ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3221410
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

足尾アルプス「孤高のブナ」と美しい稜線(銅親水公園からピストン)

2021年05月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
13.1km
登り
1,053m
下り
1,053m

コースタイム

駐車場6:40→中倉山登山口7:20→中倉山8:45→孤高のブナ8:55→波平ピーク9:20→9:35沢入山9:55→波平ピーク10:05→孤高のブナ10:30→中倉山10:40→中倉山登山口11:40→駐車場12:15 【歩行時間:5時間15分】
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東京都日野市→国立府中IC→中央道→首都高→西新宿JCT→川口JCT→東北道→宇都宮IC→日光宇都宮道→清滝IC→国道120号線→細尾交差点→国道122号線→田元交差点→県道250号線→足尾銅親水公園駐車場

●足尾銅(あかがね)親水公園駐車場
 足尾ダム付近にある公園で、足尾アルプス登山の基点になっています。駐車可能台数は30台弱といったところで、無料で使用できます。公園内にトイレ棟あり。私は土曜日の午前7時前に到着しましたが、既に満杯でしたので路駐させていただきました。下山時には相当な台数が路駐していました。
 http://www.tochigi-navi.net/09206008.html

 公共交通機関は、日光市営バスが運行しており、わたらせ渓谷鉄道の通洞駅(つうどうえき)、足尾駅、間藤駅などから、日光駅線や赤倉線に乗車できます。通洞駅からだと始発は6時34分で、銅親水公園入口バス停までは所要15分程度、340円のようです。
 https://www.city.nikko.lg.jp/seikatsuanzen/guide/seikatsu/bus/
 
 なお、最後に見かけたコンビニは、日足トンネルを抜けた国道122号線沿いのローソン足尾店でした。その先には営業中の商店を見かけませんでした。
 https://www.navitime.co.jp/around/category/poi?node=00005428&category=0201001009
コース状況/
危険箇所等
栃木県日光市の足尾銅(あかがね)親水公園から、足尾アルプスの中倉山(なかくらやま)と沢入山(そうりやま)へ登りました。

●駐車場〜中倉山
 駐車場は県道の終点にあり、ここからは工事車両のみ通行可能な舗装路を歩きます。当面は、駐車場から中倉山方面に見えている導水管橋に向かいます。川を2回渡りながら左手へと進んでいきます。導水管を潜ると1本道。緩やかな勾配を登りながら40分ほどで登山口に到着します。
 登山口からは、勾配のある斜面に付けられたつづら折りの道を登りますが、全行程がきちんとした道状になっておらず、所々で斜面をそのまま登るように踏み跡が付いています。湿った土道は勾配があるととても滑りますのでご注意を。
 中倉山の肩に出ると、次の小ピークに向けて更につづら折りを登ります。その先は分岐箇所(標識無し)があり、どちらも上部のつつじの群生地で合流します。群生地から先は稜線上に森は無く、草原の先に山頂標識が間近に見えます。

●中倉山〜孤高のブナ〜沢入山
 雄大な景色を見ながらの気持ちの良い尾根歩きを楽しむことができます。
 中倉山ピークからすぐ先の鞍部に、「孤高のブナ」があります。ロープで規制されて触れることはできませんが、周辺は草地になっていますので、腰掛けて眺めるのも良いでしょう。
 その先に大きなピークが見えており、これが沢入山かと思えますが、沢入山のピークはその先にあります。途中、露岩帯がありますが、上部を通過することもできますし、巻き道もあります。
 左右非対照の斜面を見ながら、ピークに向けて登ります。道は明瞭で崖上を通過するということもありませんので、安心して歩くことができます。ピーク(波平ピークかな?)からの景色は申し分なく、男体山や日光白根山、周囲の山と深い谷を見ることができました。沢入山はすぐその先に見えていて、大きな登降なく山頂を踏むことができます。

