池の平


- GPS
- 03:32
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 336m
- 下り
- 540m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇り、後雪 気温高し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
リフト終点から雲上の丘までずっと積雪の上を歩く。今日の時点では凍結箇所はなく、積雪は少ないものの、雪質は良かった。 |
写真
感想
湯の丸高原スキー場には8:25頃に到着。今日はゆっくりスタートなので、リフトも使うし、既にリフトが稼働している時間だった。身支度とパッキングを終え、道具を持ってゲレンデへ。1回券を購入してリフトに乗る。フード付きのリフトなので上半身は寒さを感じなかったが、足は相応に寒かった。リフトからゲレンデを滑るスキーヤーを見ると、雪煙も舞っているし、なかなか快適そうだった。帰りに一本滑るので、それが楽しみだ。リフトを降りて8:50に行動開始。しばし歩き、樹林帯を突っ切った後林道に出る。Zさんは今日もスノーシューで、リフトを降りたところで装着してもらった。自分は先回りして林道のところでシールを貼る。トレースはばっちり着いてて、ラッセルは不要な状態だった。これなら楽ができそう。積雪は多くはないものの、雪質は昨日の四阿山に続いて良く、林道脇にはパウダーも残っていた。緩い登りの林道を進む。天気は昨日に続いて良く、青空が広がっていたが、昼前頃には曇るか、場合によっては雪が降る予報になっていた。早めの行動が良いだろう。林道は時々ショートカットして進む。気温は駐車場を出たときでマイナス4℃と比較的高く、冬山装備フル装備だと、無風状態も相まって暑いくらいだった。駐車場を過ぎて池の平入口にあずまやに到着。以前着たときは、積雪が多くてあずまやの屋根の下に入れないこともあったが、今日は雪が少ないので楽勝で入れたし、ベンチに座ることもできた。
ここからが本格的な登山道だが、最高点の雲上の丘までは大した距離でも標高差でもない。自分は何度も来ているが、Zさんは初なので何だか楽しそう。緩い坂を上り標高上げると、徐々に池の平の湿原が見えるようになってきた。この湿原へ向けて滑るゲレンデがこの先にあることを説明する。左手側の奥のほうには浅間山も見えた。あずまやから先、標高差は小さいが大きなアップダウンはあるし、小ピークもいくつかあるので、それらはなるべく巻いて進む。というよりも、前日のものと思われるトレースはピークを上手く巻いていることが多くて役に立った。樹林を抜けて右手側に湯の丸山が見えると、今日の最高点雲上の丘に到着。天気は良いが、風が通るので少し寒い。ここまで休憩なしで歩いてきたので、スキーの準備をしつつ持参したお茶を飲む。Zさんは、最近購入したヒップソリでこの斜面を滑る予定。
準備の後、スキー滑走を開始。雪質は思った以上に良くて、板はよく走る。何回かターンをした後適当なところに止まってZさんの華麗なヒップソリ下降を、カメラを構えて待つ。しかしZさんが全然滑ってこない。何を遊んでいるのか?と思ったが、雪質が柔らかすぎてソリには向かないらしい。残念。結局スノーシューで下るだけに。更にもう少し自分が先に進み、再度ヒップソリを試すも、雪上でもがいているだけのように見え、楽しそうに滑っているようには全然見えなかった。しばらく試した後、やはり雪質がソリで滑るには不適と結論。ヒップソリデビューだったが、不戦敗のようだった。同行者のギアが使えないとなると、もう帰るしかないが、雪質が良かったのでシールで稜線まで上がってもう一本滑ることに。Zさんは斜面の適当なところで座って防寒装備をして待つ。シール登高中は、日差しもあって暑かった。稜線まで登り切ると、少し休憩しつつ滑る準備。下にいるZさんに合図を送った後に滑走開始。やはり上のほうは重めのパウダーだが滑り易い。軽くターンをこなしてZさんのところに近付く。なかなか快適な滑りだった。
この後湿原へ一回下って登り返すか、それともこのまま稜線に上がって来た道を戻るかだが、下がってから登り返すのも何なので、下り切らずに登り帰ることに。自分は斜面の途中で雪面を固め、シールを貼ってから登り返す。稜線に上がったあとは、ひたすら朝付けてきたトレースを追う。巻き道も駆使しつつ歩く。適当なところまで来たら再度シールを剥いであずまやに向けて斜面を滑る。この斜面も良い塩梅な雪が着いていて楽しかった。あずまやに戻ると空はすっかり曇天になっていて、実際に雪も舞い始めた。昼前に雪が降る予報は当たっていた。Zさんの到着を待って林道を下り始める。自分はスキーなので傾斜があればほぼ自動運転で楽ちんだが、Zさんはスノーシューで普通に歩かないとならない。スキーに比べたらちょっと大変だが、頑張ってもらうしかない。雪が本降りになる時間もあったが、それでも林道には登って来る人の姿も見られた。もう正午近い時刻なのにどこまで行くのだろうか。林道からスキー場に至りZさんに下山口を案内する。地蔵峠、と書かれた案内版があり、その下のコースはばっちりトレースがあって、高速道路状態だった。これなら迷うことはあるまいが、一応リフトを見ながら下るように伝えて別行動に入る。Zさんはスノーシューで下り始める。結局最後までトーレスは完全で迷うことなく駐車場まで戻れた。週末で早朝以外だったら、この時期でもトレースは期待できるのかもしれない。一方で自分はゲレンデに至り、良く整地されたバーンを1本滑る。山スキーだとスピードはなかなか出せないが、ゲレンデならそれも問題ないので、あっと言う間にゲレンデ下まで滑り降りる。少し硬かったが、まずまず快適なゲレンデだった。12:21に駐車場到着。Zさんは20分ほど遅れて到着。相変わらず下りは早い。
毎年恒例の池の平スキーだったが、今年は雪質も良くて滑りが楽しめた。心残りはZさんのヒップソリデビューで、これは後日に持ち越しになった。どこか良いところを探して出掛けねば。
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