観音平〜編笠山-権現岳-赤岳 キレット小屋テント泊


- GPS
- 28:38
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 2,381m
- 下り
- 2,381m
コースタイム
6:10観音平-8:30編笠山-10:30権現小屋-11:20キレット小屋(テント設営)
12:20キレット小屋-13:40赤岳(展望待機)14:50-15:50キレット小屋
29日
6:30キレット小屋-8:00権現岳-(三ッ頭経由)-10:50観音平
天候 | 28日 晴れのち曇り 29日 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
29日お昼ごろは駐車台数5〜6台程度。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
権現岳〜赤岳間は岩稜三昧、ハシゴ、鎖多数です。 有名な長いハシゴがある区間はここ。 全般的に雨で非常に滑りやすくなっていました。 キレット小屋〜赤岳間は岩が崩れやすく、落石に注意。 また、石を落とさないように注意が必要。 自信のない方は経験のある方と同伴がいいでしょう。 |
写真
感想
登山のペースを落とすと言っていましたが、テントと70Lザックを買ってしまいウズウズしたので行くことにしました。
当初、南アルプス白根三山縦走にしようと思っていましたが、1泊だとけっこうハイペースで動かなければならないのと、膝への不安も捨てきれなかったため、山頂直下でテント泊し山頂へ軽荷でアタックできるところを探し、今回のルートに決めました。
前回の大菩薩嶺テント泊が17kg、今回14kg。
テントの重量が4kg→2kgになったことと、寒さ対策グッズが無くなった分の軽量化です。
ザックの背面長を合わせるためにお店で選んで買ったので、負担はグッと軽くなりました。
編笠山への登りがかなりしんどいですが、休憩している人たちをガンガン抜きます。
最近、カメペースで歩き休憩はあまりしないほうが結果的に早いと気付きました。
ときどき見える南アルプスや世界遺産様に癒されながら山頂到着。
山頂からは360°の展望!!
かなり遠望も効き、南アルプス、その奥に中央アルプス、もちろん北アルプスも!
奥秩父や大菩薩嶺なども見え、もちろん近くの権現岳、赤岳もクッキリ見えました!
ここを目的にした登山もいいですね。
青年小屋へ下り、権現岳へ。
権現岳の登りから岩稜地帯へ入るので難易度アップです。
花の名前はよく分かりませんが、いくつか花畑もありました。
ギボシのピークを踏んで権現小屋で小休憩。
権現小屋からの下りから本格岩稜ルート。
有名な長いはしごのあるルートです。
先々週の北穂高岳を彷彿させます。
このあたりから赤岳山頂には雲がかかってきました。
ずっと見えていた南アルプスも雲の中・・・
まぁ、遠くより足元に注意したいところですから。
旭岳、ツルネのピークを越えて、コルまで下ればキレット小屋に到着。
受付を済ませてテント場へ。
小屋より少し下ったところがテント場です。
平らなところは5張分くらいでしょうか?
詰めればもっと張れると思いますが。
トイレも水場も近いのが楽です。
さて、買ったオクトスのテント。
ダンロップのテントと同じサイズで同じように拡張できるということで購入しました。
張って中に入るとなかなかいい色合いです。
荷物を放り込んで水場へ行き戻ってくると、虫虫虫!!!
20匹くらいのコバエのような虫に集られていました。。
黄色に寄ると聞いたことはありましたが、ここまでとは・・・
次回からは蚊取り線香持参ですね。
荷物を最小限にして赤岳アタックを開始します。
山頂は相変わらず雲の中ですが。
斜面が急な上に崩れやすい岩登りで、自分も含め登山者の落とす落石が多数あります。
三点確保をしていても、握った箇所、踏んだ箇所が不安定だったりします。
一個一個、安全を確認しながら登りました。
偽ピークをいくつも越え、ガスに入り、ようやく山頂に到着。
やっぱりガスの中です。
山頂山荘で休憩しつつ視界が晴れるのを待ちます。
小一時間粘り、横岳、硫黄岳への展望が出てきました。
次の八ヶ岳登山はこの縦走路だな。
キレット小屋へ戻り、夕飯を食べます。
今回新たに導入したメスティンが使いやすくていいですね。
小物入れにもなり、飯盒にもなり、そのまま食べるにも食べやすい。
キャンプツーリングでも使ってみようかな。
ワンカップのお湯割り飲んで就寝。
深夜、トイレで目が覚めて外に出ると、月とシルエットの浮かび上がった赤岳が!
慌ててカメラと三脚を取り出して撮影をしてみましたが、もう月は雲に隠れてしまいました。
頼りない光量なのでシャッタースピード長めでなんとかシルエットを押さえることができました。
これで上空の雲が無ければ満点の星空なのになぁ。残念。
朝、フライを叩く雨音で目が覚めました。
テンションはだだ下がりで二度寝。
次に起きたら雨脚は更に強まっていたので、諦めて支度を開始しました。
雨の中の撤収はイヤになります。
雨とガスで楽しくない下山です。
権現岳への岩場も滑って危ない。
カメラどころか、iPhoneすらジップロックから出せない。
権現岳までの道のりで3組のパーティーとすれ違いました。
こんな天気にもの好きだなぁと思いますが、テント背負ってる自分も相当なものです。
権現岳のピークを踏み、樹林帯と稜線を交互に歩き三ッ頭を経由。
長い長い樹林帯を下り、駐車場に到着です。
最後にオチが付きました。
荷物を車に積み込み、車のエンジンをかけようとするとウンともスンとも言わず。
勘弁してくれー、ともう一回キーを捻るとかかってくれました。
一度止めて、もう一度キーを捻ると普通にかかる。
もう大丈夫かな?と走り出し、温泉の駐車場へ。
温泉でスッキリして、さあ帰ろう!とキーを捻ると、またウンともスンとも言わず。
今度はいくらやってもかからないので、ロードサービスを呼びました。
40分後にロードサービスが到着。
あれこれ話をしてキーを捻ると・・・かかりました。。。
エンジンを止めなければ大丈夫だろう!ということで、休憩なしで帰宅しました。
イグニッションスイッチかスターターでしょうねぇ。
こういうことがあるから古い車は怖いです。
が、マニュアル車だし最悪は押しがけするつもりでしたから、あまり焦ってもいませんでした。
スターターはありませんが、ある程度の予備パーツと工具は積んでありますしね。
ま、少し本格的なメンテナンス時期なんだろうと思いました。
mattsooさん、こんにちは。
前回のコメントからだいぶ過ぎてしまいました。
なかなかハイペースですね
僕も3月に天女山から権現岳に登りましたが、その時は山頂標識がまだ壊れてた時でした。
緑の中もまた行きたいものです。
先週末、会社の後輩達と焼岳登ってきました。
後半はガスで眺めはイマイチでしたが良かったですよ。
膝の痛みが出ないように注意しながら。
今回は膝の(足の運び)を改善とクッション性アップと言う事で、登山靴用の中敷を購入して試験的に。
結果はなかなか良かったですよ。
屋久島の件、参考にさせていただきます。
なんだかんだ登ってます^^
権現岳山頂標識は風雨でよく覚えてませんが、確かに新しかった気もします。
3月だとまだ雪もあったのでしょうか?
雪岩ミックスは未経験で未知の領域です。
靴の中敷でも効果あるんですね。
自分も試してみようかなぁ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する