知床硫黄山


- GPS
- 09:35
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,324m
- 下り
- 1,346m
コースタイム
天候 | 曇り~ガスガス~一瞬青空 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・普通の森の中の道、木の枝かぶり道、樽前山みたいなザレザレ、木の枝を多数またぐハイマツトンネル、急登降り(帰路は登り返し)、沢歩き、藪漕ぎ、雪渓歩き、最後ザレた急登などなどバラエティに富んだ、難易度は決して低くない道です。 ・硫黄山全体が火山の熱を持っている(っていう表現大丈夫でしょか?)ためそもそも暑く、天気が良く気温が高い日は熱中に厳重注意と思います。この日は曇りだけどけっこう暑かったです。 ・熊はふんや足跡、掘り返し多数ありましたが、遭遇はなかったです。 頂上直下のトラバース壁の雪渓が硬かったため、ガイドさん判断で頂上には行きませんでした。シレトコスミレ狙いだったため頂上に行かなくても、私たちとしては「問題ありません」でした! |
その他周辺情報 | 最終トイレはカムイワッカの滝の簡易トイレ。無料。 |
写真
装備
個人装備 |
水2L以上
チェンスパか軽アイゼン
|
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感想
色んな人からこれから見たい花はなんですか?と聞かれると、大体シレトコスミレと答えていた。
でもシレトコスミレは文字通り高嶺の花。
花にたどり着くまで札幌からの移動距離の長さ、マイカー規制など知床の林道状況、コンビニが夜やっていない地域、ヒグマ生息地域、そして硫黄山は片道5kmで1300mの標高差で水場もないらしい。
ハードルが高すぎてなかなか足が向かない場所だった。
ところがgenesisさんがガイド登山で行くと聞いた。
ウトロ集合でその後はガイドさんの車で行けるらしい。
それならウトロまでの長距離移動さえ頑張ればあとのハードルはグッと下がる。
一回行っておけば今後一人でも行ける時があるかもしれないと思い、参加を申し込んだ。
実際行ってみると山自体は思っていたよりきつく感じなかった。
雪渓歩きや日高チックなところもあって楽しく歩けた。
花自体は大雪山に比べたら大規模な群落はないし、前に行った羅臼岳より花の数は断然少ない。
ザレた急斜面で細かい火山灰の粒子が舞うような居心地の悪い山頂直下。
でもそんな中にシレトコスミレは咲いていた。
シレトコスミレを見ることが出来て大感動!
ガイドさんの話も道東の山情報や、登山のためになる話も聞けた。
今回genesisさんがいなければ、ここまで来ることはなかったと思う。
やっぱりタイミングだね!感謝です!
シレトコスミレは硫黄の匂いのする険しい山の山奥の、霧の立ち込める崖の石ころの隙間に居ました。
人に見せるために咲いているのではないでしょうけど、今日は私たちのために2輪、イエスさまが咲残していてくださいました。
とっても可憐な花でした。
群落はありません。小さい株が点在しています。
雪渓が溶けた場所から咲くようですが、
いったん咲くと長くは咲かない感じです。
私たちが見た場所はおそらく1週間くらい遅かったみたいですが、
1週間早ければ、雪渓など登山の難易度はもっと高かったかもしれません。
そもそもシレトコスミレを知ったのはi-tomoさんからで、聞いた時は「スミレひとつ見るのに知床の最果てまで?!(・・?)ウソでしょ?」
と思ったものですが、
…また会いたいな。
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