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Yamareco

記録ID: 207854
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道東・知床

知床縦走(2/2日目)テン場→知円別岳→硫黄山→硫黄山登山口

2012年07月14日(土) 〜 2012年07月15日(日)
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
22:44
距離
10.6km
登り
560m
下り
1,621m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

二つ池指定地4:30−5:28南岳−6:30知円別岳
−硫黄山肩ザックデポ8:01−8:13硫黄山8:33−8:49肩ザックデポ8:55
−9:56沢分岐−10:39新噴火口10:53−11:51硫黄山登山口
−12:03カムイワッカ管理詰所

天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
二つ池で泊った登山者(カムイワッカPに車をデポ)の車に一名だけ乗せてもらい
木下小屋Pの車を回収。車が戻ってくるまで1時間以上待ちました。
カムイワッカPは観光客用の駐車場なので、登山者の車は
ゲートから15分ほど歩いた場所に駐車させられるてます。

8月からはカムイワッカ〜ウトロ間にバスが運行されるので、縦走者には便利。
ウトロ〜カムイワッカ間はタクシーで、定額\8,000だそうです。
コース状況/
危険箇所等
知円別岳までは迷うような所はありません。
ハイ松が覆いかぶさっている所も登山道は明瞭。
知円別岳から硫黄山への道はザレ場や岩登りっぽい所もあり、道が不明瞭な所も
ありますが、注意してみれば分かります。岩場は三点確保で問題ナシ。
硫黄山はザックをデポしてピストンしました。
縦走装備のザックを担いでは、岩場なので降りるのが危険です。
登りはペイントの矢印が見えるので安心ですが、
下りはペイントが見えないので、ルートを間違いやすいです。