●全体的に
 稜線からの眺望は素晴らしいの一言です。標高2000m弱の稜線でこれほどの景色を楽しめる場所は他に無いのではないでしょうか。これが公害の影響によるものだと知ると複雑な心境になります。
 駐車場からは指導標識は一切ありません。登山地図の掲載もありませんので、他の方のレコを頼りに歩きました。所々にピンクテープが付いていますが、道は明瞭です。斜面は勾配がありますので、登りがキツく感じますが、登り切った後の稜線からの景色が何よりのご褒美になります。
 天然の水場はありません。小屋も無く、トイレは親水公園にしかありません。私のau携帯は稜線上でかろうじて電波が入っていましたが、駐車場含め全行程で不調でした。
その他周辺情報 往路は東北道を使って栃木県側からアクセスしましたが、帰路は国道122号線で群馬県側に向かい、北関東道→関越道を使いました。途中、温泉施設に立ち寄っています。

●水沼駅温泉センター(わたらせ渓谷鐵道)
 わたらせ渓谷鐵道の水沼駅にある温泉施設。駅は無人で誰でも気軽に訪れることができます。営業時間は10時30分〜20時で不定休。利用料金は大人600円也。駅前広場に広い無料駐車場があります。
 http://ablinker.com/mizunumaekionnsenn.html

