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Yamareco

記録ID: 3195102
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

【過去レコ】槍ヶ岳(北鎌尾根) 〜想いはつのる〜

2010年07月17日(土) 〜 2010年07月19日(月)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
wildwind その他2人
GPS
61:25
距離
38.2km
登り
3,430m
下り
3,369m

コースタイム

1日目
山行
7:15
休憩
2:10
合計
9:25
7:00
7:20
60
8:20
8:30
20
8:50
9:10
65
10:15
10:35
25
11:00
11:05
25
11:30
12:00
65
13:05
13:20
50
14:40
5
14:45
14:55
5
15:00
20
2日目
山行
10:40
休憩
1:15
合計
11:55
3:40
185
6:45
7:05
20
7:25
7:45
180
10:45
11:20
255
15:35
3日目
山行
12:55
休憩
1:35
合計
14:30
4:50
240
8:50
9:25
70
北鎌平
10:35
10:45
20
11:05
11:35
0
11:35
0
11:35
275
16:10
16:20
60
17:20
55
18:15
18:25
55
19:20
ゴール地点
天候 7/17-19 梅雨明けの快晴!
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
■往路
新宿→(夜行バス)→穂高→(乗合タクシー)→中房温泉

■復路
松本→(バス)→新宿
コース状況/
危険箇所等
※ヤマレコ公開日:2021年8月
※記録内容:2010年7月

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先人が歩いていてくれたおかげで、私も歩ききることができました。残置ロープ等にも助けられましたし、道迷いしそうなときは、思い切って稜線まで登ると、その先の進むべき道が見えたりと…。

予約できる山小屋
中房温泉登山口
横尾山荘
ファイル
(更新時刻:2021/08/07 11:59)
【1998.8.7】
突然ですが、1998年夏。

槍ヶ岳登頂を仲間たちと喜んでいたまさにその時、突然、山頂の祠の下から顔を覗かせたのが、単独行の登山家。聞けば、祠の裏側に伸びる尾根(=通称、北鎌尾根)から登ってきたそうだが、地図を開けば、そこに尾根は描かれていても、登山道は記されていない。。。

そんな北鎌尾根の存在が、以後ずっと心に残ってゆくのであった。
【1998.8.7】
突然ですが、1998年夏。

槍ヶ岳登頂を仲間たちと喜んでいたまさにその時、突然、山頂の祠の下から顔を覗かせたのが、単独行の登山家。聞けば、祠の裏側に伸びる尾根(=通称、北鎌尾根)から登ってきたそうだが、地図を開けば、そこに尾根は描かれていても、登山道は記されていない。。。

そんな北鎌尾根の存在が、以後ずっと心に残ってゆくのであった。
【2003.8.11】
湯俣で見つけてしまった「北鎌尾根」を示す道標! そうか…。北鎌尾根の登山口は存在していたんだ、と実感…。(当時でも、登山道はすでに廃道と言われていたが…。)

※この日は湯俣の天然温泉を満喫して、おしまい。
2003年08月11日 11:02撮影
8/11 11:02
【2003.8.11】
湯俣で見つけてしまった「北鎌尾根」を示す道標! そうか…。北鎌尾根の登山口は存在していたんだ、と実感…。(当時でも、登山道はすでに廃道と言われていたが…。)

※この日は湯俣の天然温泉を満喫して、おしまい。
【2010.7.17】
梅雨明け。中房温泉にて、Yさん&Kさんと合流!

5:55 出発
7:00-7:20 第2ベンチ
8:20-8:30 富士見ベンチ
2010年07月17日 05:56撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 5:56
【2010.7.17】
梅雨明け。中房温泉にて、Yさん&Kさんと合流!

5:55 出発
7:00-7:20 第2ベンチ
8:20-8:30 富士見ベンチ
8:50-9:10 合戦小屋

8分の1カットで800円のスイカは飛ぶように売れていく。1カットをさらに3等分して、Yさん&Kさんと食べる♪
8:50-9:10 合戦小屋

8分の1カットで800円のスイカは飛ぶように売れていく。1カットをさらに3等分して、Yさん&Kさんと食べる♪
森林限界に近づけば、空も近い!
2010年07月17日 09:18撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 9:18
森林限界に近づけば、空も近い!
ガスっぽいけど…。
2010年07月17日 10:14撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 10:14
ガスっぽいけど…。
稜線に出た瞬間、ガスが抜ける! 青空の中、際立つ北アルプスの山々。
2010年07月17日 10:18撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 10:18
稜線に出た瞬間、ガスが抜ける! 青空の中、際立つ北アルプスの山々。
10:15-10:35 燕山荘

さてここから奇岩の多い燕岳へ、ウキウキで往復♪
1
10:15-10:35 燕山荘

さてここから奇岩の多い燕岳へ、ウキウキで往復♪
途中で振り返れば、槍!
途中で振り返れば、槍!
ライチョウさん。
2010年07月17日 10:58撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/17 10:58
ライチョウさん。
11:00-11:05 燕岳!
2010年07月17日 11:02撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/17 11:02
11:00-11:05 燕岳!
メガネ岩♪
2010年07月17日 11:11撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 11:11
メガネ岩♪
ウルップソウ
2010年07月17日 11:29撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 11:29
ウルップソウ
おおっ、大群!
2010年07月17日 12:03撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 12:03
おおっ、大群!
コマクサ
2010年07月17日 12:16撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 12:16
コマクサ
11:30-12:00 燕山荘(昼休憩)

ここから大天井へ。
11:30-12:00 燕山荘(昼休憩)

ここから大天井へ。
表銀座は快調♪
2010年07月17日 13:41撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 13:41
表銀座は快調♪
竹田城的。
2010年07月17日 13:41撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 13:41
竹田城的。
道中、Yさんの撮影。
道中、Yさんの撮影。
こちらも、Yさんの作品。
こちらも、Yさんの作品。
14:10 喜作レリーフ
2010年07月17日 14:10撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 14:10
14:10 喜作レリーフ
キバナシャクナゲ
2010年07月17日 14:36撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 14:36
キバナシャクナゲ
14:15-14:55 大天井岳

真っ白。。。
2010年07月17日 14:49撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 14:49
14:15-14:55 大天井岳

