快晴の八方尾根で初滑りすると〜〜ガリガリ


- GPS
- 06:00
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 940m
- 下り
- 1,116m
コースタイム
天候 | 快晴〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行動時間 6時間 スキー場の中だと、スタートが遅いよね。楽ちんというか。ゴンドラ1回とリフト1回で1600mスタート 合計登行 標高2500mまで。900m 気温 −2度 暖かい 山で会った人 登った人30人 森林限界 1800mで大いに見晴らしがいい。 積雪の状態 40センチ ガリガリ 山の快適さ 初滑りはこんなもん お勧め度 もっと雪が降ってから 日帰り温泉 みみずくの湯 コンビニ 帰りの渋滞 めずらしくなし |
写真
感想
グレートサミッツ国内編NO43 八方尾根
今年もまた11月の八方尾根で、初すべり。初すべりだからって、パウパウのパウダーかというと、積雪とはそんな甘いもんじゃなくって、ガリガリの春の雪以下でござんした。三日も雪が降らなくて、その間に晴れが挟まると、長野の積雪ってのは、こんな具合に大いに調子が悪くなるもんだけど、でも別に文句はあまりないね。文句をいうなら自分の体力に言いたいわけで、今年も唐松岳の頂上まで登る元気なんてさらさらなくて、丸山ケルンの上辺りで精一杯でしたよ。冬の唐松岳に登ったなんて、30年前に一度だけでした。
快晴の今日、八方尾根からの展望は、それはくっきり左に(五龍を飛ばして)鹿島槍、右に白馬槍から杓子(白馬も飛ばす)と続くが、いいえ目の前の不帰三峰、二峰、一峰は、その辺の山に比べたら、ずっと格好がいいねえ。それも、夏に一度縦走したことがあるだけなのに、その記憶が決して消えないというのが、山の格好よさになるわけで。一度も通ったことがないと、いくら山を見ても、普通は見逃してしまうもんだね、富士山以外はね。
でもこうして毎年この時期の晴れのときに通っていると「ああ、今年もまたこの景色か」とちょっとは生意気なことを思ったりするよ。いつも大間のマグロを食っていると、「飽きるよ」というのと一緒かも。でも、じゃ、10年後は「どうだよ」と思い返すと、大いに自信がないね。もっと素直に、今年もまたこの北アの絶景を目の前で見ることができたと、何で言えないんだ。根性が曲がっているか。
今日も、30人くらいが、だらだらとスキー場を後にして、尾根を上がっていく。どこまで上がるのか。上の樺から、八方池側に滑り込むっていうのは誰もやろうと思っているけれど、でも雪が少ないね。しかも案外ガリガリいっている。だから通り越してというか、反対の左側の緩斜面に入れることを、今回初めて知ったわけで、稜線外れてそちらを登る。その先の大きな斜面も登って、丸山ケルン上にでて、そこが今日も到達地点になった。さあ滑ろう。
その緩斜面を戻って、樺の途中で尾根を横切って、やっぱり八方側に入らないと、戻りにくいもんだね。薄い雪を横滑りで下って、下樺の平地で尾根に合流。再び逆側に滑り込んで、今日は誰かの後に付いていったけど、けっこう下まで斜滑降したね。
でもバテバテで、一度シールで登り返して、ようやくゴンドラ駅に戻った。スキー場もあんだけガリガリしているのに、好きな人は関西方面からもどんどん来てたね。今シーズンも元気で山に行こう!
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