高芝山(敗退)【湯原BS→小倉山→防火帯→玉宮ざぜん草公園】


- GPS
- 03:55
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 706m
- 下り
- 703m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
僅かな距離ながら崩落していました。
ストックを刺すだけでサラサラ崩れてくるほどの深くて脆いザレなので、高巻きも諦めて撤退を決めます。
この分だと、この先もどうなってるか分かったものではありません。
感想
今日の行程は、湯原BS→小倉山→上条峠→高芝山→上条峠→玉宮BSの計画でした。
CTよりちょい早めに歩いて、ランチ抜きでギリギリ昼のバスに間に合う感じです。
帰りのバスに間に合いそうに無ければ、上条峠から林道を使って神金地区に下りて大菩薩峠からのバスを拾うことも考慮していました。
つーか、今日の花粉の散布量は半端なかった・・・。
■湯原BS→上条峠
今回は玉宮行の早朝便を使うプランにしましたが、縦走コースに合わせて駅からタクシーが無難だと思います。
バスは自由乗降区間なので、運転士に言えば公園入口でも降ろして貰えます。
玉宮ざぜん草公園は初めての訪問ですが、自生を保護する範囲を出ないのでスケール的には物足りないところ。
どんなにゆっくり歩いても30分もあれば公園の終端に行き着くと思います。
尾瀬よろしく木道を歩くよう注意書きがありますが、残念ながら従わなかった足跡が幾つかあるのが気分悪いところ。
「そこまでして撮った写真に何の価値があるのか?」と、しなの鉄道のツイートを思い出さざるを得ません。
小倉山と上条峠の縦走路は距離は短いながらも立派なハイキングコースなので、服装や靴には注意したいところ。
何気に急峻な坂もあり、気を抜くと転倒しそうになります。
上条峠への最後の登り返しのピークに東屋があります。
休憩ポイントは小倉山と、この東屋の2箇所くらいしかありません。
■上条峠→撤退ポイント
ガードレールの切れた辺りからバリエーションルートが始まります。
識別できるくらいの踏み跡はあるので迷う事はないと思います。
頻繁に現れるピンクテープと木の赤いペイントは信用できます。
標高1,100m辺りから解放的な防火帯が広がっていますが、かなりの急峻に加えて足元が畑のように深くて細かい土とザレの混合なので、特に登りが難儀しました。
この辺から途端に踏み跡が消えたのは、雨風によって土や砂が流れてリセットされてしまったからでしょうか。
標高1,250m辺りで崩落地帯に直面して撤退を決意します。
たった数m程度の崩落でしたが、砂漠の斜面に迂闊に足を乗せる勇気はありません。
■撤退ポイント→玉宮ざぜん草公園
帰りのバスの時間まで余裕が出来てしまったので、フラフラ寄り道しながらゴールを目指します。
場合によっては林道にエスケープして大菩薩峠からのバスに乗った方が早く帰れそうです。
平沢集落への分岐から先は、いきなり踏み跡が不明瞭になり困惑します。
が、脱出ポイントは一箇所だけなので目星をつけて進めば大丈夫だと思います。
平沢集落から玉宮ざぜん草公園を結ぶ登山道は、なおざりにされている感が満載ですが、そこまで危険ではありません。
ただ、梅雨の時期などで地盤が緩むと崩落が起きそうな感じはします。
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