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Yamareco

記録ID: 2697487
全員に公開
ハイキング
阿蘇・九重

大船山

2020年11月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:50
距離
15.8km
登り
1,056m
下り
1,044m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:36
休憩
0:12
合計
5:48
距離 15.8km 登り 1,058m 下り 1,059m
9:22
15
9:50
9:51
33
10:46
29
11:15
11:17
4
11:21
11:24
3
11:38
45
12:23
15
12:39
12:44
10
12:54
40
13:34
13:35
10
13:44
13:45
5
13:50
26
14:16
14:17
21
15:12
天候 スタート時は晴天。その後、時間が経つにつれて曇り、後半はずっと雨。久し振りにレインウェアフル活用。
過去天気図(気象庁) 2020年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大分駅からレンタカーで移動。
前日道の駅阿蘇で車中泊し、牧ノ戸峠レストハウスに向かう予定だったがトラブルあって長者原ビジターセンターに変更。
コース状況/
危険箇所等
長者原から坊ガツルまでは平均的な登山道。
大船山まではなかなかの急登が続き、最後は岩がゴロゴロしたエリアと低木の枝ゾーンが待つ。
終盤は雨の影響で滑りやすくドロドロに…
九州2日目の朝。
しっかり熟睡できた。昨夜からの満月が煌々と光り、今日もいい天気に、いい登山になりそうな予感。

ところが、この後まさかのトラブルに見舞われることに…
2020年11月01日 04:50撮影 by  iPhone XS, Apple
11/1 4:50
九州2日目の朝。
しっかり熟睡できた。昨夜からの満月が煌々と光り、今日もいい天気に、いい登山になりそうな予感。

ところが、この後まさかのトラブルに見舞われることに…
牧ノ戸峠レストハウスに向け山の中を走行中のこと。
まだ暗く、見通しもあまり良くなかったのでそれなりに慎重に運転していたのだけど…左カーブを抜けた途端、突然左目の前に大きな鹿が!その瞬間フルブレーキ掛けるも間に合わず衝突。ドンという衝撃。鹿はそのまま去っていった。一瞬の出来事だった。
車へのダメージ。写真中央、フロント部分に傷が付き、右のライトのカバーにヒビが入った程度。幸いにも自走できる状態だった。
2020年11月01日 09:03撮影 by  iPhone XS, Apple
11/1 9:03
牧ノ戸峠レストハウスに向け山の中を走行中のこと。
まだ暗く、見通しもあまり良くなかったのでそれなりに慎重に運転していたのだけど…左カーブを抜けた途端、突然左目の前に大きな鹿が!その瞬間フルブレーキ掛けるも間に合わず衝突。ドンという衝撃。鹿はそのまま去っていった。一瞬の出来事だった。
車へのダメージ。写真中央、フロント部分に傷が付き、右のライトのカバーにヒビが入った程度。幸いにも自走できる状態だった。
その後、とりあえず牧ノ戸峠まで行き、警察とレンタカー店へ連絡。警察が来るまで1時間待つ。目の前を九重山に向かう登山客が何人も通り過ぎてていく。なんでこんなことに…
やって来た警察官に事情説明。大変だったのが事故地点の特定。事故証明書発行のため必要なのだが、初めての土地の真っ暗な山道。警察官と山の中を行ったり来たり…結局、処理を終えるまでに3時間以上掛かってしまった。
もう牧ノ戸峠に戻っても駐車スペースはない。仕方なく急遽長者原ビジターセンターに変更することに。
2020年11月01日 09:05撮影 by  iPhone XS, Apple
11/1 9:05
その後、とりあえず牧ノ戸峠まで行き、警察とレンタカー店へ連絡。警察が来るまで1時間待つ。目の前を九重山に向かう登山客が何人も通り過ぎてていく。なんでこんなことに…
やって来た警察官に事情説明。大変だったのが事故地点の特定。事故証明書発行のため必要なのだが、初めての土地の真っ暗な山道。警察官と山の中を行ったり来たり…結局、処理を終えるまでに3時間以上掛かってしまった。
もう牧ノ戸峠に戻っても駐車スペースはない。仕方なく急遽長者原ビジターセンターに変更することに。
今回の山行を計画する段階で、長者原から諏蛾守越を通って久住山・中岳を周回するコースも検討していた。ヤマプラで地図と時間を再確認。5時間ほど。これなら今からでも行ける!