●道の駅くろほねやまびこ
 地場産粉の蕎麦をいただき、野菜を買いました。
 http://www15.wind.ne.jp/~kurohone-y/

●桐生市名物の「ひもかわうどん」
 今回は立ち寄りませんでしたが、桐生市内で薄くて平べったい「ひもかわうどん」を食べるのも楽しいです。
 https://icotto.jp/presses/4360
これは国道122号線の日足トンネル。栃木県側から足尾に向かっています。
2021年05月29日 06:12撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 6:12
これは国道122号線の日足トンネル。栃木県側から足尾に向かっています。
田元交差点の手前。左手には神子内川が流れていて、新緑も綺麗です。
2021年05月29日 06:18撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 6:18
田元交差点の手前。左手には神子内川が流れていて、新緑も綺麗です。
旧足尾町の赤倉地区に入りました。
2021年05月29日 06:26撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 6:26
旧足尾町の赤倉地区に入りました。
県道から足尾銅山精錬所跡が見えます。施設は解体されず放置されています。
2021年05月29日 06:28撮影 by  SCV36, samsung
3
5/29 6:28
県道から足尾銅山精錬所跡が見えます。施設は解体されず放置されています。
ここからの有毒な排煙・排水で鉱毒事件が起きたんですね。昔、学校で習いました。
2021年05月29日 06:28撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 6:28
ここからの有毒な排煙・排水で鉱毒事件が起きたんですね。昔、学校で習いました。
県道はここで終点。
2021年05月29日 06:33撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 6:33
県道はここで終点。
終点に銅親水公園があります。
2021年05月29日 06:33撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 6:33
終点に銅親水公園があります。
駐車場を見下ろすと、朝7時でもう満杯。
2021年05月29日 06:33撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 6:33
駐車場を見下ろすと、朝7時でもう満杯。
鉱毒で山肌の樹木は枯れ、土砂が流出。排水で川魚が死に絶えたそうで、治山治水事業が行われています。
2021年05月29日 06:38撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 6:38
鉱毒で山肌の樹木は枯れ、土砂が流出。排水で川魚が死に絶えたそうで、治山治水事業が行われています。
日光市営バスの「銅親水公園入口 」バス停があります。
2021年05月29日 06:38撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 6:38
日光市営バスの「銅親水公園入口 」バス停があります。
中倉山方面を見ると、川に導水管が渡っています。登山口へはあそこを潜って行きます。
2021年05月29日 06:39撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 6:39
中倉山方面を見ると、川に導水管が渡っています。登山口へはあそこを潜って行きます。
車両通行止めゲートを抜けてGO!
2021年05月29日 06:40撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 6:40
車両通行止めゲートを抜けてGO!
橋が見えてきました。
2021年05月29日 06:42撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 6:42
橋が見えてきました。
川を2回渡ります。まずは久蔵川。
2021年05月29日 06:43撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 6:43
川を2回渡ります。まずは久蔵川。
久蔵川を渡って突き当たりを左折すると、目の前に植林帯が現れました。
2021年05月29日 06:46撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 6:46
久蔵川を渡って突き当たりを左折すると、目の前に植林帯が現れました。
舗装路歩き。
2021年05月29日 06:46撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 6:46
舗装路歩き。
松木川が現れました。ここは左手に見える橋を渡ります。
2021年05月29日 06:48撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 6:48
松木川が現れました。ここは左手に見える橋を渡ります。
松木川を渡って突き当たりを左折すると、導水管橋が見えてきます。川の水を採取して精錬所に送っていたのでしょうか。
2021年05月29日 06:52撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 6:52
松木川を渡って突き当たりを左折すると、導水管橋が見えてきます。川の水を採取して精錬所に送っていたのでしょうか。
仁田元川の左岸に付けられた仁田元林道を歩いています。
2021年05月29日 06:54撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 6:54
仁田元川の左岸に付けられた仁田元林道を歩いています。
林道は徐々に川を見下ろすように高度を上げて行きます。これは井戸沢堰堤の上に付けられた道。沢を渡ります。
2021年05月29日 07:03撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 7:03
林道は徐々に川を見下ろすように高度を上げて行きます。これは井戸沢堰堤の上に付けられた道。沢を渡ります。
井戸沢堰堤ヘアピンカーブを歩いています。この時季は新緑が綺麗ですね。
2021年05月29日 07:05撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 7:05
井戸沢堰堤ヘアピンカーブを歩いています。この時季は新緑が綺麗ですね。
緩い勾配を登ります。
2021年05月29日 07:11撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 7:11
緩い勾配を登ります。
足元が草付きに変わりました。登山口が近いです。
2021年05月29日 07:20撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 7:20
足元が草付きに変わりました。登山口が近いです。
歩行開始から40分余。ようやく登山口のピンクテープが見えてきました。「中倉山」の標識も設置されています。
2021年05月29日 07:22撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 7:22
歩行開始から40分余。ようやく登山口のピンクテープが見えてきました。「中倉山」の標識も設置されています。
登り始めの様子です。
2021年05月29日 07:22撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 7:22
登り始めの様子です。
石混じりの道。
2021年05月29日 07:23撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 7:23
石混じりの道。
急坂ですね。
2021年05月29日 07:24撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 7:24