真っ白。。。
その数分後。北鎌が見えた…。
2010年07月17日 15:03撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 15:03
その数分後。北鎌が見えた…。
15:20-15:40 大天井ヒュッテ

受付をすませたら、明日の取り付き点を偵察へ。
15:20-15:40 大天井ヒュッテ

受付をすませたら、明日の取り付き点を偵察へ。
ヒュッテから約20分で、貧乏沢への目印だっ!
2010年07月17日 15:58撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 15:58
ヒュッテから約20分で、貧乏沢への目印だっ!
低木に囲まれた、秘密(!?)の入口を潜れば…!
2010年07月17日 16:06撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 16:06
低木に囲まれた、秘密(!?)の入口を潜れば…!
貧乏沢への下りルートを発見! えらく急…。
2010年07月17日 16:01撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 16:01
貧乏沢への下りルートを発見! えらく急…。
Yさん、さらに偵察へ。。。

まぁひとまず、入口が分かっただけでもよかった。
2010年07月17日 16:02撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 16:02
Yさん、さらに偵察へ。。。

まぁひとまず、入口が分かっただけでもよかった。
16:35 大天井ヒュッテに戻る。
16:35 大天井ヒュッテに戻る。
明日に備えて、夕食はガッツリ!
2010年07月17日 17:07撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 17:07
明日に備えて、夕食はガッツリ!
夕食後の散歩。大天井ヒュッテ付近の展望台。

本日歩いた燕岳からのルート。遠方には高瀬ダムだ!
2010年07月17日 18:50撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 18:50
夕食後の散歩。大天井ヒュッテ付近の展望台。

本日歩いた燕岳からのルート。遠方には高瀬ダムだ!
こちらはずっしり、大天井岳!
2010年07月17日 18:53撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 18:53
こちらはずっしり、大天井岳!
たぶん、槍を撮りたかったはずで、ガス。。。

でも明日はあちらにいるわけで。。。 いよいよ明日だ! ドキドキ。
2010年07月17日 18:52撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 18:52
たぶん、槍を撮りたかったはずで、ガス。。。

でも明日はあちらにいるわけで。。。 いよいよ明日だ! ドキドキ。
【2010.7.18】
3:00 起床。ヒュッテ内はすでに人の動きが。

3:20 熟練者と見られる白ひげ2人組が出発していった。

3:40 満天の星空の下、我々も、ヒュッテを出発!

4:05 貧乏沢入口
2010年07月18日 04:06撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 4:06
【2010.7.18】
3:00 起床。ヒュッテ内はすでに人の動きが。

3:20 熟練者と見られる白ひげ2人組が出発していった。

3:40 満天の星空の下、我々も、ヒュッテを出発!

4:05 貧乏沢入口
ここで白ひげ二人組がお湯を沸かしていた。聞けば、以前も北鎌を狙いに来たものの、悪天候のため断念したとのこと。何か熱意が伝わってくる!

お互いの健闘を祈り合ったところで、行ってきます!
2010年07月18日 04:06撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 4:06
ここで白ひげ二人組がお湯を沸かしていた。聞けば、以前も北鎌を狙いに来たものの、悪天候のため断念したとのこと。何か熱意が伝わってくる!

お互いの健闘を祈り合ったところで、行ってきます!
例の、秘密のトンネルを抜けると
2010年07月18日 04:07撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 4:07
例の、秘密のトンネルを抜けると
ここから770mの急な下り。トレースはそれなりについているが、傾斜がきつく、全体的に振り返れば、藪こぎあり、雪渓あり、渡渉あり。。。
2010年07月18日 04:09撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 4:09
ここから770mの急な下り。トレースはそれなりについているが、傾斜がきつく、全体的に振り返れば、藪こぎあり、雪渓あり、渡渉あり。。。
4:45

基本的には涸れた沢を下るのだが、ガレている。沢沿い左側の藪の中にはトレースもあるが、所々で見失うことが多い。沢は、後半からは水量が豊富で、滑りやすくなるので要注意。
2010年07月18日 04:45撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 4:45
4:45

基本的には涸れた沢を下るのだが、ガレている。沢沿い左側の藪の中にはトレースもあるが、所々で見失うことが多い。沢は、後半からは水量が豊富で、滑りやすくなるので要注意。
4:52

雪渓の下りは、思ったよりも長かった。ここで、例の白ひげ組に追いつかれたが、彼らはアイゼンがないため、雪渓では相当手間取っていた。他方、我々はアイゼンを装着し、距離を一気に稼げたのだが、アイゼンの着け外しの時間を考えると、結果はあまり変わらなかったかも!?
2010年07月18日 04:52撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 4:52
4:52

雪渓の下りは、思ったよりも長かった。ここで、例の白ひげ組に追いつかれたが、彼らはアイゼンがないため、雪渓では相当手間取っていた。他方、我々はアイゼンを装着し、距離を一気に稼げたのだが、アイゼンの着け外しの時間を考えると、結果はあまり変わらなかったかも!?
5:07

白ひげ二人組は、我々よりもペースが速く、結局この付近で抜かされ、以後見かけることはなかった。
2010年07月18日 05:07撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 5:07
5:07

白ひげ二人組は、我々よりもペースが速く、結局この付近で抜かされ、以後見かけることはなかった。
5:22 雪渓の下は空洞。崩れたら怖かったね…。

雪渓を通過後、単独の女性にも抜かされた。彼女はとにかく足取りが軽い。すでに仲間たちと北鎌を踏破したことがあり、今回は敢えて単独で狙いに来たとのこと。

やはり、ここはツワモノレベルの人たちが集まる場所であり、我々3人は、ただただ羨望のまなざしを向けるのみ。。。
2010年07月18日 05:22撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 5:22
5:22 雪渓の下は空洞。崩れたら怖かったね…。

雪渓を通過後、単独の女性にも抜かされた。彼女はとにかく足取りが軽い。すでに仲間たちと北鎌を踏破したことがあり、今回は敢えて単独で狙いに来たとのこと。

やはり、ここはツワモノレベルの人たちが集まる場所であり、我々3人は、ただただ羨望のまなざしを向けるのみ。。。
5:29 再び、アイゼンを外して、下る、下る、下る。

2010年07月18日 05:29撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 5:29
5:29 再び、アイゼンを外して、下る、下る、下る。