ところが。
この先300mほど進んだところで立入禁止の規制線が貼られていた。どういうこと?携帯で調べようにも電波不充分で調べられない。訳がわからないまま来た道を戻ることに。
2020年11月01日 09:23撮影 by  iPhone XS, Apple
11/1 9:23
今回の山行を計画する段階で、長者原から諏蛾守越を通って久住山・中岳を周回するコースも検討していた。ヤマプラで地図と時間を再確認。5時間ほど。これなら今からでも行ける!

ところが。
この先300mほど進んだところで立入禁止の規制線が貼られていた。どういうこと?携帯で調べようにも電波不充分で調べられない。訳がわからないまま来た道を戻ることに。
スタート地点に戻ると普通にこんな張り紙が。
Oh…全然見落としていた。無理に進まなくて良かった。
2020年11月01日 09:50撮影 by  iPhone XS, Apple
11/1 9:50
スタート地点に戻ると普通にこんな張り紙が。
Oh…全然見落としていた。無理に進まなくて良かった。
この時点で残された選択肢は雨ヶ池から坊ガツルに向かうルートだけ。ただ、それだと久住山往復はかなり厳しい。今から牧ノ戸峠に戻っても車が停められない可能性が極めて高い…

ここでとうとう久住山・九重山登頂を諦めることに。とりあえず坊ガツルまで歩いてみて、その後のことはそこで考えることにしてスタート。
2020年11月01日 09:53撮影 by  iPhone XS, Apple
11/1 9:53
この時点で残された選択肢は雨ヶ池から坊ガツルに向かうルートだけ。ただ、それだと久住山往復はかなり厳しい。今から牧ノ戸峠に戻っても車が停められない可能性が極めて高い…

ここでとうとう久住山・九重山登頂を諦めることに。とりあえず坊ガツルまで歩いてみて、その後のことはそこで考えることにしてスタート。
天気は相変わらずいい。
当初の予定ならそろそろ久住山に登頂していた頃。どうしても「たられば」が頭から離れない。
スタートが少しずれていれば…ナビがきちんと機能していれば…途中の自販機で水を買わなければ…もう少しスピードを抑えていたら…事故さえしなければ…

このネガティブな考えが後々さらに状況を悪化させる。
2020年11月01日 09:54撮影 by  iPhone XS, Apple
11/1 9:54
天気は相変わらずいい。
当初の予定ならそろそろ久住山に登頂していた頃。どうしても「たられば」が頭から離れない。
スタートが少しずれていれば…ナビがきちんと機能していれば…途中の自販機で水を買わなければ…もう少しスピードを抑えていたら…事故さえしなければ…

このネガティブな考えが後々さらに状況を悪化させる。
うまく写らないけれど、森の中は紅葉があちこちに。
2020年11月01日 10:28撮影 by  iPhone XS, Apple
11/1 10:28
うまく写らないけれど、森の中は紅葉があちこちに。
雨ヶ池あたりの開けた場所に出る。
遠くに見える九重の山々の山腹にも紅葉した木々が。
2020年11月01日 10:40撮影 by  iPhone XS, Apple
11/1 10:40
雨ヶ池あたりの開けた場所に出る。
遠くに見える九重の山々の山腹にも紅葉した木々が。
坊ガツルのキャンプ場が見えた。広い。後ろの山々の紅葉が実に美しい。

この頃から雲が多くなり、太陽が見えなくなってきた。
2020年11月01日 10:50撮影 by  iPhone XS, Apple
11/1 10:50
坊ガツルのキャンプ場が見えた。広い。後ろの山々の紅葉が実に美しい。