急坂ですね。
浮き石に注意。
2021年05月29日 07:29撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 7:29
浮き石に注意。
この斜面を登っていきます。結構、勾配がありますねぇ。
2021年05月29日 07:30撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 7:30
この斜面を登っていきます。結構、勾配がありますねぇ。
石ゴロ地帯。まだ先は長いです。
2021年05月29日 07:34撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 7:34
石ゴロ地帯。まだ先は長いです。
ピンクテープあり。道はつづら折りなんですが、所々、道と言うより斜面にそのまま踏み跡が付いていて、勾配があるのでとても滑ります。
2021年05月29日 07:51撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 7:51
ピンクテープあり。道はつづら折りなんですが、所々、道と言うより斜面にそのまま踏み跡が付いていて、勾配があるのでとても滑ります。
後背の景色が見えてきました。
2021年05月29日 08:03撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:03
後背の景色が見えてきました。
青空が見えてきました。
2021年05月29日 08:03撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:03
青空が見えてきました。
そしてツツジが見え始めました。いいですねぇ。
2021年05月29日 08:04撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:04
そしてツツジが見え始めました。いいですねぇ。
尾根に出ます。
2021年05月29日 08:06撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:06
尾根に出ます。
ふ〜、やれやれ。結構疲れました。ここは中倉山の肩に当たる箇所です。
2021年05月29日 08:06撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:06
ふ〜、やれやれ。結構疲れました。ここは中倉山の肩に当たる箇所です。
ここからは次の小ピークに向けて更に登って行きます。
2021年05月29日 08:10撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:10
ここからは次の小ピークに向けて更に登って行きます。
あ〜、しんど。
2021年05月29日 08:11撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 8:11
あ〜、しんど。
先が見えてきましたね。
2021年05月29日 08:20撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 8:20
先が見えてきましたね。
小ピークまで登ると、枝越しに次のピークが見えてきました。
2021年05月29日 08:22撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:22
小ピークまで登ると、枝越しに次のピークが見えてきました。
ピーク間の鞍部からは足尾の町が見えていました。
2021年05月29日 08:23撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:23
ピーク間の鞍部からは足尾の町が見えていました。
こちらはシロヤシオ。
2021年05月29日 08:23撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:23
こちらはシロヤシオ。
可愛い花です。
2021年05月29日 08:24撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:24
可愛い花です。
おおっ! 稜線の山が見えてきました。
2021年05月29日 08:25撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:25
おおっ! 稜線の山が見えてきました。
道が分岐している箇所を通過。直進せず、左に折れて進んでいます。(後ほど、道は合流します)
2021年05月29日 08:28撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:28
道が分岐している箇所を通過。直進せず、左に折れて進んでいます。(後ほど、道は合流します)
開けた場所に出ます。
2021年05月29日 08:30撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:30
開けた場所に出ます。
お〜素晴らしい!
2021年05月29日 08:30撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 8:30
お〜素晴らしい!
景勝地ですね。
2021年05月29日 08:33撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:33
景勝地ですね。
美しい渓谷。こちら側は銅山とは山を挟んで反対側なので緑が多いのでしょうか。
2021年05月29日 08:33撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:33
美しい渓谷。こちら側は銅山とは山を挟んで反対側なので緑が多いのでしょうか。
ピンクテープに従って登って行きます。
2021年05月29日 08:34撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:34
ピンクテープに従って登って行きます。
稜線近し。
2021年05月29日 08:37撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:37
稜線近し。
ついに男体山が見えました。
2021年05月29日 08:38撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:38
ついに男体山が見えました。
明瞭な道。
2021年05月29日 08:38撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:38
明瞭な道。
期待が膨らみます。
2021年05月29日 08:39撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:39
期待が膨らみます。
ツツジの群生地を抜けていきます。
2021年05月29日 08:41撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 8:41
ツツジの群生地を抜けていきます。
草原が現れました。
2021年05月29日 08:42撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 8:42
草原が現れました。
なんだこの景色は!?
2021年05月29日 08:42撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:42
なんだこの景色は!?
まるで森林限界を超えた日本アルプスの稜線にいるような感覚です。
2021年05月29日 08:42撮影 by  SCV36, samsung
5
5/29 8:42
まるで森林限界を超えた日本アルプスの稜線にいるような感覚です。
奥に男体山。
2021年05月29日 08:43撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:43
奥に男体山。
銅親水公園が眼下。
