月山から続く分水嶺 月山〜羽黒山(消えつつある参拝道)


- GPS
- 09:21
- 距離
- 28.5km
- 登り
- 788m
- 下り
- 1,751m
コースタイム
- 山行
- 8:23
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 9:18
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
羽黒山頂から月山八合目までバス.料金は1590円. |
コース状況/ 危険箇所等 |
月山の山頂直下に雪上を歩く場所がある.傾斜は緩くロープもあったので注意して歩けば問題ないと思う.他,月山まで明瞭な登山道で特に危険な場所はない. 駐車場から七合目 栄井神社 合清水を経由する道は上部が廃道になっている.道は分かりにくくGPSを見ながらやぶ漕ぎをした.下るにつれて道は明瞭になってくる. 六合目 津長井神社 平清水から長い車道歩きになる.合目ごとに祠や石碑などがあり休憩できる.羽黒山に向かう車道は月山高原牧場に下る車道との交差点で通行止になっている.この先に路肩の崩壊があるが歩くのに問題はない.羽黒山近くの東北自然歩道も荒廃しているので車道を歩いた.最後は羽黒山スキー場を通り羽黒山頂バス停に出た. |
写真
感想
中央分水嶺の吾妻連峰から飯豊,朝日,月山に続いている分水嶺の一部の山行.今回は月山から羽黒山に続く分水嶺を歩くことにしたが,ここはいずれも最上川水系なので小さな分水嶺と言える.7月に入ってから天気が悪く3週ぶりの登山になった.天気予報では東日本はどこも雨が降りそうだったので今週も諦めていたが,東北の一部だけ晴れそうなので計画した.遠くに行くのは疲れるしコロナウイルス感染の不安もあるので今回も地元の山にした.
月山までは明瞭な登山道で山頂直下の残雪も傾斜が緩いので特に問題なく歩いた.白装束の人も含め多くの登山者がいた.
駐車場に戻り地図に記載されている七合目の栄井神社,合清水に向かう道の入口を探すがよく分からない.車道がカーブする場所で下り方向にかすかに歩いた痕跡があったのでやぶの中に入ったら下方に湿原が見えた.急斜面をやぶに掴まりながら下ると水芭蕉の咲いている湿原にでた.ここで道に復帰したが荒廃しておりGPSで道を探しながらやぶを漕ぎながら進むと次第に道らしくなり,下るにつれて明瞭な登山道になった.六合目 津長井神社 平清水で車道に出る.ここの案内板にこの付近は危険と書いてある.山菜採りの人のためと思うが,登山道入口の指導標もないので入るなというメッセージなのだと思う.ここまでの道は昭文社の2020年版「山と高原地図 鳥海山・月山 羽黒山」にも登山道として記載されているが入らない方が無難.もし歩く計画を立てるならば地形図とGPSはあった方が良いと思う.
ここから長い車道歩きになる.車が少ない時間帯だったので比較的静かに歩けたが早朝や下山時刻は車にも注意が必要と思う.車で来ると気が付かないが途中に合目ごとに祠や石碑などがある.これらは長い車道歩きで良い休憩場所になった.羽黒山に向かう車道は月山高原牧場に下る車道との分岐で通行止になっており,ここからしばらくは車の通らない静かな車道歩きができた.
今年はコロナウイルス感染の影響もあり月山に行くバスは羽黒山頂発の午前,午後の2本しかない.午後は14時5分発なので,この時刻に間に合うようにして歩いた.かなり大変だったけどなんとか間に合った.駐車場に戻ると今朝は少なかった車がいっぱいで路肩にもたくさん駐車していた.
これで出羽三山の山頂が分水嶺で繋がった.
ここから西および南に続く分水嶺山行:
月山と葉山を結ぶ分水嶺 姥ヶ岳〜月山〜826m標高点(岩根沢コース)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2401523.html
ここから東に続く分水嶺山行:
月山から続く分水嶺 月山〜念仏ヶ原〜肘折温泉
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2350574.html
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