【七倉岳(長野・2509m)】船窪小屋、小屋開き最初の週末、草刈り体験にアコーディオン生演奏にお父さんの語り、感動の連続でした


- GPS
- 32:00
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 1,428m
- 下り
- 1,428m
コースタイム
七倉ダム 6:59(0:00)
登山口 7:06(0:07)
ベンチ 7:50(0:51)
唐沢のぞき 8:17(1:18)
岩小屋 8:40(1:41)
鼻付八丁 9:23(2:24)
天狗の庭 10:06(3:07)
船窪小屋 10:37(3:38)
草刈り隊
船窪小屋 12:49(0:00)
お地蔵さん13:21(0:32)
船窪乗越 13:37(0:48)
折り返し 13:43(0:53)
船窪小屋 14:41(1:52)
7月7日(日)
船窪小屋 4:39(0:00)
七倉岳 4:48(0:09)
船窪小屋 5:03(0:24)
下山
船窪小屋 6:49(0:00)
天狗の庭 7:10(0:21)
鼻付八丁 7:35(0:46)
岩小屋 8:03(1:14)
唐沢のぞき 8:22(1:33)
ベンチ 8:42(1:53)
登山口 9:06(2:03)
七倉ダム 9:10(2:07)
※GPSがうまく作動していなかったようで、
計画時に手入力したものをそのまま使いました。
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
七倉山荘前に約50台、無料 |
コース状況/ 危険箇所等 |
七倉尾根(七倉ダム〜船窪小屋) 船窪小屋の手前で雪渓が少しある他は、夏道です。 いつものことですが、急登ではあるものの、整備された登山道です。 船窪小屋〜船窪乗越 1か所、雪渓の斜面がありますが、問題ありません。 新しく付け替えられている箇所もあり、歩き易いです。 |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
1/25,000地形図
コンパス
笛
筆記具
保険証
飲料
ティッシュ
三角巾
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
ストック
水筒
時計
非常食
|
---|
感想
【三連休は避けたいな…】
そういえば、船窪小屋が小屋開き、行ってみたくなった。
7月の三連休だと、移動にも余裕が出てラクかな。
けれども、混雑するだろうから、一週早く行こう。
「毎日あるぺん号」も三連休から運転開始だし、
ひょっとしたら、小屋空いているかも知れないな。
ただ、蓮華岳〜七倉岳の様子が分からないので、
七倉ダムピストンにしようっと。
というわけで、今週末行くことにしました。
【七倉ダム〜船窪小屋】
(途中で同郷の人と行き会う)
自宅から名神、中央道を走り、七倉ダムに着いたのは6時30分。
駐車場のクルマの数は、思っていたよりも少なく、
山荘近くの木陰のスペースに難なく停めることができた。
登山ポストに登山届を提出して出発。
つづら折りの急登をしばらく行くと、
船窪小屋のホームページに掲載されていたベンチに着きました。
http://funakubogoya.net/?p=4841
既に先行の女性の方がベンチに腰かけて休憩されていて、
挨拶して、一言しゃべったら、
「あれっ、石川県の人け?」と石川弁で言われました(笑)
思わず「ほーや(「そうです」という意味)」と返してしまいました(笑)
同じく船窪小屋を目指すとのこと、話の続きは小屋で。
さて、時折パラパラと雨に降られるあいにくの天気、
気温が一向に上がらず、汗だくになることなく、
歩くペースを維持できたおかげで、昼過ぎに着く予定のところ、
11時前に船窪小屋に着いてしまいました。
そして、お昼は、なんと、みそラーメンをご馳走になりました。
【草刈り隊に体験入隊】
(一昨年通った道が、見違えるように歩きやすくなっていました!)
ご飯を食べ終わった後、
小屋の常連で前日から連泊されているというSさんに誘われて草刈りに出発。
「道しるべの会」のSさんと、
小屋の主に厨房のボランティアをされている大阪のSさんとの4人です。
(3人ともSさんになってしまった。笑)
体験入隊みたいなもんです(笑)
思ったよりも早く小屋に着いて、暇を持て余してたのもあって。
旧船窪小屋のあったテント場を通って、船窪乗越方面へ。
この道は、2011年8月、初めて船窪小屋を訪れた時に通りました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-128959.html
烏帽子小屋から不動岳、船窪岳を通って行きましたが、
とにかくアップダウンが険しい、しんどい、怖い思い出しかありません。
特に船窪乗越からテント場にかけては、疲労もピークで、
助走して急傾斜のワイヤーに飛びついてよじ登ったことと、
あとは四つん這いで木の根っこを掴みながら歩いた記憶しかありません。
ホームページでは改良されたようですが、果たして…。
驚きというか、感動しました!
