小春日和のペラリ山からピセナイ山への稜線をいく
北海道
yo-sha
その他5人 
体力度について
- GPS
- 11:39
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 1,743m
- 下り
- 1,788m
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| 天候 | 薄曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
稜線は概ねひざ下の笹薮か残雪です。途中の岩場は凍っており、軽アイゼンは必須です。また日中は雪がゆるんで踏み抜きが多くなるので、ワカン・スノシューがあるといいです。来週にはほとんど融けてるかな。 ピセナイ山山頂はクラスト気味。まだしばらく残雪はありそう。6合目から下は急登岩場の連続で、ここも凍っていたのでアイゼン必須です。 ピセナイ山登山口から駐車場までは5�劼療綿皸榮阿砲覆蠅泙后�所々斜面崩壊していて崩落岩盤を越える必要があります。 累積標高差が1700mを越えるアップダウンの連続です。足に自信のない方は避けた方がいいルートかもしれません。 |
| その他周辺情報 | お風呂はいつものレ・コードの湯。500円でシャンプー・ボディソープつき。ソフトクリームは300円で4巻きありボリュームバッチリ。 |
写真
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帰りがけ。一番右のピークがペラリ山から左奥のピセナイ山へ歩きました。大満足！
装備
| 個人装備 |
アウター（薄）
フリース
長袖インナー
タイツ
ズボン
厚手靴下
キネシオロジｰテープ
グローブ
アウター手袋
予備手袋
薄手ダウンジャケット
ザック
登山靴（冬）
ゲイター（厚）
軽アイゼン
スノーシュー
ストック
昼ご飯（おにぎり
パン）
行動食（チョコ
塩キャラメル
柿ピー
エネチャージ系等）
飲料（3リットル）
シート
地形図
筆記用具
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
保険証
JRO登録証
携帯
高度計付き腕時計
サングラスorゴーグル
タオル
ビニール袋数枚
カメラ（SDカード）
ココヘリ
替Tシャツ
携帯トイレ
ティッシュ3つ
ウェットティッシュ1つ
ツェルト
エマージェンシーシート
痛み止め
コムレケア
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|---|
感想
【お山紹介】
今回はペラリ山〜ピセナイ山への縦走。両山の高さは、ペラリ山が標高718.4m、ピセナイ山が標高1027.2m。その他にも標高500〜800m前後の多数のピークがありました。
地形図上は概ね緩やかな地形ですが、実際は結構なアップダウンの繰り返しで、累積標高差は1700m以上になります。所々岩場もあり、なかなか歩きごたえのあるルートです。
南日高特有のマダニも多数！足跡25cmクラスの熊の足跡も。雪も少なく、1か月くらい季節が早いですね。
【地質】
地質図Naviによれば、ペラリ山は後期ジュラ紀〜前期白亜紀の超苦鉄質岩類とあり、古い地質図福では蛇紋岩とあります。山頂がゆるやかな地形なのはそのためかな。ピセナイ山はペルム紀〜ジュラ紀の玄武岩で古い地殻として作られ、それがプレートの動きで白亜紀に付加したようです。日高山脈ではこのように地球の歴史を見ることができます。
↓地質図Navi
https://gbank.gsj.jp/geonavi/geonavi.php#13,42.39993,142.59708
↓5万の1地質図福
https://www.gsj.jp/data/50KGM/JPG/GSJ_MAP_G050_02061_1962_200dpi.jpg
【山行】
知人から「ペラリ→ピセナイのロング縦走を計画してるけど行かない？」とのお誘い。以前のピセナイ山行では悪天候で日高山脈大展望をまだ見ていないので、速攻行くと返信。予定を調整して行って来ました。
今回の山行は6人パーティーです。静内役場で合流後、2台を静内ダムにデポ、残りの2台でペラリ登山口へ移動し、暗闇の中ヘッドライトでスタートです。
序盤は所々崩壊している林道を登っていく。車でもう少し行けると楽なんだけどな、と思いながらも徐々に空が明るくなってきて登山口到着。さて、ここからが本番だな。
