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記録ID: 2243337
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ハイキング
関東

清戸道(九段下→下清戸村)

2020年02月29日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 埼玉県 東京都
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子連れ登山 musashinokoyu その他1人
GPS
--:--
距離
29.4km
登り
42m
下り
8m

コースタイム

日帰り
山行
10:20
休憩
0:00
合計
10:20
7:50
620
九段下
18:10
上清戸村
天候 晴れのち曇り(14/5)
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
★行き
東京メトロ九段下駅

★帰り
西武池袋線清瀬駅
九段坂の下からこの日の街道歩きをスタート!
2020年02月29日 07:49撮影 by  SHV39, SHARP
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2/29 7:49
九段坂の下からこの日の街道歩きをスタート!
飯田町(飯田橋)界隈は、かつては武家屋敷が立ち並ぶ武家地でした。
2020年02月29日 07:56撮影 by  SHV39, SHARP
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飯田町(飯田橋)界隈は、かつては武家屋敷が立ち並ぶ武家地でした。
江戸三十六見附のひとつ、牛込見附。
2020年02月29日 08:08撮影 by  SHV39, SHARP
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江戸三十六見附のひとつ、牛込見附。
神楽坂を上ります。
2020年02月29日 08:11撮影 by  SHV39, SHARP
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神楽坂を上ります。
赤城神社の前を通ります。
2020年02月29日 08:22撮影 by  SHV39, SHARP
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赤城神社の前を通ります。
赤城坂。かなりの急坂です。
2020年02月29日 08:24撮影 by  SHV39, SHARP
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赤城坂。かなりの急坂です。
石切橋で江戸川(神田川)を渡ります。
2020年02月29日 08:30撮影 by  SHV39, SHARP
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石切橋で江戸川(神田川)を渡ります。
江戸川橋(今回は渡りませんが)。清戸道の基点です。
2020年02月29日 08:55撮影 by  SHV39, SHARP
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江戸川橋(今回は渡りませんが)。清戸道の基点です。
すぐに目白坂を上ります。かなりの急坂で、かつては百姓の荷車を押して駄賃を稼ぐ、「立ちん坊」がいたそうです。
2020年02月29日 08:56撮影 by  SHV39, SHARP
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すぐに目白坂を上ります。かなりの急坂で、かつては百姓の荷車を押して駄賃を稼ぐ、「立ちん坊」がいたそうです。
目白通りに出てしばらく歩きます。こちらは大正12年(1923年)築の鳳山酒店。
2020年02月29日 09:15撮影 by  SHV39, SHARP
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目白通りに出てしばらく歩きます。こちらは大正12年(1923年)築の鳳山酒店。
ちょいとそれて雑司ヶ谷の鬼子母神にお詣り。
2020年02月29日 09:21撮影 by  SHV39, SHARP
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ちょいとそれて雑司ヶ谷の鬼子母神にお詣り。
鬼子母神堂。元禄13年(1700年)の建立で近年国の重要文化財に指定されました。
2020年02月29日 09:29撮影 by  SHV39, SHARP
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鬼子母神堂。元禄13年(1700年)の建立で近年国の重要文化財に指定されました。
さらに目白通りを歩きますが、ときにはこんな旧道にも入ります。
2020年02月29日 09:55撮影 by  SHV39, SHARP
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さらに目白通りを歩きますが、ときにはこんな旧道にも入ります。
長嵜村の二又からマンガの聖地、トキワ荘通りに入ります。こちらはお休み処。
2020年02月29日 10:48撮影 by  SHV39, SHARP
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長嵜村の二又からマンガの聖地、トキワ荘通りに入ります。こちらはお休み処。
二又子育地蔵尊。その名の通りかつては二又に立っていたもので、台座右側には「こ是より右 川越うら道」とあるそうです。
2020年02月29日 10:48撮影 by  SHV39, SHARP
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二又子育地蔵尊。その名の通りかつては二又に立っていたもので、台座右側には「こ是より右 川越うら道」とあるそうです。
トキワ荘跡地の碑。
2020年02月29日 10:51撮影 by  SHV39, SHARP
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トキワ荘跡地の碑。
岩崎家。江戸時代末期の商家。肥料を扱っていたそうです。
2020年02月29日 11:02撮影 by  SHV39, SHARP
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岩崎家。江戸時代末期の商家。肥料を扱っていたそうです。
お昼はやっぱりお蕎麦。
2020年02月29日 11:33撮影 by  SHV39, SHARP
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お昼はやっぱりお蕎麦。
武蔵野稲荷神社。極彩色の随神門に、同じく極彩色で七福神の彫刻がある本殿。一見の価値ありです。
2020年02月29日 12:13撮影 by  SHV39, SHARP
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武蔵野稲荷神社。極彩色の随神門に、同じく極彩色で七福神の彫刻がある本殿。一見の価値ありです。
練馬区に入ると何カ所か、清戸道の石碑と説明版が立てられています。うれしいですね。
2020年02月29日 13:08撮影 by  SHV39, SHARP
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練馬区に入ると何カ所か、清戸道の石碑と説明版が立てられています。うれしいですね。
東高野山長命寺への道との追分にある道標。調度真ん前で道路工事をしていましたが、手を止めて写真を撮らせてくれました。
2020年02月29日 13:14撮影 by  SHV39, SHARP
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東高野山長命寺への道との追分にある道標。調度真ん前で道路工事をしていましたが、手を止めて写真を撮らせてくれました。
四面塔稲荷(堤稲荷)。このさき清戸道は4つに分かれていきますが、我々は下清戸村を目指します。
2020年02月29日 15:15撮影 by  SHV39, SHARP
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四面塔稲荷(堤稲荷)。このさき清戸道は4つに分かれていきますが、我々は下清戸村を目指します。
四面塔稲荷の先も、石造物が点在しています。
2020年02月29日 15:36撮影 by  SHV39, SHARP
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四面塔稲荷の先も、石造物が点在しています。
この庚申塔は道標も兼ねています。かなり痛んでいますが、「右 きよ戸道」と記されていました。
2020年02月29日 16:04撮影 by  SHV39, SHARP
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この庚申塔は道標も兼ねています。かなり痛んでいますが、「右 きよ戸道」と記されていました。
野火止用水を越えます。
2020年02月29日 16:57撮影 by  SHV39, SHARP
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野火止用水を越えます。
下清戸村が近づくと、こんな武蔵野の面影を残す箇所も。
2020年02月29日 17:00撮影 by  SHV39, SHARP
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下清戸村が近づくと、こんな武蔵野の面影を残す箇所も。
やがて畑の中を行く細い道となり……。
2020年02月29日 17:07撮影 by  SHV39, SHARP
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やがて畑の中を行く細い道となり……。
引又道(志木街道)に沿った下清戸村着。いちおうここが清戸道の終点のひとつです。
2020年02月29日 17:12撮影 by  SHV39, SHARP
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引又道(志木街道)に沿った下清戸村着。いちおうここが清戸道の終点のひとつです。
駄菓子屋に懐かしいゲームが。
2020年02月29日 17:14撮影 by  SHV39, SHARP
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駄菓子屋に懐かしいゲームが。
中清戸村、上清戸村と引又道を歩きます。
2020年02月29日 17:53撮影 by  SHV39, SHARP
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中清戸村、上清戸村と引又道を歩きます。
中野からの所沢道と合流。右に行けば、所沢を経て秩父まで続く道です。我々は左に道を取り、清瀬駅に向かいました。
2020年02月29日 18:02撮影 by  SHV39, SHARP
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中野からの所沢道と合流。右に行けば、所沢を経て秩父まで続く道です。我々は左に道を取り、清瀬駅に向かいました。
撮影機器:

感想

 新型コロナウィルスの影響で、急遽土曜日の用事が無くなったため、近場を歩こうと「清戸道」を歩いてきました。
 江戸の江戸川橋から清戸(現清瀬市)を結ぶ道で、練馬村など沿道の村々の農民が江戸に野菜を売りに来て、下肥を汲み取って帰るのに使った道だったようです。

 上記のように清戸道の起点(というものがあったわけではないと思いますが)は江戸川(神田川)に架かる江戸川橋なのですが、そこまで歩いたことがなかったので九段下から歩きました。

 旅の様子は写真をご覧ください(サボり)。

 この清戸道の面白いところは、現在の西大泉にある四面塔稲荷から清戸までのルートが確定されておらず、4つほどの説があることです。それぞれ、引又道(志木街道)沿いの下清戸村、中清戸村、上清戸村のいずれかに至ります。
 今回は下清戸村に至るルートを歩きました。

 現代の東京はどこまでも住宅地が広がっていますが、それでも江戸から30キロ近くも離れると、武蔵野の面影を残した雑木林や畑、農家などが散見されるようになり、なかなかに楽しい道でした。

 清戸道は沿道の農民が江戸と行き来するための道だった他、谷原村にある東高野山長命寺参詣の道、また中野からの所沢道に合流し、所沢、さらには秩父へと向かう道でもあると感じました。
 また、きちんと調べていないのですが、長崎村の又子育地蔵尊の台座右側には「是より右 川越うら道」とあることから、どこかで(引又道で?)川越街道とリンクする裏道としても利用されていたのかも知れません。

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