この頃から雲が多くなり、太陽が見えなくなってきた。
赤とオレンジに紅葉した葉。
2020年11月01日 11:04撮影 by  iPhone XS, Apple
11/1 11:04
赤とオレンジに紅葉した葉。
平たい場所に下りてきた。
山の中とは思えない広々とした平原。
2020年11月01日 11:06撮影 by  iPhone XS, Apple
11/1 11:06
平たい場所に下りてきた。
山の中とは思えない広々とした平原。
ススキの平原の奥に紅葉を纏った山。
しかし、本当にきれいに写らないなぁ。iPhoneなのに。
2020年11月01日 11:18撮影 by  iPhone XS, Apple
11/1 11:18
ススキの平原の奥に紅葉を纏った山。
しかし、本当にきれいに写らないなぁ。iPhoneなのに。
坊ガツルのキャンプ場に到着。この後は歩きながら考えていた大船山ピストンへ。
九重山縦走は諦めたものの、せっかくここまできて帰るのも寂しい。大船山往復も出発前に検討していたルートの1つ。時間的にはまだ余裕があるし、とりあえず行けるところまで行ってみよう。
2020年11月01日 11:21撮影 by  iPhone XS, Apple
11/1 11:21
坊ガツルのキャンプ場に到着。この後は歩きながら考えていた大船山ピストンへ。
九重山縦走は諦めたものの、せっかくここまできて帰るのも寂しい。大船山往復も出発前に検討していたルートの1つ。時間的にはまだ余裕があるし、とりあえず行けるところまで行ってみよう。
大船山と平治岳登山口分岐。
いざ!
2020年11月01日 11:27撮影 by  iPhone XS, Apple
11/1 11:27
大船山と平治岳登山口分岐。
いざ!
樹林帯の急登をひたすら登る。きつくて立ち休憩の繰り返し。時間的に下山者とのすれ違いも多くどうにもペースが上がらない。諦めて下山するか…?そんな考えもよぎる。
少し開けた場所から九重の山々。てか、雲がすごく厚くなってるのだけど。よもや降らないよね?
2020年11月01日 11:59撮影 by  iPhone XS, Apple
11/1 11:59
樹林帯の急登をひたすら登る。きつくて立ち休憩の繰り返し。時間的に下山者とのすれ違いも多くどうにもペースが上がらない。諦めて下山するか…?そんな考えもよぎる。
少し開けた場所から九重の山々。てか、雲がすごく厚くなってるのだけど。よもや降らないよね?
急登を登り続けて1時間、段原に到着。
地図を見るとここから山頂までは緩やかそう。もう少しか。
2020年11月01日 12:22撮影 by  iPhone XS, Apple
11/1 12:22
急登を登り続けて1時間、段原に到着。
地図を見るとここから山頂までは緩やかそう。もう少しか。
甘かった!
ここからゴツゴツした岩場と体やザックに枝が引っ掛かる低木の生い茂るルートが続いてまだまだ大変だった。
2020年11月01日 12:34撮影 by  iPhone XS, Apple
11/1 12:34
甘かった!
ここからゴツゴツした岩場と体やザックに枝が引っ掛かる低木の生い茂るルートが続いてまだまだ大変だった。
段原からの難路を20分、山頂に到着。
ガスと雲で何一つ眺望なし!ただただ真っ白!
山頂では多くの人が休憩していたが滞在ものの5分で下山開始。
2020年11月01日 12:42撮影 by  iPhone XS, Apple
11/1 12:42
段原からの難路を20分、山頂に到着。
ガスと雲で何一つ眺望なし!ただただ真っ白!
山頂では多くの人が休憩していたが滞在ものの5分で下山開始。
段原に戻る。風も吹いて結構寒いのだが多くの人が休憩中。
この辺りで少し水滴のようなものを感じ始めた。ヤバイ、降るのか?
2020年11月01日 12:55撮影 by  iPhone XS, Apple
11/1 12:55
段原に戻る。風も吹いて結構寒いのだが多くの人が休憩中。
この辺りで少し水滴のようなものを感じ始めた。ヤバイ、降るのか?
坊ガツルに向けての下山中、とうとう降り出してきた。レインウェアを着ることに。
天気予報では今日は保ちそうな感じだったのに…そもそも予定通りなら既に下山して観光に向かっている頃なのに…
弱り目に祟り目。ネガティブな感情がよりネガティブな状況を生み出しているような感じ。
2020年11月01日 13:18撮影 by  iPhone XS, Apple
11/1 13:18
坊ガツルに向けての下山中、とうとう降り出してきた。レインウェアを着ることに。
天気予報では今日は保ちそうな感じだったのに…そもそも予定通りなら既に下山して観光に向かっている頃なのに…
弱り目に祟り目。ネガティブな感情がよりネガティブな状況を生み出しているような感じ。
坊ガツルまで戻る。雨は止まず。
なんとか無事に大船山ピストンできて良かった。
2020年11月01日 13:44撮影 by  iPhone XS, Apple
11/1 13:44
坊ガツルまで戻る。雨は止まず。
なんとか無事に大船山ピストンできて良かった。
雨に濡れるキャンプ場。
せっかくのキャンプなのにこんな天気とか堪らんなぁ。他人事ながらげんなり。
尚、この雨は翌日までずっと降り続くことに。
2020年11月01日 13:46撮影 by  iPhone XS, Apple
11/1 13:46
雨に濡れるキャンプ場。
せっかくのキャンプなのにこんな天気とか堪らんなぁ。他人事ながらげんなり。
尚、この雨は翌日までずっと降り続くことに。
僕ガツルを見下ろす高台まで戻る。
3時間半ほど前はまだ青空もあったのだけど今は鈍い色に。
2020年11月01日 14:12撮影 by  iPhone XS, Apple
11/1 14:12
僕ガツルを見下ろす高台まで戻る。
3時間半ほど前はまだ青空もあったのだけど今は鈍い色に。
雨に濡れて木々の葉が艶やかに。雨の唯一のメリット。
まぁ、降らないでくれるならそれに越したことはない。
2020年11月01日 14:48撮影 by  iPhone XS, Apple
11/1 14:48
雨に濡れて木々の葉が艶やかに。雨の唯一のメリット。
まぁ、降らないでくれるならそれに越したことはない。
坊ガツルを出て1時間半で長者原まで戻る。
実に疲れ、実に反省と不満の多い山行だった。

