二子山〜スリル満点《秩父ジャンダルム》でアルプス気分満喫♪


- GPS
- 05:45
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 794m
- 下り
- 775m
コースタイム
-(上級者コース)12:45-13:30-14:05股峠14:15-14:55登山口入口
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
寄居で合流し登山口まで車使用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
小鹿野町から国道299号線を進み「民宿登人」の先を右折 登山道入口まで全道舗装路ですが道幅狭くバイクが多いので走行注意 登山口から先に駐車スペース10台程度ありますがすぐに満車になります 路肩に止めている方もたくさんいました。(整列よく止めれば十分置けそうです) トイレは登山道入口(バイオトイレ)のみ 股峠までは危険な箇所はありません 東岳までは最初の岩場通過がちょっとキツイですがその後は注意すれば大丈夫と思います 西岳(上級者コース)はクサリなどありません。 手を置く箇所はありますが岩場直登といった場面もしばしばあります すれ違いは不可。あくまでも自己責任で登りましょう |
写真
感想
いよいよGW突入!
テント担いで涸沢、北ア…って毎年思うんですが最近は体力ないし、ダラダラ過ごすかな〜って思っていたところ
「二子山行かないっ」と誘われ、調べると結構面白そうじゃないですか。
ここは二つ返事で参加することにしました。
当日は寄居駅集合して登山道を目指します。
9時前、すでに登山道入口は満車。先に到着していた仲間と皆さん路肩に止めているので一緒に止めさせていただきました。
今日の参加者は
先輩、ミトヤス、カツカナ、ミルク、タロキチ、タロキチさんの奥さん、私の総勢7名。
奥さんは二度目の登山とのこと。ちょっと凄過ぎ。2回目で石灰岩の岩稜とは!
トイレを済ませ、入口の通行カウンターを押してスタート。
2ヶ月ぶりの登山なのでちょっと足腰が心配ですが途中滝を見たり花を見たりしてゆっくり登ります。
途中先輩のギャクが連発、炸裂しますが、皆さん慣れているので小笑い程度。
ジグザクの道を進むと約1時間で股峠に到着。ここまではハイキング気分で歩けます。
ここから右手の東岳を目指します。
少し急になってますが土混じりの道を進むとだんだん岩場が目立つようになってきます。
するとクサリ場に到着。足を置く場所を確認しながら進むと西岳がド〜ンと見えてきます。
クサリを頼ってはいけないのはわかるんですが、頭上を覆いかぶさるような岩場を通過するので頼るしかありません。
山頂からは西岳、両神山、奥武蔵や奥多摩、さらには八ヶ岳から(たぶん)浅間山(たぶん)までの展望。
さながら奥穂高連峰から槍ヶ岳を小さく、緑豊かな感じにしたような景色。
景色を堪能したら一旦股峠に戻り、そこから西岳を目指します。
何箇所にも「危険」、「注意」の看板があるんですが先が見通せないので危険度が把握しにくい。
建っているルート図からは上級者コースは直登って感じに描いていますがどう見ても登るのは無理っぽい図ですね。
とりあえず行ってみようと進むと上級者と一般道との分岐に着きます。
ここからが本格的な核心部への登りとなります。
不評ということでクサリは一切なし。ホールドする場所はありますが噂とおり。
少し進んだ地点でちょっときびしそうなので仲間3名はは一般道へ戻り、残り4名で進むことにしました。
「ウリャッ、オリャッ」っと登っていくと左に東岳、西に西岳(当たり前)、前は両神山の大展望。
天気もいいしこの一角は誰もいないし、メチャクチャ気持ちいい〜。
まさに「秩父アルプス」って言っても過言ではありません。
両神山中央を穂高の白出のコルとすれば右に小キレット、その先には小槍ヶ岳。
さらに右奥には雪を被った白馬…なんちゃって(笑)
「パチャリ」と写真を撮ったら前に見える西岳に向かいます。
がっ…!ここからの下りが一番ビビッたかも。「わくわくです」が「ドキドキです」に変わった瞬間でした。
西岳で待っていると先ほどまで居たピークに後発隊の3名と一般道からの3名が合流。
山頂で合流しお昼にしました。
ただし山頂は10名くらいでいっぱいなので、数メートル先か後かで場所を確保したほうが無難。
帰路はもちろん周回コース…
ん?ちょっと険しそう。先に行ったグループが考えてるのが見えます。
ルートを見てみましたが岩場を降りきった穏やかな稜線は見えるんですが
そこまで行くのがちょとシンドそう。一旦降りて登り返すのはわかるんですがその先が見えない。
地図ではクサリ場があるって書いてあるけどこれまでよりは難しくないようですが…???
これから行こうとするご夫婦も一瞬止めかけましたが行くではありませんか。
頑張れば行けると思うけど無理して誰かが滑落、何て行ったら洒落になんないし、さてさてどうするか。
頭の中は「いつ行くの?」、「今でしょ」の文字。体はちょっと疲れ目で葛藤が始まります。
最終的に西岳まで登った安堵感と自信過剰は禁物と判断。またこのまま行くと下山時刻も遅くなりそうなので
名残惜しいんですが今回は来た道を戻ることにしました。(上級者コースを下るのは無理っす)
ちょっと膝も痛くなってきたので正解でしょう。
登りはさほどでもなかったんですが下りとなると落ち葉で膝には優しいけど乾きすぎていてズルズル滑ること。
途中滝が流れる上流側で手を洗い、先輩は伏流水といって飲んでました。
ここの水は飲めるのかどうかは自己判断してください。
あっ…ちなみに先輩が飲んでも体の毒素が強く毒味にはなりません。あしからず(笑)
転ばないように車道までゆっくり歩いて15時前に到着。
ここでタロキチさんご夫婦と別れ、カツカナさんの車で西武秩父駅まで送っていただき
ラッシュ並みに混雑した電車に乗って帰宅しました。
(毎年GW期間中、羊山公園芝桜鑑賞で駅も電車も道路も満杯大渋滞です)
360度見渡すと秩父多摩、八ヶ岳から浅間山、上越、日光方面の雪山。
こんな場所が秩父にあるとは思ってもいませんでした。
景色も天気もサイコーでしたが何より楽しい仲間と久々に歩け、今回も満足したハイキングでした。
ホクさん、石灰岩の岩歩きを楽しまれたようで良かったですね。
先輩のギャグにも慣れると平常心が保てたのもなかなかのものです。
新しい山の仲間が増えていく楽しみも感じました。
やっさんこんばんは。
久々の登山で大変スリリングな場所でした。次回は周回したいですね。
(但しアクセスは悪そうです )
それにしても皆さん健脚で、やはり歩かないとダメですね。
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