毘沙門谷から錦秋のダイラへ
岐阜県
滋賀県
onetotani
体力度について
- GPS
- 07:08
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 741m
- 下り
- 727m
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- 山行
- 5:57
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 7:05
| 天候 | 晴れ 微風 【気温】 毘沙門谷出合：6℃ ダイラの頭：12℃ ダイラ入口：15℃ 阿蘇谷登山口：15℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
県道139で時山へ→養老CC方面へ右折→県道139を牧田川に沿って西進 →時山養魚場入口「清内橋」の一つ先「阿蘇（あんぞ）橋」近くの路肩に駐車。 （5台程のスペース） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
個人的な備忘録です。 【旧道入口】 林道・時山多賀線に入り、堰堤を過ぎ牧田川の河原が広がった先で 草が茂る旧道が分かれます。林道は僅か登り勾配となり、 川から離れていきます。 【毘沙門谷】 �―亶腓�ら阿蘇谷の左岸尾根まで約4km続く長い谷ですが、 源流部にまで窯跡が点在し、炭焼き生活の名残が色濃く残る谷です。 ��500m辺りで大岩を過ぎると岩が集まる急な登りが現れますが ここが唯一の場所で、全体的には緩やかな谷で登路としては 魅力的です。源流部で紛らわしい二股が現れるようになりますが、 右股は県境稜線へ、左股で阿蘇谷左岸尾根へと向かいます。 【ダイラ】 �．瀬ぅ蕕瞭�から三国岳へ向け、灌木をぬうようにして下り 鞍部に出ると尾根下を戻るように薄い道が分かれます。 ダイラへの分岐です。 意外に踏まれた道は尾根下からやがて右折し、ごく浅い谷地形の ような斜面を下るように変わります。 崩れかけた窯跡を回り込むようにして谷に向かう急な下りに さしかかり、振り返るダイラの頭方面の山腹には美しい雑木の森が 広がります。 �∋拊�（阿蘇谷右股）の左岸に沿ってしばらく下り、右岸に現れた 岩壁を過ぎると広がった谷の左岸奥に窯跡が見られます。 ダイラの入口に到着です。 �４砲笋�に広がった雜木の森は自由に歩ける場所ですが、 目印になるような特殊な地形の変化も有りません。 阿蘇谷左岸尾根の等高線空白地帯に沿う様に辿ります。 入口の窯跡から概ね北へ進むと、やがてダイラを象徴するような 平坦地が広がってきます。（北に向かい浅い谷に出会ったら沿う様に 僅かに左へ進むのがオーソドックスルートかな？。今回は少し早く 左へ向かったようだ。） �べ韻譴燭茲Δ平爾っ�に突き当たるとこれがワサビ谷でしょうか？ 谷がやや浅くなった辺りで横切り、左岸尾根のカーブに合わせて 東へ向かうと僅かに凹んだ浅い谷地形？の先に植林帯が現れ、 そのまま突っ切るとダイラを囲む小尾根に出合います。 阿蘇谷左岸尾根から派生する急な小尾根で北へ向いますが、 梢越に尾根のラインが認められる辺りできつい登りから逃げるように 尾根下をトラバースして、ダイラ越えと言われる鞍部に出ました。 |
写真
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1978＋55=2033年まで・・・。
感想
onetotani
事情があって途中から県境尾根に逃げてしまった毘沙門谷。
昨年のダイラの紅葉を今年も見たい。どちらも叶えるには最後の
チャンスかも知れないと満を持して狙った日曜日。
幸い好天に恵まれ良い日和になりそうだ。
放置された車と崩れかけた炭焼き小屋。
写真でおなじみの毘沙門谷出合の風景だ。
信用できない木の橋を避けて直接牧田川へ下り出合から毘沙門谷の
流れに入って行くと、谷の両岸には窯跡が点在し、
当時の仕事道と思われる石積がかなり奥まで続いていた。
こんな山奥まで炭焼き仕事で入り込んでいたんだと思うと、
未だに当時の生活が息づいているように感じる。
