釈迦ヶ岳(2回目)〜黒岳(2回目)


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 943m
- 下り
- 945m
コースタイム
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 7:53
天候 | 快晴 風弱し |
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過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○釈迦ヶ岳の上り下りは岩場があってロープがいくつ設置されているが、注意すれば問題ない。 ○新道峠までの舗装林道の災害復旧工事の期間が延長されていて、新道峠廻りで下山するルートは断念した。 ○すずらん峠からの下り、急峻で荒れた涸れ沢?(昭文社の地図の水場?)のトラバースで、短いが足元が崩れそうな危険箇所あり。ロープが設置されていて、これに頼らざるを得ない。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ガスコンロ
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感想
2020年12月20日(日)【釈迦ヶ岳〜黒岳】御坂山地
冬型の気圧配置が続き、太平洋側は晴れが約束されているにも関わらず、肝心の登る山が決められず、当日起きてから、なんとなく御坂山地の釈迦ヶ岳〜黒岳を再訪することにしました。
天気は快晴。峠などで風が少し吹いてさむかったけど、釈迦ヶ岳と黒岳の山頂は風がなく、ゆっくり好展望を楽しめました。
釈迦ヶ岳山頂直下の急坂が終わったところから日向坂峠までは多少のアップダウンはありましたが、石ころや岩場もなく冬枯れの広葉樹の森の穏やかな稜線を落ち葉を踏みながら快適に歩くことができました。
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以下は詳細な山行記です。
当日の朝まで登る山が決められなかったので、すずらんの里駐車場には予定より30分ほど遅れて着いた。先行車は2台で思ったほど多くなかった。
釈迦ヶ岳へは車道をいったん30分ほど下ったところにある釈迦ヶ岳登山口から登り返えす。
舗装された作業道は登るにつれて傾斜がきつくなっていった。作業道終点から登山道は始まったが、初めは岩や石ころが多く、その上を落ち葉が積もっているので、歩きにくかった。
そのうち岩や石はなくなり、冬枯れの森を落ち葉の感触を確かめながら歩けた。
コルに着くとそれまでなかった風が吹いていて、寒さを避けるため木の影で一休みした。
コルからは急坂で岩場が多く、ロープもあったが、特に使うこともなく、次第に広がる眺めを楽しみながら高度を上げていった。
釈迦ヶ岳の山頂は以前と変わらない大展望が広がっていた。逆光でシルエットになった富士山をはじめ、御坂山塊、南アルプス、八ヶ岳、奥秩父、大菩薩嶺〜小金沢連嶺などが快晴の青空の下に連なっていた。
山頂にも関わらず、不思議と風がないので、40分ほども居て大展望を楽しんだ。
山頂を後にして岩場混じりの急坂を下ると小さなアップダウンがあるものの、冬枯れの広葉樹が多い気持ちの良い稜線が日向坂峠まで続いていて、フカフカの落ち葉を踏みながらの稜線歩きを楽しんだ。
日向坂峠からさらに小さなコブを2つほど越えると林道へ下る分岐から黒岳への長い登りが始まった。コースは北側斜面にあるため、逆光の木漏れ日しか当たらない少し暗い樹林帯が続いていた。釈迦ヶ岳山頂で40分も過ごしたためか、腿の筋肉が固くなってしまって?スムーズに足が上がらなかった。
ようやく傾斜が緩んで山頂部の一角に辿り着いた。御坂峠の分岐で、同峠に下っていっくハイカー(本日山中で見かけた最後の方となった)を見送ると黒岳の山頂は直ぐそこだった。
樹林に囲まれた山頂は広いけど、展望はないので、南側へ少し下ったところにある小さな展望台で遅いお昼を摂った。
富士山から御坂山地を経て南アルプスの南部までの山並みを眺めながらのランチは、足元に河口湖が逆光にキラキラと輝き、贅沢というほかなかった。風もなく午後の陽射しを浴びて寒さも感じなかった。
ランチを終えると時刻は既に14時になろうとしていた。冬山としては遅い時間なので、山頂に戻って写真を撮って、すずらん峠に向けて下り始めた。稜線は冬枯れの広葉樹の森が続いていた。
当初は新道峠まで稜線を歩いてから舗装された林道で下山する予定だったが、災害復旧工事中で様子が分からず、時間も遅くなってしまったので、破風山の往復も諦めて、すずらん峠から稜線を離れて下山することにした。
すずらん峠から山腹の北側斜面をいい感じでトラバースして行った。しかし、急峻な枯れ沢の手前に、短いがザレのため道型が細くて崩れそうな所があり、設置されているロープに頼らざるを得なかった。
そこを越えるとトラバースから広い尾根道に変わり、やがて植林帯の斜面を大きくジグザクを切って下っていくと舗装された林道に出た。
林道を横断して暗い植林帯をゆるやかに下ると再び林道に出た。少し進むとすずらん育成地が現れたので、電気柵を外して横断するとすずらんの里駐車場に戻ることができた。
今回も快晴の青空の下、冬枯れの稜線歩きと好展望を楽しめた山旅となった。
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