記録ID: 2563263
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無雪期ピークハント/縦走
北陸
僧ヶ岳、越中駒ヶ岳
2020年09月12日(土) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,035m
- 下り
- 1,034m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:18
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 7:11
東京を深夜に出発し、薄暮の時間に宇奈月温泉に到着。林道を上がり烏帽子尾根登山口に到着したのは丁度6時頃になっていた。温泉手前から石川の黒いボックス車の後を走っていたが、この車も駒ヶ岳を目指す氷見から来た登山者の車であった。自分が登山口に着いてから間もなくもう1台と、5台も停まれば一杯になる登山口の駐車場は、6時台に着かなければ一杯になる様だ。
装備を固めて薄暗い樹林帯の登山道を歩き始める。少し登り1363mの小ピークを越えると道は平坦になり、樹林の間から前僧ヶ岳が見える様になってきた。歩き始めて45分、宇奈月尾根からの道と合流する地点に到着。ザックを下して握飯をほうばる。此処で単独行の登山者と、2人組の登山者に追い抜かれた。皆、快調な足取り。久し振りに何人もの登山者の登る山に来たが、北アルプス周辺の山だけあって健脚な登山者が多い。合流点からは、ひと登りで前僧ヶ岳に達するが、この辺りからは視界が開け青い富山湾が眼下に見渡せる。そして正面の僧ヶ岳の左側に、形の良い駒ヶ岳の姿も望める様になった。
歩き始めて1時間50分、僧ヶ岳の山頂に到着する。山頂からは東に延びる尾根の先に駒ヶ岳、南には毛勝山、北は富山湾が見渡せる展望の良い頂きだ。先行していた単独行の登山者に写真を撮ってもらい一休みする。天気が悪ければ此処で引き返す予定だったが、今日の日中は好天が続きそうだ。冷たい水でのどを潤してから駒ヶ岳へ向かって歩き始めた。
駒ヶ岳への稜線上の登山道、藪道かと思ったら綺麗に仮払いされていて、とても歩き易い道だ。足場が腐葉土でソフトなのが良い。快調な足取りで僧ヶ岳から約40分で北駒ヶ岳へ到着、一本立てる。北駒ヶ岳からは一旦鞍部へ下り登り返すのだが、駒ヶ岳への登り口が難所だった。ロープが張られていて岩場を登るのだが、足場が悪く慎重に通過した。ここを越えると駒ヶ岳まではあと僅か。360度の展望が開ける越中駒ヶ岳の山頂に到着した。山頂からは東に後立山連峰の山並、南に毛勝山と剱岳、西には通過してきた僧ヶ岳と、素晴らしい山景色が広がっていた。先に着いていた僧ヶ岳で写真を撮ってもらった単独行の登山者に、ここでも記念写真を撮ってもらう。休んでいるとほぼ同じ時間に登山口を歩き始めた2人組、そして6時50分に歩き始めたという単独行の登山者が次々と到着。10時前の時間だが、この時間帯が最も山頂が賑わった時間であっただろう。
山景色を楽しみながら御稲荷さんを頂き、30分弱の時間を過したのち駒ヶ岳の山頂を後にする。岩場の難所を越えて北駒ヶ岳で一服、温度が上がってきたのか行きより喉が渇く。ここから最低暗部を越えて僧ヶ岳へ登り返すのだが、この時が今日一番しんどい時間帯だった。11時半前に、漸く僧ヶ岳の山頂に到着。ここまで来れば、あとはゆっくり下るだけだ。持って上がった冷し中華と、ノンアルビールで祝杯を上げる。太陽が高い位置になったからであろう、朝見た時より駒ヶ岳の姿が緑色にくっきりと見えた。