リベンジする。
絶対リベンジだ!
2020年11月01日 15:13撮影 by  iPhone XS, Apple
11/1 15:13
坊ガツルを出て1時間半で長者原まで戻る。
実に疲れ、実に反省と不満の多い山行だった。

リベンジする。
絶対リベンジだ!
撮影機器:

感想

九州2日目。
まさかこんなことになろうとは…今回の反省すべきことは2つ。

1つは運転。
先に書いた通り、それなりに注意していたつもりでした。それでも事故は一瞬。まさか自分の身に降り掛かるとは。そんな考えだったのでレンタカーの免責補償などに入っているはずもなく、返却時に修理代と営業補償で計70,000円支払いました…高くつきました。それでももっと重大事故、車の全損や自分が怪我をするレベルではなかったことを不幸中の幸いとしてこれからより気を付けていくしかないですね。

もう1つは急の予定変更。
出発時間も場所も変わり、本来なら撤退、もしくはハイキング程度に控えておくべきところ、(いくら事前に地図を見て検討していたとは言え)予定していなかった登山を決行したのはやはりまずかった。これでもし事故なり遭難なり起こしていたらもう目も当てられ事態になるところでした。山で予定通りいかなかったら即撤退!これを実践できる精神、心を作らねばなりません。反省。

翌日の祖母山登山は悪天候のため中止しました。
丸々空いてしまった3日目、急ぎ調べて別府観光へ。地獄めぐりで海地獄を満喫し、湯けむりの立ち昇る景色を眺め、名物の温泉玉子とプリンを食べた後、大分空港から飛行機で帰りました。

今回の遠征の評価、初日120点、2日目-200点、3日目7点でした。反省すべきことは反省し、次回以降に活かさねば。
今回、九重山と祖母山に登れずやり残しが多かったので来年必ずリベンジします。次はミヤマキリシマが咲き誇る6月あたりに来れるといいなぁ。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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