日本百名山にしたい山 秋田駒ヶ岳(山といで湯の旅、その3)


- GPS
- 05:56
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 997m
- 下り
- 978m
コースタイム
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 5:54
ご馳走は最後に食べるではありませんが、山旅最後として満を持して訪れました。
天候 | 主に曇り、山頂ではガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
国見温泉コースは良く整備されており、危険もなく歩きやすいコースです。特に横長根はフラワーロードと呼びたい快適な尾根道です。 大焼砂は黒い砂礫の斜面ですが滑るようなこともなく登りやすかったです。ただ横風が強烈で息苦しいほどでした。強風に耐えてあたり一面に咲くコマクサの群落は見事です。 男岳〜五百羅漢はガレの急坂であり、滑落・落石に注意です。稜線からの下りも葉が茂っており快適な道とは言えません。骨折り損のくたびれもうけというか、余りメリットを感じない道でした。男岳と横岳間の鞍部からムーミン谷に下る(或いは登る)のが一般的なようです。 ムーミン谷は人気のスポットですね。大勢の登山者に出会いました。期待していたチングルマは既に綿毛となっていましたが、最盛期には想像を絶する眺めでしょうね。日本一かな? なお、当日朝、阿弥陀池避難小屋に熊が出現したようです。 帰りの車道でも小熊を見かけました。先月には八号目駐車場付近で熊に襲われる被害が出ていることもあり、秋田駒ヶ岳にでは熊に出会うことを前提に準備・行動された方が良いと考えます。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉は登山口にある国見温泉森山荘(日帰り入浴500円) 泊りも出来る(素泊3000円、一泊二食8500円)ので、ゆったり登山にお奨めです |
写真
感想
一昨年、岩手山山頂から近くに見た秋田駒ヶ岳。
深田久弥氏選定の日本百名山には選ばれてないし、さほどの高山ではないものの存在感たっぷりでした。また皆さんのレコを拝見して、チングルマの大々群落を見るにつけ、今年登りたい山のTOPでした。
本来、梅雨前の初夏に登りたかったのですが、春からの新型コロナ流行による緊急事態宣言、そして解除後は梅雨が長引き、ベスト時期を逸してしまいました。
甲信越地方が梅雨明けし、甲信越地方の山とセットで遠征が実現したのですがやはり遅すぎました。ムーミン谷を埋め尽くすチングルマの綿毛を見るにつけ、せめて一輪でも咲いてないかと目を皿のようにして探しましたが、思いは叶いませんでした。
それでも百花繚乱、花の百名山の名に恥じない山でした。花だけでなく、変化ある山容など、私なら間違いなく百名山に選んだことでしょう。
因みに、深田久弥氏も東北地方では秋田駒ヶ岳と栗駒山を選ぶべきであったかもしれないと日本百名山の後書きに書かれています。
そんな、秋田駒ヶ岳をベストシーズンに再訪したいです。その時は国見温泉「森山荘」に一泊したいですね。ただ、秋田県は遠すぎる。なんせ片道1000kmですから...
(今回の遠征を終えて)
これまで登ったことのない日本百名山をメインに最大5山登るつもりでしたが、越後駒ヶ岳、大朝日岳は苗場山の落ち込みでパスし、結果的には四阿山、苗場山、そして秋田駒ヶ岳の三山のみに終わりました。
しかし、休養を兼ねて訪れた秘境の温泉宿 赤湯温泉「山口館」など、思わぬ発見もありました。
なおマスク、手洗い、体温測定、三密を避けるなど出来る限り新型コロナ対策を施し、地元の方にご心配・ご迷惑をお掛けしないよう行動したつもりです。 でも、今度行くときはコロナ禍も終息して、大手を振って旅を楽しみたいものですね。その時は大朝日岳にもチャレンジ出来るかな。
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