厳冬期の北面白山


- GPS
- 05:34
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 703m
- 下り
- 703m
コースタイム
天候 | 曇り/雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■全体に雪は深い。山頂直下の急斜面〜山頂部も雪が深い。 |
写真
感想
年明け最初の山行。しばらく山にも行ってないし、久しぶりの雪山だし、勝手知ったる北面白山に行くことにした。
今年は寒波が立て続けにやってきて市街地でも積雪が多い。天童高原に向かう道路はずっと圧雪状態。これは山はさぞかし雪が深いだろうと覚悟して登り始める。体力・筋力・気力ともに山を始めてから今が一番下がっているのは間違いないし、状況によっては三沢山までと思っていた。
最初からスノーシューで行く。トレースの上では足首まで沈む程度だが、トレースを外すとズズッと沈む。残されたトレースを追って楽させてもらうが、山行中誰にも会うことはなく、この日のトレースではないようだった。淡々と進むと三沢山に着いた。
さてせっかくここまで来たし、体力的にはまだ十分行けそうだ。面白山方面は真っ白で全く山容は確認できないが、迷いなく三沢山を後にして山頂へと足を進めた。薄っすらとトレースは残されているものの風雪でほとんど消えかかっている。雪庇を踏まないようにルートを取る。最初の急登、そして緩んで次の急登。この後は山頂直下の急斜面。風で雪が硬く締まっていればアイゼンを装着する必要があるが・・・結局雪が深くツボ足では厳しい状況。スノーシューのまま登り切り山頂部分に飛び出した。風と雪、ガスも加わり視界はない。雪も深く場所によっては膝下まで沈む。真っ白で5m先しか見えないが、東側は切れ落ちて雪庇もあるので、やや西側を1歩1歩山頂方面へ進む。そして山頂の石碑を確認。写真だけ撮って石碑にタッチ。踵を返して下山開始。帰りはもろにアゲンストの風だ。ちょっと前の自分のトレースさえほとんど消えかかっている。下降ポイントを確認して慎重に下って行く。雪が軟らかいのでスノーシューのデッキを刺して下れるのは助かった。直下の急斜面を過ぎると樹林に入り風はおさまり、ここでようやく一息つく。
三沢山に登り返しあとは惰性で下る。動いていないと寒さを感じる。朝より気温が下がっている感じだ。スキー場から流れる音楽が聞こえるとゴールは近い。ゲレンデを横切り駐車場に戻った。
かなり疲れたが充実感はあった。全く眺望がないのは残念だが雪化粧の木々は美しい。今シーズンは時間があればできるだけ雪山に足を運びたいところだ。(TONO)
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人