんでしょうね。当時に苦労を知らず、現在を当たりに思っている自分がいますね確かに。
むかしは材木の切り出しに馬を使っていました。血のにじむような努力があったんでしょうね。当時に苦労を知らず、現在を当たりに思っている自分がいますね確かに。
＜8/6＞ドライブがてら嶽温泉に行きました。「きみ」とは「きび」。すなわちトウモロコシのことです。説明をうけないとナンのこっちゃ？でしょうね。
8/6 9:41
＜8/6＞
ドライブがてら嶽温泉に行きました。「きみ」とは「きび」。すなわちトウモロコシのことです。説明をうけないとナンのこっちゃ？でしょうね。
ドライブがてら嶽温泉に行きました。「きみ」とは「きび」。すなわちトウモロコシのことです。説明をうけないとナンのこっちゃ？でしょうね。
＜8/6＞8/1〜8/7が弘前ねぷた。東北4大祭りに入っていない・・・・だから好き。しみじみとしていて。派手じゃなくて。謙虚な感じで・・・・。
8/6 9:42
＜8/6＞
8/1〜8/7が弘前ねぷた。東北4大祭りに入っていない・・・・だから好き。しみじみとしていて。派手じゃなくて。謙虚な感じで・・・・。
8/1〜8/7が弘前ねぷた。東北4大祭りに入っていない・・・・だから好き。しみじみとしていて。派手じゃなくて。謙虚な感じで・・・・。
＜8/6＞
ミズを結構売っていました。ウワバミソウというものだそうです。
ミズを結構売っていました。ウワバミソウというものだそうです。
＜8/6＞
鰺ヶ沢での生干しイカ。地元ではイガと濁るんだそう。めちゃうま。
鰺ヶ沢での生干しイカ。地元ではイガと濁るんだそう。めちゃうま。
＜8/6＞
岩木山神社。ながい参道の向こうに岩木山！が…見えない（泣）
岩木山神社。ながい参道の向こうに岩木山！が…見えない（泣）
＜8/6＞沿線の弘前学院聖愛高野球部が青森代表で甲子園出場すること。5000万円の募金を集めていました。フレ〜！フレ〜！弘前学院！ガンバレ！ガンバレ！聖愛ッ！（8/11甲子園緒戦突破！）
8/6 16:02
＜8/6＞
沿線の弘前学院聖愛高野球部が青森代表で甲子園出場すること。5000万円の募金を集めていました。フレ〜！フレ〜！弘前学院！ガンバレ！ガンバレ！聖愛ッ！（8/11甲子園緒戦突破！）
沿線の弘前学院聖愛高野球部が青森代表で甲子園出場すること。5000万円の募金を集めていました。フレ〜！フレ〜！弘前学院！ガンバレ！ガンバレ！聖愛ッ！（8/11甲子園緒戦突破！）
＜8/6＞
ねぷたで盛り上がる弘前の街中で打ち上げ！ 弘前大学の学生アルバイトさんたちと。知的な雰囲気漂ってましたー。
ねぷたで盛り上がる弘前の街中で打ち上げ！ 弘前大学の学生アルバイトさんたちと。知的な雰囲気漂ってましたー。
感想
ことしの夏合宿は北海道のつもりでいたが、MY氏よりお誘いがあってふたつ返事で参加を決めました。
いつかは行きたかった葛根田川。「日本百名谷」の秀溪。どこまでも続くナメ滝。ときおり現れる美瀑。流れに潜む岩魚たち。ツメに広がる草原。
吉川栄一氏はその著書（「沢登り入門とガイド」（山と溪谷社1990））で次のように云っています。
「葛根田川は南八幡平の大深岳、曲崎山、乳頭山などの山々に囲まれた流れで、東北の溪の優しさを代表する秀溪。今日なお、よく残されたブナの大樹林帯の中を、原初の姿を色濃く残し流れる溪は、沢歩きという遊びが、自然といかに融合し、いかにしたらその一部として受け入れてもらえるかを教えてくれるに違いない」
MY氏は弘前大学農学部の出身にして、マタギのじいさんと山の生活をともにしたことのある現代のマタギ。いまは埼玉県の高校で化学の先生をやっていますが、山歩き・釣り、キノコ、山菜などに精通しています。
今回は”できる限り山に溶け込む”というポリシーのもと、MY氏宅で収穫されたコメと野菜を持ち上げ、ヤマの中では岩魚を調達するという”自給自足”沢プランで臨みました。