2021年05月29日 08:43撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:43
銅親水公園が眼下。
中倉山に到着しました。
2021年05月29日 08:45撮影 by  SCV36, samsung
4
5/29 8:45
中倉山に到着しました。
山頂から見下ろすと、深い谷が見えています。
2021年05月29日 08:46撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:46
山頂から見下ろすと、深い谷が見えています。
これから歩く稜線の様子です。
2021年05月29日 08:46撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 8:46
これから歩く稜線の様子です。
気持ちの上がる楽しい尾根歩き。
2021年05月29日 08:50撮影 by  SCV36, samsung
5
5/29 8:50
気持ちの上がる楽しい尾根歩き。
「日本のグランドキャニオン」と呼ばれる意味が分かる気がします。まあ、行ったこと無いんですけどね、本物のグランドキャニオン。
2021年05月29日 08:50撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 8:50
「日本のグランドキャニオン」と呼ばれる意味が分かる気がします。まあ、行ったこと無いんですけどね、本物のグランドキャニオン。
そして、見えてきました。
2021年05月29日 08:51撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:51
そして、見えてきました。
これが「孤高のブナ」ですね。有毒な排煙の影響で周囲の樹木が立ち枯れたけれど、このブナは生き残った、と。なるほど、稜線や右手(銅山側)斜面は樹木が少ないです。
2021年05月29日 08:53撮影 by  SCV36, samsung
7
5/29 8:53
これが「孤高のブナ」ですね。有毒な排煙の影響で周囲の樹木が立ち枯れたけれど、このブナは生き残った、と。なるほど、稜線や右手(銅山側)斜面は樹木が少ないです。
こんにちは。会いに来ました。
2021年05月29日 08:53撮影 by  SCV36, samsung
4
5/29 8:53
こんにちは。会いに来ました。
新緑を付けてとても元気そうです。
2021年05月29日 08:54撮影 by  SCV36, samsung
4
5/29 8:54
新緑を付けてとても元気そうです。
今日は沢入山(そうりやま)まで歩こうと思います。
2021年05月29日 08:54撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 8:54
今日は沢入山(そうりやま)まで歩こうと思います。
露岩帯を通過します。よく見ると、左手に岩場の巻き道が付けられていましたが、私は岩を踏んで歩きました。
2021年05月29日 08:55撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:55
露岩帯を通過します。よく見ると、左手に岩場の巻き道が付けられていましたが、私は岩を踏んで歩きました。
荒々しい風景。これも樹木が無くなってしまい、山が荒れたからかな?
2021年05月29日 08:59撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 8:59
荒々しい風景。これも樹木が無くなってしまい、山が荒れたからかな?
あれが沢入山でしょうか?
2021年05月29日 09:00撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 9:00
あれが沢入山でしょうか?
行ってみましょう。
2021年05月29日 09:01撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 9:01
行ってみましょう。
不自然なハゲ方に見えますねぇ。痛々しい感じ。
2021年05月29日 09:03撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 9:03
不自然なハゲ方に見えますねぇ。痛々しい感じ。
右と左の斜面の様子があまりにも対照的です。
2021年05月29日 09:04撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 9:04
右と左の斜面の様子があまりにも対照的です。
道は歩きやすいです。鳥や蝉の鳴き声を聞きながら登っていきます。
2021年05月29日 09:07撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 9:07
道は歩きやすいです。鳥や蝉の鳴き声を聞きながら登っていきます。
ピークまでもうちょっとだ。
2021年05月29日 09:07撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 9:07
ピークまでもうちょっとだ。
体は疲れていますが、景色が素晴らしくて気持ちが上がります。
2021年05月29日 09:11撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 9:11
体は疲れていますが、景色が素晴らしくて気持ちが上がります。
岩を踏んで。
2021年05月29日 09:12撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 9:12
岩を踏んで。
もう少し。
2021年05月29日 09:19撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 9:19
もう少し。
ピークに到着です。標識はありません。これが「波平ピーク」かな? 波平さんの髪の毛みたいですもんね。(^^)
2021年05月29日 09:19撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 9:19
ピークに到着です。標識はありません。これが「波平ピーク」かな? 波平さんの髪の毛みたいですもんね。(^^)
後で分かりましたが、この先、手前に見える青々とした小高いピークが沢入山です。その奥に皇海山が見えています。
2021年05月29日 09:19撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 9:19
後で分かりましたが、この先、手前に見える青々とした小高いピークが沢入山です。その奥に皇海山が見えています。
男体山がひときわ大きく見えています。
2021年05月29日 09:20撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 9:20
男体山がひときわ大きく見えています。
あれは日光白根山の溶岩ドームでしょうか。
2021年05月29日 09:20撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 9:20
あれは日光白根山の溶岩ドームでしょうか。
お腹空いてきました。
2021年05月29日 09:24撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 9:24
お腹空いてきました。
頑張れ俺!
2021年05月29日 09:26撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 9:26
頑張れ俺!
うん、日光白根山に見えますねぇ。
2021年05月29日 09:29撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 9:29
うん、日光白根山に見えますねぇ。
絶景を見ながらお弁当を食べよう。
2021年05月29日 09:29撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 9:29
絶景を見ながらお弁当を食べよう。
ここが沢入山のピーク。
2021年05月29日 09:32撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 9:32