30分以上の大休止の後、名残惜しい山頂を後にした。この後は朝来た道を引き返し下山するのであるが、前僧ヶ岳までの間は展望も良く、富山湾へ向かって下っていく様な気分の良い道で、僧ヶ岳の魅力は下山路にもある事を発見。形の良い越中駒ヶ岳とセットで、もっと登られても良い頂ではないかと思った。充実した山旅を楽しむ事が出来た、僧ヶ岳・駒ヶ岳であった。
装備を固めて薄暗い樹林帯の登山道を歩き始める。少し登り1363mの小ピークを越えると道は平坦になり、樹林の間から前僧ヶ岳が見える様になってきた。歩き始めて45分、宇奈月尾根からの道と合流する地点に到着。ザックを下して握飯をほうばる。此処で単独行の登山者と、2人組の登山者に追い抜かれた。皆、快調な足取り。久し振りに何人もの登山者の登る山に来たが、北アルプス周辺の山だけあって健脚な登山者が多い。合流点からは、ひと登りで前僧ヶ岳に達するが、この辺りからは視界が開け青い富山湾が眼下に見渡せる。そして正面の僧ヶ岳の左側に、形の良い駒ヶ岳の姿も望める様になった。
歩き始めて1時間50分、僧ヶ岳の山頂に到着する。山頂からは東に延びる尾根の先に駒ヶ岳、南には毛勝山、北は富山湾が見渡せる展望の良い頂きだ。先行していた単独行の登山者に写真を撮ってもらい一休みする。天気が悪ければ此処で引き返す予定だったが、今日の日中は好天が続きそうだ。冷たい水でのどを潤してから駒ヶ岳へ向かって歩き始めた。
駒ヶ岳への稜線上の登山道、藪道かと思ったら綺麗に仮払いされていて、とても歩き易い道だ。足場が腐葉土でソフトなのが良い。快調な足取りで僧ヶ岳から約40分で北駒ヶ岳へ到着、一本立てる。北駒ヶ岳からは一旦鞍部へ下り登り返すのだが、駒ヶ岳への登り口が難所だった。ロープが張られていて岩場を登るのだが、足場が悪く慎重に通過した。ここを越えると駒ヶ岳まではあと僅か。360度の展望が開ける越中駒ヶ岳の山頂に到着した。山頂からは東に後立山連峰の山並、南に毛勝山と剱岳、西には通過してきた僧ヶ岳と、素晴らしい山景色が広がっていた。先に着いていた僧ヶ岳で写真を撮ってもらった単独行の登山者に、ここでも記念写真を撮ってもらう。休んでいるとほぼ同じ時間に登山口を歩き始めた2人組、そして6時50分に歩き始めたという単独行の登山者が次々と到着。10時前の時間だが、この時間帯が最も山頂が賑わった時間であっただろう。
山景色を楽しみながら御稲荷さんを頂き、30分弱の時間を過したのち駒ヶ岳の山頂を後にする。岩場の難所を越えて北駒ヶ岳で一服、温度が上がってきたのか行きより喉が渇く。ここから最低暗部を越えて僧ヶ岳へ登り返すのだが、この時が今日一番しんどい時間帯だった。11時半前に、漸く僧ヶ岳の山頂に到着。ここまで来れば、あとはゆっくり下るだけだ。持って上がった冷し中華と、ノンアルビールで祝杯を上げる。太陽が高い位置になったからであろう、朝見た時より駒ヶ岳の姿が緑色にくっきりと見えた。
30分以上の大休止の後、名残惜しい山頂を後にした。この後は朝来た道を引き返し下山するのであるが、前僧ヶ岳までの間は展望も良く、富山湾へ向かって下っていく様な気分の良い道で、僧ヶ岳の魅力は下山路にもある事を発見。形の良い越中駒ヶ岳とセットで、もっと登られても良い頂ではないかと思った。充実した山旅を楽しむ事が出来た、僧ヶ岳・駒ヶ岳であった。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
撮影機器:
感想
越中駒ヶ岳は形の良い山で、前僧ヶ岳の先から見ると登行欲が湧いてくるような形をしている。登山道も良く整備されていて、僧ヶ岳からの尾根道はとても歩き易かった。日本300名山の山々に遜色の無い、逆に何故選ばれなかったのか(登山道が無かったから?)と思えるような、素晴らしい頂であった。
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