初日は、少し釣りに精を出し過ぎ八瀬森山荘着が夜の8時となりましたが、沢は完全遡行しましたし、翌日も高山植物や深い森を堪能しつつ山稜をあるき、沢登りあり、縦走あり、釣りあり、花あり、山の原点の生活あり、そして下山後の温泉あり、郷土料理あり、お祭り（ねぷた）ありと総合山岳プランとして★★★★★でした。
今度行けるとしたら時間をとって釣りを楽しみながらの遡行をしてみたいと思っています。
以下は今回の山に関する話材をちらりほらりと。
*** *** ***
むかし葛根田川にイワナはいませんでした。明治のころ、秋田県の生保内の漁師たちが先達川から金堀沢へイワナを放流して棲息するようになっとのことです。
*** *** ***
ダーク・ダックスが唄っていた山の歌「シー・ハイル」。これは弘前の唄です。出だしは「岩木のおろしが吹くなら吹けよー」で岩木山が出てくる。それでその歌詞のあとに続く「昨日はボンジューネ、今日またアジャラー」はずっとなんの意味なんだろう？と思っていました。
実はボンジューネは、梵珠嶺（ぼんじゅね）、アジャラは阿闍羅山（あじゃらさん）でれっきとした津軽の山名だとわかりました。
それぞれ仏教にちなんだ名前なんですね。津軽に縁がない人たちは、ほとんどの人が意味不明なまま唄っているのでは？
「♪昨日はボンジュール、今日またアジュル(コート・ド・アジュールのアジュール」とフランス語と思っていたという笑い話もあるようです。
ちなみにこの歌、地元の新聞、東奥日報の林柾次郎記者が五所川原農学校スキー部の部歌として作詞したものです。メロディーは「浮草の宿」という歌から取ったといわれています。昭和初期のころの話ですね。
http://www.plib.pref.aomori.lg.jp/top/museum/meihin_90.html
*** *** ***
青森のねぶたと、弘前のねぷたはよく比較されますね。青森のねぶたが豪華さ勇壮さで目立っている感がありますが、個人的には静かな弘前のねぷたが好きです。
MY氏によるとねぶたは”勝利の凱旋”のお祭りで、ハネトが跳ねて跳んで勝利の喜びを表しているのだとか。
それに比べねぷたはこれから戦場に出かける兵士たちの”壮行”の祭り。戦いで死ぬるかもしれない戦士たちを鼓舞する祭りだといいます。
ねぷたの山車には表(鏡絵）と裏（見送り絵）の画が描かれていますが、表はたいてい武将が剣をもって睨んでいる構図。ときに誰かを刺して血が吹き出ているシーンなどもあります。
また裏にはやさしそうな顔をした美女が四角い枠の中で描かれている。
表で武士の戦場への出立を、背後で兵士を想いを寄せつつ残された郷土を守る女性の姿を描いているのでしょうか。
その山車に続くのが勇猛なじょつぱり太鼓（日本では最大級の大きさの太鼓だそうです）で、地をはうような大きな音で出陣する気持ちを奮い立たせているのではないかと思いました。
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cajaroa さん
Satwo3といいます。
写真の青い果実はサンカヨウの実ではないでしょうか。
葉の形から見てそう思いました。サンカヨウの実は甘酸っぱくて食べられます。（中に種が入っていますけどね）
私も10年ほど前に皆さんと同じルートで入渓したことがあり、なつかしく拝見しました。あのナイアガラの滝の写真も持っていますよ。
私は中ノ沢から稜線に抜けましたが、中ノ沢上流のブナ林は見事の一言で、そこで一夜を明かしたことが忘れられません。大白森も印象的で、本当に懐かしいです。
Satwo３さん
Webで調べてみましたが、確かにサンカヨウの実ですね！
そうそう、この森、豊饒の森というコトバがぴったりという感じの大自然でした。もう一度どこかで訪れられたらなーと今から思っています。ありがとうございました。感謝申し上げます。
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