比叡山―松尾坂から登って、てんこ山西尾根を下る



- GPS
- 04:38
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 731m
- 下り
- 666m
コースタイム
天候 | 午前中は晴、午後から曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
松尾坂〜西山峠〜スキー場のルートは、通行者が少なく、道標などもほとんどないが、道は明瞭で迷うことはない。西山峠からは急登ですべりやすい。 下山路は掛橋から瓜生山にでるつもりだったが、掛橋から林道に入らず、稜線伝いにてんこ山をめざした。てんこ山の頂上は通過したはずだが確認できなかった。てんこ山から踏み跡をたどっておりるうちに、瓜生山への主稜線からはずれ、てん子山の西尾根を下る道に入る。この道は踏み跡がうすく、荒れているが、歩けないことはない。ほとんど通行者がいないようだが、上部ではマウンテンバイクのわだちが残っていた。西尾根のルートは、一乗寺川ぞいの坂端林道の入口である登山口から、林道を100mほどいったところにおりてくる。 |
写真
感想
この夏の山行のためのトレーニングの第一回目として、比叡山を歩いた。
コースは八瀬から松尾坂を登り、西山峠にでて、そこからスキー場跡をめざし、ケーブルカー駅にでるルート。今まで登ったことがなく、しかも比較的傾斜がきついので、夏に予定している山行のトレーニングにむいていると思われるから。
八瀬からスキー場跡まで標高差600m、これを2時間で登るこころづもりで出かけた。この速度はお世辞にも速いとはいえないが、このくらいで登れるのであれば、夏の白馬三山はまず大丈夫だろうという計算である。
昨年の夏久しぶりに連れあいと登った御嶽山で、相方がバテてしまったので、この夏にそなえて今からレーニングをはじめたわけだから、まずこのくらいのところが目安であろう。予定どおり2時間で到着できたのはよかった。この調子でいけば夏もなんとかなりそう。ただし、今日は荷物が軽かったので、その分割り引く必要があるだろうが。
松尾坂は由緒ある古道だが、ほとんど利用されていないようである。しっかりした道がついているが、スキー場に出るまで、誰にも会わなかった。西山峠からの道がかなり急で滑りやすい。
下山路はとくに決めていなかったが、水飲み対陣跡から石鳥居(掛橋)に出て、瓜生山まで出ることにした。しかし、石鳥居から林道(坂端林道)をとらずに、稜線通しでてんこ山に行こうとしたのがまずかった。
てんこ山の頂上付近を通ったのはまちがいないが、三角点も山名標識も確認できなかった。踏み跡をたどるうちに主稜線を外れて、西へ下山しはじめた。曼殊院方面に降りる道であることはまちがいないので、そのまま進むことにした。
古道のようであるが、ほとんど人がとおていないようで、落ち葉をかきわけながら進む。花崗岩の露岩が散在し、風化していてボロボロになっている。道もザレていて滑りやすいところが何度かあった。不思議なことにマウンテンバイクのわだちが走っている。二人だけで誰にも会わずに、1時間近くくだっていくと、一乗寺川に出くわした。川の横を走っている林道に出るのである。この林道をたどれば、うかいしながら石鳥居につく。曼殊院からてんこ山方面に登る通常のルートは、この林道をとるもので、われわれが降りてきたのは、てん子山の西尾根をいく別のルートである。道があまりよくなかったので、石鳥居から約1時間かかっている。しかし、これもトレーニングと考えると、こういうザレた急斜面をおりるのは夏の本番にむけていい練習になったいえそうである。
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