前日は雲の中だったオッカバケ岳が朝日を浴びる
2012年07月17日 09:37撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 9:37
前日は雲の中だったオッカバケ岳が朝日を浴びる
二つ池の奥の池はまだ雪の下
2012年07月17日 09:38撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 9:38
二つ池の奥の池はまだ雪の下
稜線に上ると一番左奥に硫黄山
2012年07月17日 09:41撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 9:41
稜線に上ると一番左奥に硫黄山
朝日を浴びて稜線歩き
2012年07月17日 09:42撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 9:42
朝日を浴びて稜線歩き
振り向くと二つ池
2012年07月17日 09:45撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 9:45
振り向くと二つ池
素晴らしい景観
2012年07月17日 09:55撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 9:55
素晴らしい景観
まずは南岳へ
2012年07月17日 09:55撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 9:55
まずは南岳へ
振り返るとオッカバケ岳の左奥にサシルイ岳
2012年07月17日 09:57撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/17 9:57
振り返るとオッカバケ岳の左奥にサシルイ岳
右側太平洋の雲海の上にクナシリの山並
2012年07月17日 09:58撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 9:58
右側太平洋の雲海の上にクナシリの山並
オホーツク海側はスッキリ、ウトロの街も
2012年07月17日 09:58撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 9:58
オホーツク海側はスッキリ、ウトロの街も
稜線に咲くシレトコスミレ。風に吹かれて花がブレブレ(+_+)
2012年07月17日 10:01撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/17 10:01
稜線に咲くシレトコスミレ。風に吹かれて花がブレブレ(+_+)
こんな穏かな景色も
2012年07月17日 10:02撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 10:02
こんな穏かな景色も
知円別岳直下
2012年07月17日 10:04撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 10:04
知円別岳直下
コマクサとシレトコスミレが終りそう
2012年07月17日 10:05撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 10:05
コマクサとシレトコスミレが終りそう
ここからちょっと嫌らしいトラバース
2012年07月17日 10:06撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 10:06
ここからちょっと嫌らしいトラバース
この吊り尾根は愛別岳に似ている
2012年07月17日 10:06撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 10:06
この吊り尾根は愛別岳に似ている
振り返るとサシルイ岳の右肩に羅臼岳が見えている
2012年07月17日 10:07撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 10:07
振り返るとサシルイ岳の右肩に羅臼岳が見えている
楽しい稜線歩き(^_-)
2012年07月17日 10:08撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 10:08
楽しい稜線歩き(^_-)
知床五湖も眼下
2012年07月17日 10:11撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 10:11
知床五湖も眼下
知床半島の先、知床岳
2012年07月17日 10:11撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 10:11
知床半島の先、知床岳
1550mピークを越えなくちゃ
2012年07月17日 10:11撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 10:11
1550mピークを越えなくちゃ
雪渓を横切る
2011年07月15日 07:11撮影 by  DSLR-A100, SONY
7/15 7:11
雪渓を横切る
振り返って知円別岳分岐からの道
2012年07月17日 10:11撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 10:11
振り返って知円別岳分岐からの道
1550m峰から見る硫黄山
2011年07月15日 07:30撮影 by  DSLR-A100, SONY
7/15 7:30
1550m峰から見る硫黄山
硫黄山肩まで降りて山頂を目指しましょう
2012年07月17日 10:12撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 10:12
硫黄山肩まで降りて山頂を目指しましょう
肩から10分あまりで硫黄山山頂です。知床半島の右は太平洋の海霧で埋まっている
2012年07月15日 08:12撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/15 8:12
肩から10分あまりで硫黄山山頂です。知床半島の右は太平洋の海霧で埋まっている
羅臼岳からオホーツク海
2012年07月15日 08:17撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/15 8:17
羅臼岳からオホーツク海
ウトロの港。明日は真中に見えるオロンコ岩ハイクじゃ
2011年07月15日 08:20撮影 by  DSLR-A100, SONY
7/15 8:20
ウトロの港。明日は真中に見えるオロンコ岩ハイクじゃ
山頂記念撮影♪
2011年07月15日 08:16撮影 by  DSLR-A100, SONY
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7/15 8:16
山頂記念撮影♪
ザックデポした肩までは、岩場ルートに気をつけて
2012年07月17日 10:16撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 10:16
ザックデポした肩までは、岩場ルートに気をつけて
沢の登山道、ザレの下は雪で膝に優しく歩きやすい
2012年07月17日 10:16撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 10:16
沢の登山道、ザレの下は雪で膝に優しく歩きやすい
雪渓も危ない感じはしなくてグリセード歩き(^_^;)
2012年07月17日 10:17撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 10:17
雪渓も危ない感じはしなくてグリセード歩き(^_^;)
日帰り登山者がイッパイ登ってくる
2012年07月17日 10:17撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 10:17
日帰り登山者がイッパイ登ってくる
振り返って雪渓を見上げる
2012年07月17日 10:17撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 10:17
振り返って雪渓を見上げる
2012年07月17日 10:18撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 10:18
噴気孔から硫黄の臭い
2012年07月17日 10:19撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 10:19
噴気孔から硫黄の臭い
硫黄採掘跡から振り返ってみる硫黄山
2012年07月17日 10:20撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 10:20
硫黄採掘跡から振り返ってみる硫黄山
二日間の終点
2012年07月17日 10:21撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 10:21
二日間の終点
10分ほどカムイワッカのゲートまで車道を歩く
2012年07月17日 10:22撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 10:22
10分ほどカムイワッカのゲートまで車道を歩く
撮影機器:

感想

朝起きると三日月が真っ青な空に浮かんでいる。快晴だ!
後のオッカバケ岳に朝日が当たり、みんなニヤニヤ♪

アルファ米やらで各自適当に朝食を済ませ、出発準備です。
テン場をウロウロしていると、携帯トイレの袋を手にした女性が
近づいてきます。環境省の方だそうで、二つ池付近の汚染が進んでいるので
必ず携帯トイレを使うように指導していました。山トイレのTシャツを
着てくればよかったな(^_-)
テントを畳んで出発です。

前日、絶不調だったiwaさん・konさんは、人が変わった様に快調!
ブイブイと先頭を進んで行きます。遅れてはならじと頑張って着いて行きますが
離されそう。なんちゅう変貌だ!そしてシラLは濡れて重くなったテントを背負い
遅れがち。前日とは違うメンバーになったような感じ(^_-)

