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Yamareco

記録ID: 3040048
全員に公開
講習/トレーニング
丹沢

畦ヶ丸(ミツマタ、サラサドウダン、ユーシンブルー)

2021年04月02日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:23
距離
15.4km
登り
1,503m
下り
1,500m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:35
休憩
0:46
合計
6:21
距離 15.4km 登り 1,503m 下り 1,504m
6:07
6:08
11
6:19
6:32
10
6:42
6:43
39
7:22
7:26
25
7:51
8:06
1
8:07
34
8:41
54
9:35
9:37
6
9:43
9:52
34
10:26
40
11:06
54
12:07
12:08
7
下山後、翌日の登山口「ツツジ新道入口」を下見に行ってきました。
天候 霧(一時視界10m)
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
西丹沢ビジターセンター
朝5時到着時、5台 ※平日ですから
昼12時下山時、10+14台(満車) ※路駐なし
コース状況/
危険箇所等
登りも下りも渡渉が多い。
登りでは東海自然歩道の黄色い標識が目印になります。次の黄色標識を目指せば橋があるといった感じです。
下山時は黄色標識の数は多くありませんが、沢沿いを下って行くと木橋があるので渡るの繰り返しでした。数えるのが嫌になるほどの橋の数でした。
頭上注意・足元注意と書かれた約100m区間は落石と崖なのですが、綺麗な滝も見えるので立ち止まりたくなる・・・
畦ヶ丸避難小屋200m手前からは崩壊地を抜ける必要があり注意です。一応ロープはありますが雨や雪で滑ると危険です。次に大雨が降ったら。。。事前情報を収集していきましょう。
その他周辺情報 (中川温泉ブナの湯)
西丹沢ビジターセンターから車で5分下ったところに案内看板があります。
下って、更に下ったところに駐車場があります。
2時間750円。地元住人割引以外の割引はありません。
気泡風呂一体のお風呂と露天風呂があります。
シャワーの圧力充分でした。
(コンビニ)
西丹沢ビジターセンターから丹沢湖を抜けて30分下った先にローソン、更に5分走るとセブンイレブンがありました。
西丹沢ビジネスセンター出発
2017年3月までは西丹沢自然教室だったので山中に名称が残っています。
西丹沢ビジネスセンター出発
2017年3月までは西丹沢自然教室だったので山中に名称が残っています。
「大滝橋」まで約30分、車道を下っていきます。
「大滝橋」まで約30分、車道を下っていきます。
駐車場の先には1車線分の崩壊を保守工事中で1車線に制限されている区間がありますが、そのすぐ先には立派な橋がかかっています。
駐車場の先には1車線分の崩壊を保守工事中で1車線に制限されている区間がありますが、そのすぐ先には立派な橋がかかっています。
その名も「西丹沢橋」です。
思った以上に歩道も整備されているので安心して歩くことが出来ます。
その名も「西丹沢橋」です。
思った以上に歩道も整備されているので安心して歩くことが出来ます。
大滝橋までのほぼ中間の「箒沢」には4台ほど駐車可能な駐車場と綺麗なトイレがありました。
緑の公衆電話が現役です。
大滝橋までのほぼ中間の「箒沢」には4台ほど駐車可能な駐車場と綺麗なトイレがありました。
緑の公衆電話が現役です。
途中、集落の中に入り「箒杉」を見てきました。
国指定天然記念物(昭和9年)で樹高45m、胸高周囲12mもあるそうです。樹齢は推定約2000年。
途中、集落の中に入り「箒杉」を見てきました。
国指定天然記念物(昭和9年)で樹高45m、胸高周囲12mもあるそうです。樹齢は推定約2000年。
ミツマタと箒杉
箒杉の隣に祀られている熊野神社で安全登山を祈願。
箒杉の隣に祀られている熊野神社で安全登山を祈願。
新箒沢隧道の脇の壁に箒杉が彫られています。
新箒沢隧道の脇の壁に箒杉が彫られています。
トンネルを抜けて橋を渡ったらすぐ右手にある「大滝キャンプ場」の看板が目印です(通り過ぎて反対側から撮っています)。
トンネルを抜けて橋を渡ったらすぐ右手にある「大滝キャンプ場」の看板が目印です(通り過ぎて反対側から撮っています)。
この林道で沢沿いを歩いていきます。
この林道で沢沿いを歩いていきます。
この青さを「ユーシンブルー」というそうです。
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この青さを「ユーシンブルー」というそうです。
一見、岩と砂の写真に見えますが、流れの緩いところでは水が澄み切っていてその存在感を表現しきれないほどです。
一見、岩と砂の写真に見えますが、流れの緩いところでは水が澄み切っていてその存在感を表現しきれないほどです。
林道を外れて左方に入ります(小型車なら入れる道です)。
林道を外れて左方に入ります(小型車なら入れる道です)。
更に突き当たった左方向から山中に入っていきます。
更に突き当たった左方向から山中に入っていきます。
東海自然歩道の新しい標識が各所にあり安全です。
東海自然歩道の標識は木製の古いものから、この新しいものまで沢山ありました。中でも役に立ったのが東海自然歩道の「黄色い標識」です。
東海自然歩道の新しい標識が各所にあり安全です。
東海自然歩道の標識は木製の古いものから、この新しいものまで沢山ありました。中でも役に立ったのが東海自然歩道の「黄色い標識」です。
頭上注意・足元注意の約100mの区間です。
頭上注意・足元注意の約100mの区間です。
頭上からは落石、足元は崖なので落ち葉の下の石などに足を取られないように注意が必要です。
頭上からは落石、足元は崖なので落ち葉の下の石などに足を取られないように注意が必要です。
でも危険区間は滝のビュースポットでもあります。
こんなのとか
でも危険区間は滝のビュースポットでもあります。
こんなのとか
こんなのも
立ち止まってザックを降ろしてカメラを出して・・・といったことにならないように、ザックを降ろさずにカメラを取り出せるように準備してから進みましょう。但し渋滞しているときは後続の方を危険にさらしますのでご遠慮願いま〜す。
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こんなのも