5:40

本当に長い下りだった。後半に入り、一度休憩を入れる話も出たが、なぜだかこの下りの緊張感(&高揚感!?)を保持したまま歩きたく、そのまま歩き通すこと2時間40分!
2010年07月18日 05:40撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 5:40
5:40

本当に長い下りだった。後半に入り、一度休憩を入れる話も出たが、なぜだかこの下りの緊張感(&高揚感!?)を保持したまま歩きたく、そのまま歩き通すこと2時間40分!
6:12 終盤は、少々藪漕ぎチックにもなったり、
2010年07月18日 06:12撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 6:12
6:12 終盤は、少々藪漕ぎチックにもなったり、
6:34 徒渉もしながら
2010年07月18日 06:34撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 6:34
6:34 徒渉もしながら
6:45-7:05 天井沢出合

下り切ったー! 思わずKさんと拍手喝采!(泣)
6:45-7:05 天井沢出合

下り切ったー! 思わずKさんと拍手喝采!(泣)
沢に出てからすぐ左に曲がったところで、休憩をとる。

ここからは天井沢を上流に向かって歩く。ガイドブックには、広い河原の中を自由に歩けると書かれてあったが、水量は多く(沢と言うより、川!)、対岸へ渡るのも一苦労だった。
2010年07月18日 07:05撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 7:05
沢に出てからすぐ左に曲がったところで、休憩をとる。

ここからは天井沢を上流に向かって歩く。ガイドブックには、広い河原の中を自由に歩けると書かれてあったが、水量は多く(沢と言うより、川!)、対岸へ渡るのも一苦労だった。
7:25-7:40 北鎌沢の出合。再度休憩。

北鎌沢の出合の目印となるケルンはあったが、あまり目立ってはいなかった。ここから今度は標高差680mの急登。しかも陽射しは強くなる…(汗)
2010年07月18日 07:30撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 7:30
7:25-7:40 北鎌沢の出合。再度休憩。

北鎌沢の出合の目印となるケルンはあったが、あまり目立ってはいなかった。ここから今度は標高差680mの急登。しかも陽射しは強くなる…(汗)
すでに予定より1時間遅れということに気づくが。。。 「焦らずに」が合言葉。

登り始めは、北鎌沢の左岸から取り付いたが、その後は左岸や右岸を行ったり来たり。登れるところから登って行く。
すでに予定より1時間遅れということに気づくが。。。 「焦らずに」が合言葉。

登り始めは、北鎌沢の左岸から取り付いたが、その後は左岸や右岸を行ったり来たり。登れるところから登って行く。
7:42 とにかく天気が良く、暑かったけど、
2010年07月18日 07:42撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 7:42
7:42 とにかく天気が良く、暑かったけど、
8:09 まだ元気!
2010年07月18日 08:09撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 8:09
8:09 まだ元気!
他方、Yさんの疲労が出始める。原因や、異常な暑さと、ザックの重さ? それでも、何度か休憩をはさみながら、確実に距離を詰めていく。
2010年07月18日 08:16撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 8:16
他方、Yさんの疲労が出始める。原因や、異常な暑さと、ザックの重さ? それでも、何度か休憩をはさみながら、確実に距離を詰めていく。
8:28 ガイドブックでは、北鎌沢の水量は少なく、水は汲めるところで汲むべきだと記載されていたが、この時期は雪渓もあり、水量も豊富。標高約2200m地点あたりでも、水はまだ流れていたが、心配にもなり一人3リットルずつ、水を汲む。

さらに重たくなるが、Go!
2010年07月18日 08:28撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 8:28
8:28 ガイドブックでは、北鎌沢の水量は少なく、水は汲めるところで汲むべきだと記載されていたが、この時期は雪渓もあり、水量も豊富。標高約2200m地点あたりでも、水はまだ流れていたが、心配にもなり一人3リットルずつ、水を汲む。

さらに重たくなるが、Go!
この水のポタポタが、気持ちいい☆
2010年07月18日 08:40撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 8:40
この水のポタポタが、気持ちいい☆
9:26

この辺りで追いつかれたのが7人組のツアー団体(うち女性1人)。先頭と最後尾のガイドは何度も北鎌を経験したことがある様子。彼らのペースは遅すぎず速すぎず、しばらくは着いていったが、休憩時間のズレから結局は抜かされた。

さらに特筆すべきが3人組男性パーティー。彼らはなんと、本日未明に中房温泉から歩き始めたそうで、我々と7人組を颯爽と抜かしていった。何という体力…!?
2010年07月18日 09:26撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 9:26
9:26

この辺りで追いつかれたのが7人組のツアー団体(うち女性1人)。先頭と最後尾のガイドは何度も北鎌を経験したことがある様子。彼らのペースは遅すぎず速すぎず、しばらくは着いていったが、休憩時間のズレから結局は抜かされた。

さらに特筆すべきが3人組男性パーティー。彼らはなんと、本日未明に中房温泉から歩き始めたそうで、我々と7人組を颯爽と抜かしていった。何という体力…!?
9:31

北鎌沢右俣の中腹では、さらに左右に分かれる分岐があった。3人組は右ルートをたどっていたが、我々もこの右ルートに踏み込むと、とにかく尋常ではない傾斜の登り…。結局、7人組が進んだ左ルートに軌道修正。しかし、3人組を見れば、ザイルを張りながら登って行くではないか。うーん、できる男たちは違う… (→でも、彼らが進んでいく方向は違うような…!?)
2010年07月18日 09:31撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 9:31
9:31

北鎌沢右俣の中腹では、さらに左右に分かれる分岐があった。3人組は右ルートをたどっていたが、我々もこの右ルートに踏み込むと、とにかく尋常ではない傾斜の登り…。結局、7人組が進んだ左ルートに軌道修正。しかし、3人組を見れば、ザイルを張りながら登って行くではないか。うーん、できる男たちは違う… (→でも、彼らが進んでいく方向は違うような…!?)
シナノキンバイも暑そう…。
2010年07月18日 10:17撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 10:17
シナノキンバイも暑そう…。
10:24 振り返る。大天井側の稜線。どれかが貧乏沢で、一気に下ってきたのだろう。
10:24 振り返る。大天井側の稜線。どれかが貧乏沢で、一気に下ってきたのだろう。
10:24 まだまだ登り…、
2010年07月18日 10:24撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 10:24
10:24 まだまだ登り…、
10:45-11:20 北鎌沢のコル

