小栗・桜谷山 ブナとカエデの紅葉が見頃


- GPS
- 06:01
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 877m
- 下り
- 876m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・八幡神社の裏手に登山口がある。 ・登山口〜小栗山〜桜谷山は踏み跡が薄いがマーキングが随所にある。 ・下山の小栗西尾根は所々にマーキングあるが地図及びGPS必携 |
写真
感想
翌日は庄部谷山にグループ登山の予定があるので軽めのコースを探していたところ、yamaneko0922さんから小栗の情報をいただく。二年前の春に歩いた時に、紅葉の時期にも訪れてみたいなと思いつつ失念していた。渡りに船ということで急遽出かけることにしました。
点標小栗は、小浜下根来の八幡神社からの尾根を上がって行く三角点峰。
Ca400の苔むした石灰岩の露頭帯(カレンフェルト)を過ぎて標高450まで上がると木々は色付き始める。京都から来られたカップルとすれ違う。Ca500ではカエデが紅く染まっている。存在感のあるケヤキの巨木は落葉している。右手の沢から水音が聞こえてくるので見下ろすと御夫婦が休憩されていた。樹間から首を下げると会釈が帰ってきた。そのまま沢に下りて源頭部まで散策すると池が現れる。落葉が水面の半分を覆っていた。お二人にご挨拶して先を急ぐ。もうこの辺りは紅葉が最盛期だった。
西からの尾根に合流すると落葉に青い葉が混じっている。数日前に強風でも吹いたのか、見上げるとこの辺りのブナは落葉している。尾根の南側は日が差してカエデが輝いている。小栗山頂では紅葉が見頃を迎えている。この後、桜谷山までの鞍部では赤みがかったブナとカエデの赤が交互に見られ素晴らしい色合いだった。やったね!と一人ニヤケル。
桜谷山に近づくと高木のブナは落葉していた。山頂では森林公園から歩いて来られた男性二人が休憩中だった。枝振りのよいシンボルツリーもすっかり冬支度。風を避けて窪みでランチ休憩。暖かいうどんが胃に染みわたる。
さて下山は元来た尾根を戻って行く。空を覆っていた雲が取れて陽光が差し込むとカエデとブナが輝く。小栗山からは西尾根を直進して往路とは違う南の尾根を下って行く。この尾根も自然林だがブナとカエデは色付き始め。途中に朽ちた木があって、竜の上に始祖鳥が乗っているように見えて面白い。尾根の下部は一部にアセビが煩いが、カエデの赤とタカノツメの黄色が印象的だった。やがて左手に遠敷川が見えて来ると着地点は近い。
帰路、鵜乃瀬のお水送りに立ち寄る。奈良・東大寺における「お水取り」に先立ち、 福井県小浜市の神宮寺、鵜の瀬では3月2日に「お水送り」が行われる。 小浜から注がれたお香水が、10日間をかけて、 東大寺二月堂の若狭井に届くと伝えられている。チラホラ観光客も見受けられた。
コメント
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なんちゅう体力。わたしゃヘロヘロでした。
ここは昨日の庄部谷山に劣らないブナと紅葉の綺麗な場所ですね。いつか行ってみます。
flatwellさん昨日はお疲れさまでした。
天気が良いので、この時期に歩いておかないともったいないと欲を出しました。今日は足が棒になって、玄関の階段もままなりませんわ(笑)。
小栗までの源頭部の雰囲気と、桜谷山への尾根は一見の価値アリです。flatwellさん家からそんなに遠くないので、新緑の季節もお勧めです
こんばんは。
桜谷山から北西に延びる尾根は以前より気になっておりました。自然林が美しく素晴らしい尾根なんですね!
見落としていましたがp723に三角点があるのですね。
源頭部や鞍部の赤(カエデ)や黄(タカノツメ)が見頃で見事。そしてやはり山毛欅林ですね!全裸のブナも素敵です😍
ドラゴンに始祖鳥は、ごめんなさい、私には卑猥な画像に見えます・・・
桜谷山の北東の尾根も気になるところです🧐
始祖鳥に食いついてくれて嬉しいです😍
しかし全裸のブナとは‥。最早、ウリさんに付いていけないですよ
ご存知かもですが、この辺りは小浜山の会さんが詳しく紹介されています。
yamanekoさんから情報を頂き、最高の季節に歩けました。
もう山毛欅はお腹いっぱいと感じながら、また次回も飽きずに歩いてしまいます。
桜谷山から北東尾根、小栗から北東尾根の周回も歩いてみたいところ。小入峠からのP820を歩けていないのも心残りです。コメントありがとうございました。
登りの尾根は岩を抱く欅の大樹が次々と現れてはその樹形美を堪能することになり、改めて欅の素晴らしさを認識した山行になりました。
その最後を締めくくるように現れるのが#9の特徴的な大樹ですね。この大樹が丁度、源頭の下の滝と炭焼き窯に下降するポイントで、#9の欅の樹ののすぐ左下に炭焼き窯の跡が写っています。私が訪れた一週間前はこのあたりの源頭は色づいていなかったのですが、一週間で紅葉が進んで見ごろになったようですね。
この先の源頭は素晴らしいところだったのではないでしょうか?
私の山行の情報がお役に立てれば幸甚です。
山猫さん、貴重な情報をありがとうございました。ジャストタイミングで小栗に訪れることができました。
荘厳な欅の大樹は神が宿っているようです。炭焼窯跡は気が付きませんでした。
沢とその上の湧水点、一段上には水面が半分落葉で覆われた池が現れ、黄金色の源頭部は桃源郷のような異空間でした。
小栗から桜谷山へのコルはカエデとブナの共演地帯、午後からは陽光も差して輝いていました。
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