立ち止まってザックを降ろしてカメラを出して・・・といったことにならないように、ザックを降ろさずにカメラを取り出せるように準備してから進みましょう。但し渋滞しているときは後続の方を危険にさらしますのでご遠慮願いま〜す。
役立つ黄色い標識の登場です。
特に何回も繰り返される渡渉の手前と向こう岸に必ずあります。黄色い標識が有ったら橋を渡るの繰り返しと思っておくと良いかと思います。
役立つ黄色い標識の登場です。
特に何回も繰り返される渡渉の手前と向こう岸に必ずあります。黄色い標識が有ったら橋を渡るの繰り返しと思っておくと良いかと思います。
木橋が流されているところもあるので、石の上をしっかりと踏みしめて渡ります。
木橋が流されているところもあるので、石の上をしっかりと踏みしめて渡ります。
黄色い標識と橋は、こんな風にセットになっています。
黄色い標識と橋は、こんな風にセットになっています。
一気に標高を上げています。
一気に標高を上げています。
奥の方に黄色い標識が招いています。
奥の方に黄色い標識が招いています。
隣の山肌に咲く桜。
隣の山肌に咲く桜。
ピンクテープは安全の印と思い込んでいる私には一瞬、テープが巻き付けられているこの梯子を登れかと思いましたが・・・
ピンクテープは安全の印と思い込んでいる私には一瞬、テープが巻き付けられているこの梯子を登れかと思いましたが・・・
正解は、梯子が危険なのでロープを使って岩と梯子の間を登れというものでした。
正解は、梯子が危険なのでロープを使って岩と梯子の間を登れというものでした。
一軒家避難小屋に到着です。トイレはありません。
また、ルートはこの小屋の右手方向ではありません。
一軒家避難小屋に到着です。トイレはありません。
また、ルートはこの小屋の右手方向ではありません。
小屋の左手方向に見える橋を渡って行きます。
小屋の左手方向に見える橋を渡って行きます。
橋を渡って真っすぐに進みたくなりますが、立ち入り禁止の看板があります。
橋を渡って真っすぐに進みたくなりますが、立ち入り禁止の看板があります。
正確には、立ち入り禁止のやや下流の流されかけた橋を渡り返して進みます。
正確には、立ち入り禁止のやや下流の流されかけた橋を渡り返して進みます。
ミツマタ(三叉、三椏)
ミツマタ(三叉、三椏)
至る所にミツマタが咲いています
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至る所にミツマタが咲いています
大滝橋から3.7〜3.8Kmの辺りにミツマタの群落があります。
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大滝橋から3.7〜3.8Kmの辺りにミツマタの群落があります。
ミツマタの群落は斜面を上に続いています。
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ミツマタの群落は斜面を上に続いています。
大滝峠上に到着。一息つけます。
大滝峠上に到着。一息つけます。
霧が濃くなってきました。視界10m程でしょうか。
霧が濃くなってきました。視界10m程でしょうか。
サラサドウダンもミツマタに負けじと至る所に咲き乱れていました。
足元に花が落ちて白い絨毯のようですので直ぐに気づきます。
サラサドウダンもミツマタに負けじと至る所に咲き乱れていました。
足元に花が落ちて白い絨毯のようですので直ぐに気づきます。
畦ヶ丸避難小屋まで200m
この先「通行注意!」
畦ヶ丸避難小屋まで200m
この先「通行注意!」
崩壊地の上方をロープを補助にして通り抜けます。
崩壊地の上方をロープを補助にして通り抜けます。
見下ろすとこんな感じです。危険というほどではありませんでしたが、再度崩れたら修復は困難そうです。
見下ろすとこんな感じです。危険というほどではありませんでしたが、再度崩れたら修復は困難そうです。
物凄く綺麗な避難小屋です。
物凄く綺麗な避難小屋です。
お店の入り口のようです。
お店の入り口のようです。
トイレも綺麗でした。
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トイレも綺麗でした。
この辺りの避難小屋や山小屋に共通するようですが、紙は常備されていません。また、紙は流さず持ち帰りです。
尿や便以外を入れると故障して折角のトイレが使えなくなりますのでルールは守りましょう。
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この辺りの避難小屋や山小屋に共通するようですが、紙は常備されていません。また、紙は流さず持ち帰りです。
尿や便以外を入れると故障して折角のトイレが使えなくなりますのでルールは守りましょう。
素晴らしい建物を作って下さりありがとうございました。毎日登って来るだけでも大変だったと思います。
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素晴らしい建物を作って下さりありがとうございました。毎日登って来るだけでも大変だったと思います。
ナットの重さで速度を調節できる自動戸閉装置
ナットの重さで速度を調節できる自動戸閉装置
畦ヶ丸山頂に到着です。
畦ヶ丸山頂に到着です。
三等三角点がありました。
三等三角点がありました。
下山は数えるのが面倒になるほど橋・橋・橋の連続でした。
しかし、これを維持して下さっていることに頭が下がります。
下山は数えるのが面倒になるほど橋・橋・橋の連続でした。
しかし、これを維持して下さっていることに頭が下がります。
倒木の上をバランスを取って渡るか・・・
今にも外れて落ちそうな狭い板の上をそっと渡るか・・・
倒木の上をバランスを取って渡るか・・・
今にも外れて落ちそうな狭い板の上をそっと渡るか・・・
正解かどうかわかりませんが、倒木を左手で支えにして板の上を渡りました。
パニックゲームのようで頭の体操になりました。
正解かどうかわかりませんが、倒木を左手で支えにして板の上を渡りました。
パニックゲームのようで頭の体操になりました。
西丹沢ビジターセンターに向けて架かる橋です。
ミツマタ見るだけなら登山不要です。
ここにも、駐車場向かいのバス転回場にも咲いています。
西丹沢ビジターセンターに向けて架かる橋です。
ミツマタ見るだけなら登山不要です。
ここにも、駐車場向かいのバス転回場にも咲いています。
橋の名前は「西丹沢公園橋」
2021年04月02日 11:59撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/2 11:59
橋の名前は「西丹沢公園橋」
撮影機器:

装備

個人装備
ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

感想

緊急事態宣言が解除されましたが、巷では再拡大が懸念される中、密を避けるため出来るだけマイナー山登山を行っています。今回はその第二弾ですが、山の選択はもちろん記録を見ると圧倒的に平日の記録が少なく、平日は密になり難いということで、金曜日に休暇を取ってやってきました西丹沢。
車中泊で檜洞丸と畦ヶ丸に登る計画です(1日で周回しろよという声もありますが、まだ、リハビリ中なので・・・)。
ある方のレコに「檜洞丸に登ったら人が少なかった。ビジターセンターの駐車場は満車だったのに皆どこに登っているのだろう」というのがありましたので、これは畦ヶ丸の方が人気があるという知らせだと思い。平日に畦ヶ丸、土曜日に檜洞丸としました。畦ヶ丸の人気(ひとけ)の無さは正解と言えるのですが、土曜日は下山してみたら駐車場は満車どころかかなり下ったところまで路駐がありましたから相当の人出でした。
余談ですが、隣のキャンプ場は受付待ちの車で順番待ち渋滞が起きていました(金曜日に聞いたら1000組予約が入っていると言っていました)。

本題の畦ヶ丸ですが、西丹沢ビジターセンターから徒歩で約30分下ってトンネルを抜けた先の大滝橋から右手方向の山中に入り、約15分の林道歩きの後、山中に分け入りました。ピンクテープは余り多くありませんでしたが、東海自然歩道の標識が多く設置されていたので頼りになりました。特に黄色の標識は度重なる渡渉の際に「黄色標識があるところに木橋がある」といったもので、登山者のことをよく考えた設置になっていました。
林道歩きでも山中にはいってからも清流の水は透き通って磨き上げられた透明ガラスのようでもあり、流れが落ち込む場所では「ユーシンブルー」の水の色は心が洗われる想いでした。
行程の中でも比較的沢が多く渡渉を繰り返しますが、幾つもの流された橋の代わりに橋が架けられていて、良く手入れがされた登山道となっています。
ミツマタは群生地もありましたが、駐車場から周回して駐車場に戻るまで常に咲いているシーズン真っ盛りの花でした。
また、足元の白い絨毯に気づいて見上げてみるとサラサドウダンも至る所にたわわに咲き乱れていました。
丹沢山塊に共通なことかもしれませんが植生保護のために木道や階段が多く体力と気力は奪われましたが安心して歩くことが出来るものでした。
行程の多くを霧の中、気温9度程で心地良い湿度に癒される山行でした。

登りでは人に逢わず、下りでは男性4名(内子供1人)+女性4名とすれ違いました。時間にも余裕がありましたので開けたところでマスクをして待ち受け、すれ違いざまに挨拶をするの繰り返しでした。

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