やっとこさで680mの急登を終えると、例の7人組パーティーもここで休憩していたのだが、
2010年07月18日 11:18撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 11:18
10:45-11:20 北鎌沢のコル

やっとこさで680mの急登を終えると、例の7人組パーティーもここで休憩していたのだが、
やがて、7人組は長い1本のロープでお互いをつなぎ始めた。ここから先、万一誰かが滑落した時は、全員でその人が落ちるのを食い止めるための方法らしい。

しかし、安全のためとはいえ、ロープでつながれている限りは、常に一定の距離間隔で歩き続ける必要もあるのだろうから、好きな時に休んだり、自由に写真を撮ったりはできなそう、と思ってみたり…。
2010年07月18日 10:49撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 10:49
やがて、7人組は長い1本のロープでお互いをつなぎ始めた。ここから先、万一誰かが滑落した時は、全員でその人が落ちるのを食い止めるための方法らしい。

しかし、安全のためとはいえ、ロープでつながれている限りは、常に一定の距離間隔で歩き続ける必要もあるのだろうから、好きな時に休んだり、自由に写真を撮ったりはできなそう、と思ってみたり…。
で、我々はここで昼食。昨日大天井ヒュッテで作ってもらった弁当は、形が崩れることなく残っていた!! うまい♪
2010年07月18日 10:47撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 10:47
で、我々はここで昼食。昨日大天井ヒュッテで作ってもらった弁当は、形が崩れることなく残っていた!! うまい♪
11:35

さて、気を取り直して出発。ここからしばらくは低木と灌木帯の中、比較的急登が続くが、手元の高度計では2分に10mのペースで着実に登って行った。順調、順調♪

2010年07月18日 11:35撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 11:35
11:35

さて、気を取り直して出発。ここからしばらくは低木と灌木帯の中、比較的急登が続くが、手元の高度計では2分に10mのペースで着実に登って行った。順調、順調♪

11:47
2010年07月18日 11:47撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 11:47
11:47
12:05-12:15 小休憩

この小休憩後、ザックを背負い、いざ出発しようとしたその時、

 あれ、

 何だかおれの調子が狂ってる。。。

Kさん達から「wwの顔色が悪い」と言われ、そう言われるとなおさら気分が悪くなる。
12:05-12:15 小休憩

この小休憩後、ザックを背負い、いざ出発しようとしたその時、

 あれ、

 何だかおれの調子が狂ってる。。。

Kさん達から「wwの顔色が悪い」と言われ、そう言われるとなおさら気分が悪くなる。
まだまだ行ける、という気持ちもありつつ、「休んでいいんだよ」というお二人の言葉に甘え、遠慮なくしゃがみ込むと、今まで張りつめていた緊張感がなくなり、一気にテンションダウン…。

12:15-12:55 小休憩が大休憩に。日陰で横になる。日射病!? 熱中症!? しかし一度起き上がり、Yさんに頭から水をかけてもらうと、それがほんの少量でも気持ちよくて、一気に目が覚める。まるで、お皿の乾いた河童が元気になるように。。。

(→これ以後、二人からはカッパと呼ばれることになるのだが。)

でも、Yさん、貴重な水をどうもありがとうございました♪
まだまだ行ける、という気持ちもありつつ、「休んでいいんだよ」というお二人の言葉に甘え、遠慮なくしゃがみ込むと、今まで張りつめていた緊張感がなくなり、一気にテンションダウン…。

12:15-12:55 小休憩が大休憩に。日陰で横になる。日射病!? 熱中症!? しかし一度起き上がり、Yさんに頭から水をかけてもらうと、それがほんの少量でも気持ちよくて、一気に目が覚める。まるで、お皿の乾いた河童が元気になるように。。。

(→これ以後、二人からはカッパと呼ばれることになるのだが。)

でも、Yさん、貴重な水をどうもありがとうございました♪
そんな最中、早朝貧乏沢で出会った、単独の女性登山家が現れた。なんと彼女は、北鎌沢の出合が分からず、天上沢をかなり上流まで歩いてしまった、とのこと。テンポよく歩いていても、意外なところに落とし穴があるのが北鎌なのか!?

それでも、やはり今日中には槍ヶ岳まで辿り着きたいからと、再び単独で軽快に我々を抜かしていくのであった。

その後、我々も出発!

写真は、通過したP8を撮ったもの(と思われる)(13:01)
2010年07月18日 13:01撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 13:01
そんな最中、早朝貧乏沢で出会った、単独の女性登山家が現れた。なんと彼女は、北鎌沢の出合が分からず、天上沢をかなり上流まで歩いてしまった、とのこと。テンポよく歩いていても、意外なところに落とし穴があるのが北鎌なのか!?

それでも、やはり今日中には槍ヶ岳まで辿り着きたいからと、再び単独で軽快に我々を抜かしていくのであった。

その後、我々も出発!

写真は、通過したP8を撮ったもの(と思われる)(13:01)
13:20 P9 天狗の腰掛

テントを張れるスペースあり。
2010年07月18日 13:20撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 13:20
13:20 P9 天狗の腰掛

テントを張れるスペースあり。
13:20 目の前には大きな存在感を放つ、独標(P10)!! 今からここに登ります!


そんなとき、先ほど出会った中房温泉発の3人組が、突如後ろからやってきた。例の右ルートをザイルを使って登っていたわけだから、どこか特別なポイントを経由して登ったのかと聞いてみると、単純にルートを選び間違えました、とのこと(笑)。

険しいルートと認識しつつも、引き返せないと判断し、ザイルや登はん具を駆使し何とか稜線に出た。そして、笑いながら「時間をロスしたー」と嘆いている。ほんとにすごいヤツらだ…。

彼らには追い抜いてもらったところで、我々も!
13:20 目の前には大きな存在感を放つ、独標(P10)!! 今からここに登ります!


そんなとき、先ほど出会った中房温泉発の3人組が、突如後ろからやってきた。例の右ルートをザイルを使って登っていたわけだから、どこか特別なポイントを経由して登ったのかと聞いてみると、単純にルートを選び間違えました、とのこと(笑)。

険しいルートと認識しつつも、引き返せないと判断し、ザイルや登はん具を駆使し何とか稜線に出た。そして、笑いながら「時間をロスしたー」と嘆いている。ほんとにすごいヤツらだ…。

彼らには追い抜いてもらったところで、我々も!
13:50-14:05 ここでなんと、まさかの雪渓!!

火照った身体を、冷やしまくり〜♪

もう水場はないと思っていたので、まさにオアシス。8月ならなかったかもしれない雪渓。ここでかき氷をたくさん食べ、ペットボトルに雪を詰めて、飲み水確保!! イェーイ!!☆
2010年07月18日 13:58撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 13:58
13:50-14:05 ここでなんと、まさかの雪渓!!

火照った身体を、冷やしまくり〜♪

もう水場はないと思っていたので、まさにオアシス。8月ならなかったかもしれない雪渓。ここでかき氷をたくさん食べ、ペットボトルに雪を詰めて、飲み水確保!! イェーイ!!☆
Kさんも復活!
2010年07月18日 14:01撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 14:01
Kさんも復活!
14:36
2010年07月18日 14:36撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 14:36
14:36
14:44

独標の核心部に近付くにつれ、岩が大きくなっていく。稜線上の直登ルートと、直登を避けるトラバースルートがあり、我々は後者を選ぶ。

崖から飛び出した岩(オーバーハング!?)の下をくぐるような場所もあったが、
2010年07月18日 14:44撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 14:44
14:44

独標の核心部に近付くにつれ、岩が大きくなっていく。稜線上の直登ルートと、直登を避けるトラバースルートがあり、我々は後者を選ぶ。

崖から飛び出した岩(オーバーハング!?)の下をくぐるような場所もあったが、
14:54

話で聞いていたよりは足場もしっかりしており、四つん這いに近い態勢で無事に通過。(でも、岩壁の反対側は、奈落の底…。どひゅー。)
2010年07月18日 14:54撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 14:54
14:54

話で聞いていたよりは足場もしっかりしており、四つん這いに近い態勢で無事に通過。(でも、岩壁の反対側は、奈落の底…。どひゅー。)
ハクサンイチゲだ!
2010年07月18日 14:54撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 14:54
ハクサンイチゲだ!
さらには、こんなところや、
2010年07月18日 14:56撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 14:56
さらには、こんなところや、
こんなこともしながら登ったり、
2010年07月18日 15:07撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 15:07
こんなこともしながら登ったり、
こんなところも歩いて、再び稜線を目指す。
2010年07月18日 15:11撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 15:11
こんなところも歩いて、再び稜線を目指す。
山頂に近付けば近付くほど、高山植物が咲き乱れ…

稜線に出てからちょっと引き返せば、
2010年07月18日 15:24撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 15:24
山頂に近付けば近付くほど、高山植物が咲き乱れ…

稜線に出てからちょっと引き返せば、
P10 独標に到着! ガスりそうで、槍が良く見えた!


実はここで15:35。

この先、せめて北鎌平までは進もうか、という話も出たが、3人の体力を考え(→すでに疲労困憊!?)、ここでビバークすることにした。

一日中足場の悪い中、大天井ヒュッテから800mも下り、北鎌沢の急登を700m登り返し、さらに北鎌尾根を500mは登ってきたのだから、みんな頑張った!

そして、一日で槍ヶ岳まで歩き切るというのは、本当に健脚で体力のある登山家を指すのであり、おれらはまだその領域に達していないということを痛切に思い知らされる。

(それなのに、もし今日中に槍ヶ岳にたどり着いていたなら、翌日Yさん達は常念岳へ、おれは笠ヶ岳へという計画まで立てていた。なんとまぁ身の程知らずだったことか…。恐れ多くも山の神様、お許し下さいm(__)m)
2010年07月18日 15:25撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 15:25
P10 独標に到着! ガスりそうで、槍が良く見えた!


実はここで15:35。

この先、せめて北鎌平までは進もうか、という話も出たが、3人の体力を考え(→すでに疲労困憊!?)、ここでビバークすることにした。

一日中足場の悪い中、大天井ヒュッテから800mも下り、北鎌沢の急登を700m登り返し、さらに北鎌尾根を500mは登ってきたのだから、みんな頑張った!

そして、一日で槍ヶ岳まで歩き切るというのは、本当に健脚で体力のある登山家を指すのであり、おれらはまだその領域に達していないということを痛切に思い知らされる。

(それなのに、もし今日中に槍ヶ岳にたどり着いていたなら、翌日Yさん達は常念岳へ、おれは笠ヶ岳へという計画まで立てていた。なんとまぁ身の程知らずだったことか…。恐れ多くも山の神様、お許し下さいm(__)m)
一夜限りの『ヒュッテ独標』
2010年07月18日 16:48撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 16:48
一夜限りの『ヒュッテ独標』
独標(2899m)にツエルトを張って寝る。これだって、実はなかなかできない体験!!

Yさん達は、これまでテント泊をしたことがないそうで…。野営デビューが2899mの独標だなんて、ものすごく記念すべきことですよ〜☆
2010年07月18日 16:14撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 16:14
独標(2899m)にツエルトを張って寝る。これだって、実はなかなかできない体験!!

Yさん達は、これまでテント泊をしたことがないそうで…。野営デビューが2899mの独標だなんて、ものすごく記念すべきことですよ〜☆
P9を見下ろす。よく見ると、誰かがテントを張っている。

※後日談で、この人たちが白ひげ2人組であり、どうやら天上沢でルートミスした模様…。
2010年07月18日 16:47撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 16:47
P9を見下ろす。よく見ると、誰かがテントを張っている。

※後日談で、この人たちが白ひげ2人組であり、どうやら天上沢でルートミスした模様…。
16:57 どんどん青空が出てくる。

夕食は、非常食のラーメンともち、それに秘かに忍ばせていた崎陽軒のシウマイを食べる。贈答用の真空パック、何気に山でも使えます!
2010年07月18日 16:57撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 16:57
16:57 どんどん青空が出てくる。

夕食は、非常食のラーメンともち、それに秘かに忍ばせていた崎陽軒のシウマイを食べる。贈答用の真空パック、何気に山でも使えます!
18:16 夕暮れ時。この日も360度のパノラマ。遠方は大天井岳かな。
2010年07月18日 18:16撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 18:16
18:16 夕暮れ時。この日も360度のパノラマ。遠方は大天井岳かな。
本日登ってきた北鎌尾根!
2010年07月18日 18:22撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 18:22
本日登ってきた北鎌尾根!
北鎌尾根とその周り!

その夜。半月はくっきりと浮かび、今夜も星空だった。
2010年07月18日 18:29撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 18:29
北鎌尾根とその周り!

その夜。半月はくっきりと浮かび、今夜も星空だった。
【2010.7.19】

3:30 起床

水がない…。


いや、ないわけではない。昨夜の夕食から、3人の持っている水の量を確認し、計画どおりに使った。そのため、朝食のうどんは、水をけちったせいで、ちょっとしょっぱかった(笑)。

それでも最終的に残った水が少ないと実感。(→個人用は、朝食終了時点で、残量が750ml…) 暑くならないうちに、距離を稼がねば!! と自分に言い聞かせ、今日も元気に行ってみよう!
【2010.7.19】

3:30 起床

水がない…。


いや、ないわけではない。昨夜の夕食から、3人の持っている水の量を確認し、計画どおりに使った。そのため、朝食のうどんは、水をけちったせいで、ちょっとしょっぱかった(笑)。

それでも最終的に残った水が少ないと実感。(→個人用は、朝食終了時点で、残量が750ml…) 暑くならないうちに、距離を稼がねば!! と自分に言い聞かせ、今日も元気に行ってみよう!
出発直前。

Yさん撮影。Yさんのカメラは、青色が良く映える。
出発直前。

Yさん撮影。Yさんのカメラは、青色が良く映える。
こちらもYさん撮影。

よく見たら、槍穂の稜線? 東鎌尾根?
こちらもYさん撮影。

よく見たら、槍穂の稜線? 東鎌尾根?
こちらはww撮影。オリンパスだって頑張ってます(笑)

4:36 富士山
2010年07月19日 04:36撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 4:36
こちらはww撮影。オリンパスだって頑張ってます(笑)

4:36 富士山
4:44 夜明け
2010年07月19日 04:44撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 4:44
4:44 夜明け
本日のメインディッシュ!

4:50 出発!
本日のメインディッシュ!

4:50 出発!
まずは、足場の不安定な下りから…。
2010年07月19日 05:09撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 5:09
まずは、足場の不安定な下りから…。
基本は稜線歩きだが、切り立った稜線であれば、千丈沢側にもトラバースがついている、という事前情報を得てはいた。
基本は稜線歩きだが、切り立った稜線であれば、千丈沢側にもトラバースがついている、という事前情報を得てはいた。
そんな事前情報を耳にすると、自然にトラバースを探してしまい、それで行き詰まることも…。
(*_*)
2010年07月19日 05:46撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 5:46
そんな事前情報を耳にすると、自然にトラバースを探してしまい、それで行き詰まることも…。
(*_*)
そんなときは、稜線に上がってしまおう! これが3人の満場一致な結論!
そんなときは、稜線に上がってしまおう! これが3人の満場一致な結論!
たぶんP11の山頂かな。ここへの取り付きは分かりにくかったなぁ。
たぶんP11の山頂かな。ここへの取り付きは分かりにくかったなぁ。
6:00-6:15 (たぶん)P11で小休憩

冒険心がくすぐられる。
2010年07月19日 06:15撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 6:15
6:00-6:15 (たぶん)P11で小休憩

冒険心がくすぐられる。
6:29

2010年07月19日 06:29撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 6:29
6:29

今日はYさんとおれが、交代で先頭を歩いた。というより、要所要所でルートを見極めるために二人で別々のルートを歩き、その度に先頭を交代するといった具合。

トップを歩くのも面白い。これぞ北鎌の醍醐味!?
今日はYさんとおれが、交代で先頭を歩いた。というより、要所要所でルートを見極めるために二人で別々のルートを歩き、その度に先頭を交代するといった具合。

トップを歩くのも面白い。これぞ北鎌の醍醐味!?
Kさん:「もしかして、あのルートがいいんじゃない!?」
ww:「これって、何だか登山家になったような会話ですよね」

(笑)
Kさん:「もしかして、あのルートがいいんじゃない!?」
ww:「これって、何だか登山家になったような会話ですよね」

(笑)
そして、アルプス一万尺♪
そして、アルプス一万尺♪
8:04 槍が近づく!
2010年07月19日 08:04撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 8:04
8:04 槍が近づく!
その後はしばらく千丈沢側のトラバースを歩く。

稜線から離れたため、いつの間にかP13、P14は通過していた模様…。 
2010年07月19日 08:04撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 8:04
その後はしばらく千丈沢側のトラバースを歩く。

稜線から離れたため、いつの間にかP13、P14は通過していた模様…。 
そろそろ北鎌平ではないかと思われるところで無理やり稜線に上がると、北鎌平はまだまだ先だった、なんてこともあったけど…💦
2010年07月19日 08:21撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 8:21
そろそろ北鎌平ではないかと思われるところで無理やり稜線に上がると、北鎌平はまだまだ先だった、なんてこともあったけど…💦
向きを変えればこんな美しい眺望も! こちらは西鎌尾根!
向きを変えればこんな美しい眺望も! こちらは西鎌尾根!
さらに登りは続き、
さらに登りは続き、
黒い大きな岩場を登りつめてから現れたのが
2010年07月19日 08:44撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 8:44
黒い大きな岩場を登りつめてから現れたのが
8:50-9:25 北鎌平

テントが張れるほど平らなスペースあり。
2010年07月19日 09:26撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 9:26
8:50-9:25 北鎌平

テントが張れるほど平らなスペースあり。
こんな所にもレリーフが…。
2010年07月19日 09:04撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 9:04
こんな所にもレリーフが…。
Yさん達も、目的達成!
2010年07月19日 09:23撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 9:23
Yさん達も、目的達成!
さて、残るは!

待ってろよ、槍〜!
さて、残るは!

待ってろよ、槍〜!
9:25 再出発。ここからがまた急な登り。
2010年07月19日 09:28撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 9:28
9:25 再出発。ここからがまた急な登り。
岩場をおかまいなしに登り詰める。ただそれだけ。
岩場をおかまいなしに登り詰める。ただそれだけ。
中腹で、一度攻め方を迷うが、どちらから登っても上にはつながることもわかり、3人がばらばらで登ることもあった。
2010年07月19日 09:41撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 9:41
中腹で、一度攻め方を迷うが、どちらから登っても上にはつながることもわかり、3人がばらばらで登ることもあった。
こちらは、登ってくるYさん。けっこう急だね(笑)
2010年07月19日 10:20撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 10:20
こちらは、登ってくるYさん。けっこう急だね(笑)
最後の難所が「チムニー」と呼ばれる垂直に近い岩場。

とりあえず、登り始める…。
最後の難所が「チムニー」と呼ばれる垂直に近い岩場。

とりあえず、登り始める…。
左側に身体を寄せれるポイントがあった。ここで左側に身を寄せたはいいものの、再び直登するには、身体を右側に移動させなければならない。そして目の前には絶妙な場所にハーケンが打たれ、短いロープが垂れ下がっているのだが…。


 このロープに全身の力を預けた時…、


 ロープがハーケンごと抜け落ちたら…。


そんな恐怖感に襲われ、先に進めなくなってしまった💦
2010年07月19日 10:23撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 10:23
左側に身体を寄せれるポイントがあった。ここで左側に身を寄せたはいいものの、再び直登するには、身体を右側に移動させなければならない。そして目の前には絶妙な場所にハーケンが打たれ、短いロープが垂れ下がっているのだが…。


 このロープに全身の力を預けた時…、


 ロープがハーケンごと抜け落ちたら…。


そんな恐怖感に襲われ、先に進めなくなってしまった💦
それを見かねたKさんが、
2010年07月19日 10:33撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 10:33
それを見かねたKさんが、
登ってくる!
Kさんは、おれがいる左側のポイントを使わず、ただただ上を目指して、直登を決め込む!!
Kさんは、おれがいる左側のポイントを使わず、ただただ上を目指して、直登を決め込む!!
Kさん登りきったー!

これを見せつけられたら、wwもここは勝負を決め込むしかないでしょう…!
Kさん登りきったー!

これを見せつけられたら、wwもここは勝負を決め込むしかないでしょう…!
結局、手に汗を握りながら、左手で垂れ下がったロープに一瞬ぐいっとぶら下がった後、右手でホールドを見つけ、その勢いで足場も確保。

恐怖との闘いだったが、Kさんが登った軌道にまで辿り着き、あとは無理やりよじ登る!
結局、手に汗を握りながら、左手で垂れ下がったロープに一瞬ぐいっとぶら下がった後、右手でホールドを見つけ、その勢いで足場も確保。

恐怖との闘いだったが、Kさんが登った軌道にまで辿り着き、あとは無理やりよじ登る!
登り切ってからの景色、かな。
登り切ってからの景色、かな。
さらに2つ目のチムニーが登場。ここには、右側からのトラバースルートがある、という情報もあったが…。

ここでまた度胸を見せたのがKさん! ここまで来てチムニーを登らないわけにはいかないと先陣を切る!
さらに2つ目のチムニーが登場。ここには、右側からのトラバースルートがある、という情報もあったが…。

ここでまた度胸を見せたのがKさん! ここまで来てチムニーを登らないわけにはいかないと先陣を切る!
はい、wwも続きます!

それにしても、三点支持が原則だとしたら、膝も駆使して(!?)四点支持の格好にもなった。どう考えてもきれいな登り方ではなかっただろうが、上からはKさん、下からはYさんの視線を感じながら、どうにかこうにかして登りきった…。
はい、wwも続きます!

それにしても、三点支持が原則だとしたら、膝も駆使して(!?)四点支持の格好にもなった。どう考えてもきれいな登り方ではなかっただろうが、上からはKさん、下からはYさんの視線を感じながら、どうにかこうにかして登りきった…。
任務完遂!!


この先、登りやすい岩場に沿って登り、ちょうど角度が変わったところで…。

山頂から遠方を眺めている登山客と目が合った! 「今行きま〜す!」と手を振りながら叫んだが、その人は不思議そうな顔をしていた。そりゃそうだ…。このルートを知らない人からすれば、道迷いした人が登ってきた、くらいにしか思われないだろう…。

でも、間違いなくそこに山頂がある!! そう確信でき、ここで思わずうるうるときてしまった…。
任務完遂!!


この先、登りやすい岩場に沿って登り、ちょうど角度が変わったところで…。

山頂から遠方を眺めている登山客と目が合った! 「今行きま〜す!」と手を振りながら叫んだが、その人は不思議そうな顔をしていた。そりゃそうだ…。このルートを知らない人からすれば、道迷いした人が登ってきた、くらいにしか思われないだろう…。

でも、間違いなくそこに山頂がある!! そう確信でき、ここで思わずうるうるときてしまった…。
最後の岩場を登りつめると、そこにあったのは、山頂の祠!
2010年07月19日 10:35撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 10:35
最後の岩場を登りつめると、そこにあったのは、山頂の祠!
10:35 槍ヶ岳山頂!
2010年07月19日 10:37撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 10:37
10:35 槍ヶ岳山頂!
もう一枚! やったね!
2010年07月19日 10:37撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 10:37
もう一枚! やったね!
山頂から見下ろす北鎌尾根。
山頂から見下ろす北鎌尾根。
昨年眺めた景色と全く同じだけど、ココロの中にあるものは全く違う。
2010年07月19日 10:38撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 10:38
昨年眺めた景色と全く同じだけど、ココロの中にあるものは全く違う。
南側。手前は槍ヶ岳山荘、遠方は笠ヶ岳かな。
南側。手前は槍ヶ岳山荘、遠方は笠ヶ岳かな。
こちらは西側。裏銀座は続く。
こちらは西側。裏銀座は続く。
さらにその先。北アルプスは続くね〜。


と、いつまでも感慨にふけってはいられない。
(というより、ここで急に現実に戻る。)

南側の登山道から登ってくる登山客が後を絶たない。彼らは彼らで、もちろん槍ヶ岳登頂に大喜びしている。一生に一度、立てるか立てないかの槍ヶ岳に登頂したのだ!!

その姿を見ていたら、なぜだか、ヘルメットを着けている自分が、妙に場違いな気がしてしまって…。早くその場を立ち去りたい気分だった。(なんというか…、今日は誰にも会わず、貸し切り状態で北鎌尾根を歩いてきたことを、ここにいるみんなには秘密にしておきたい、自分のココロの中にだけ閉まっておきたい、そんな気分!?)
さらにその先。北アルプスは続くね〜。


と、いつまでも感慨にふけってはいられない。
(というより、ここで急に現実に戻る。)

南側の登山道から登ってくる登山客が後を絶たない。彼らは彼らで、もちろん槍ヶ岳登頂に大喜びしている。一生に一度、立てるか立てないかの槍ヶ岳に登頂したのだ!!

その姿を見ていたら、なぜだか、ヘルメットを着けている自分が、妙に場違いな気がしてしまって…。早くその場を立ち去りたい気分だった。(なんというか…、今日は誰にも会わず、貸し切り状態で北鎌尾根を歩いてきたことを、ここにいるみんなには秘密にしておきたい、自分のココロの中にだけ閉まっておきたい、そんな気分!?)
11:05 槍ヶ岳山荘

乾杯!🍺
飯だー!!🍚
11:05 槍ヶ岳山荘

乾杯!🍺
飯だー!!🍚
その後は素直に上高地へ下山。槍沢ルートは雪渓が残り、大きなビニール袋を敷きながらの、シリセード♪

2010年07月19日 12:29撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 12:29
その後は素直に上高地へ下山。槍沢ルートは雪渓が残り、大きなビニール袋を敷きながらの、シリセード♪

これで標高600m分は稼げたかな(笑)
これで標高600m分は稼げたかな(笑)
だいぶ滑ってから見上げる。槍、またね!

そして、上高地へダラダラと下る。
2010年07月19日 12:39撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 12:39
だいぶ滑ってから見上げる。槍、またね!

そして、上高地へダラダラと下る。
横尾山荘。

ヒュッテ独標にはなかった自販機が。
横尾山荘。

ヒュッテ独標にはなかった自販機が。
徳澤園もいつかまた〜。

結局、19:20に上高地到着だったけど(→日照時間が長くてよかった)、明神館で予約を入れておいたタクシーに乗って、松本へ。

ビジネスホテルの一室で、3人で反省会🍺 長くて充実した一日だった!✌
徳澤園もいつかまた〜。

結局、19:20に上高地到着だったけど(→日照時間が長くてよかった)、明神館で予約を入れておいたタクシーに乗って、松本へ。

ビジネスホテルの一室で、3人で反省会🍺 長くて充実した一日だった!✌
【2010.7.20】
翌日は予備日があまる。Yさん達の車を回収後、松本城へ!
【2010.7.20】
翌日は予備日があまる。Yさん達の車を回収後、松本城へ!
400年以上前の建造物が、今も形を残しているのは、本当にすばらしい!!
2010年07月20日 11:45撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:45
400年以上前の建造物が、今も形を残しているのは、本当にすばらしい!!
最後に信州そばを食べ、Yさん&Kさんと別れる。また、次の再会を願って。本当にお世話になりました&ありがとうございました!
2010年07月20日 12:40撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:40
最後に信州そばを食べ、Yさん&Kさんと別れる。また、次の再会を願って。本当にお世話になりました&ありがとうございました!

感想

※ヤマレコ公開日:2021年8月
※記録内容:2010年7月


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◆2010年7月の山行記録

⇒上記添付ファイル(PDF)を参照

※原文(添付ファイルと同一)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1547251452&owner_id=6743162

(↑無駄に長い。しかし当時は熱くまとめたかったのだー!)


◆2021年8月に想うこと

北鎌。振り返れば、いつかは、いつかは…、という内に秘めた想いを募らせながら、満を持しての山行だった! 結局、自分が行けるか行けないかは、行ってみないと分からない。だから行けた!というのもある。もちろん、時として強引なYさんと、謙虚なのに肝の座ったKさんの存在も大きかった。

今でこそ、SNSやYoutube等で情報が溢れかえっているが、当時はまだそこまではなかったと思う。誰かのネット記事を探すくらい!? 逆に下山後、今回すれ違った人たちのの記録も見つけ、みんながそれぞれ歩ききったんだなと分かるのも嬉しかったし、これが今でいうヤマレコに繋がっている!

ちなみに、私たちが登った前日に、遭難事故が起きていたことも後から知った。やはり油断はできない場所である。それでもまたいつか!? という想いもある(笑) 次回は湯俣からの超クラシックルート!?(→Oさん切望!)もそそられつつ、やっぱり上高地から入って天上沢へ行くのが無難!? みなさまのレコも参考にさせてもらおう。

wildwind

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コメント

無駄に長い?と書いてあるけど、プロローグやエピローグあっての北鎌登山!手に汗握り💦無事に登頂した場面では超感動でした(*゚∀゚*)

私が北鎌の存在を知ったのはヤマレコで2012年くらい。何これ?とビックリして読み漁り、自分には歩く事が出来ない凄いコースを擬似体験してました〜(笑)

このレコでも他の登山者達も道間違いしたり、各々のドラマがあったんだろうと思いました!ホント皆さん強者でしたね!

それにしても1日目は燕岳を往復、最終日はそのまま上高地まで12時間以上の歩きも凄い体力ですね(^-^;
2021/8/15 17:54
popieさん♪

いやいや、客観的に見れば本当に無駄に長いだけだと思うのですが…(原文はもっと長い…)。10年以上前のことでも振り返れば、あれも書きたい、これも書きたい、という気持ちが出てきてしまい、こうなりました

(でも過去レコは、今後はもう少しコンパクトにする予定。でないと終わらない… )

それにしても北鎌尾根。数々のドラマが生まれているのだと思います!

ちなみに最終日。本当は笠ヶ岳まで歩いて…、なんて計画していた自分を呪いつつ、Yさん&Kさんが常念まで行きたがっていたのも遮って、とにかく早く無事に下山して、さっぱりして…、ということを主張したのも覚えています。このへんが自分の弱さかな!?(いやいや、自己の技量をわきまえた安全意識!?)
2021/8/16 7:31
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