ここが沢入山のピーク。
三角点です。
2021年05月29日 09:33撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 9:33
三角点です。
沢入山にとうちゃこ。
2021年05月29日 09:33撮影 by  SCV36, samsung
3
5/29 9:33
沢入山にとうちゃこ。
ここから先も、皇海山に向かってずっと歩いて行きたい気分です。
2021年05月29日 09:41撮影 by  SCV36, samsung
3
5/29 9:41
ここから先も、皇海山に向かってずっと歩いて行きたい気分です。
今日はコンビニ弁当です。いやしかし、この景色が何よりのご馳走ですね。
2021年05月29日 09:43撮影 by  SCV36, samsung
5
5/29 9:43
今日はコンビニ弁当です。いやしかし、この景色が何よりのご馳走ですね。
雲が増えて、強い風が吹いてきました。
2021年05月29日 09:52撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 9:52
雲が増えて、強い風が吹いてきました。
さて、戻りましょう。
2021年05月29日 09:52撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 9:52
さて、戻りましょう。
お向かいのこの山、気になります。
2021年05月29日 09:53撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 9:53
お向かいのこの山、気になります。
温泉が楽しみだなぁ。
2021年05月29日 09:53撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 9:53
温泉が楽しみだなぁ。
右手に見える深い森が、左手の斜面に蘇る日は来るのでしょうか。
2021年05月29日 09:54撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 9:54
右手に見える深い森が、左手の斜面に蘇る日は来るのでしょうか。
皆さん、続々と登ってきています。ファイトッ!
2021年05月29日 09:55撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 9:55
皆さん、続々と登ってきています。ファイトッ!
吸い込まれそうな谷。
2021年05月29日 09:59撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 9:59
吸い込まれそうな谷。
立ち枯れた樹木。
2021年05月29日 10:04撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 10:04
立ち枯れた樹木。
非対照な景色。
2021年05月29日 10:07撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 10:07
非対照な景色。
沢入山を振り返って。また来たいです。
2021年05月29日 10:08撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 10:08
沢入山を振り返って。また来たいです。
どんどん下ります。
2021年05月29日 10:11撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 10:11
どんどん下ります。
右手の美しい森。蝉がうるさい位に大合唱中。
2021年05月29日 10:17撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 10:17
右手の美しい森。蝉がうるさい位に大合唱中。
岩場まで戻りました。帰路はピンクテープが付けられた巻き道を歩いてみます。
2021年05月29日 10:26撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 10:26
岩場まで戻りました。帰路はピンクテープが付けられた巻き道を歩いてみます。
「孤高のブナ」まで戻りました。
2021年05月29日 10:31撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 10:31
「孤高のブナ」まで戻りました。
草原を気持ちの良い風が渡っています。
2021年05月29日 10:38撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 10:38
草原を気持ちの良い風が渡っています。
中倉山ピークを越えて、ツツジの群生地まで戻りました。
2021年05月29日 10:43撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 10:43
中倉山ピークを越えて、ツツジの群生地まで戻りました。
分岐を直進すると、樹木の無い景勝地があります。
2021年05月29日 10:48撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 10:48
分岐を直進すると、樹木の無い景勝地があります。
親水公園や赤倉地区の町並がよく見えました。
2021年05月29日 10:49撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 10:49
親水公園や赤倉地区の町並がよく見えました。
下部の分岐まで戻りました。
2021年05月29日 10:54撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 10:54
下部の分岐まで戻りました。
1時間ほど斜面を下り、ようやく林道まで戻りました。カメラのバッテリーが切れそう・・・。ここから35分で駐車場まで戻りました。
2021年05月29日 11:40撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 11:40
1時間ほど斜面を下り、ようやく林道まで戻りました。カメラのバッテリーが切れそう・・・。ここから35分で駐車場まで戻りました。
携帯充電中にワープしまして、ここは群馬県みどり市の草木ダムです。
2021年05月29日 12:55撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 12:55
携帯充電中にワープしまして、ここは群馬県みどり市の草木ダムです。
ほほお。ダムですね。
2021年05月29日 12:55撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 12:55
ほほお。ダムですね。
水をたたえております。足尾を流れる渡良瀬川の下流にあたりますね。
2021年05月29日 12:56撮影 by  SCV36, samsung
2
5/29 12:56
水をたたえております。足尾を流れる渡良瀬川の下流にあたりますね。
更に国道を進み、わたらせ渓谷鐵道の水沼駅にやって来ました。
2021年05月29日 13:11撮影 by  SCV36, samsung
1
5/29 13:11
更に国道を進み、わたらせ渓谷鐵道の水沼駅にやって来ました。
おっ!1両編成の電車だ。トロッコ列車は、走っているのでしょうか。夏だけなのかな?
2021年05月29日 13:12撮影 by  SCV36, samsung
3
5/29 13:12
おっ!1両編成の電車だ。トロッコ列車は、走っているのでしょうか。夏だけなのかな?
では、温泉に浸かりたいと思います。
2021年05月29日 13:14撮影 by  SCV36, samsung
3
5/29 13:14
では、温泉に浸かりたいと思います。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図(ブック) 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

