聖、上河内、茶臼なんだけど聖と茶臼はなし?


- GPS
- 49:35
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 2,169m
- 下り
- 2,348m
コースタイム
白樺荘6:40(井川観光協会バス)〜聖沢登山口7:50〜8:50聖沢吊橋9:10〜
11:00乗越〜13:30聖平小屋
8/19
6:45聖平小屋〜6:50縦走路分岐〜8:15南岳8:25〜9:20上河内岳肩9:30〜10:45茶臼小屋11:00〜11:55ベンチ(昼食)12:15〜12:45横窪沢小屋
8/20 横窪沢小屋6:35〜7:30ウソッコ沢小屋7:45〜8:35ヤレヤレ峠8:55〜9:20畑薙大吊橋
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
白樺荘に駐車し井川観光協会のマイクロバスを利用 (運転手のおじさん、愛想ないというよりちょっとコワイけどこのバスお勧めです) |
コース状況/ 危険箇所等 |
聖沢登山口-聖平小屋間 それなりにアップダウンがあります。木の橋など滑りやすいですし、滑落に注意が必要な場所もあります。 聖平小屋-茶臼小屋間 概ね危険箇所はありませんが南岳に向かう西側の崩壊地付近は気をつけましょう。 茶臼小屋-畑薙大吊橋間 踏跡、テープもしっかりしており迷うことはまずないですがきっちり歩かされます。降りでも”ヤレヤレ”峠です。 下山後のふろ、めし 白樺荘 |
写真
感想
今回全裸で歩きとおしてみました。(全行程裸眼)
メガネだと汗で曇ってたいへん、コントクトだと地図が見えにくので。
とみに眼力の衰えを感じます。結構遠くでも裸眼でよく見えたりして、
確実なる老化の進行です。
この方面、3年前に椹島から入って荒川、赤石と歩いて以来で今年の3,000m級の山
としては初めてとなります。7月以降天気が悪かったり都合がつかなかったりと歩く
ことができずタマっておりました。聖平小屋での仲間とのパーティーを楽しみに
ワインとウイスキーを担ぎ上げたのですがテント泊の装備もありきつかったです。
聖沢の登山道はあまり楽しくなかったです、下り返しもありますし。ウソッコ沢の
ほうがよりハードではあっても登りも降りもよほど楽しいと思いました。
聖沢登山口からはすぐにそこそこの登りとなり、楽になったと思うと左側が谷の
トラバースが長くてそのうちいくぶん下りだしたのであーっ、もったいないと
思っていたら1時間ほどでつり橋に到着です。飲料は途中に水場があるので粉ア
ミノバイタル1Lでいいかなと思ったのですが心配になり吊橋の沢で1L汲んで背負
いました。この吊橋からの坂がなかなかでしたね。1kg追加したせいもありけっこ
う疲れました。その後歩行に注意を要する箇所もあり余計疲労感もたまりました。
この間全く写真を撮っていません。トリカブトがやたらありましたが撮影意欲も
なく歩きました。途中の景色の広がる所にある慰霊碑で手を合わせました。
聖沢に下りてしばらく行くと本降りとなりカッパを着て歩くこと10分ほどで聖平
小屋に到着しました。聖平小屋のウエルカムフルーツポンチ、とてもうれしかっ
たです、おかわりしました。
20張ほどのテントが並びましたがスペースにはまだ余裕があります。前日も雷雨
がすごかったらしく仲間たちは椹島に下ったと思って、一緒に飲む予定だった
背負い上げたワインをひとりがぶ飲みしていたらいよいよ本降り、テント内で
じっとしていました。すごい雨、雷!テント内が浸水しないか本気で心配しまし
たがテン場の水はけが良く問題ありませんでした。
二日目の朝食は小屋で頼んでましておなかいっぱい食べられました。お味噌汁が
おかわりできなかったのが残念でしたが。ガスって雨も降っており出発どうしよ
うかなと思っていたら天気良くなりそうだったのでテント撤収して行動を開始し、
その時点で他のテントは1張を残してすでに次の目的地に出発していました。
前の日から聖はないなと思っていたので茶臼に向け主稜線を南下することとしま
した。
しばらく聖は見えていましたが、眺望を期待した上河内岳では360度ガスの中、
一緒に山頂にいた方も大変残念そうでした。上河内から茶臼までの道のりで二重
山稜の間の緑地帯がなかなかいい感じで好きになりました。テント張って過ごし
たいくらいです。茶臼小屋への分岐では荷物を置いて茶臼岳に上っている方が何
人かおられました。横窪沢小屋まで下りようと思っていたので写真だけ撮って
さっさと下りました。
茶臼小屋で一服した後歩き出してすぐのところで右足を踏み抜き落下、回転。
肩から着地して足で踏ん張り停止しました。久しぶりのスローモーションです。
草がクッションになってくれたせいか擦り傷ひとつありませんでした。そんな
に注意力散漫になっていたとは思えないのですが登山道脇の草を踏んでしまった
ようで、しゃれにならない場所じゃなくてでほんと良かったです。以降1歩1歩
気持ちを込めて歩きました。横窪沢までの道もしっかり下らされます。なんだ
か足に力が入らずゆっくり降りました。
横窪沢では芝の上にテントを張りました。快適でしたが裸足でいたらけっこう
虫にさされていました。残りの酒を飲みきってやろうと思いましたがさすがに
ウイスキーはあまってしまいましたね。私以外にテント張ったのはでかいザッ
クの若い男性二人だけでした。
最終日畑薙大吊橋までの下りは峠への登りから始まりました。ちょっとしたア
ップでしょうか?十分体も温まったところで下りになります。ウソッコ沢まで
は標高差もありけっこうな下り、逆の登りはなかなかたいへんでしょうね。
花や眺望がなくてもこの道には変化があります。鉄梯子、吊橋、沢沿いの道な
ど楽しく歩きました。
大吊橋についたら空は快晴、気持ちがいいやらくやしいやら。
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