お手軽黒川山・鶏冠山のはずが藪こぎに


- GPS
- 03:50
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 492m
- 下り
- 496m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に道は整備されています。 柳沢峠にドライブインとトイレがあります。 1/25000の地形図には黒川山三角点から横手峠まで破線の道が記入されていますが笹藪だらけで道も不明瞭でした。 |
写真
感想
今日は新しい靴の慣らしと膝の様子見のために、柳沢峠から黒川山と鶏冠山へ行ってきました。
今週は土曜日も出勤だったため、お手軽登山と思いあまり高低差のないコースを探していたら、柳沢峠から黒川山と鶏冠山を往復するコースが距離的にもよさそうだったので、出発も遅めで行くことにしました。
自宅から青梅街道をひた走り2時間弱で柳沢峠まで着きました。
柳沢峠には日曜日ということもあって多くのライダーが休憩を取っていました。
ここから東京都水道局が管理している水源地ふれあいの道へ入っていきます。
水源地ということもあり、苔むして湿った感じはありますがハイキングコースとして整備されているだけあってとても歩きやすい道で順調に歩いて行けました。
梅ノ木尾根の分岐から先は一般の登山道になりますが、丸山峠への分岐点である六本木峠を越えると徐々にじめじめした感じもなく明るい道になっていきます。
一旦林道を渡りすぐ登山道に入ると落合の集落へ向かう道と分かれる横手山峠へ出ます。
ここから黒川山まではとくに大きいアップダウンもなく右手が開けた場所では大菩薩嶺を見ることもできる、歩きやすい道でした。
横手山峠から30分ほどで、黒川山(鶏冠山)と書かれた山頂標識がありますが、山頂といった雰囲気はなく、黒川山の三角点もこの標識から少し登ったところにありました。
鶏冠山は鶏冠神社と案内のあるほうへ向かい根っこと岩だらけの道を越えた先にあります。
山頂には鶏冠神社の祠と、山梨百名山と書かれた山頂標識があり、すぐ横は切り立った崖になっていますが、ここからも大菩薩嶺が目の前に見えました。
山頂で休憩を取ったあと来た道を黒川山の標識のところまで戻り、見晴台と書かれた方向へ行ってみました。
大きな岩がありそこへ登ると少し雲が出ていて遠くの山までは見えませんでしたが、北側には奥秩父主脈縦走路の尾根が南側には大菩薩嶺が見えました。
山と高原の地図には見晴台で道は行き止まりでしたが、尾根沿いに道が続いているようなのと、iPhoneのDIY GPSに入れた1/25000の地形図にも尾根通しで道があるようなので行ってみましたが、これが大失敗でした。
最初のうちは少し狭いですが、わかりやすい道だったのですが途中から全く歩かれていないのか、笹で覆われた大量の鹿のフンが落ちているかすかなけもの道のような踏み跡だけになってしまい、とりあえず尾根から外れないように藪こぎしながら進んでいきました。
最後のほうは踏み跡すら分からなくなり、GPSを頼りに来るときに通った道と合流することができました。
ここからは来た道を戻り、梅ノ木尾根の分岐点で来たときとは違うブナ坂方面(来たときはナラ坂方面から)へ行ってみました。
分岐からすぐ先には展望デッキがあり、多摩川水源域の尾根を見ることができるようになっていました。
イモノキ尾根の分岐で花ノ木沢のほうへ一旦下り、ブナ坂への道を少し登っていると目の前の笹のなかで何かが動きとても驚きましたが、その後2〜3匹の鹿が向こうも驚いた様子で走り去っていきました。
ブナの原生林を抜けると青梅街道の脇の柳沢口と書かれたスタート地点より少し下に戻ってきました。
お手軽ハイキングのつもりが思わぬ道を通ることになりましたが、アップダウンが少なかったためか膝の痛みは出てきませんでした。
新しいSIRIOの靴は履きなれていないためか若干小指辺りに違和感がありましたが、履いた時の感じは以前の靴よりもしっかりと足を覆っている感じがあり、もう少し履き続ければいい感じになりそうです。
コメント
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はじめまして、pasocomと申します。
私も今年の冬に同じコースで登りました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-171946.html
その際レコに書いたように横手山峠側からも「地形図によるとここから黒川山方面には並行して2本の登山道が記載あるが、実際には尾根道はなく」で、反対側(見晴台側)からも少し歩いて見ましたが、やはり道らしきものはわからず、自分では「この道は今や消滅しているんだ」という理解でした。
その道をChilica様が歩かれたのですね。
歩いたとすれば相当のヤブだったことと容易に推測できます。よくぞあんな中を歩いたものだと・・・。
尾根道でかつ下りだったのが幸いだったのでしょうか。
ご無事でなによりでしたが、地形図というのも案外当てにならないものですね。
初めましてこんにちは。
以前にpasocom様のレコも見ていたはずなので、行く前に再度詳しい情報を情報を得ておけばよかったです。
見晴台の奥に道を見つけ、地形図にも破線があったので進んでしまい、道が不明瞭になってからも行けるとこまで行こうと思いつつどんどん進んでしまいました。
本当は戻るという選択が正しいのでしょうが、大分歩いてしまったのでもったいないという気持ちもあり結局最後まで歩いてしまいました。
今回は何事もなくよかったのですが、私は単独行がほとんどなので今後はもっと気を付けて道がわからなくなったり、これ以上は危険だと感じた時には引き返すようにしようと思います。
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