登山地図の無い山。足尾アルプスの中倉山と沢入山へ出かけてきました。
目的は噂に聞く「孤高のブナ」に会うこと。そして、「日本のグランドキャニオン」の異名を持つという景色を眺めることです。今年は梅雨が早いそうですが、雨の合間の晴れ予報の土曜日。現地7時到着を目指して、夜中に家を発ちました。

足尾と言えば、日本で最初の公害「足尾銅山鉱毒事件」を学校で習った記憶がありますが、訪れたことはありませんでした。赤倉地区に入って驚いたのは、古河鉱業の銅精錬所の施設がそのまま残されて廃墟になっている姿が間近に見えたこと。建物は傷み、地盤は崩壊が進み。煤けた煙突が異様に見えました。国鉄足尾線の廃線跡もまた、暗い歴史を感じさせます。

その先にあるのが足尾銅親水公園。環境学習センターがあるのは、公害の教訓を踏まえてのことなんでしょう。ここから見える足尾の山々と渡良瀬川はとても魅力的です。原発事故による放射能汚染の様に立ち入り禁止にならないことがせめてもの救いでしょうか。

それはそれとして、山はとても魅力的でした。他欄にも書きましたが、周囲の山や深い谷の眺望は素晴らしく、ハイカーの歓声が聞かれました。是非、ここの尾根歩きを仲間にもさせてみたいのですが、登りが少々大変です。親水公園の標高は700m、中倉山が1530mで、沢入山は1704mですから、標高差1000mと登り応えがあります。それでもまあ、「来て良かった」と言ってくれるかな。

栃木県と群馬県の境にある山ですので、帰りは栃木県側(日光や宇都宮)に出るも良し、群馬県側(桐生など)に出るも良し。温泉に浸かり、美味しい地の食材を食べ、お土産を沢山買って帰りたいですね。
昨年は足尾に近いアカヤシオで有名な袈裟丸山を登りましたが、付近にはいい山が沢山あり、また訪れたいと思っています。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2047人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 日光・那須・筑波 [日帰り]
日光 中倉山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら