搭の沢から袈裟丸山


- GPS
- 08:43
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,096m
- 下り
- 1,118m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
搭の沢登山口駐車場への道は何か所かアスファルトが掘れている所があった。 |
写真
栃木にあって2000mを越える山は、かなり貴重なヤマなのだ。那須ですら2000mはない。そうか白根さんと男体山か。そうかユメさんと越境しているわけか。
感想
浅間山から1週間もたたぬうちに、Yumeさんから袈裟丸山に行きませんかとメールが入り、以前から袈裟丸に行こうとお願いしいたいたので、二つ返事でOK。
夜中の3時に起きて、ユメさん待ち合わせ場所へ。17歳の時に会の先輩と登った山であり、当時にケネディが暗殺された日でした。その時の写真がありまして、自分で言うのもなんですが、ちょっといい男でしたね。
今回の山で、ユメさんが「アカヤシオ」「アカヤシオ」といつも言うのがわかりました。うちの奥さんはその名を知らず、改めて群馬県の花だと思いました。それで実際に見て、なるほどと思いました。
この花は花びらが散るのではなく、牡丹とおなじで花ごと、つまり首から落ちるんですね。花としては残酷な花と言うイメージを持ちます。
次に、ユメさんは赤城山愛好会とでもいうネットワークがあって、赤城山の隅々まで歩いている方々がヤマレコネットワークにいるのではと察しました。Yumeさんのお友達には勝てません。その意味では「hagure
」は逸れでいいのでしょう。でもうらやましい。
それと小丸山から見て「男体山」がなぜ「おとこのからだやま」なのかを理解しましたね。あれだけ見事に独り根を張って立つ姿は見事でした。それで納得。
次に、私の好きな皇海山、ユメさん曰く、百名山の中で一番人気のない山。山頂に行っても眺望はないし、コースもつまらないという、たしかにそうだけで、私は庚申山から回って、鋸山から見たずっくりした山の形が「愚直」という形容に捉えられて、
皇海山のこんもりとした頂きの鈍重とはかなり悲しいありかたではないか
という事由律口語短歌を詠んだのだ。あの鈍重な、と言いたくなる山頂は愚直な男のようではないか。そういう世に受け入れられない愚直さをあの山に見て好きになった。
そして、もう一つはローソンで買って持っていった「鳥弁当」。もう日帰りの山のお昼は、弁当にする。店員が一日持ちますと言ってくれたので買ったが、今迄で一番豪華な昼飯になった。硬いが崩れないようにだけ注意した。
最後に、帰ったら前回もそうだったが右足のくるぶしが痛む。骨の変形にようる靴摺れの痛みだと思う。つまり、指の小指の関節もそうなのだが、「変形」しているのです。
それで次回からは対策をとろうと思案中なのと、地下足袋をいよいよ実現しようかと考えています。足袋の生地なら、皮と違うかなとも思うのです。もうすぐ76歳、骨の変形も「老齢化現象」の一言で片づけられてしまいます。
それから、ユメさんに短歌を詠むように勧めましたが、IIYUさんのお友達が、ヤマレコのコメントに歌を書いてきていると言うので、IIYUさんの投稿を見ましたら、お友達が俳句を連ねておられました。
下り道、ユメさんは盛んに575と詠んでいて、ミソサザエの啼き声が、沢音をオーケストラに見立てて指揮をしているようだと捉えたり、その感性が面白く豊かです。またうぐいすの午前中に聞いた危なげな谷渡りが、午後にはしっかり聞こえていることなどに気づいて、勉強すれば面白い俳句読みになるか、短歌を理解すればいい歌を詠むかもしれません。アオさんのコメントの文章もすてきですので、アオさんにも歌詠みになってほしいと願うのです。
今回、小丸山から下ってくる団体さんに81歳とか80歳の男性がいて、私もあのようになるかなぁ〜、言葉をかわしました。
hagureさんと二人登山は久しぶりです、ケネディ大統領暗殺の時登った山が寝釈迦の袈裟丸山とずっと前から聞いてます。hagureさんにとって60年ぶり、私にとっても久しぶり2度目です。昔なら沢入駅から歩いて多分1泊したであろう古の道、今は登山口まで舗装され搭ノ沢登山道が整備されています。とわいえ何度も渡渉を繰り返し若葉モミジに沢音が聞こえる谷あいの山道は心地いい、まして二人だと寂しさも不安も有りません。ミソサザイが煩い位鳴いています、足元には可憐な草花が咲き急坂もゆっくり登って息が切れる前に休み休みです。
寝釈迦に登って昔の記憶と大分違っていたようです。私は女房の体を思い願掛け祈ります。
ミツバツツジと咲いたばかりのシロヤシオが足元飾る広場を後にさらに高度を上げて沢道を登ります、沢が詰まった頃に避難小屋が現れもう少しで賽の河原です。避難小屋辺からアカヤシオが見え始め、初めて見るアカヤシオにhagureさんは声をあげます。
賽の河原辺のアカヤシオは終盤です、弓の手からの人が多く歩いています、雨量計の広場に咲きたてのアカヤシオに足を止めて皆さん嬉しそう。小丸山へ向かうが下りがあったのは忘れてました、小丸山が近くなると咲き始めのアカヤシオが1段とピンク色を強め、あっちこっちに歓声が上がります。
あそこにいる人はもう1時間以上もずっといるよと言っている人がいました。
ほんと最高の花のシャワーを楽しんでいるようです。1番いい場所だったようです。
小丸山山頂では大勢の人が休んでいました、hagureさんも忘れていた眺望を楽しんでいます。
私らも標識を避けて昼食です、ゆっくり休んで居たら山頂は私ら二人だけ。
帰りもアカヤシオを存分に楽しみながら下山しました、つつじ平へも行って見ましたがちょっと1週間遅かったようでもう終盤でした。鹿が何頭も現れ寄ってきます、割と人馴れしているように感じました。帰り道も長いので急ぎ足で降りました、登る時は感じなかったけど下山同は意外と急坂でした。
沢の渓流がオーケストラの様にこだまする谷あいにミソサザイの声が聞こえてくれば長い下りも終わりまじか、楽しかった1日を惜しむようです。hagureさんと心地いい山旅はまだまだ続きそうです。歌を思いながら歩くといいよと言われ、訳も分からず俳句か短歌かごちゃまぜですがおだてられながらの降りは早かったです。
コメント
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こんばんは、hagure様&yumesouf様
いや~お見事です。5月中旬でもこの鮮やかさ。
やはり、群馬のアカヤシオは素晴らしい。
お二人の笑顔がすべてを物語っていますね。
素晴らしい山行ができて良かったです。
こちらは、これから咲くレンゲツツジ・シャクナゲ
そして、稜線の高山植物がきになるところです。
新型コロナの影響で県は越えられず、
野鳥撮影を交えながら、長野の山を楽しむばかりです。
Aoさん、浅間に続いてアカヤシオ!ってユメさんが云うので行ってきました。とてもよかったです。小丸山からの展望が秀逸でした。
ユメさんと五七五とやっていたら、下りは早かった。おまけにこんな急な登りだったっていうほどに、登りの道でしたが、2人で花の写真を撮りながら稜線に出ました。山は独りよりは二人、二人よりは三人が良いですね。県外に出られないなら、長野県に行けば良いんですかね。旭岳(白馬の隣)に行きたいです。百高山の残り20の内、3分の2は長野県です。よろしくお願いします。
アオさんにも短歌詠んでくださいね。信州には窪田空穂と言う立派な歌人がおられますからね。植松古実は伊那の先生でしたからね。鳥を詠うなら中西悟堂がいますので、ぜひ歌詠みに
aonumaさん こんにちは。
60年前の思い出をずっと前から聞いていたので声を掛けました。
アカヤシオは時期が大事なので間に合って良かったです。今年はいい感じの花が見られてラッキーでした。コロナ渦でずっとマスクして過ごしましたが我慢すればしていられたので良かったです、私らのコースは独占でしたが稜線はもう一杯の人出でした。
伊勢崎も蔓延防止地域に指定され長野のレンゲツツジは行きにくい状態です。
速い終息を祈るばかりです。
お2人さん おはようございます。
記憶を遡り寝釈迦での写真、夢さんの奥さん気づかう願掛け、
人生長いといろんな事が出てきますね、
はぐれさんの足変形の対策案今の地下足袋は解かりませんが、一度おやじ(大工職人)が残した地下足袋で奥白根山を登りましたが足裏が痛いのと岩にぶつけて指先が痛くなったのであまりお勧めではないですね、でも今は改良されているかな登山者用があったらいいんですが。
アカヤシオ咲く丸山までの花街道、アカヤシを見ながらゆったりマッタリ休憩、古き山友との語らいいいですね。
お疲れ様でした。
yasio さん
早速のコメントありがとうございます。私、袈裟丸も群馬だと勘違いしていました。ユメさんとおしゃべりしながら歩いていると、8時間も歩いていたなんておもってもいませんでした。前から袈裟丸に連れて行けと催促していましたから、アカヤシオを改めて堪能させてもらいました。Yumeさんもiiyuさの影響を受けて俳句詠み、ぜひお仲間に、私は短歌で百名山書いていますが、皇海山の歌だけは見つかりそうもない。
地下足袋のお話ありがとうございますあう。履いてる人にいわせると慣れだそうです。冬山は無理だけど、ワークマンで今度仕込んできます。スニーカーだと痛くはないんですよね。登山靴は堅いからでしょう。でも異常に出っ張っているのがわかるんですよね。左にはないんです。歳とともに苦労します
yasioさん こんにちは。
搭ノ沢コースは2度目の久しぶり、hagureさんは60年ぶりです。
今の時期新緑が良いですねー、もみじが多いので秋の紅葉も見事でしょうね。
記憶の中の寝釈迦様をやっと案内出来て良かったです。iiyuさんの真似をして歌を思いながらで面白かったです。人気の山で弓の手からはいっぱい人が登ってました。
夢さん、hagureさん
こんにちは
いいですね、若い時のhagureさん
体形は今も同じですね。
アカヤシオが最高です。
お疲れさまでした。
iiyuさん こんにちは。
ほんと若い時はいいですねー
iiyuさんの真似して無茶苦茶ですが短歌、俳句を思いながらの歩きは新鮮でした。
袈裟丸山の春の芽吹きの、葉の青さを見たくなりました。
yumeおじさんへ
おばさんの快復を私もお祈ります
a-ba-chanさん コメントありがとう。
袈裟丸山のメインコースは弓の手コースです。他に今回の塔ノ沢コースと小中大滝の上の方から登る郡界尾根コースがあります。これからの時期はシロヤシオが綺麗な弓の手や郡界コースがよくなります。いつか一緒に行きたいですね。
篭山は行けたかなー?、青空と花が似合うので今はいい天気を当てるのが難しいね、赤城小沼の周回コースにシロヤシオがこれから咲きます、朝香峰や荒山にもシロヤシオが咲きますよ。行けそうな日を教えて下さい。
13日に検査して20日に分子標的治療薬を初めて3か月の診断結果が有ります、少し快方に向かっているように見えますがいい結果を期待したいです。
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