谷も中盤を過ぎると右や左に顕著な二股を構成するようになるが
明らかに方向が異なるので、素直に流れの豊富な谷芯に従って
左岸右岸を繰り返すが、今回の足元は長靴だ。
何度も現れる徒渉ポイントも苦にならない。
しばらく遡ると鮮やかな紅葉が斜面を彩り始め、乏しかった山腹の
光も徐々に明るさを増し、実に楽しい気持ちだ。
やがて初めて判断に迷う二股となるが、たぶん最後の二股だろう。
コンパスを充てると、右股はダイラの頭へ付近へ登り詰めるようだ。
「こちらにおいで」と誘っているような尾根の地形に惑わされず
左股を選ぶとやがて伏流となり左岸尾根のラインが見えてきた。
石混じりの斜面にてこずりながらやっと鞍部に登り詰めると
今日初めての展望となる養老山地最高点の笙ヶ岳の姿が飛び込んできた。
これで一つ目の目的は果たせたので、ダイラの頭で一息入れたら
三国岳へは向かわず直接ダイラへ向おう。
毘沙門谷の様子から紅葉は期待できそうで楽しみだ。
枯れ葉に隠れて覚束ない踏み跡で尾根下から支谷の左岸へ下り、
西斜面を振り返ると期待通りの美しさだ。
少し出遅れかなとの心配はもう不要だろう。
谷を下りダイラ入口の窯跡に到着すると昨年以上の色付きで
私を迎えてくれた。
【紅葉狙いとしては4弾目の山行は期待通りの景色を見せてくれた。
北鈴鹿の紅葉はすでに800m〜600m辺りまで降りてきて、
今回のコースとぴたり一致したようだ。
小春日和のような穏やかな晴天に恵まれてダイラの森を散策できたが、
もっと自由に彷徨うには何度も足を運ばないと無理だろうな。】
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ダイラの頭の最新記録
onetotaniさん、こんばんは。
まさに錦秋
ダイラ、素敵ですね！
色とりどりの自然林に囲まれて、広々とした森の中を気ままに歩くのは、とても爽快でしょう
ちょうど良い時期に行かれましたね。
鈴鹿の紅葉も、いよいよ里まで間近になってきたようです。
鈴鹿の自然林は、どの季節に歩いても気持ちの良い森ですが、紅葉の時期は格別ですね
錦秋のダイラ、まさにタイトル通りの別天地です
このルートは長靴が良さそうですか？
totokさん 今晩は。
うまい具合に紅葉の見頃ラインを歩く事が出来ました。
毘沙門谷も大した水量ではなかったので登山靴でも対応できたと思いますが、
徒渉ポイントを探しながらの遡行だともう少し時間が必要でしょうね。
やはり長靴が正解だったと思います。毘沙門谷は昭和の懐かしい雰囲気が
漂っていました。
そして紅葉に囲まれてダイラをゆっくり散策。
二つの目的が満足できる形で叶いました。
こんにちはonetotaniさん
良いタイミングで紅葉歩きが楽しめましたね。この時期のダイラは本当に素晴らしいです。
毘沙門谷は平均してなだらかで、大きな滝や堰堤がないので歩きやすいですね、炭焼きの人が奥まで入っていたのも頷けます。沢屋さんにはつまらないでしょうが、私は気に入りました。
ダイラの頭から三国岳間はピンクテープが目立ちましたが、あの多さには興ざめでしたね。
teppanさん 今晩は。
窯跡があちこちに残る苔生した谷は良い雰囲気ですね。
何か懐かしさを感じました。長靴でジャブジャブと歩く谷は
楽しかったです。
タイミングよく錦秋の谷とダイラを歩く事ができ、気持ちの良い
山行ができましたが、確かにあのリボンの付けようは異常ですよ！
たぶんヨコネ辺りから続いていたような感じですね。
ダイラの界隈は、春に訪問して、、ここはきっと
紅葉もいいだろうなと感じました。
比較的若い木が多く、森が明るくて
開放感がありますね。
谷歩きも楽しいです。
炭焼き、わさび栽培の痕跡は、
かなり上の方まで残っていて
驚くとともに、この辺りの魅力を
構成しているなと感じました。
komakiさん 今晩は。
今年も秋のダイラを楽しむ事が出来ましたが、もっと自由にあの空間を
歩けたらという欲求が湧いてきました。
今少し通わないといけないかな・・・。
荒れているとの情報で敬遠していましたが、次は阿蘇谷を
歩いてみたいと思います。
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