ピーカン☀お花🌺天国の富良野岳→十勝岳プチ縦走


- GPS
- 08:51
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,529m
- 下り
- 1,515m
コースタイム
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 8:44
天候 | ☀真っ晴れ☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場には30台くらいは駐められそうですが、本日はあふれ出して路駐多数でした。前の日に行ってて良かった〜。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線は片側が噴火口と思われる地形で崖の場所が多いです。滑落に注意ください。あと十勝岳の火山活動が少し活発です。突発的な噴火に備え、最低限ヘルメットは準備したほうがいいかもしれません。 |
その他周辺情報 | 温泉は多数ありますが、密を避けるために上富良野のフラヌイ温泉にしました。650円でシャンプー・ボディソープつき。280円で4段のソフトクリームが食べられます。まいう〜。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ(薄)
半袖シャツ
ドライナミックメッシュ
ズボン
靴下
キネシオロジーテープ
指だしグローブ
予備グローブ
帽子orヘルメット(アンダーキャップ)
タオル
登山靴(夏)
ゲイター(薄)
ザック
ザックカバー
ストック
カッパ(上下)
ガス
コンロ
コッヘル
昼ご飯(パン
カップ麺)
行動食(チョコ・塩キャラメル・柿ピー等)
飲料(3リットル)
椅子orシート高度計付腕時計
お守り
カメラ(SDカード)
地形図
筆記用具
コンパス
温度計
スマホ(GPS)
熊鈴
熊スプレー
笛
ヘッドランプ
予備電池
保険証
JRO登録証
ココヘリ
ビニール袋数枚
ティッシュ3つ
ウェットティッシュ1つ
携帯トイレ
虫刺され薬
マスク
ツェルト
エマージェンシーシート
ファーストエイドキット
痛み止め
日焼け止め
コムレケア
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感想
【お山紹介】
今回は富良野岳から十勝岳までのプチ縦走。通過したピークの標高は、富良野岳が1,911.9m、三峰山が1,866m、上富良野岳が1,893m、上ホロカメットク山が1,920m、そして十勝岳が2,077m。
十勝岳は日本百名山、上ホロは北海道百名山、富良野岳は花の百名山ですね。納得ですね。
以前から、老若男女に大人気で、本日はどんだけの人が登っていたのでしょうか。トレランも多かったですね〜。
【地質】
地質図Naviでは、富良野岳が少しだけ古いとされていますが、どれも第四紀更新世の火山です。特に十勝岳は非常にアクティブな活火山で、最近火映現象が確認されたりガスが濃くなっているなどの報告があります。約30年の噴火周期にも入っていますので、とにかく火山活動に対して注意が必要と思います。
↓地質図Navi
https://gbank.gsj.jp/geonavi/geonavi.php#13,43.40084,142.66038
↓気象庁HP
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/sapporo/108_Tokachi/108_index.html
【山行】
先週急遽決まった別山行で変更となった富良野岳を再度検討。またこのルートなら十勝岳も少しは安全に行けるだろうとの考えで、富良野岳→十勝岳で計画し、行ってきました。
前日中に駐車場入り。朝の4時前に周りで起きだした人たちの話声で目が覚め、目覚ましよりも早い目覚めにラッキーと思いながら準備を進め、4:30、登山開始です。
十勝岳側がガスがかかるも(火山ガスと想定)概ね青空が広がる展開に、テンションアップ。序盤は足取りが軽く、調子がいい。
お花もたくさん咲いてましたね。前回の大雪山があったので、今回お花のアップは少し控えましたが、撮影枚数は前回とほぼ同じ💦。
富良野岳まではトラバース区間や微妙なアップダウンが多く、なかなか標高が上がらない。そのくせ大きな岩が多く歩きにくい。前回もこうだったっけ?
稜線に上がり分岐を過ぎ、富良野岳へのルートに入ると一面にお花畑が広がる。朝日があたったお花たちがとてもきれいでレリーズに時間がかかり、いつもの牛歩状態に。
お花に気を取られながらもなんとか登り切り、祝、富良野岳登頂〜!。若干雲も見られましたが、おおむね360度の大絶景に再びレリーズモード。動画もちゃんと撮りました👍。
ここで少しの休憩とドーピングで長丁場に備え、早速出発。「十勝岳よ、今から行くから待ってろよ〜(→あとで痛い目に)」。
稜線も案外とお花が残ってましたね。チングルマは半分綿毛になりかけてましたがまとまって咲いているところもありました。ヨツバシオガマ、イワヒゲ、エゾシャクナゲ、メアカンキンバイが綺麗でしたね。
ややきついアップダウンを繰り返し、三峰山、上富良野岳、と無事通過。しかし、上ホロカメットク山に行く途中で異変発生。足が出てこない。「おかしい、足が重くてペースを上げられない。なんだ?」。
重い足をなんとか進ませ、上ホロカメットク山から1時間以上かかって、ヒーコラ、祝、十勝岳登頂〜!。写真を撮って休憩に入るも食欲がわかず、体が火照っている。ここで温度計が21℃となっているのを見て、やっと軽度の熱中症に気付きました。。。以前ニペソツでやらかしたことがあって、全く同じ症状で(ニペの時はマジやばかった)、それを思い出した。
下山を再開するも、体温を上げないようにゆっくりと移動し、なんとか避難小屋の日陰に到着。凍らせて持ってきた500mlペットでやや復活。さらに下山中に雲と風が出始め(お守りのお陰?)、その後完全復活。なんとか下山できました〜。いやぁ、焦った焦った。
経験って大きいことを実感。その後対策を続けていたのがよかった。今後もしっかり継続しよう。
さて、4連休が来ますね。一応決めてましたが、予報がイマイチ。キャンセルも視野に次のお山を考えよう。さてさて次回は何処に〜。
刻々と変化する火山地形、随所に広がるお花畑
それも、見ごろバッチリ。はるか遠くまで見渡せる展望と
素晴らしいコースですね。一度体験したいものです。
写真拝見するかぎり、樹林帯が全くない
稜線歩き。見事な快晴と熱中症は紙一重でしたね。
早めの対応が間に合って何よりです。
コムレケアを常時携帯されてるなら
薬局の売り場の近くに、『五苓散』という
漢方があると思います。
熱中症緩和効果があります。一度お試しを。
komakiさん、こんばんは。石狩岳の稜線でテント泊中です✌️。どうしても来たくなっちゃいました。ギリギリ電波入ってます。
おっしゃられる通り、富良野岳から十勝岳のコースは素晴らしいコースです。もし来られるなら、もう少し早い時期でもいいかも知れません。可能なら上ホロと美瑛富士の避難小屋で宿泊し、オプタテシケ山まで行ってみてください。惚れること間違いなしです。
熱中症はヤバかったです。一度経験してたので、対応を知ってて助かりました。噴火しまくってる火山なので、日陰が少ないんですよね。お陰で展望もバッチリなんですが。。。
五苓散、下山したらすぐに買いに行きます❕体重が90kgもあるので、熱中症になりやすいかもしれないです。アドバイスありがとうございました❕
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