ペラリ山へは比較的急峻な斜面を登っていく。すぐに展望が開け、振り返ると景色がいい。ここだけ登ってもいいね。標高差がそれほどなく、あっという間に、祝、ペラリ山登頂〜！ここで一人が体調不良のため、同伴者と2名が下山するハプニング。早く良くなってください。
短い休憩ののち、残りの4名で縦走開始。膝下くらいの笹薮をかき分けながら進む。縦走路最初のピークは662m峰。ここからアップダウンが始まり、ひーこらモードに。でも久しぶりの縦走にこれが楽しい。天気も良く、気持ちいい。
縦走路はシカ天国らしく、縦横無尽にシカ道ができている。その数はかなりではないか。シカ道沿いに歩くと楽ちんだが、マダニ地獄が。。。気が付くと足に数匹くっついていました。何回もマダニチェックに( ；∀；)。
クマもお目覚め。25�僂梁�跡にはびっくり。かなり大型ですね。斜面をずり落ちたような跡もあり、シカを追っかけてたのかな。
途中から稜線に残雪が出てきて笹下が凍っている状況に。さすがにスリップが多くなり、軽アイゼンをセット。しばらく進むと今度は雪が腐り始め踏み抜き多発。今度はシューをセットし、山頂までこのまま行きました。フル装備で良かった。
ピセナイ山6合目（P864）への登り返しの途中、今回も足に違和感。。。両足の裏がつり、右太ももに痛みを感じる。ううむ、個人的にペースを抑えていたはずなんだが。。。皆に先に行ってもらい、6合目（P864）でしばし休憩。ダメなら下山も考えましたが、雪の椅子を作って10分の完全休憩（足を脱力）すると違和感が完全に消えている（ナゼ？）。感覚的なものなのかな。。。急いでみなの後を追いかけます。
ここからは順調そのもの。残りの距離も少なかったこともあり、淡々と進んで最後の急登を登りきり、祝、ピセナイ山、登頂〜！
目の前に日高山脈がど〜んっ！「すっげー！」。メインピークがほぼ全て見え、手動モータードライブ全開に(笑)。ポロシリ、カムエク、1839...日高を代表する山々が一望に。これが見たかったんだよ〜。満足すぎ〜。
登頂時間が少し遅めだったので、名残惜しくも下山開始。山頂標識にタッチし「今度は違う季節にまた来るよ」。
下山はいつものように淡々と下る。6合目から下の急登では岩盤の間が凍っており、細心の注意を払って降りる。久しぶりに冷や汗かいた。皆無事に下り切り、登山口に到着です。
残りは約5kmの林道歩き。あちこち大きく崩れてますね。こりゃ復旧は無理だな。キレイな沢水を見たり、氷の滝を見たりと風景を楽しみながら、駐車場に到着。ふえぇぇ。お疲れさまでした〜。
今回のお誘いには感謝ですね〜。やっと日高山脈一望を見ることができました。またどこかご一緒させてください。
足の調子がイマイチなので、次週は休んでみようかな。急によくなったのも不思議だし、気持ち的なものなのかな。。。次なるお山を考えながら次に備えるか。さてさて次は何処に〜。
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kasumin3 さん
コメント遅くなりました。突然の思いつき山行にお付き合いくださってありがとうございました。ちょっと普通では考えられない縦走でしたが地元民のあの尾根歩いてみたらどんなかんじ？と言う疑問から出た計画でした。特に危険な所もなかったですが、人の歩かない稜線でも鹿道はあるだろうとの予想とヒグマの棲みかなのでヒグマとの遭遇が心配でしたが、幸いヒグマは人を避けてくれましたし、鹿道はしっかりありましたが、雪解けが早くて、ダニが物凄い数ついてきた のは予想外でした。3年後しのピセナイからの日高山脈をお見せできて安堵いたしました。またよろしくお願いします。
MAKOTO123さん、こんばんは。
お誘いありがとうございました。前回が悪天候で眺望がなかっただけに、日高山脈を見れてうれしかったです。ピセナイから見る日高は最高ですね〜。
尾根の縦走時には明るく人数も多かったので、実はヒグマは心配はしていませんでした（スプレーは持ってましたよ〜）。普段は単独が多いので、安心感抜群！でもマダニが活動を始めたのには驚きでしたね。
足のトラブルはご迷惑をおかけしました。どうも調子がイマイチで。。。平地でも調子が悪いんです。どうしましょ
是非またご一緒させてください。それまで足を直さねば
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