丹沢表尾根


- GPS
- 09:15
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,500m
- 下り
- 1,508m
コースタイム
14:10塔ノ岳-14:44花立山荘-16:23見晴茶屋-17:8大倉バス停
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
柏木林道に雪はありませんが、登山道のいたるところで木が倒れています。ヤビツ峠から表尾根登山口もしっかり除雪されていました。ヤビツ峠、富士見山荘(きれいに撤去されていた)のトイレはいずれも使用不可。表尾根登山口から塔ノ岳までは雪があり、軽アイゼンが必要です。塔ノ岳から金冷シまではアイゼンが必要ですが、それから大倉バス停までは雪はなく、ドロドロの道になります。 |
写真
感想
毎日大山を見て小田急線で通勤しています。
数日前の低気圧で大山から丹沢にかけて雪が積もっています。 よっしゃー!と思って丹沢表尾根の山行を計画。誰か一緒に言ってくれる人がいないかな、と数人にメールを送ったら一人いいよ、という人がいて実施。彼はアイゼンを付けたことが無いとの事で、買ってくるよう指示。モンベルで10本爪の軽アイゼンをGET。私も同じ軽アイゼン。私は、軽アイゼンとはいえ前爪のあるのが好きなのです。
この時期、ヤビツ峠は路面凍結のためにバスは蓑毛までとなります。と思って6:05分秦野駅始発のバスに乗って、蓑毛から柏木林道を歩きます。このルートで表尾根を歩く道のりは結構長くて大変。2年前雪が降った次の日に表尾根を歩いた経験では、しょっぱなからつぼ足状態で、大変でした。多少の期待を持ちながら柏木林道を行くと、雪は全く無し。表尾根の登山口から上を眺めると、少々雪があり、ノーアイゼンでも大丈夫かな、とは思ったが、相棒が始めての雪歩きなので最初からアイゼンを付けることにしました。ところが、今回はザンバランのエキスパートプロを履いてきているため、軽アイゼンが付きにくい。事前に調整してくればよかった。と、もたもたしながらやっと装着。
相棒は雪山登山は初めてで心配していたようですが、とても楽しく、快適。全然すぺらない!と感激していました。そうなんだよ。雪山を歩くのは、夏山と違った味わいがあるのさ。とたいした経験が無いのに、先輩面。
表尾根を歩く人はあまりいないのでは、と思ったら続々と登ってきます。天気は晴れ。風も無く絶好の雪山登山。そりゃ来るのね。雪もほどほど残っていて楽しいし。行者ヶ岳手前のベンチで12時になり、パンをかじります。そこで、立派なお弁当を作って食べているお兄さんがいて、感心。山荘で泊まる予定の方は、たくさんのつまみや食料を見せていただき、びっくり。
丹沢表尾根は2、3箇所鎖場があり雪とアイゼンで少々難儀します。ストックを持っていると余計難しくなります。皆さん苦労していました。あとは、それほど危険な箇所はありませんでした。
新大日につくと、大きな音でNHKののど自慢をラジオから鳴らしているオジサンがいました。静かな山で勘弁してよ と思いながら、先に出発。そしたら、このオジサン早い。簡単に抜かれて先へ。ある意味ホットしました。
ヘロヘロになりながら、1時半頃やっと塔ノ岳到着。そこではいっぱいの登山者がいました。尊仏山荘も定員と書かれた看板がかかっていました。富士山、南アルプスもよく見え気持ちいい。がんばって来た甲斐があった。下に見えるのは我が町秦野市。相棒が行っている緑色のアルバトロス(ゴルフ練習場)も見える。時計を見るともう2時。くだりに3時間強かかるとして大倉は5時。そろそろおりないと暗くなってしまう。長いくだりを思うとうんざりしてしまうが、気を取りなおして出発。
くだりは鍋割山との分岐点くらいまでは雪が残っていましたが、それ以降はなし。アイゼンを早々にはずして、くだる、くだる・・・・ ドロドロの道にゲンナリしながらもくだる。四捨五入すれば還暦の2人は、次々に抜かれながらも、黙々とくだり、大倉バス停に付いたのは5時を回っていました。朝6時半から登り始め、夕方の5時。がんばりました。
地元の我々は、鶴巻温泉で下車し握手を交わして帰宅。数分で自宅、近い!
ほんとうに近くに山があって幸せ。
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