二つ池から雪に埋もれた池を横断。
稜線に上ると、今日の歩く稜線が広がっています。素晴らしい景色です。
みなそれぞれに景色を楽しみ写真を撮りながら進みます。
南岳へのひと登りで、景色がまた広がります。
クナシリの山々が雲海に浮かんでいます。振り返ってみる景色も素晴らしい。
やっぱり山はお天気だね。南岳を過ぎたザレ場にシレトコスミレが咲いていました。
株はいっぱいあるけどお花は二株ほどにしかついていません。
ほとんど終ってしまったんですね。稜線で風が舞い上がり、お花が揺れて
写真がイマイチ。でも念願のシレトコスミレを見れて感激です。
今年はずいぶん早くに開花したようです。

知円別岳分岐にもコマクサとシレトコスミレの群生地がありましたが
スミレは終っていて、コマクサだけが何とか咲いていてくれましたね。
分岐から、ちょっと微妙なザレ場をトラバースです。道も気をつけて見ないと
見失いそうな所もあります。konさんの先頭で安心ですね。
吊り尾根や岩場のルートがあって面白いです。


1550m峰下の雪渓を登り1550m峰に出ると、硫黄山がドーンと目の前です。
先発4名若者グループが肩のところで休憩しています。

真っ直ぐ直登するルートもあるらしいのですが、ルートが判別できない。
肩まで行って、ザックをデポし硫黄山を登ることにします。
カメラだけ持ち両手は岩場の登りに備えます。
うっすら見えるペイントを探しながら、登ります。
三点確保で問題なく登れます。肩から15分ほどで山頂!
何組かの登山者で賑っています。絶景!!!

オホーツク海側を目を凝らして見ると、右側水平線上に薄っすらと山影が!
方角からすると、北大雪の山かな。写真には写らなかった。
国後島(クナシリ)の山々は、山頂部が雲海の上に見え、長い島を実感しました。
30分ほど絶景を楽しんで下りです。山頂からの下りはルート指示の
ペイントが見えず、分かりづらいです。一度左へ寄り過ぎ、ザレっぽい所で
上から落石がありビックリです。元へ戻り注意深く観察してルートに復帰。
急斜面の岩場なので、大きなザックを背負っての下りは危険ですね。
みなさん、空身で登っているのが正解です。

肩で一休みのあとは下りです。ザレっぽい土の下は雪でビックリ。
雪渓の上に斜面のザレが落ちたんですね。でも歩きやすいです。
硫黄川の沢地形は雪渓が残っていて、歩きやすい。グリセードで
グイグイ降りて行きます。降りる先には知床ブルーの海が綺麗!
日帰り登山者も、ずいぶん登ってきますね。熊の様子を聞くと、
目撃した人たちもいました。目撃できたという感激が伝わってきたな(^_^;)
見たい会いたいような、会わずに降りたいような複雑な気分です。

雪渓を下ると何箇所か岩場が顔を出しています。
滑りやすいので気をつけて降ります。尾根取り付きの少し上で雪渓がなくなり、
沢地形の岩場を気をつけて降りると、これ以上沢を降りないようにロープがあり分かり易いです。
尾根を一登りして、樹林帯を下ると新噴火口。
左側眼下にはカムイワッカ川が見えてきます。あともう少し。

硫黄採掘後を過ぎ岩ゴロゴロを過ぎ、樹林帯に入れば終点もまもなく。
どうやら熊には逢えずに終りました。

登山口からカムイワッカゲートまで10分ほど車道を歩き、無事終了!
カムイワッカは観光客がわんさか! 車回収は、テン場で会った二人組に
一名を乗せてもらう事になっています。二人組が下山するまで時間がありそうなので
カムイワッカ湯の滝で足湯することにします。大昔、一度湯の滝を登っていますが
その時より、お湯がヌルイと感じました。でも疲れた足に最高でした。









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