窓明山〜三岩岳(山頂から日の出を望む)


- GPS
- 25:00
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,717m
- 下り
- 1,710m
コースタイム
7:45駐車場〜7:53登山口〜8:30巽沢山〜9:15家向山尾根〜10:22窓明山10:31〜
12:00避難小屋13:58〜14:48三ツ岩岳〜15:40避難小屋
8/4
4:04避難小屋〜4:41三ツ岩岳5:34〜6:04避難小屋6:19〜7:17旧道分岐〜
8:23黒檜沢〜8:45駐車場
天候 | 8/3 晴れ後曇り(一時小雨) 8/4 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(小豆温泉入口) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・巽沢山へは土砂崩れ箇所を迂回して登り始める その先からは踏跡がしっかりあり、目印等も所々にある (倒木は何箇所があり) ・国道〜巽沢山は急坂箇所があり、下りの場合は慎重に ・窓明山付近〜避難小屋〜三岩岳山頂まで泥濘箇所が多くなる 足元が悪く、滑りやすいので注意(濡れた木道は特に滑りやすいので注意) ・下草も伸びており、泥除けを着けた方が良いかと ・黒檜沢の少し手前では倒木でコースが変わっているが、ロープでの案内あり ・黒檜沢に架かる橋は流されており、渡る際には慎重に (大雨の後は通過できなくなるので、その時には旧道に回ることになる) ・避難小屋は1階には10名程のスペースがある(2階部分も利用可能?) ・ドアが開きにくかったり一部窓の止め具が壊れているが、綺麗にされてある ・避難小屋前に水場はあるが水量は多くない ・避難小屋から窓明山へ少し下ったところに小さな沢があり、こちらの方が水量は多い ・登山口には窓明の湯がある |
写真
感想
避難小屋を利用して三岩岳を訪れました。
今まで日帰りばかりでしたが、今回初めての小屋泊。
大きな不安と小さな期待を持ちつつ当日を迎えました。
〜8/3〜
過去、三岩岳から窓明山を周回するルートを歩いていましたが
今回は2日目の距離を短くしたかったので、窓明山から回る逆ルートに。
いつもより重いザック、急坂を覚悟して登り始めます。
巽沢山〜家向山尾根〜窓明山近くまでは樹林帯の下をひたすら登り続けました。
時々ブナを見上げたり、多くはない花に足を止めたりしながら。
登り始めは青空でしたが次第に雲が多くなっていく様子。
家向山尾根先で望む窓明山、三岩岳の上空は完全に曇り空。
雷を一番心配していましたが、小雨だけだったのは幸いでした。
途中からは展望が無くなってしまったのは残念ですが。
それでも登山道の飾る花々を楽しみながら歩けましたね。
窓明山の山頂近くで見たトキソウに始まり、小湿原のキンコウカ、イワショウブ。
エゾシオガマやアカモノ等の足元の花々に足を止めながら。
そして見頃のコバイケイソウの登山道を進んで登り返しが始まる頃、
クルマユリやシナノキンバイ等々・・・ここの稜線歩きはやはり良いですね。
避難小屋から先はイワカガミやツマトリソウ等の初夏の花々が咲いていました。
そしてイワイチョウも良く目に付きました。
夕焼けが期待できない空模様の下、いよいよ一人かと不安を持ちながら避難小屋に戻ると同泊の方が2名・・・やはり人がいると安心感。
こちらのお二方、三岩岳は初めてとのことでしたが、既に100名山も登られている大ベテラン。(30年以上、一緒に山登りをしているとか・・・)
夕食を分けてもらったり、色々山のお話ができてとても楽しかったです。
すっかり暗くなった7時過ぎ、消灯です。
やはりですが・・・寝付けませんでしたね。
(夜中も背中が痛くなったりして数時間毎に目を覚ます状態)
〜8/4〜
少し空も白み始めた4時前、ベテランさん達に併せて起床。
窓から覗く朝焼けの始まりに気持ちも高まり、山頂へと歩き始めました。
(途中、焦りながらも朝焼けの空を何度も見上げてしまう)
地平線の輝きが強くなる頃、山頂へ。
眼下には雲海、朱色に染まった雲、素晴らしい景色でした。
そして迎えた日の出・・・前日は展望が無かったので、こうして朝日を望むことができて本当に良かったです。
その後も山頂で時間と共に変わる雲と朝日、雲海を暫く眺めていました。
山頂を後にして直ぐ、ベテランの二方も山頂へ。
しばし話をしてからお別れ、こういった方にお会いできたのは良かったです。
一晩お世話になった避難小屋からは計画通り黒檜沢ルートで下ることに。
(窓明山を回ろうかと迷いましたが・・・)
小湿原のイワイチョウやキンコウカの花に時々足を止めながら。
真夏の強い日差しも、ブナ林がつくる木陰の下では快適に歩けました。
懸念していた黒檜沢も通過でき、駐車場まで戻れた時にはほっとしたと共に充実感を感じましたね。
その後は湯ノ花温泉で汗を流しから帰路に着きました。
初めての小屋泊、道具や食料、水など気になった点はありましたが
とにかく何事も無く無事歩けたことが何よりでした。
少し不安だった夜(子供か?)も同泊者が居てくれたおかげで助かりました。
今回の山行ではいつもは見られない景色を期待していました。
夕焼けは残念でしたが、朝焼け、そして日の出は心に残るものでした。
また一つ思いで深い山歩きができて良かったです。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
wakasatoさん、こんにちは!
三岩岳からのご来光、素晴らしい〜
でも勇気ありますね。一人で泊しようなんて
三岩岳の避難小屋、出入り口や窓脇が綺麗になっているように見えますが、修理されたのでしょうか。昨年訪れたときはぼろぼろだったように思うのですが?
私も今度は勇気を出して、一人泊付き山行めざしてみようかな
また素晴らしいレコ、楽しみにしていますね
こんばんは、sakurasaku64さん。
初めての避難小屋泊は不安が大きかったです。
小心者の自分には少し荷が重かったかなと・・・
事実、一人を実感してからは色々考えてしまいましたが
同泊者が居てくれたおかげですね(恥ずかしながら
迎えた翌日の日の出の景色は素晴らしかったですよ
狭い山頂に1時間近くも居座ってしまいました。
泊まった甲斐がありましたね。
#小屋の修理は去年夏過ぎでしょうか?
10月に訪れたときには修理されていたので。
wakasatoさん、こんにちは〜
いつもありがとうございます〜
窓明山、行かれたのですね
私も紅葉の季節に行こうか、はたまた山スキーで会津駒から縦走しようかと狙っております
意外にも初めての避難小屋泊りだったんですね
私も過去に何度かソロ山行で避難小屋泊りをしましたが、幸いにもいつもソロの男性が数名おられて一期一会の宴会ばかりでした
もし誰も来なくて避難小屋に1人っきりになったら。。。
私もこういうの超苦手としております
こんばんは、FRESCHEZZAさん。
コメントありがとうございます。
日の出の雲海は本当に綺麗でしたよ。
待ち望んでいた景色に酔いしれました
今回意外にも?初の小屋泊なんです
(基本は日帰りなので)
慣れれば気にしなくなるのでしょうが・・・
やはり初めての小屋泊で1人になるのは流石に不安でしたので、同泊者がいてくれたことは幸いでした。
宴会とはいきませんでしたが、同泊者と色々話ができたのは良かったです
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する