道はものすごく歩きやすくなっていました。
空身だったのもあるかも知れませんが、
木の根っこを掴むどころか、
船窪乗越までは、一本ストック、片手にカマを持ったまま、
一度も土に手をつけることなく行けました。
この日も、雨の中、登山道整備をされていました。
さて、肝心の自分の草刈りはと言うと、
行きは、カマの素振りをして草を刈る練習をしてました。
帰りは、登りのしんどさで、カマはストック替わりに。
結局、草をほどんと刈ることなく、小屋に着いたのでした。
草は刈れませんでしたが、空気をたくさん刈りました(笑)
でも、登山道整備の大変さとありがたさが分かって良かったです。
2時間くらいだったからかも知れませんが、
おしゃべりしながらで、結構楽しめました。
【夕食&お茶会】
(アコーディオン生演奏と、お父さんの語り)
この日の船窪小屋のお客さんは、自分を含めて7人。
夕食は、小屋の方たちも含めて全員で食べました。
相変わらず、手の込んだ料理です。
お茶会では、自己紹介のあと、
本日は、M氏によるアコーディオンの生演奏がありました。
いつもは小屋に常備してあるアコーディオンですが、
この日は、本人いわく「プロ仕様」のものを担いできたそうです。
重さ30kg近くあるとか…。
ランプの明かりの下でじっと聞き入っていました。
その後は、お父さんの語りです。
お客さんが7人と少なくしゃべりやすい雰囲気だったのか、
お酒が進んだせいなのか、いろいろな要素があったと思いますが、
いろいろな話を聞かせてもらいました。
焼酎も頂きました(笑)
20時消灯のはずが、散会したのは21時40分頃でした。
床に就くと、コテッと寝てしまいました。
【船窪岳に虹が!】
ぐっすり寝たおかげで、5時前には目が覚め七倉岳へ。
雲はどんより黒い雲が立ち込めてました。
七倉岳から帰ってしばらくすると、船窪岳の方向に虹が出てきました。
しかも、はっきりと、二重になっています。
眺望は利かず残念でしたが、最後の最後で粋な?演出です。
でも…
「虹が出たということは、天気は悪いよねー」
しばらくして、雨がしとしとと降ってきました。
朝ごはんを頂いてしばらくして、下山です。
皆さんに「いってらっしゃーい」と言って、
手を振って見送ってくれました。
雨に降られ、眺望もなかったのでひらすら歩くだけ。
下山も早かったです(笑)
もちろん、登山道を整備してくれたことを
有り難いなあと思いながら下山しました。
締めは、七倉山荘で汗を流しました。
船窪小屋5回目の訪問となりました。
それまでは、山頂が目的地であり、山小屋は中継地だったのが、
船窪小屋を訪問してからは、
少なくとも船窪小屋が目的地に、あとの山はオマケになりました。
また、今回は、登山道の草刈りに立ち合いました。
一昨年、難儀したところが、整備されてとても歩きやすくなってました。
何気なく歩いている登山道は、
実は大変な、地道な苦労の上で歩けていると感じました。
もう一回、烏帽子からのルートを歩いてみたいですね。
もちろん、針ノ木古道も歩いてみたい。
今回は、いろいろな意味で、驚きと感動の連続でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
もうすっかりライフワークですね
船窪小屋の一員として迎えられる日も遠くないのでは
ところであの登山道そんなによくなってたんですか
やはり今年は行かねばなりませんね
平の渡しから行ってみたいです、針ノ木古道でしたっけ
船窪小屋、2年前のあの日がよみがえりますよ、なつかしい
sakura0725さん、こんにちは。
「まずは厨房から」と誘われたりして♪
でも、料理カラッキシなんで、
命に係わるかも知れません(笑)
その時は、sakuraさん、最初のお客さん(実験台)でお願いします
そういえば、船窪小屋のホームページに画像だけですが、載っちゃいましたヨ
http://funakubogoya.net/?p=4865
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する